Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

泣けて笑えた、映画「男はつらいよ。お帰り寅さん」

2019年12月31日 | 映画・コンサート

 12月30日(月)

 マンネリだなあと思いつつも寅さん映画が好きだったので、過去の「男はつらいよ」シリーズ作品は殆ど見ている。おそらくラストを飾るであろう50作目の「男はつらいよ。お帰り寅さん」は主役の渥美清さんが不在の中、どんな映画に仕上がったのか、ソコントコにも興味があって映画館を訪れた。

 物語りは吉岡秀隆さん演ずる寅さんの甥っ子、満男を中心に懐古調に展開していきます。寅さん存命の頃は頼りない学生だった満男も、今や新進気鋭の小説家となって活躍中、妻を6年前に亡くし現在は娘と二人暮らし・・・こんなシチュエーションからストーリーは流れていきます。

 物語りの詳細は実際にご覧になって楽しんで頂くとして、過去の「男はつらいよ」シリーズ作品の映像を随所に散りばめた映画は、昭和の良き時代を懐かしく描き、思わず笑いそしてホロリと泣ける場面もあり、見所満載の楽しい映画でした。

 それにしても妹サクラ役の倍賞千恵子さんや、歴代マドンナを演じた女優さん達の何という可憐な美しさ、これが見られただけでも、映画館を訪れた甲斐があったというもんです。

 88歳の山田洋次監督渾身の作品、「男はつらいよ。お帰り寅さん」は寅さんシリーズの総決算とも言える素晴らしい映画でした。ぜひ観覧される事をお勧めします。

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今日からピオニウォークが営業再開、さっそく行ってみた。

2019年12月29日 | 日記

 12月27日(金)

 今朝の朝刊の中に、台風による水害の為営業を休止している東松山市のピオニウォークが、今日から営業を再開するというチラシが入っていた。下手すりゃこのまま廃業するのでは?と危惧したピオニウォークが、こんなに早く営業再開するとは意外であった。

 どんなふうになったか興味があったので、ウォーキングがてら出掛けてみた。再び訪れたピオニウォークは、営業初日という事もあって大勢の人が押寄せ台風前と変わらぬ賑わいだった。

 ピオニウォーク外観

 館内の施設は綺麗にリニューアルされ、浸水被害の痕跡は全く見当たらない。2階のお店は殆ど営業しており、唯一ユニクロだけが、明日から営業を開始するようだ。

 館内2階通路から1階通路

 2階ファーストフードコート

 こけら落としのお祝いに豪華なランチでもと思ったが、1階のレストラン街は殆どのお店が、まだクローズしている。高価な厨房機器などあったから、被害も大きかったのだろうか。完全復活するのは来年の2月頃になりそうだ。

 1階スーパーマーケット前

 1階レストランエリア

 地域のランドマーク的存在なので、ピオニウォークが復活したのは沿線住民として嬉しい限り何ですが、今後も増々巨大台風の来襲が懸念される中、水害に備える抜本的対策は講じられたのだろうか。ソコントコが心配です。

 現在1~2階にある営業スペースを2~3階に移動して1階を駐車スペースにするのが一番ベストに思えるが、それには大規模改修が必要で巨額な経費もかかるだろう。

 ならば営業スペースはそのままで、施設の密閉度を高め、建物の中へ水を進入させない。たとえ進入しても強力なポンプで直ちに排水する。これなら実現可能な対策ではないか。・・・何て、別にピオニウォークの社長や従業員&株主でも無いのにいろんな思いが募る。

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最終便の終着駅で途方に暮れる人達

2019年12月27日 | 日記

 先日テレビニュースを見ていたら、最終電車で寝過ごして終着駅で途方に暮れる乗客達の特集をやっていた。そして放映していた終着駅は、私の住む街を走る東武東上線の森林公園駅であった。

 今は師走で忘年会シーズンだから、酔いつぶれて気がつけば最終便で終着駅という人もさぞかし多い事でしょう。実は私も現役時代は電車通勤だったから、「目を覚まして気がつけば森林公園駅だった。」というシクジリ体験を何度かやらかしました。

 報道されたとおり森林公園駅前に宿泊施設は無いし、タクシーも殆ど来ない。今は有ると思うが、昔はコンビニも無かった。間違って最終便で着こうものなら、タクシーを捕まえない限り絶望的な状況でした。

 じゃあどうしたか。・・・・さほど寒く無ければ駅ビバークして翌朝の始発電車を待つ。登山を趣味とする私なので、奥深い山中のビバークを思えば何ちゅう事はありません。

 氷点下に下る厳寒の時期は流石にビバークは耐え難く、駅から我家まで15キロ以上は有ると思うんですが、歩いて戻りました。これも漆黒の山野を彷徨う事を思えば、どうちゅう事はありませんでした。

 最後に報道したテレビ局へ一言苦言を述べたい。ニュースの中でナレーターが森林公園駅の事を何度も「最果ての駅」と言っていたけれど、随分失礼な言い草ではないか。確かに駅前は少々殺風景かも知れないが、近くには大きな工業団地や国立の森林公園だってある立派な駅です。

 森林公園が「最果て」なら、それより遠い武蔵嵐山や小川町は「秘境or魔界」とでも呼ぶつもりなのか。沿線住民の方々に大変失礼な言葉で猛省を促したい。幾ら自虐ネタに寛大な埼玉県民だってこれは怒ります。

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お見苦しい年賀状ですみません。

2019年12月26日 | 日記

 12月24日(火)

 今朝の朝日新聞にも「忘年会スルー」何て記事が載っていたが、最近「スルー」という言葉が流行っているような気がします。人生そのものをスルーしそうな私ですが、今一番スルーしたいと思うものの一つが、年賀状です。

 人生70年を越えてキッパリ止めたかったが結局決断がつかず、令和2年の年賀状は必要最小限出す事にした。表面は毎年同じレイアウトで、写真と図柄を入れ替えるだけなのでシンプル。印刷もプリンターにお任せだから簡単です。

 問題なのは手書きを添える部分です。それでなくてもヘタクソなのに、久しくペンを握っていないので書いていると手が震え、ミミズがのた打ち回ったような字になってしまった。我家の賀状を受取ったレアな方には、お見苦しい賀状で申し訳なく思うところです。それでも気持ちだけはこもっていますから、どうか良い新年をお迎えください。

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日本三百名山回顧№73、栃木、高原山(3百名山)

2019年12月24日 | 三百名山回顧

 東北自動車道を北へ向かい、宇都宮市街地を過ぎると左手に奥日光連山が見えてくる。その次左手に見えてくる山々が高原山です。高原山とは山々の総称で最高峰は釈迦ヶ岳だが、日光と那須の山々に挟まれてどちらかと言えば地味な山域と言えるでしょう。

 高原山へ最初に登ったのは多分40年以上昔の6月頃だったと思います。この時は職場の慰安旅行中で前日は鬼怒川温泉へ泊った。翌日はバスで那須の観光地へ向かったのだが、観光なんかしたくなかった私は日塩もみじラインの高原山登山口で一人降ろしてもらい、鶏頂山や釈迦ヶ岳を登った。しかしアルバムにはこの時の写真は残っておらず、何時登ったかも正確には判らない。

 次に高原山へ登ったのは平成21年の6月で、私の古いホームページにその記録があったので、それを下記へ転載します。

黄色の線が慰安旅行中に登ったコース、赤い線が妻と二人で登ったコース 

平成21年6月26日(金)   天気=晴れ後曇り

08:33小間々台駐車場→ 09:03~31大間々台→ 10:25林間コース分岐→ 10:351590m峰→ 10:46大入道分岐→ 12:04~59釈迦ヶ岳→ 13:50~14:01大入道分岐→ 14:41~49大入道→ 15:25小間々台駐車場

 

 梅雨の晴れ間を狙って、妻と二人栃木県矢板市の西に位置する高原山地、剣ヶ峰~釈迦ヶ岳へ出掛けた。矢板ICで東北道を降り、塩原温泉へ向かう八方ヶ原観光道路を通って標高1160mの小間々台駐車場に車を停めた。この辺りは八方ヶ原と呼ばれる樹林の高原帯で新緑が瑞々しい。

 小間々台駐車場

 準備を終えると出発する。約30分の歩きで大間々台駐車場に着くが、ここまで車で来る事ができる。ツツジの樹林越しに展望が開き、男鹿山塊や那須の山々、東北本線沿いに点在する集落が望まれた。

 この先で林間コースと見晴しコースに分岐し、見晴しコースを行く。樹林の尾根を登って行くと突然視界が開き、尚仁沢越しに高原山地最高峰の釈迦ヶ岳が姿を現した。

 見晴コースから釈迦ケ岳

 見晴コース、八海山神社手前

 ここから八海山神社と記された小さな祠があるピークまで展望の良い岩屑の尾根道を行く。真夏を思わせる陽光が、暑さに慣れぬ身体に容赦なく照りつける。天気予報が関東内陸部で気温35℃と報じている。

 八海山神社

 樹林に囲まれた1590m峰を越えて大入道からの道と合流し、西に向かって進む。展望の無い緩やかなアップダウンが続く。釈迦ヶ岳が近づくにつれだんだん急登になる。

 固定ロープが張られた急場では四肢をフル稼働して登って行く。猛暑の中、普段ロクな運動をしていない妻が黙々と登ってくる根性は、大したもんだと身内ながら感心する。私だって息が上がってけっこうきついのに・・

 12時過ぎに釈迦ヶ岳(1794m)へ到着した。3名程の人が休んでいる。山頂からの展望は良好だが、霞んだ大気で遠望は効かない。北に見える残雪の山々は飯豊連峰だろうか。

 釈迦ケ岳山頂

 山頂から鶏頂山方面?

 お湯を沸かしてラーメンやコーヒーで昼食をとる。山の食事は本当に美味しく、これで冷たいビールがあれば言う事は無い。1時間程休憩して山頂を後にする。

 下山の道は大入道越えのコースを行く。アップダウンの激しい道で、登山口の小間々駐車場に戻った時は「もう歩きたくない。」と思う程グッタリ疲れが残った。

 大入道ピーク

 帰りの道は妻の希望で、塩原温泉の元湯温泉に立寄り入浴する。山で疲れた身体に源泉の湯が何とも言えぬ心地よさだ。山間の秘湯には中高年の団体さんが大勢宿泊していた。私達夫婦も温泉三昧したいところだが、まだ足腰の動くうちは山&温泉セットで頑張ろう。

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ブログ開設からもうじき3千日&閲覧数100万達成かも。

2019年12月22日 | 日記

 12月22日(日)

 ブログをやっている人なら判ると思うけど、ブログの編集サイトには「ブログ開設から〇〇日」と、ブログを始めた日からの累計日数がカウントされている。それによると私のブログは昨日の時点で累計2,980日となり、残すところあと20日で3,000日の大台に乗る。

 山の先輩 I さんから勧められ何気なく始めたブログだが、飽きっぽい私にしては良く続いているなあと思う。年金暮らしで暇だからできたんだろうし、今ではボケ防止の良いツールになっている感がある。

 そして編集サイトの中のアクセス解析にはトータル閲覧数という数値もあり、これで自分のブログを閲覧した人の累計数がカウントされます。有名人の人気ブログともなれば一日に軽く100万を超えるものもあるけれど、無名の冴えないジーサンである私がやってるボヤキ混じりのブログ何て、訪れる人も稀で閲覧数も微々たるものです。

 それでも年月を積み重ねればその数は徐々に増え、昨日の時点で私のブログの閲覧数が989,560とカウントされており、これも100万達成まで残り10,440となった。

 この10,440を残り日数20で割れば、1日当り=522となる。これは現在 私のブログが一日に閲覧されるカウント数の平均値と近いものがあり、ひょっとすると20日後の3千日目に、閲覧数100万が同時達成されるかも知れません。

 だからと言って何がどうなるものでもありませんが私のブログ歴の中では一つの大きな節目になりそうです。継続は力なりで、次はブログ開設10年目、閲覧数2百万を目指したいと思います。

 

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フジテレビのお天気お姉さん、酒井千佳さんを最近見ないけど?

2019年12月21日 | 日記

 12月21日(土)

 我家では夕食を終えて午後6時半頃からテレビを観るのだが、この時間帯は各局とも概ねワイドニュースショーを放映している。その中で我家の定番は、フジテレビの「ライブニュースit」です。

 この番組は元フジテレビ女子人気アナだった加藤綾子さんがMCを務めており、ナイスミドルの風間晋さんと若手男性アナウンサーの木村拓也さんがサポートしている。

 出演者の中で特に私のお気に入りだったのは気象予報士の酒井千佳さんで、毎回工夫を凝らしてお天気情報を流す彼女の屈託のない笑顔を観るのがとても楽しみだった。

 ところが先月辺りの放送から、酒井千佳さんの姿をテレビで観掛けなくなった。新しい気象予報士と交代した気配も無く、その後のお天気コーナーは木村拓也アナが代役を務めている。

 彼女のHPは、11月12日の更新を最後に途絶えているし、ライブニュースitのHPには出演者の中に彼女の写真が掲載されたままだ。お天気キャスターの酒井千佳さんが何故突然の如く出演しなくなったのか、毎日夕方のニュースを観る度気になって仕方がない。

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人生で初めての脳検査

2019年12月19日 | 日記

 皆さんの街でもそうでしょうが国民年金の高齢者は、年に一回公費負担で定期健康診断を受検でき、ありがたい世の中になったものです。高齢になれば身体の悩みは尽きないものだけど、私の場合やっぱり頭の中身が一番の心配です。

 最近物忘れが増えたし、やたら怒りっぽくなった。これは認知症の前兆なのではと気になって、何時か機会があったら脳の検査を受けたいと思っていた。

 そんな折り、3年ほど前に「たちかわ脳神経外科クリニック」という病院が、我家からそう遠くない場所に開院した。そこでは定期健康診断もやってくれるというので、今年の定期検診はこの病院で受ける事にした。

 初めて訪れた「たちかわ脳神経外科クリニック」は最近オープンしただけに施設は綺麗で整備され、医師や看護師の応接も親切丁寧で好感が持てた。マニュアルどおりの検査を受けて、3週間後に検査結果を聞きに病院を訪れた。

 診察室に呼ばれ、年齢は若いが誠実そうな院長先生から説明を受けた。「特に大きな問題はありませんが、コレストロールが一寸高めなので、脳のMRI検査を受けてみますか。」と言われた。

 「オ~、渡りに舟だ。」と一瞬思ったが、金額が幾らになるか心配だ。料金を訊ねると2割負担なので5400円程で済むという。それじゃぜひお願いしますと頼み、その日の内に脳と脊髄のMRI検査を受ける事になった。

 検査を終えて診察室へ呼ばれ、ディスプレイに映された自分の脳ミソ画像を生まれて初めて見た。もしやスカスカになってるのではと心配だった私の脳ミソが、吉野家の牛丼大盛みたいに頭蓋骨から溢れんばかりに満ちているではないか。(一寸大袈裟ですが。)

 「腫瘍もありませんし、今のところ特に問題は無いでしょう。一部血管が細いようなので、年に一度脳の検査を受けられた方がいいですね。」というのが先生の説明だった。

 「アノー認知症の心配は・・・?」と訊ねると、「認知症より脳梗塞の心配をした方がいいですよ。」という返事だったので、こりゃ年に一度の脳検査は欠かせなくなった。

 最大の懸念であった「認知症」の心配は取りあえず回避されたので、まずはホッと安堵の心境でした。医療行為で検査を受ければ意外とリーズナブルな金額なので、私と同様の不安を抱える中高年の方は、是非とも一度脳の検査を受ける事をお勧めします。

 万が一運悪く「イヤー、これは見事に委縮していますね。スカスカになったところには、マルコメ味噌でも入れときましょうか。」何て、最悪な結果を告げられる方も中にはおられるかも知れませんが、それはそれで運命と諦観し、どうせなら極上の特選味噌でも入れてみては如何でしょうか。

 たちかわ脳神経外科クリニック(感じの良い病院です。)

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テニスコートに塩カル散布

2019年12月17日 | 日記

 12月16日(月)

 「市役所から塩化カルシウム及び砂を受取ったので、16日テニスの後に塩カル散布をやりますのでご協力ください。」とテニスクラブのM会長からメールが来た。

 テニスの練習をサボっても誰も文句は言わないが、共同作業をサボったら後でイジメに遭うかも知れないので、ラケットとスコップを両手に持ってテニスコートへ駆けつけた。

 台風被害を受けたコートは、会員の皆さん(一部の真面目な)のご苦労で、今では被災前と変わらぬ程に良くなっている。今日もお昼頃までテニスを楽しんだ後、皆で協力してコートに塩カルを散布した。

 塩カル散布中

 河川敷のダートコートは冬場になって気温が下がると、霜柱が立ってテニスができなくなってしまう。しかし塩カルを撒く事によって地中の水分凍結を防ぎ、霜柱ができなくなるのです。

 一面雪が降り積もったみたいにたっぷり塩カルを撒いたので、今年の冬も存分にテニスが楽しめるでしょう。本当に撒いたのか監視半分?で様子を見に来た市役所の職員さんも出来栄えに満足したようで、「ありがとうございました。」とお礼を言っていました。

 塩カル散布完了

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奥武蔵、物見山~日和田山ハイキング

2019年12月16日 | 山歩き

12月15日(日)      天気=曇り後晴れ

 

09:13武蔵横手駅→ 09:40五常ノ滝→ 09:50~59登山道分岐→ 10:27~39物見山→ 11:10~50日和田山→ 12:20日和田山登山口→ 12:46~13:00高麗神社→ 13:20高麗川駅

 

 山歩きを看板に掲げるブログなのに、膝の不調もあって最近トント山はご無沙汰になっている。坂の登り降りがチョット不安だが、これじゃいかんとリハビリのつもりで奥武蔵の小さな里山へ出掛けた。

 向かったのは埼玉県日高市の西に聳える物見山と日和田山です。いずれも東京タワーと丈を並べる低山だが、世界最高峰エベレストの女性初登頂者である登山家の田部井淳子さんが、ガン闘病中の晩年に何度も訪れた彼女の愛した山々でもあります。

 電車を乗り継いで午前9時過ぎに出発地点の西武秩父線、武蔵横手駅へ着いた。小さなローカル駅だが、休日とあって駅前はファミリーやトレラングループなど多くのハイカーで賑わっている。

 武蔵横手駅を出発

 駅を出ると、国道299号を渡って物見山へ向かう沢沿いの林道に入る。林道を進むと車が数台路肩に停まっており、銃を担いだオジサン達が猟の準備をしていた。更に奥へ進むと神社のような建物がある。数年前ここを歩いた時は無かったのに一体何だと思ったら、五常の滝を見物する人から料金を受取る受付所だった。

 五常の滝の料金所

 言っちゃ悪いが五常の滝何て落差10m位のチッポケな滝で、有料(200円)で見せるような代物じゃない。自然のまましときゃいいのに、セコイ施設を造ったものだ。

 五常の滝からしばらく進むと林道は左右に分岐し、右手の道を行くと直ぐに物見山へ向かう登山道があった。樹林帯の登山道をしばらく進むと、山間の合間にポツンと一軒家ならぬ2軒の家があり、周囲に畑が広がっていた。

 物見山登山道の分岐

 樹林帯の登山道

 ポツンと2軒家の手前の畑

 ポツンと2軒家を過ぎると樹林帯の尾根道となり、やっと山歩きの雰囲気が味わえた。しばらく行くと鎌北湖からの登山道が合流し、更に植林帯の尾根を進むと、物見山(375m)の山頂へ着いた。

 登山道沿いにあった馬頭観音の石碑

 物見山山頂

 東側に展望はあるものの眺めはさほどでもない。三方からコースが合さるので、山頂を行き交うハイカーは多く、大勢で来たグループの中に妻の友人が居て、思わぬ遭遇に二人は大喜びだった。

 物見山の山頂を後にユルユル降って行くと、再び車道と合流した。そこには茶店のような休憩所と立派なトイレがあった。更に進んだ車道の終点が高指山の山頂直下で、そこから再び登山道となり、樹林の尾根を日和田山へ進んで、鞍部から急坂を一気に登ると日和田山(305m)だった。

 日和田山へ向かう登山道沿いに建つ小さな社

 茶店(隣接して立派なトイレがある)

日和田山への最後の登り

 山頂からは東面に関東平野の大展望が拡がる。この山は展望とアクセスの良さもあって人気が高く、今日も幼稚園児から高齢者まで大勢の人が狭い山頂に溢れんばかりだった。

 日和田山山頂

 山頂から関東平野の大展望

 我々は山頂の一遇でお湯を沸かしてコーヒータイムとし、50分程滞在する。山頂を後に降り100m程行くと、登山道が男坂と女坂に分岐する。ここも展望が良い地点なので、多くの人が休んでいる。

 男坂と女坂の分岐地点からの展望

 多くの人は傾斜の緩い女坂を歩いているが、我々は急な男坂を降って行く。チョットした岩場歩きの気分が味わえて、こちらの方が面白い道だ。やがて細々と水が流れる沢を越え、その先で再び女坂の登山道と合流し、整備された遊歩道を少し降ると、日和田山の登山口だった。

 男坂の降り

 男坂(左)と女坂(右)下の合流地点

 日和田山登山口の看板

 ここから西武秩父線の高麗駅まで僅かな距離だが、時間が早いので高麗神社を経由してJR八高線の高麗川駅まで歩く事にする。登山口から日和田山山麓の里道をノンビリと北へ30分程進むと、高麗神社境内へ着いた。

 高麗神社へ向かう里道

 高麗神社の鳥居

 高麗神社は1300年の歴史を誇る由緒ある神社で、皇族方を始め多くの有名人が参拝する霊験あらたかなるお社です。妻と二人で社殿に並び、「この膝が早く治りますように、&来年も平和で安らかな1年でありますように」と祈りを捧げた。

 高麗神社本殿

 神社を後にすると、高麗川に架かる橋を渡って住宅街の道を20分程歩いて、ゴールの高麗川駅へ到着した。小さな里山なれど、やっぱり山歩きをした後は気分がいいもんです。程々に疲れて良い一日を過ごせました。

 ゴールの高麗川駅

 高麗神社の効能で膝の不調が早く治ればいいんですが、しばらくはこんな里山歩きしかできそうにありません。でも歩く事ができるだけ、まだ幸せというものですね。

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今日は冬用タイヤに交換作業

2019年12月14日 | 日記

 12月11日(木)

 紙ふうせんの「冬が来る前に」という曲が昔ヒットしたけれど、我家でも冬が来る前にやらなきゃいけない事が幾つかあり、その一つが車のタイヤを冬用へ交換する作業です。

 関東平野に住んでいれば一年中ノーマルでOKという人も多いでしょうが、私は障害者スキークラブで活動している関係上、どうしても冬用タイヤへ交換する必要がある。

 今日は師走にしては珍しくポカポカ陽気で屋外作業をするには絶好の日和だったから、ベランダに保管していた冬用タイヤを運び出し、車に積込んで近所の空地でタイヤの交換作業をした。

 タイヤを持ち上げたりボルトを締めたりとけっこう力仕事なので、腰に持病を抱える私には気が重い作業です。でも業者に払う料金が惜しいから今のところ自分でやっているが、後2~3年が限度のような気がします。

 取りあえず今回も腰を痛めずに作業を終えた。これで雪が降っても大丈夫、後は錆びついたスキー板の手入れを済ませば、何時でもスキー場へ出発できます。

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CT検査の後、神宮外苑を散策

2019年12月13日 | お出掛け

 12月10日(火)

 16年前に胃ガン手術を受けた都内世田谷区の病院で、それ以降予後観察という名目で毎年12月にCT検査を受けている。今日も朝早く病院へ出掛けて、午前10時過ぎには検査が終わった。

 時間がたっぷりあるのでブラリ街歩きでもしようと思い病院を後にした。玉川通りを歩いて道玄坂の喫茶店で朝食を兼ねて一休み、その後大規模再開発で賑わう渋谷駅前を抜けて青山通りを東へ進む。

 ハイファッションなお店が軒を連ねる表参道の交差点を直進し、しばらく行くと「神宮外苑」と標識に書かれた道が左に分岐していた。そう言えば既に完成したという新国立競技場へどうなっているだろうかと気になり、神宮外苑への道に入る。

 秩父宮ラグビー場を過ぎると神宮球場、そしてその奥に白い外観の新国立競技場があった。新国立競技場の向いには「ジャパン・オリンピック・ミュージアム」という建物があり、暇つぶしには良さそうです。

 新国立競技場(ジャパン・オリンピック・ミュージアムから)

 ジャパン・オリンピック・ミュージアム入口

 館内は、看板通りオリンピックに関わるいろんな資料や品々が展示されている。1階は無料で見学でき、2階が有料展示コーナーになっている。料金は大人500円(シニア400円)とお手軽なので、2階の展示コーナーも見物してみた。

 2階入口付近の聖火トーチの展示コーナー

 有料だけに流石に展示品は豊富、オリンピックの歴史や由来、射撃やバスケットの体験コーナーもある。歴代オリンピックに参加した日本人選手の名前が大きなボードに書かれており、それを見て日本人で初めてメダルを獲得したのは、1920年アントワープ大会のテニスで銀メダルを獲得した熊谷一弥選手と柏尾誠一郎選手である事を知った。

 自分のジャンプ力が体験できるコーナー

 歴代オリンピック参加の日本人選手の名前

 又有名選手を紹介するビデオコーナーもあり、今年7月北海道で出会ったスケートの橋本聖子さんも紹介されていた。彼女は今オリンピック担当大臣として活躍している。人柄の良さそうな彼女が海千山千の政界で職務を遂行するのは大変だろうが、是非とも東京五輪を大成功に導いて欲しいと陰ながら応援している。

 ビデオ紹介コーナー

 ミュージアムを出て外苑沿いの道を歩いて行くと、「御観兵榎」と書かれた小さな公園があった。案内板によると明治の時代ここは青山練兵場で、明治天皇がこの場所の大きな榎の下に立って、閲兵式や凱旋式を親臨されたという事です。

 外苑のイチョウ並木

 御観兵榎公園

 公園を出て外苑東通りを北へ進むとJR信濃駅に着いたので此処をゴールにした。電車に乗ると池袋駅前の安い居酒屋で軽く一杯嗜んだ後、東武デパート地下1階の和菓子処「仙太郎」で、我々夫婦の大好物「おはぎと栗きんとん」を手土産に我が家へ戻った。都内の散策は思わぬ見所がアチコチあるので、とても楽しいウォーキングコースです。

 信濃町駅付近から東外苑通り越しに六本木方面

 池袋東武デパチカの和菓子処「仙太郎」

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ピオニウォークの営業再開が遅れている原因は?

2019年12月11日 | 日記

 12月9日(月)

 今日はテニス仲間の忘年会があるので、その前にお腹を空かせておこうと一寸長めのウォーキングへ出掛けた。いつも見慣れた近場ばかり歩いてもつまらないので、何処かトピックになりそうな所は?と考えたら・・・そうだ台風による水害で営業休止になっている東松山市の「ピオニショッピングモール」へ行ってみようと思いついた。

 ピオニウォーク付近の衛星画像(都幾川と越辺川の合流地点で氾濫の危険性大?)

 我家から国道407号沿いにテクテク歩いて北上し、越辺川に架かる高坂橋を渡ると国道は左右に分岐する。右手のバイパス道を1.5キロ程進むとピオニウォークの大きな建物が現れる。

 国道407号を緩やかに降ると右手にピオニウォークがある。(低地なのが判る。)

 ピオニウォークはやはり休業中であったが、隣接するケーズデンキの方は早々と営業を再開している。同じ敷地なのにWHY?、この差は経営陣のヤル気の違い何だろうか?しかし現場のビルを見比べて、原因の一端が判ったような気がした。

 交差点から人気の無いピオニウォーク

 同じ交差点から営業再開したケーズデンキ

 ケーズデンキの建物は1階が駐車場で2階が営業スペースなのに、ピオニウォークの場合、1~2階が営業スペースで3~5階が駐車場になっている。つまり営業スペースに被害を受けたピオニウォークと、被害を受けなかったケーズ電機の違いが営業再開の差となったのではないだろうか。

 こんな事を考えつつフト時計を見たら、忘年会の時間が迫っているではないか。今度は国道407号を逆に南下して競歩のように歩き(膝が痛くて走れないから)、坂戸駅前にある宴会場所の居酒屋へ開始時間の午後5時ギリギリに合った。

 中高年のテニス仲間が集う忘年会は、テニスや健康などある事無い事話が弾んで、笑いの絶えない楽しい宴席となりました。本来根暗で内気な私は、多分淋しい老後を送るだろうと予想していたんですが、バカな話で共に笑える親しい仲間を知り得たのは僥倖でした。来年もこのメンバーで、元気にテニスを楽しみたいものです。

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小川和紙ハーフマラソンの参加を断念、マラソンから引退?

2019年12月09日 | マラソン

 12月8日(日)

 今日は爽やかな冬晴れの一日だった。そして本来ならば毎年参加している小川和紙ハーフマラソンに出場して、奥武蔵の里を颯爽と駆け抜けるはずであった。しかし以前のブログでも触れたとおり膝の不調が回復せず、残念ながら参加を断念した。

 若い頃には故障をしても直ぐに治ったものだが、老いるに従い回復の度合が遅くなっている。この膝の不調も悪くなって既に一箇月程、「アンタの齢で、もうマラソン何て無理でやんす。」という神様からの思し召しなのかも知れません。

 20代の頃から古希になるまで走り続けて45年、計算した事は無いけれど多分地球一周分以上は走っているんじゃないでしょうか。長年酷使して私の脚は耐用年数の限界を越えたんだと思います。

 こんな状態じゃマラソンを続けるのは無理な相談というもので、マラソン大会等の競技から現役引退の時期がやってきたようです。マラソンは私の生き甲斐の一部で寂しくもありますが、これも人生の大きな流れかと、仕方の無い事何でしょうね。

 今年4月14日の本庄早稲田の杜ハーフマラソンがラストラン?

 同 上

 

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青葉台公園の紅葉が見頃

2019年12月07日 | お出掛け

 12月7日(土)

 以前の職場の人達と久し振りにテニスをやろうという事になり、東武東上線朝霞駅近くに在る青葉台公園テニスコートを訪れた。「雨や雪が降るかも」という予報だったが、幸い降られる事も無くお昼過ぎから2時間程テニスを楽しむ事ができました。

 青葉台公園辺りは以前広大な米軍基地があった場所で、その跡地に学校や運動施設等が建設されて環境が整備された気持ちの良い所です。公園内は自然豊かで春は花見で賑わうのだが、秋の紅葉も中々のもので思わず写真を撮りました。

 今年の秋はアチコチ巡ってみたけれど、あまり綺麗な紅葉とは出会えなかった。今年私が見た中で最も見事な紅葉スポットがこんな近場に在りました。

 青葉台公園の紅葉

 同 上

 同 上

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