10巻+外伝5巻の全15巻。やっと5巻まで来た。先日、知り合いから「銀英伝は高校のときに夢中で読みましたよ」と言われた。自分が高校生のときに堪能できるだけのリテラシーがあったかと思えば、たぶんなかったと思う。今が読むべきときなのだろう。
ラインハルト率いる帝国軍とヤン率いる同盟軍の戦い。特にラインハルト本人とヤン本人の激突が本巻。
気に入った箇所を以下に。
うおう。ラストの台詞。言われてみたいものだ。
今日の一曲
宇宙。と言えば「2001年宇宙の旅」 使われた曲の一つは、リヒャルト・ストラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏で、冒頭だけ。
では、また。
ラインハルト率いる帝国軍とヤン率いる同盟軍の戦い。特にラインハルト本人とヤン本人の激突が本巻。
気に入った箇所を以下に。
「私にとって政治権力というやつは下水処理場のようなものさ。なければ社会上、こまる。だが、そこにすみついた者には腐敗臭がこびりつく。ちかづきたくもないね」
古来、人間の怒りのおよばないところに正義が存在しえなかったのと同様、人間の能力のおよばないところに成功は存在しないのである。
ヤン提督が彼に教えてくれたことがあったではないか、「テロリズムと神秘主義が歴史を建設的な方向へうごかしたことはない」と。
皇帝とか貴族とか聖職者とか、働く者たちに養ってもらわねば生きていけないような連中を、養うがわの人間たちがしばしば崇拝するというのは理解しがたい矛盾だ。
国家というサングラスをかけて事象をながめると、視野がせまくなるし遠くも見えなくなる。
「わたしにはわかりません。あなたのなさることが正しいのかどうか。でも、わたしにわかっていることがあります。あなたのなさることが、わたしにはどうしようもなく好きだということです。
うおう。ラストの台詞。言われてみたいものだ。
今日の一曲
宇宙。と言えば「2001年宇宙の旅」 使われた曲の一つは、リヒャルト・ストラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏で、冒頭だけ。
では、また。
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