Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

足利市、両崖山の山火事

2021年02月28日 | 日記

 関東地方の低い山々は冬場は晴れた日が多く、気温が低いから歩いていても大して汗を掻かずハイキングには適した季節です。そんな山の一つである栃木県足利市の両崖山で大規模な山火事が発生した。

両崖山の山火事

 休憩場所の東屋で焼け方が酷かった事から、ハイカーの火の不始末が原因ではと足利市の市長さんが語っていた。私もこの時期の低山歩きが好きなので、他人事とは思えません。

 秋の落葉期から春先にかけて、標高の低い山々は涸れた枝葉が地表を覆っている。カラカラの晴天が続けばこれらの枝葉は乾ききり、一寸した火種でも燃え広がってしまいます。

 噂では今回の火災はタバコの火の不始末を疑われているようだが、携帯コンロの使用も私は非常に危険だと以前から懸念していました。アウトドアブームもあって最近の携帯コンロは性能が向上し、軽くて高火力で操作が簡単なものが市販されている。そのせいか近頃は携帯コンロを持参してハイキングをする人が増えてきたような気がする。(私もその中の一人です。)

MY 携帯コンロ

 枯れ枝や枯れ葉が積もった山中で安易にコンロを使うのは、まるで着火剤の傍で火をつけてるようなもんで危険極まりない行為です。一旦火がつけば山の上には消火用の水は無く、延焼の勢いを止める手立てはありません。

 休憩の合間にお湯を沸かし温かいラーメンやコーヒーを飲食するのは山歩きの楽しみの一つですが、コンロを使うからには断熱マットを底に敷くなど火災予防に万全を尽くすのは当然の義務です。

 今後も同じような火災が類発すれば「冬場は登山者の入山を禁止する」何て事にもなりかねません。そんな事態に至らぬよう山歩きをする人は、コンロなど火器の使用に際しては細心の注意を払いましょう。

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森さんの「女性蔑視発言」で思う事

2021年02月26日 | 日記

 前回のブログで杉ノ原スキー場のゴンドラ乗り場が長蛇の列になっていると書いたが、並ぶ人の半数近くはマスクをしていなかった。

ゴンドラ乗り場で並ぶ人々

 マスクをするとゴーグルが曇り、滑走中は息苦しくなるのでしたくない気持ちは分からぬでもないが、私の前に並んでいたスノボーのねぇーちゃんグループ何ぞは、マスクも付けずに歯茎むき出しのゲラゲラ笑いで会話しており、思わず「このバカ女、感染したらどうしてくれる」と怒鳴りつけたくなった。・・

・・アッ「バカ女」何て言葉は女性蔑視発言もいいところ、森さんみたいに直ちに発言を撤回し辞任しなけりゃならないが、悲しいかな私は無職・無所属の身、辞任したくたってできません。だから発言も撤回いたしません。

 失言から寄ってたかって五輪組織委員長の座から引きずり降ろされた感のある森さんだが、どうせクビになるんだから本音のところで反論し、昭和男の気骨の一つもみせて欲しかった。

 「女性の多い会議は長い」の真意はともかくとして、私の長い人生体験から女性の方が確実に男より「電話の話が長い」、「出掛ける前の支度が長い」、「買物の時間が長い」と自信を持って言える。

 これらを女性差別と批判されるかも知れないが、私はそうは思わない。男女それぞれに個性の違いがあり、「長い」は別に悪い意味じゃ無く女性が持ってる個性の一つに過ぎない事だと思う。

 何でもかんでも「男女平等」と同列を主張するのは少し違和感があり、それぞれの個性の違いを認め合い尊重しあうって事が、ジェンダーフリーの正しい姿ではないだろうか。

 今回はゲラゲラ笑いのスノボーねぇーちゃんから、強引に女性蔑視問題へ話題を振り向けたけど、森さんも「女性の多い会議は長い。故に中身の濃い会議ができる。」くらいにヨイショしときゃ、何も辞める事は無かったんだろうにね。

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妙高杉ノ原スキー、続報

2021年02月24日 | 旅行

2月21日(日)~22日(月)   天気=両日とも晴れ

 

 今シーズンの滑り納めという気持ちで、妙高杉ノ原スキー場へ単身やってきた。もっと雪が多いのかなと思っていたが意外に少ない。我が家から宿の「アルファイン秀雲荘」までの路面に雪は無く、夏タイヤでも十分来れる道だった。

杉ノ原の宿「アルファイン秀雲荘」

 緊急事態宣言とGoToトラベル停止でWパンチの宿を助けたいという思いもあって来たのだが、けっこうなお客さんが宿泊していた。「お客が多くて良かったですね」と女将さんに言うと、「この数日でやっと増えたんですよ。感染者が減ったせいもあるんでしょうか。」と話してくれた。

 スキーウェアに着替えてさっそくゲレンデへ向かうと、ゴンドラ乗り場前は長蛇の列ができていて驚いた。まるで30~40年前のスキー全盛期を思わせる混み具合です。

第1ロマンスリフトに乗ってゴンドラ駅へ

ゴンドラ乗り場の大渋滞

 30分待ちでようやくゴンドラに乗り、ゴンドラ山頂駅へ着いた。今日は小春日和の暖かさ、それは良いのだけど雪が溶けて重い湿雪となりまるで春スキーのよう、スキー板が全然滑らない。

第1駐車場も満杯

高速リフトも混んでいた。

 これじゃスキーにならないから昼飯時に宿へ戻り、集落の宮前スポーツ店でワックスを買った。午後は板にたっぷりワックスを塗りこんで滑ったから、何とかスキーを楽しむ事ができた。

標高1855mのゲレンデ最高地点

最高地点からシャクナゲコースへ滑る(遠くに高妻山や北アルプスが見える)

シャクナゲコース(白い山は妙高外輪山の三田原山)

スーパーモーグルコース上部から望む赤倉岳の赤い岩壁(真冬でも雪がつかない)

今シーズンは閉鎖されているスーパージャイアンツコースの40度の壁

 二日目も昨日に増して小春日和の暖かさが続く。フード付きの高速リフトに乗っていると温室効果で汗ばんでくる。マア猛吹雪の中で寒さに震えて滑るよりは益しではあるが。

宿から見える朝の妙高山

広々としたパノラマゲレンデ(遠くの山は黒姫山)

杉ノ原スキー場のシンボル、しなの木の巨木

野尻湖へ向かって滑るような白樺コース

 陽が高くなるにつれ雪が溶けてだんだん重くなってきた。滑っていても疲れるばかりで、あんまり面白くない。無理して怪我して寝たきりにでもなったら大事なので、お昼頃にスキーを止めてゲレンデを離れた。

 温かな陽射しの中、午後は信州路をのんびりドライブしながら我家へ戻りました。二日間それなりに十分スキーを楽しめたので、満足して今シーズンのスキー納めとします。

 

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妙高高原で今年最後のスキー

2021年02月22日 | 旅行

2月21日(日)
突然ですが、妙高高原杉の原スキー場へやって来ました。今日は天気が良くて暖かく、しかも休日なので、ゴンドラは30分待ちの混みようでした。
妻が来られなかった為、たった一人で滑っています。若者だったら一人は淋しいでしょうが、この歳になれば誰にも気兼ねなく自由気儘に滑れて孤独なスキーもそれなりに楽しいものです。
ただこの暖かさで雪が重い湿雪でスキー板が曲がらず滑らず、疲れるスキーになりました。前回滑った乗鞍高原のパウダースノーが恋しい。
今宵は杉の原のアルファイン秀雲荘に泊まります。何度も来ている馴染みの宿で、緊急事態宣言下少しでも助けになればという思いもあったが、けっこうなお客さんが来ていて良かったです。

妙高杉ノ原スキー場ゲレンデ最高地点(奥の山は高妻山)

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高麗川の流れが干上がった。

2021年02月20日 | 日記

 先日テニス仲間のMさんに会った時、「高麗川の水が涸れていたよ」と言ってスマホの写真を見せてくれた。それは2月12日に撮られた写真で、見ると流れが尽きて川床が干上がっている。

坂戸市内の高麗川(2月12日)

同 上

 我々がいつもテニスをやっている河川敷コートの傍を流れる高麗川は、奥武蔵の刈場坂峠付近を源流に、越辺川と合流し荒川へと注ぐ全長約40kmのソコソコ大きな支流です。

刈場坂峠下の高麗川源流碑(2,017年12月21日)

 30年以上この辺りで暮らしているが、その高麗川が涸れてしまった何て今まで聞いた事がない。確かに今年の冬は冬型の気圧配置が強くて、関東平野はカラカラの晴天が続いた。

 川の流れが消える程雨が降らなければ、水不足が懸念されてもおかしくないのに一向にそんな声は聞かれない。今は水道施設が充実して、荒川本流や利根川辺りの水を供給できるからだろう。これがもしも江戸時代だったら、我々住民は今頃必死で水神様に雨乞いしているところだった。何だかんだ言っても良い時代に生まれたものだと思います。

 その後どうなったか気になったので2月19日に高麗川へ行ってみたら、清流が蘇っていた。これはたぶん2月15日にまとまった雨が降ってくれたお陰で流れが復活したんだろう。

坂戸市内の高麗川(2月19日)

 なお掲載された写真は全てMさんが撮ったもので、ご本人の了解を得て載せました。Mさんはバードウォッチングで高麗川へ行ったようで、野鳥の写真も送ってくれたので、それも一緒に掲載します。

アオサギ

ツグミ

コサギ

 

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橋本聖子さんの五輪組織委員長就任で思う事

2021年02月19日 | 日記

 森さんの女性蔑視発言に端を発した五輪組織委員長の交代劇は、橋本聖子さんが就任するという事で事態が収まった。でも国務大臣から一財団組織の長へ鞍替え何て一見格落ち人事で、変な話だなあと思わぬで無い。

 2年前に北海道へ旅行した折り、ひょんな事からその橋本聖子さんと少しばかりお話させて頂いた事がある。7月27日、士幌町の道の駅「ピア21しほろ」で車中泊の準備をしていたら、何処かで見掛けたような女性が男性を一人従え傍を通り掛かった。

 そして彼女が私の車の車番を見て、「埼玉から行らしたんですか?」と声を掛けてきた。どうも見た顔だと思ったから「もしかして橋本聖子さんですか?」と尋ねたらご本人だった。その時私はマラソン大会で貰ったTシャツを着ていたのだが、それを見て「アラ、小川和紙マラソンのTシャツですね。」と言った。「エッ、小川和紙マラソン知ってるんですか?」と聞けば、「私小川和紙マラソンにゲストで参加した事があるんですよ」と教えてくれた。

 それから二言、三言話して彼女は去って行ったのだが、居なくなって一緒に写真を撮ってもらえばよかったと後悔した。僅かな会話で人柄を決めつけるのも何だが、彼女は見ず知らずで無名の私にも偉ぶらず気さくに話しかけてくれ、凄く感じの良い女性だという好印象を持った。

 それ以来隠れファンとして秘かに橋本聖子さんを応援していたのだが、今回の交代劇については就任すればアレコレ非難され泥を被るのは必定だから、五輪担当大臣のままでいて欲しかった。

 しかしどんな内部事情が作用したのか判らないが、橋本五輪組織委員長が誕生してしまった。なったからには頑張ってもらうしか道はない。どうせ今回の東京五輪はコロナウィルスでケチをつけ、大して期待などされていない大会だ。

 案外これは、逆説的に言えばチャンスかも知れない。失敗すれば「ヤッパリか」と言われるだろうけど、ダメもとでオリンピックがうまく成功したら、「日本の奇蹟」、「日本の底力」と世界中から称賛される事は間違いない。ぜひそうなってくれるよう彼女の健闘・活躍を願っている。一ファンとしては最後の閉会式で、彼女の大輪の笑顔を見たいものです。

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夢の島から豊洲市場までウォーキング

2021年02月17日 | お出掛け

 2月16日(火)

 

 3週間ぶりに都内北区十条の永振クリニックへ通院した。膝に注射を打つだけの治療はアッサリ終わり、時間がたっぷりあるので今回も都内見物に出掛けた。

 前回は旧築地市場を見物したから、今回は移転先の豊洲市場へ行ってみようと思った。ウォーキングをやりたかったので、地下鉄有楽町線の新木場駅まで行ってそこから歩き始める事にした。

 40年ほど前に江東区シーサイドマラソンという大会で何度か走った事があり、新木場界隈を訪れるのはその時以来になる。それは夢の島陸上競技場を発着地点とする20キロのマラソン大会で、山岳会の仲間達と4~5年ほど続けて出場した。

 あの頃はまだ地下鉄新木場駅は無く、ゴミ捨て場から誕生した夢の島はだだっ広い殺風景な平坦地だったが、今は整然とした街並みと整備された公園に変貌している。

新木場駅前

 最初に新木場駅の北に隣接する夢の島公園内の「第5福竜丸展示館」を見学する。太平洋ビキニ環礁での水爆実験で被曝した第5福竜丸の事など今の若い人は殆ど知らないと思うが、核爆弾の恐ろしさを知る貴重な展示館だと言える。

夢の島公園入口

第5福竜丸展示館

館内に展示された第5福竜丸

 展示館を出ると東隣にある夢の島熱帯植物園を訪ねたが、こちらの方は緊急事態宣言で閉鎖されていた。夢の島から曙橋を渡り東京オリンピックの為に建てられた豪壮な辰巳国際水泳場の横を通り、古い都営アパート群と高級高層マンション群が混在する街並みを抜けて、地下鉄有楽町線とゆりかもめの駅が在る豊洲へ着いた。

夢の島熱帯植物園

ゴミの埋め立て跡地とは思えない公園内の樹林帯

辰巳国際水泳場

ゆりかもめ豊洲駅

 豊洲公園から隅田川河口部沿いの眺めが良い遊歩道を歩いて、豊洲市場へ向かった。新しく生まれ変わった豊洲市場は、ゆりかもめ市場前駅周辺に大きく3棟に分かれて建てられている。

豊洲公園から隅田川河口

ゆりかもめ市場前駅

駅前に在る食堂街「江戸前城下町」

 3棟のうち「水産仲卸売場棟」と「水産卸売場棟」を見学したが、旧築地市場の雑然とした雰囲気は無く、まるでオートメ化された近代的な工場を見学しているような気分だった。棟内の飲食販売エリアも半分ほど店しか開いておらず、現状では築地の場外市場の方が遥かに活気があって魅力的だ。

豊洲市場水産仲卸売場棟

長い通路を通って見学エリアへ

あんまり活気の無い棟内飲食エリア

 見るべき場所もさほど無いので早々と市場を出て、ゆりかもめ市場前駅へ戻った。ガラ携帯の歩数計アプリを見ると、此処まで約3時間、15キロの距離を歩いている。どおりで疲れて脚が重いはずだ。もう歩く元気は無く、ユリカモメと地下鉄有楽町線を経由して我家へ戻った。

ユリカモメで豊洲へ戻る

 今日歩いた東京湾岸エリアは、今日本の中で一番変貌している街ではないだろうか。ここら辺でニョキニョキ建っている高層マンション群は、いわゆる億ションと呼ばれるもので、私のような平民が逆立ちしたって住める場所じゃない。だから負け惜しみで言う訳じゃないが、こんな人工物ばかりの場所にこれポッチも住みたい何て思わない。

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昨夜の大地震で10年前の恐怖が蘇る。

2021年02月15日 | 日記

 2月14日(日)

 寝入りばなを襲った昨夜の地震にびっくりたまげた。突然始まった激しい揺れは一向に収まらず、10年前に起きた東北大震災を一瞬思い出し恐怖が走った。揺れが収まってテレビをONにすると、震源地は福島県沖の太平洋で最大震度6強の大きな地震だったと報じていた。

 「災害は忘れた頃にやってくる」と言われるが、恐怖を否応なく体感するだけに「コロナウィルス」や「森さんの暴言」より、私にとっては地震の方が遥かに怖い。

 アナウンサーが「津波の心配はありません」と言った(どうしてすぐに分かるんだろうか?沖合に津波探知機でも設置してるからなのか?)ので、取りあえずホッとして大した被害がありませんようにと願いつつ再びベッドに潜り込んだ。

 翌朝さっそく朝刊を開いたら記事を挿入するのが間に合わなかったようで、地震の事は一切触れておらず「森氏の後任選び問われる透明性」などとノー天気な記事が一面に書かれていた。

 朝食を食べながら朝刊を読むのが私の日課なので、ジックリ読める新聞は嫌いじゃないが、こんなにアナログだと日々進化する情報戦線の中で、そのうち淘汰されてしまうのではと心配になってくる。

 ネットやテレビで見る限り、被害は広範囲に渡っているものの地震による死者はいなかったようで、それ程の大惨事に至らず安堵しているところです。しかし二年前の熊本地震のように、本震よりも大きな余震が起きる可能性もあるので、しばらくは気の抜けない日々となるんでしょうね。

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役所広司主演「すばらしき世界」は見応えのある良い映画でした。

2021年02月13日 | 映画・コンサート

 久し振りに映画館を訪れた。緊急事態宣言下にも拘わらず館内は大勢の人で賑わっており、「平日なのに何で混んでるんだ。」と思ったが、今日が建国記念日で祝日である事にようやく気が付いた。

 役所広司さんが好きな役者さんなので、映画は彼が主演する「すばらしき世界」という作品を観た。作品名は明るいが、刑務所を出所した元やくざの主人公が世間に受け入れられず、逆境の中で生きて行くという社会問題を提議したシリアスな物語です。

 殺人犯の三上正夫(役所広司)は、長期服役を終えて刑務所を出所する。今度こそ「カタギ」になろうと決意するが、前科者である事や本人の直情的な性格が災いして中々仕事を見つける事ができない。

 ややもすると自暴自棄になり悪の道へ戻ろうとする三上を、身元引受人の夫婦やフリーライターの若者、役所の職員など善意の人々が、彼に寄り添い助けようとする。

 そんな彼らの地道な善意が実り、三上はとある介護ホームの職を得る事ができた。新天地で張り切って頑張ろうとする彼に、元妻から祝福の電話が掛かってくる。笑顔が戻り、やっと人生に希望を灯りを見つけた三上に悲しい結末が待っていた。・・・・

 「すばらしき世界」という作品名は、悲惨な人生の最後に灯った人生の希望を指しているんでしょうか。役になり切った役所広司さんを始めとする出演者達の熱演で、胸迫りとても見応えのある素晴らしい映画ができました。

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先日採ってきた土手菜っ葉をさっそく我が家で食べてみた。

2021年02月11日 | 日記

 先日市野川の土手で収穫してきた「土手菜っ葉」、その日の夕食にお浸しで、翌日の朝食はみそ汁の具として妻が料理してくれた。土手菜っ葉のさっぱりした食感と味わいは、私の舌に合って中々美味かったです。

 ただ我家にはビニール袋二つ分の「土手菜っ葉」が残っており、これを萎びぬうちに食べきらねばならない。当分の間「土手菜っ葉」のお浸しとみそ汁が続きそうなので、幾ら葉物野菜好きな私でも最後の方はきっと飽きて嫌気が差してくるでしょう。

 この「土手菜っ葉」河原の土手に幾らでも生えており、食用として十分通用するから、誰かが商品化して販売したっておかしくはない。しかしそんな話を聞かないのは、見た目が雑草ポイッから売れないのかな。

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市野川で土手菜っ葉採り&白鳥見物

2021年02月09日 | お出掛け

 2月8日(月)

 

 「川島町の荒川で土手菜っ葉採りをするんだけど一緒に行かない?」と山の先輩Iさんからメールが届いた。暇つぶしと食料調達の一石二鳥になりそうなので、喜んで参加する事にした。

 実際の場所は荒川支流の市野川堰堤で、待ち合わせ場所には  I さん夫妻と I さんの義弟Aさんがやって来た。I さんの言う「土手菜っ葉」は「なばな」の一種で、説明を聞かなきゃ単なる土手に生えてる雑草にしか見えない。

土手菜っ葉採取中

 土手菜っ葉は堤防の斜面に限りなく繁殖しており、容易に収穫できるのはありがたいけれど、「タラの芽採り」のような「アッあった~」という発見の喜びを味わえ無いのがチョット物足らないところです。

採取した土手菜っ葉

 僅か30~40分ほどで収穫は終わり、近くの公園へ場所を移動してシートを広げコーヒーブレイクとなった。その後収穫した土手菜っ葉で I さんがみそ汁を作ってくれる予定だったが、北風が凍えるように寒いので昼食は川島町の「泉の里」というお蕎麦屋さんで食べる事になった。

公園の一角でコーヒーブレイク

川島町のお蕎麦屋さん「泉の里」

 妻の話だと「ここはB級グルメグランプリにも優勝した事があるけっこうな有名なお蕎麦屋さん」であるらしい。名物蕎麦の「かわじま呉汁」は墨のようなつけ汁に、太めの蕎麦を漬けて食べる。見た目不味そうで私は注文しなかったが、何度か食べてる妻が言うには中々美味しいそうだ。

かわじま呉汁ソバ

 昼食を終えるとAさんが以前訪れた事があるという川島町の「白鳥飛来地」へ皆で行ってみた。越辺川の畔にある「白鳥飛来地」は、この近辺じゃちょっとした有名観光スポットで、無料の駐車場には多くの車が停まっていた。

 「本当にいるのかなあ」と半信半疑で堤防を越え飛来地へ歩いて行くと、「オー、いるではないか。」たくさんの白鳥やカモなどが水面に浮かんでいた。一部の人慣れた白鳥などは「餌は無いの?」みたいな顔をして、見物人の方へ寄ってくるのがチョット愛らしい。

駐車場から白鳥飛来地へ向かう道

白鳥の群れ

寄って来た白鳥

 白鳥飛来地の事は噂にチラッと聞いた事はあったが、此処へ訪れたのは今日が初めてだった。バードウォッチングに興味の無い私でも、それなりに見応えのある場所でした。

 土手菜っ葉採りだけのつもりで来たが、白鳥見物の方がメインになって楽しく有意義な一日となりました。誘っていただいた I 夫妻にAさん、どうもありがとうございました。

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乗鞍高原スキーツアー

2021年02月07日 | 旅行

2月4日(木)~6日(土)

 

 初日こそ猛吹雪に見舞われて、これが登山だったら雪山遭難だなと思う程酷い天気だったが、二日目~三日目の乗鞍高原は青空が広がって絶好のスキー日和になった。

 去年の妙高高原スキー以来1年ぶりに再会したF家の皆さんは、老い萎んでいく我々夫婦と対照的に益々パワーアップして元気そうだった。若いK君とY君は、スキーの腕前が一年前より一段と上達している。筋力の低下で年々下手になっていく我身に比べ、若い彼らの伸び代が羨ましい限りです。

 緊急事態宣言の影響をもろに受けてかゲレンデで滑っている人の数は数える程しかおらず、半分ほどのリフトが稼働を停止していたが、スキー場の営業面を考えればそれもやむを得ないのだろう。

 何処かのお偉い先生方が足しげく通うキャバクラや高級クラブと、屋外でソーシャルディスタンスを充分に保てるスキー場やテニスコートを同一に自粛しろと言うのは、チョット筋が違うのではと思えてならない。

 宿泊した休暇村乗鞍高原はGoToトラベル停止にも拘わらず、けっこう賑わっていた。人気が増すと増々予約し難くなるのであまり宣伝したくないが、リーズナブルな料金の割に施設、食事、温泉、応接などどれも上質なサービスでコロナ感染対策も充分行き届いている宿なので、お客さんも大勢来るのだろう。居心地が良いから長期滞在したいぐらいだが、そうなると食べ過ぎて肥満度アップは間違いないからそれも困りものです。

 まあこんな状況でしたが、楽しいツアーを過ごす事ができました。三日間一緒に付き合ってくれたF家の皆さんには、幸せのお裾分けをチョッピリ頂きありがとうございました。

4日(木)は猛吹雪の悪天だった。(休暇村乗鞍高原前)

ゲレンデも深雪状態

5日(金)は朝から青空が広がった。(休暇村乗鞍高原前)

出発前に全員写真

夢の平コース最上部に在る三本槍レストハウス

スキー場から望む乗鞍岳(中央の峰が最高峰の剣が峰)

一番下部の鳥居尾根ダウンヒルコース(手前のボーダーはK君)

午後になると雲が湧き、乗鞍岳に飛行機雲が掛かった。

6日(土)も青空が広がった。(最上部の最も急なカモシカコース)

ゲレンデ最高地点からの眺め(遠くに南アルプスや中央アルプスが展望できる)

 

 

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乗鞍高原スキー二日目

2021年02月05日 | 旅行

2月5日(金)
猛吹雪の昨日から一転、今日の乗鞍高原には青空が広がった。天気の良し悪しで、地獄と天国の違いです。
パラダイスのゲレンデで、午前中はF家の皆さんと一緒にスキーを楽しだ。だけどF家のK君とY君は二十代のカットビ元気な上級スキーヤーなので、半世紀年上の我々はついて行くのが精一杯、午後は老夫婦別メニューで
滑りました。
それでも十分スキーの楽しさを満喫する事ができました。
これから源泉風呂に浸かった後は、楽しい二次会で盛り上がりたいと思います。

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緊急事態宣言下、明後日から乗鞍高原へ出掛けてきます。 2月2日(火)

2021年02月03日 | 日記

 2月2日(火)

 夜半過ぎに雨雲が通過して、関東地方は地面を濡らすほどの雨が降ったようだ。標高の高い所では雪となったようで赤城山や日光連山が白く雪化粧していた。

赤城山

日光連山(左端の山が男体山)

 雪と言えば各地のスキー場は緊急事態宣言の影響でお客さんが来ず、壊滅的な打撃を受けているとネットニュースで報じていた。「義を見てせざるは勇無きなり」窮状を救うべく、明後日から乗鞍高原スキー場へ行って来ます。

 「不要不急の外出自粛が求められる中、不謹慎ではないか」とご批判の向きもあろうかと思いますが、これは山仲間のHさん家族と毎年行ってる恒例スキーツアーで、去年のうちから予約してたものです。

 乗鞍高原スキー場は去年初めて訪れてゲレンデから雄大な乗鞍岳の眺めが最高で、すっかりお気に入りになりました。H家の皆さんと1年ぶりの再会も楽しみです。GoToトラベル停止はアテが外れたけれど、スキー産業振興にチョット貢献してきます。

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秩父、蓑山(美の山)ハイキング

2021年02月02日 | 山歩き

2月1日(月)      天気=晴れ

08:48親鼻駅➝ 08:55登山道入口➝ 09:15車道出合➝ 09:50~59みはらし園地➝ 10:02美の山神社➝ 10:12榛名神社➝ 10:22~11:18美の山➝ 11:54~12:03聖神社➝ 12:07~12和銅黒谷駅➝ 13:02親花駅

 

 山には行きたいが、緊急事態宣言で遠出し難い雰囲気になってきた。そこで近場の山ならよかろうと、山頂付近が桜の名所で公園になっている、秩父市近郊の蓑山(ミノヤマ)を登って来ました。

 当初は電車で行こうと思ったが、コロナ感染が恐いので車で我が家を出発した。関越道の花園インターで一般道へ降り、国道140号を経由して登山口の秩父鉄道、親鼻駅に着いた。

 駅員さんに「近くに駐車場は無いか?」と尋ねたが、駅周辺には無いと言う。駅前の家で女性の姿が見えたので尋ねてみたら、「半日位なら私の家の横の空き地へ停めても大丈夫ですよ」と言ってくれたので、そこに車を停めさせてもらう。

秩父鉄道、親鼻駅

 準備を終えると出発する。駅の構内を横切って国道を秩父方面に向かうと、すぐに「美の山山頂➝」と書かれた道標があって、そこを左へ曲がる。少し行くとバッティングセンターがあり、そこから左に入った所が登山道の入口だった。

バッティングセンターの所を左へ行く

登山道入口

 落葉の詰まった雑木林の道は緩やかで歩き易く、20分ほど登ると山頂公園に向かう車道が交差し、ここには歩行者数を集計するカウンターが設置されていた。

落葉の積もった緩やかな登山道

 車道を横切り更に緩やかな道を登って行くが、時折左膝にピリッと針を刺すような痛みを生ずるようになった。「ヤバい、又悪化するかも?」と不安になり刺激を与えぬよう慎重に登って行く。

車道から再び登山道へ

雑木林の道(ここは関東ふれあいの道になっている)

 やがて石階段状の道となり、その上が「みはらし園地」の広場だった。みはらし園地は山頂公園の一隅で、樹間の合間に群馬との県境の山、城峯山が望まれた。

階段の道

みはらし園地

 みはらし園地から残雪の残る遊歩道を進んで、こじんまりとした蓑山神社に着く。蓑山神社から階段の急坂を一登りする山頂台地の一角で、立派な石柱が建つ榛名神社に着いた。神社の横には秩父盆地や奥秩父の山々を見渡す展望台があり、素晴らしい展望が広がる。

残雪の遊歩道

蓑山神社

階段の急登

榛名神社

神社横の展望台

 榛名神社から平坦な遊歩道を10分ほど進むと、テレビ中継局のアンテナ施設が建つ蓑山山頂(587m)で、山頂標識が施設の脇に建っていた。暖かな冬の陽射しを浴びた山頂は心地よく、ベンチを独占してお湯を沸かし1時間ほどコーヒーブレイクでノンビリ寛ぐ。

山頂手前の桜植樹広場

蓑山山頂

山頂から秩父市街地と奥秩父の山々(左端の山は武甲山)

山頂から東秩父の大霧山方面

山頂のテレビ局アンテナ施設

 山頂付近には食堂&売店が在るけれど、シーズンオフの今は閉ざされている。他にトイレや展望などが在り、この直下まで車道が通じているので、アベックなどの行楽客が散策していた。

山頂から売店・展望台のある広場

早くもロウバイが咲いていた。

 休憩を終えると山頂を後に、和銅黒谷駅へ向かう登山道を降って行く。登って来た親鼻駅からの道に比べると、こちらの方がやや直線的で勾配がきつい感じがする。

山頂から和銅黒谷駅へ向かう道

雑木林の快適な道

 登山道沿いが雑木林から竹林に変わると人里間近で、やがて山間の集落が見えてきた。この付近には日本最古の貨幣「和同開珎」の銅採掘地がある。集落の道をまっすぐ降ると国道に達し、その脇に「和同開珎」の巨大レプリカがある聖神社だった。

里の集落に降りて来た

和同開珎の巨大レプリカがある聖神社境内

聖神社参道

 参拝の人が多くご利益あり気なお社だったので、参拝した後秩父鉄道の和銅黒谷駅へ向かう。駅に着いたのがお昼過ぎ、丁度電車が出たばかりで次の電車まで40分以上ある。此処でボケっと待つのもつまらないので、歩いて親鼻駅まで戻る事にした。

和銅黒谷駅

 親鼻駅へ向かう国道沿いは車の騒音が煩くて気分を損ねたが、途中から国道に並行して走る「腰道」と呼ばれる狭い車道があり、そちらの道は静かだったので、気分良く親鼻駅まで歩く事ができた。

国道140号から蓑山を眺める

腰道の道標

腰道から宝登山(中央奥の山)

 山頂まで車道が通じすっかり公園化している蓑山は、山の風情に欠けると思って今まで行く気がしなかったが、冬場は人が少なく山頂からの眺めも良いので、冬枯れ時期のハイキングとしては快適な山で心地よい山歩きができました。桜の時期に秩父鉄道で訪れて、西武秩父駅の美味いもの処で打ち上げの一杯なんてのも悪くないプランですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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