藤木直人は地元九州で女性を殺し、別人になりすまし東京でカリスマ美容師にまで登り詰める。殺人事件の方は別の者が逮捕され獄中で死んでしまった。一事不再理のルールに則って、一度裁かれた事件では別の者が裁かれることはないので藤木はもう大丈夫。藤木へ言い寄り金を出し自分の美容院をオープンさせようとする室井滋、藤木の恋人木村佳乃、その同僚で藤木を疑う夏川結衣、殺人事件で冤罪を起こしてしまったのを深く後悔している検事小林稔侍・・・
濃いキャラクターがどろどろとした人間関係と汚濁した欲望の中を蠢く。
さすが松本清張なのか、清張readerの私が知らない作品が原作なのになかなか悪くない。全体的に昭和の臭いがぷんぷんとするのと昼ドラ臭も漂っている。見るつもりが全くなかったのにたまたま早く帰れたのでスイッチオンしてみたら結局最後まで見てしまった。<昼ドラ+昭和>臭だから良くない などということは全くないのが新鮮な発見だ。
結局民放で放送中のドラマはこの「夜光の階段」と「BOSS」だけ。後はスカパーで録画してある「デクスター 警察官は殺人鬼」を毎晩一時間ずつぐらい見てる。デクスターはシーズン1を見終わったがこれは面白い。シーズン2ももう少しで見終わるところ。それとテレビでDr.HOUSEのDVDのCMをやっている。これも面白いしオススメ。
しかし「夜光の階段」とは実に上手いタイトルだなーと思う。最終回こんなことにならなければいいんだが・・・
今日の教訓
焼こうよ階段