Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

蕎麦を喰った後、坂戸市をプチ観光

2024年03月31日 | お出掛け

 3月28日(木)

 蕎麦が食べたくなったので、ご夫婦二人でやっている坂戸市の小さな蕎麦処「喬菜庵」へ久々に出掛けた。ここの細麺と天婦羅がシンプルに美味いのです。蕎麦ができるのを待っている間、暇なので傍に置いてあった坂戸市内観光マップを何気に眺めた。

坂戸市の蕎麦処「喬菜庵」

いつもオーダーする野菜天ぷら蕎麦セット(+小さな蕎麦饅頭が付きます)

 坂戸市内の事は殆ど知っていると自負していたが、地図の中にはまだ行った事の無い観光スポットが幾つかある。どうせ暇な午後なので、ドライブがてら見物してみる事にした。

 喬菜庵を出て最初に訪れたのは「坂戸市歴史民俗資料館」、古びた建物は昔小学校だった校舎跡を再利用したもので、建物自体が歴史展示物のようだった。

小学校跡地を利用した坂戸市歴史民俗資料館

 人気の無い館内へ入り、受付のベルを押すと若い男性職員が現れ、入場記録に記入するよう求められた。

 入場記録を見ると、こんな古びた資料館にも一日数名程度の見学者がいるようだ。世の中暇人が多いんだな・・・イヤ違った、探求心の強い人が多いんだなとチョット意外だった。

 受付から階段を上がって、2階の2室が展示コーナーになっている。遺跡から発掘されたような歴史的な遺物が無造作に展示されている。奥の部屋には、艶やかな雛飾りも展示されていた。

階段を上がって、2階の展示室へ

2階の展示コーナー

同 上

奥の部屋に飾られた雛人形

 坂戸市一帯は平坦な土地と水に恵まれて縄文時代の昔から多くの人が暮し、住み易い所だったらしい。それ故遺跡も多く、この資料館は遺跡発掘作業の本部も兼ねているようだった。

 資料館を後にすると、坂戸市西端の多和目地区に建つ「多和目天神社」を訪れた。ここは何処の田舎にもあるような小さな無人の神社だが、境内の巨木「カゴノキ」は本来沖縄や九州などに分布する樹木で、関東地方に生育するのは植生学上珍しいらしい。そう言われれば、だんだら模様の武骨な樹木は如何にも南国の雰囲気がある木だった。

多和目天神社の本堂

カゴノキの巨木(樹齢800年~1000年)

 又この神社で毎年催される秋祭りでは、安全と豊作を祈願する獅子舞が江戸時代から演じられており、それが市の無形文化財となっているそうです。街の片隅の忘れられたような神社にも、古い歴史と文化が受け継がれているんですねぇ。

 見物を終えると神社近くに在る弓削田醤油「醤遊ランド」に立ち寄って、幾つかのお土産を買い我が家へ戻った。今日は坂戸市への思いをチョット深めた一日でした。

 

 

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インターホンの交換で我がマンションの防犯力がアップ

2024年03月29日 | 日記

 築20年になろうかという我が家のマンション、経年劣化でいろんな箇所が更新の時期を迎えている。その中で今月は、マンション内全室に設置されているインターホンの交換工事が行われた。

古いインターホン

新しいインターホン

 百数十カ所のインターホンを入れ替えるので大掛かりな工事となり、約半月がかりで施工された。工事の期間中はインターホンが使用できず何かと不便もあったが、新しく取り付けられたインターホンはディスプレイが大きく鮮明で見やすくなり、タッチパネル化も進んで使い易くなった。

緊急放送の映像

来訪者の映像もクリア

 何より変わったのは訪問者の映像や音声が全て記録保存できるようになった事で、これによりマンションの防犯力が格段にアップしたのではないだろうか。今後、泥棒、詐欺師、悪戯、悪質販売など良からぬ目的で当マンションを訪れようとする来訪者は、この点を充分にご留意ください。

 

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日本三百名山回顧№125富山県、立山(百名山)

2024年03月27日 | 三百名山回顧

 越中富山の名峰立山は、日本3名山の一座であり古くからの信仰を集める山でもあります。立山という名は一つの山では無く、最高峰の大汝山や雄山、別山、真砂岳、浄土山などの山々を総称した山名です。

 そんな立山を最初に登ったのは昭和55年9月中旬でした。この時はテント泊で立山~剣岳~奥大日岳~大日岳などの山々を登った記録が、古いアルバムに残されていました。

昭和55年9月14日(日)~16日(火)  (室堂~立山~剣岳~奥大日岳~大日岳~室堂)

雄山から五色が原方面

真砂岳から剣岳方面

別山から大汝山~雄山方面

 

 

 2度目の登山は平成9年8月に、妻と二人で黒部第4ダムから立山ロープウェー真下の登山道を歩いて立山を登りました。黒部アルペンルートを利用すれば汗も掻かずに1時間足らずで室堂まで行けるのに、ワザワザ藪っぽい登山道を半日がかりで登り、その日は疲れて雄山直下の一の越山荘に泊ったように記憶しています。

 2日目は立山を登り、その後南の五色が原まで縦走してここでテント泊。3日目は黒部湖の平の小屋へ降り、そこから黒部湖の湖岸を歩いて黒部第4ダムへ下山しました。けっこうハードなコースでしたが、天気が良くて楽しく充実した山行でした。

平成9年8月16日(土)~18日(月)   (黒部第4ダム~立山~五色が原~黒部第4ダム)

黒部第4ダムから立山

登山道から黒部湖を見下ろす

大汝山山頂?

立山から五色が原方面

山頂から室堂方面

山頂から剣岳方面

獅子岳山頂

五色が原キャンプ場

 

 

 3度目は室堂の雷鳥平キャンプ場にテントを張り、奥大日岳~立山を縦走しました。この時の山行記録が当時のブログに掲載されていたので、下記に転記してみます。

平成25年8月22日(木)  (雷鳥平キャンプ場~奥大日岳~立山~雷鳥平キャンプ場)

 奥大日岳から新室堂乗越へ戻り、別山乗越への登山道を登る。途中で7名程の女性パーティと若いアベックを追い越すが、追い抜き際に挨拶するとアベックの女性はコンニチワと返答してくれたが、男性には黙殺された。私のような老いぼれに追越されたのが、面白く無かったのかもしれない。

別山乗越への登り

 お昼前、別山乗越の剣御前小屋に着いた。正面に剣岳が今まさに雲のガウンを取って雄姿を現そうとしている。感激の眺めで此処まで登って来た甲斐があった。

別山乗越から剣岳

 午後からすっかり晴れて登山日和となった。今日は立山を縦走して今夜も雷鳥沢でテント泊しようと決める。乗越から20分程で別山(2874m)に着いた。此処からも剣岳の眺めが素晴らしい。ついでに別山北峰(2880m)にも立ち寄る。

別山北峰山頂

 山頂に居たオジサンに剣岳をバックに写真を撮ってもらったが、その時剣岳は雲に隠れてしまった。別山へ戻ると真砂乗越まで大きく降って再び真砂岳へと登り返す。別山から30分程で着いた真砂岳山頂((2861m)には中高年のツアー登山の団体が山頂を占領して賑わいでいた。

真砂岳から室堂と奥に大日岳

真砂岳から別山方面

 此処から剣岳は別山の背後となり一部しか見えないが、行く手に富士ノ折立から雄山に続く稜線が一段と高く聳えている。左の眼下は豊富な雪渓を抱えた内蔵助カールが美しい。

内蔵助雪渓と富士の折立ピーク

内蔵助カールと後立山連峰

 一旦降って富士ノ折立への登りは急で厳しい。真砂岳から約30分で富士の折立に登り着いた。尖ったピークの標高は2999mで3千mまであと1m足りないだけだ。西側眼下は室堂平が一望に広がる。次のピーク大汝山の標高は3015mで立山の最高地点です。山頂から東側足下に緑色した湖面の黒部湖が横たわって見えた。

大汝山山頂

大汝山から黒部湖

大汝山から雄山

 此処から昨日登った雄山までは僅かな距離だ。雄山山頂に着く直前、荷物を積んだヘリコプターが飛び去った。山頂にいた作業員が「ヘリはすぐ戻って来るので危険だから山頂には留まらないでください。」注意され、急かされるように下山する。

 昨日悪天で苦労した道も今日は気楽に降って行ける。一ノ越からキャンプ場へ直行する道もあったが、途中でビールを調達したいので室堂山荘経由の遊歩道を降った。PM4時前なのに、まだ多くの観光客が散策している。今日午前に、別山乗越への登りで追い抜いた女性7名のパーティとキャンプ場手前で再会した。彼女らは雷鳥沢を降ってきたようだ。

ミドリヶ池から雄山

雷鳥荘から眼下に雷鳥平キャンプ場

同、地獄谷と大日岳

 雷鳥沢ヒュッテでビールを購入し雷鳥沢キャンプ場に戻った。すぐに夕食の準備に取り掛かる。長逗留している羽生の男性がトマトとキャベツのサラダをお裾分けしてくれた。彼は後一週間程は滞在する予定との事だ。私が「ジフィースとインスタントラーメンが余ってから入りませんか。」と言っても、「まだコメが3升もあるから食料は入らない。」と断られた。

雷鳥平キャンプ場

 彼の情報だと明日は朝から大雨になるという。明朝テントを撤収するまで何とか降らないで欲しいと願いながらテントの中で眠りについた。

 

 追信・・古いアルバムをチェックしていたら、昭和53年8月27日に立山の雄山に登っており、これが初めての立山登山でした。この時は立山から五色が原を経て薬師岳まで縦走した事が、アルバムの写真で分りました。

室堂の雷鳥平キャンプ地(昭和53年8月26日)

雄山山頂(昭和53年8月27日)

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お彼岸に、青梅の宗建寺まで墓参り

2024年03月25日 | お出掛け

 3月21日(木)

 お彼岸の好日、妻の実家のお墓がある青梅市の宗建寺へお墓参りに出掛けた。お寺の駐車場に車を停めてお墓の前に立つと、既に誰かがお参りを済ませたようで、墓前には沢山の花が飾られていた。

宗建寺の前門

宗建寺の本堂

 墓参りを終わるとお寺を後にしたが、昼飯の時間にはまだ早い。時間潰しにカーナビの観光スポットを検索して、郷土博物館が在る青梅市内の釜ヶ淵公園へ行ってみる事にした。

公園内の見上げるように高いメタセコイヤの木

根元が三つに分かれた変わった木

 多摩川南岸沿いに広がる釜ヶ淵公園は、木々の緑と清流が爽やかで如何にも市民憩いの場という雰囲気の自然公園です。公園の東端に建つ青梅郷土博物館は少し古びた建物で、館内には青梅市付近の自然や風土、歴史に関わる資料が展示されている。青梅の歴史風土に興味がある人以外には、差して目を引く展示品はないが、無料なので文句は言えません。

公園を流れる多摩川

多摩川に架かる歩道橋「鮎美橋」

茅葺の古民家

青梅市郷土博物館

 郷土資料館の見学を終えると、吉野梅郷に在る和菓子店「紅梅苑」へ向かった。このお店は甘味処だがランチタイムのみ「栗おこわ御膳」という食事メニューが提供され、栗のホクホクとした甘さが香ばしくて美味いのです。

吉野梅郷の和菓子店「紅梅苑」

紅梅苑の栗おこわ御膳(税込み¥1700円、梅酒が付くと+200円)

 以前は宗建寺の墓参りを終えると、御嶽駅近くの和食店「いもうと屋」でお昼を食べていたが、このお店が閉店したので最近は「紅梅苑」でのお昼が定番になっている。

 食事を終えるとお店の売店で、人気の和菓子「紅梅饅頭」をお土産にして帰宅の途についた。世界を見渡せばウクライナ紛争、パレスチナ紛争など血なまぐさい争い事が絶える事はないが、多摩川の瀬音が優しい奥多摩渓谷はのどかで平和な風景が広がっていました。

 

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強い南岸低気圧がタンカーとトレーラーをひっくり返して日本列島を通過

2024年03月23日 | 日記

 3月20日(水)

 今日は天気予報が見事に当たって午前中は青空でテニスもできたのに、昼頃から上空に黒い雲が湧きあがり冷たい雨風の天気に変わった。これは強い南岸低気圧が日本列島を通過した為で、春嵐のような強風で下関沖ではタンカーが転覆し、首都高ではトレーラーが横倒しになる被害があった。

3月20日のピンポイント天気予報

上空を覆う雨雲

 災害をもたらした低気圧は足早に関東平野を去り、夕刻には再び青空が戻った。低気圧が去った後の日本列島は西高東低冬型の気圧配置となり、裏日本や北国に大雪を降らせたようです。桜咲く季節になっても、まだまだ冬と春とのせめぎ合いは続きますねぇ。

夕方には青空が戻った

 ところで大谷フィーバーで盛り上がる大リーグでも、大谷選手の通訳、水原一平氏が違法賭博で懲戒解雇されるというスキャンダルが湧きあがった。日本の至宝、大谷選手に影響が及ぶのではとないかと、危ぶまれています。この騒動(嵐)も春の嵐のように早々と収束してくれればいいがと、多くの日本人が願っているのではないでしょうか。

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丹沢、高取山~仏果山ハイキング

2024年03月21日 | 山歩き

3月19日(火)    天気=曇り時々晴れ

08:12大棚沢広場駐車場→ 08:17仏果山登山口→ 08:55~09:09アンテナ施設→ 09:23~27宮ケ瀬越→ 09:36~47高取山→ 09:58宮ケ瀬越→ 10:22~59仏果山→ 11:43革籠石山→ 11:58~12:12半原越分岐→ 12:45~49土山峠→ 13:10大棚沢広場駐車場

 

 若い頃に比べれば最近低山歩きが増えているが、老いによる体力低下でそれは仕方のない事かも知れません。でも低い山にもそれなりの、楽しみ方や発見があります。

 今日もそんな楽しみや発見を求めて、妻と二人で丹沢山地東端の仏果山へ出掛けました。朝6時前我が家を出発して、圏央道を経由し7時半頃に登山口傍の大棚沢広場駐車場へ着いた。

 ところが駐車場の扉は閉ざされており、開門まで30分ほど待たされた。8時に駐車場が開門すると車を停めて、準備を終えると登山口へと向かう。登山道を登り始めると直ぐに登山届の記入ボックスがあり、登山計画書を投函する。

仏果山登山口

登山届ボックス

 登山道はよく整備されて、気持ちの良い道が続く。登山口から40分ほどの尾根鞍部にアンテナ施設が在り、そこのベンチで一息入れる。アンテナ施設から先はしばらく急登だが、やがて左へトラバースするように登ると、稜線上の宮ケ瀬越に着いた。

尾根鞍部のアンテナ施設

宮ケ瀬越

 宮ケ瀬越から小さなアップダウンを超えて10分足らずで鋼鉄製の展望台が建つ、高取山(705m)に着いた。山頂は樹林に囲まれているが展望台の上に立つと、360度の大展望が広がっていた。

高取山山頂

山頂の展望台

山頂展望台から丹沢山地

同、仏果山方面

 高取山を後にすると宮ケ瀬越まで戻り、そのまま稜線を直進して仏果山へ向かう。山頂直下の鎖場を登って仏果山(747m)に着くと、ここにも鋼鉄製の展望台が建っており、素晴らしい展望が広がっていた。

仏果山への登り

仏果山山頂

山頂の展望台

展望台から高取山方面

 山頂のベンチでブレイクタイム、温かいコーヒーとカップヌードルで身体を暖める。仏果山を後にすると「この先道幅狭し注意」と書かれた看板があり、しばらく痩せ尾根の鎖場が続く。

仏果山から革籠石山へ続く尾根

 それほど危険では無いが、もし転落したら大怪我しそうなので慎重に進む。やがて痩せ尾根を抜け、植林帯の道を降った先のピークが革籠石山(640m)だった。樹林に囲まれて展望は無く、標識が無ければ山頂と気付かなかっただろう。

鎖場の降り

両側が切れ落ちた痩せ尾根

樹林帯の階段を降る

革籠石山山頂

 革籠石山からも植林帯の下りが続き、半原越分岐を過ぎると眼下に宮ケ瀬湖が見えてきた。やがて湖畔を走る車の騒音が大きくなり、半原越分岐から30分ほどで県道が通る土山峠に降り立った。

半原越分岐

眼下に宮ケ瀬湖が見えた

土山峠の県道に降り立った

 土山峠から湖岸の車道を20分ほど歩いて車を停めている。大棚沢広場へ戻って来た。車に乗ると清川村の「別所の湯」へ車を走らせる。効能豊かな温泉は極楽気分で、山の疲れが一挙に吹っ飛びます。

土山峠の早咲き桜

湖岸の道から宮ケ瀬湖

大棚沢広場駐車場へ戻って来た

日帰り温泉「別所の湯」

 今日の仏果山登山は低山ながら痩せ尾根の鎖場有り山頂からの大展望有りで、変化に富んだ山歩きを楽しむ事ができました。夫婦二人いつまで登れるか神のみぞ知るですが、山を歩いた後は生きている充実感を感じます。

 

 

 

 

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「タクシードライバーぐるぐる日記」という本が面白くて2度読み

2024年03月19日 | 読書

 図書館から借りた「タクシードライバーぐるぐる日記」という本を読み始めたら、アレッこの本以前読んだぞ?と気付いたが、面白いのでそのまま一気に読んでしまった。

 この本は元タクシードライバーだった著者の内田正治氏が、自らの体験に基づいて書かれたタクシー業界の実録本です。タクシードライバーになった事情とは?タクシードライバーにはどんな苦労があるのか?タクシー業界のいろいろな内幕が淡々とした筆先で書かれています。

 そしてタクシーに乗るお客さん達も、「始末に負えない酔っ払い」「強面のヤクザ風」「優しい水商売のおネーサン」「乗り逃げする詐欺師野郎」など様々な人物が登場します。

 経営するお店が倒産して50歳の時タクシードライバーになった内田さんは、15年間タクシーの運転手として働き続け、最後は眼の病気で運転ができなくなった為、タクシードライバーを辞めたという事です。

 この本は彼がタクシードライバーとして実際に体験した様々な出来事が書かれているが、悲喜こもごもの人間ドラマがとても面白くて興味深く読む事ができました。この類の実録本は、「交通誘導員よれよれ日記」「派遣添乗員ヘトヘト日記」「非正規介護職員ヨボヨボ日記」など、いろいろ出版されているようなので、機会があったら読んでみたいものです。

 私も以前1年間ほど「遺跡発掘のアルバイト」を経験した事があるので、「遺跡発掘作業員のホレホレ日記」何て表題で書いてみようかと思ったが、文才が無いから止めときます。

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北浅羽桜堤公園の安行寒桜が、満開を迎えています。

2024年03月17日 | お出掛け

 3月15日(金)

 先週の日曜日に坂戸市の「北浅羽桜堤公園」の安行寒桜を見に出掛けたが、その時はまだ2分咲き程度で花見には早過ぎた。ここ数日暖かい日が続いているので、あの安行寒桜がどうなっているのか気になって、昼飯を食った後再び北浅羽桜堤公園まで行ってみた。

 今日は平日だと言うのに、桜堤公園はやけに賑わっていた。臨時に設けられた駐車場は既に満車で入れず、仕方がないので少し離れたJA鳩山農産物直売所の駐車場に車を停め、歩いて公園へ向かった。

 前回訪れた時はまだ2分咲き程度だった安行寒桜が、たった5日の間に満開に近い状態まで花びらを咲かせ、すっかり春の景色に様変わりしていた。越辺川の堤防沿いに約1. 2キロ続く桜並木は色鮮やかで、花見の気分が盛り上がっていた。

 

 昨日NHKテレビが此処の桜並木をニュースで紹介したらしい。今日の人出の多さはその影響もあったようだ。出店で焼き鳥でも買って桜の木の下で軽く缶ビールを一杯・・何てやりたかったが、車の運転があるから諦めて桜並木を一往復して桜堤公園を後にした。早咲きの安行寒桜が終わるといよいよ春本番で、各地のお花見便りが聞かれる季節がやってきます。

                

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北浅羽桜堤公園の安行寒桜はまだ蕾&小川町の松岡酒蔵「松風庵」でランチを食べる

2024年03月15日 | お出掛け

 3月10日(日)

 毎日ホリデーの身になってから久しいのに、日曜日が晴れていると無性に外出したくなる。そう言えば早咲きの安行寒桜がソロソロ見頃を迎える頃ではと思い、桜名所の坂戸市北浅羽桜堤公園へ車で向かった。

 しかし越辺川堤防沿いに続く桜並木は、まだ1~2分咲き程度で花見見物には時期尚早であった。残念な思いで桜堤公園を後にして、昼飯は何処で食べようかという話になり、小川町の松岡醸造直営レストラン「松風庵」で食べる事にした。

まだ黒々とした北浅羽桜堤公園の桜並木

桜は1~2分咲きといった感じ

 松岡醸造は小川町の山間に建つ小さな酒蔵だが、ここの銘酒「帝松」は全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞したという人気の日本酒です。酒造所内の蔵を改修して建てられたレストラン松風庵は、趣のある和食店です。

小川町の松岡醸造

蔵を改修して建てられたレストラン「松風庵」

奥武蔵の山を背景にした庭園も趣がある。

 休日はいつも混むお店だが、早めに着いたので待たずに席へ案内された。妻は「鮭の麴漬けランチ¥1800円」、私は「親子丼ランチ¥1200円」を注文する。このお店は手頃な値段で料理も美味しいのだが、調理に手間暇をかけ過ぎてるのか、それとも手際が悪いのか、注文してから料理が届くまで随分と待たされる。去年来た時は40分以上、今回も同じ位待たされた。

妻が注文した「鮭の麴漬けランチ¥1800円」

私が注文した「親子丼ランチ¥1200円」

 しかし出された料理はどれも美味しかったので、田舎町のスローライフを楽しんだと思えばだ又来ようかなという気にもなります。食事を終えると妻が売店で人気の銘酒「帝松」を自分の手土産に買い、その後ノンビリドライブして我が家へ戻りました。

直営売店で銘酒「帝松」を買う

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爽やかな朝、純白の富士山を眺めていたら・・

2024年03月13日 | 日記

 3月10日(日)

 今朝は雲一つない澄んだ青空で、我が家のベランダから純白の富士山をクッキリとした姿で望む事ができた。そして富士山の左手には薄っすらと雪化粧した丹沢山地がたおやかな山波を見せている。

我が家から90キロ彼方の富士山

我が家から60キロ彼方の丹沢山地

 爽やかな風景に今日も朝から気分が良い・・・何て思っていたら、丹沢連峰の左側から何やら黒い煙が立ち昇っている。ネットで検索してみると、どうも東京都瑞穂町の巨大物流倉庫から発生した火災のようでした。

丹沢山地の左手から立ち昇る黒煙

 昨日の午後1時過ぎに発生した火災が今朝になっても燃え続けているというから、相当大規模な火災だったようです。そう言えば、明日は東北大震災から13年目の節目を迎える日、「災害は忘れた頃にやって来る」、その言葉を肝に銘じて皆さん防災意識を高めましょう。

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病院の検査を終えて、上野界隈をブラ散歩

2024年03月11日 | お出掛け

 3月8日(金)

 病院の検査を終えて、会計窓口に精算の書類を提出する。この病院では、最近クレジットカードでの払いが可能になった。順番が来たので支払い窓口でクレジットカードを差し出したら、受付の若い女性職員から「クレジット払いの時は、精算書類の提出時に申告してもらわねば困ります。そこに書いてあるでしょ」と、上から目線で高飛車に注意された。

 一瞬脳みそがスパークしてクレーマー爺に変~身・・と思ったが、マア検査結果が良かったから、ここは広い心で許してつかわそう。ヘイヘイ、ホ~の与作になって、おとなしく診療費を支払い病院を後にした。

 帰宅するには時間が早い。都内散策でもしてみようと思い、梅の名所「湯島天満宮」へ行く事にした。ネットで検索すると、今日まで「梅祭り」が開催されているようだ。

 地下鉄メトロの湯島駅で下車して、数分歩いて男坂を登り湯島天神へ着いたら、アララッ、殆どの梅が梅干し婆のように萎んでいる。願掛け札ばかりが目立ち、アテが外れてガッカリした。

男坂を登って湯島天神へ

梅が萎んで出店の屋台も休業中

梅よりも、願掛け札ばかりが目立つ

 インスタ映えを求めて、湯島天神から不忍池の水辺を通り、上野の山へと向かった。ここら辺は行き交う外国人がやたら多い。かく言う私も、中国人のオッサンが一人淋しく歩いていると思われているのではなかろうか。

不忍池

不忍池の弁財天

 上野の山をしみじみ歩いた事は今まで無かったが、つぶさに歩くと見所が多い。「上野大仏」に「上野東照宮」「五重の塔」など、チョットしたプチ京都旅行の気分になれます。そして拝観が無料と言うのも嬉しい。

上野大仏

上野東照宮

五重の塔

 上野動物園も行ってみようかと思ったが、爺一人が見物するのはシチュエーション的に切ないので止めた。最後に上野アメ横商店街の賑わいぶりを見物し、横丁の飲み屋で軽く一杯やって我が家へ戻りました。久々の東京見物、住みたいとは思わないが、面白い街です。

上野動物園正門

相変わらず賑やかなアメ横商店街

 

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再検査の結果が、「異常無し」でホッとする

2024年03月09日 | 日記

 3月8日(金)

 昨年12月に都内の病院で検体検査を受けた時、腫瘍マーカーに一部高い数値があったので、担当医から「マー大丈夫でしょうけど、念の為再検査してみましょう」と言われ、今日再検査を受ける為に病院を訪れた。

 朝からミゾレ混じりの寒々とした天気、検査の結果を聞くまではモヤモヤとした不安があったけれど、検査後に担当医から「数値に問題は無いですね」と告げられて、不安な思いが安堵に変わった。

  My mind          

 その後に担当医が「私も今月で転勤になるので新任の先生と変わりますが、Fさんも術後20年が経過したので、検査も卒業していいかもしれませんね」と言われた。

 病院の検査を卒業するのは喜ばしい事かも知れないが、反面見放されるような淋しさもある。新しい担当医が「Fさん検査を続けていいですよ」って言ってくれるような、良い先生であればいいのだが・・

 

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史上最高値、日経平均株価が4万円の大台を超える。

2024年03月08日 | 日記

 3月6日(水)

 日経平均株価がバブル時代の最高値3万8千円台を超えて、4万円の大台を突破した。十数年前、民主党政権時代の平均株価7700円台を思えば隔世の感があります。

 私も幾社かの株を保有しているので、その恩恵を受けて値上がりし書類上では資産が増えている。喜ばしいと言えば喜ばしい出来事なのだが、バブル崩壊の怖さを知るだけに、あの時の再来が起こるのではと不安な思いが拭えない。

 証券各社には株売買の電話が殺到して、嬉しい悲鳴を上げているようです。その喧騒ぶりを四文字熟語で表現すると、「付和雷同」という言葉が浮かんでくる。高値の株を買った(買わされた)はいいが、昇った梯子をある日ある時突然外される、そんな悲劇にならなきゃいいがと願っていますけど。

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ナマステ飯能カレー祭りを見物して、スリランカカレーを食べる

2024年03月06日 | お出掛け

 3月2日(土)

 先月飯能市の天覧山山麓に建つ能仁寺の庭園を見学した時、受付事務所で「3月2日(土)、ナマステ飯能カレー祭り、」と書かれた派手なパンフレットが目に入った。

 何だか面白そうな祭りなので、「ハイキングがてら見物に行こうか?」と妻に話した。妻もその気になったので、本日柏木山~龍崖山のハイキングを終えて、祭り会場の飯能市中央公園へやって来たのでした。

中央公園の入口

会場へ向かう

 図書館から歩いて数分の公園内は、数え切れぬ程のテントやキッチンカーが立ち並び、飯能市民全員が押し寄せたかのような(チョット大袈裟ですが)賑わいです。

カレー祭り会場

同 上

 主役のカレー店舗はザッと数えて20店以上あり、人気の差はあれど何処も行列ができています。我々もアチコチ様子を伺って、美味そうな雰囲気だったので、ロマンス食堂と書かれたスリランカカレー店の列に並びました。

お店前の行列

 食堂のシェフは狭い軽ワゴン車の中で一人奮闘しているようで、長い行列は遅々として進みません。40分以上待たされて、ようやく注文する事ができました。

ようやく注文する事ができた

 応対したシェフはインド人風な人かと思ったら、意外にも若い日本人の男性で「お待たせしました」と恐縮しつつ、二人分のカレーを手渡してくれました。

 手にしたカレーを持って、近くの芝生に座り妻と二人で頂いた。私が注文したのはイカが入ったスリランカカレー(700円)、チョット異国風の味わいで中々美味かったです。

注文したイカ入りスリランカカレー(700円)

 お腹も満たしたのでお祭り会場を後にして、近くのショップ「発酵パーク!!!」にも立ち寄ってみた。こちらもお祭りの余波を受けて凄い賑わいでレジの前は長い列ができていた。

発酵パークOH!!!

 発酵パーク!!!に隣接するレストランは、昨日から「飯能ベーカリー」としてリニューアルオープンしたようだった。でも商品を売りつくしたのか既にお店の営業を終えていた。

昨日オープンした飯能ベーカリー

 冬晴れのハイキングで汗を流し、その後異国風味溢れるカレーを食べる。緑豊かな飯能市の自然と食を存分に楽しんで、今日は星三つの良い一日でありました。

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奥武蔵、柏木山~龍崖山ハイキング

2024年03月04日 | 山歩き

3月2日(土)    天気=晴れ

08:15飯能市図書館駐車場→ 08:32赤根台大橋→ 08:43~51八耳堂→ 09:03~06茜台広場駐車場→ 09:22柏木山分岐→ 09:36~10:04柏木山→ 10:15柏木山分岐→ 10:24赤根ヶ峠→ 10:46~50龍崖山公園→ 11:11燧山→ 11:24~45龍崖山→ 11:55龍崖山登山口→ 12:20飯能市図書駐車場

 

  弥生3月春も間近なこの時期に、妻と二人で奥武蔵のハイキングに出掛けました。向かったのは飯能市郊外の入間川南岸に隆起する柏木山や龍崖山で、いずれも標高300m内外の低山だが、柏木山が埼玉百山の一座なので、一度は歩いてみようと思っていた。

 朝食後に車で我家を出発し、飯能市図書館の駐車場に車を停める。今日は近くの中央公園で「飯能カレー祭り」が開催されるので、既に業者の車が何台か停まっていた。

モダンな建物の飯能市図書館

 準備を終えて出発する。先日訪れたばかりの能仁寺門前を通り、入間川に架かる赤根台大橋を渡って、いる側南岸の道を西へ歩いて行く。途中に「八耳堂」という平安時代に創建された鄙びたお堂が在った。

能仁寺の門前を通る

入間川を渡る

八耳堂(ここでトイレ休憩)

 八耳堂を過ぎてしばらくすると、左へ分岐する道が在り、その道を100m程進むと、茜台自然広場の駐車場だった。土曜日のせいか10台程停められる駐車場は既に満車状態だった。

茜台自然広場の駐車場

 ここから歩道歩きで、やっとハイキング気分になれた。茜台自然広場から緩やかな沢沿いの道を登って行くと、やがて尾根に達し、その先に柏木山への分岐があった。

緩やかな沢沿いの道

柏木山分岐

 分岐から柏木山への道は大部分ゴルフ場の外柵沿いに進むので、山歩きの気分を削がれるが、分岐から15分ほどで着いた柏木山(303m)は素晴らしい展望で迎えてくれた。

柏木山山頂

 山頂からは東京都心部の高層ビル街や丹沢、奥多摩、奥武蔵の眺めが素晴らしかった。幾つかあるベンチの一つを陣取って、しばらくコーヒーブレイクを楽しむ。

山頂から関東平野の眺め(都心の高層ビル群やスカイツリーが見える)

山頂から奥多摩の山々

 柏木山を後にすると分岐まで戻り、アップダウンの少ない山道を赤根ヶ峠へ向かう。峠を通過すると、茜台の大河原工業団地外柵沿いに道は続く。平坦で歩き易い道だが、隣接する工場から作業音が聞こえて少し興醒めの気分になる。

赤根ヶ峠

工業団地外柵沿いの道

 貯水タンクが建つ配水広場から工業団地内の車道を横切って、龍崖山公園へ着く。工業団地の東端に在るこの公園は、綺麗に整備されて気持ちの良い所です。

大河原工業団地内を通過

龍崖山公園

 公園を降った所に龍崖山への登り口が在り、そこから再び小刻みなアップ段の多い山道を進んで行く。龍崖山公園から約20分で着いた燧山(234m)南の展望が少し開き、工業団地の奥に奥多摩の山々が見えた。燧山から急坂を降って再び登り返したピークが龍崖山(246m)だった。城跡だったという山頂からの展望は、柏木山に劣らず関東平野や奥秩父の眺めが素晴らしかった。

龍崖山登山道入口

燧山山頂

山頂から工業団地と奥多摩の山々

龍崖山山頂

 しばらく休憩して周囲の眺めを楽しんだ後、山頂を後にする。ジグザグの急坂を一気に降って行くと、やがて傾斜が緩み、沢沿いの道をしばらく進むと集落の家並みが見え、山頂から10分足らずで龍崖山登山口へ降り立った。

山頂から関東平野の眺め

山頂から奥秩父の武甲山方面

龍崖山登山口

 車道を歩いて飯能市図書館へ戻る途中の中央公園では、飯能カレー祭りが開催中で公園内は見物客で大盛況だった。図書館の駐車場へ戻ると登山装備を車に収納し、我々もカレー祭りに参加した。

 今日は朝から快晴ながら北風の強い寒い一日だったが、低山のハイキングには最適の気候で大して汗も掻かずに歩き通す事ができました。約4時間ほどの山歩きはホドホドに疲れたが、良いストレス解消となりました。

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