Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

明日からしばらく北海道を巡ります。

2021年09月30日 | 旅行

9月30日(木)

突然ですが、今新潟港から小樽へ向かう船にいます。大雪山の紅葉が見たくて、明日からしばらく北海道を巡ります。
新日本海フェリーのアザレア号はレストランや浴場もあって至れり尽くせりの大型船、快適な船旅を楽しんでいます。
行き当たり場っりの旅になりそうですが、余裕があったら、旅のつれづれをガラケーにて発信したいと思います。
今のところ心配なのは天気、台風が近づかないのを願うのみです。

12:00新潟港を出港

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昭文社から株主優待で届いた道路地図と旅行雑誌

2021年09月28日 | 日記

 先日出版社大手の昭文社から、株主優待で「関東道路地図」と「温泉宿を紹介する旅行雑誌」が送られててきた。その昭文社株を購入したのは今から約20年前ほど前になります。

昭文社から届いた旅行雑誌と関東道路地図

 購入した理由というのは、この会社が国内の登山地図を出版する数少ない出版社の一つであったからです。うまくすれば株主優待で地図が安く手に入るのではと目論んだが、そんな事は無く隔年に一度売れて無さそうな道路マップや旅行雑誌が送られてくるだけだった。

 世の中がだんだんインターネットの時代に変わり、アナログの出版物業界は恒常的な不況に落ち入り株価は半値以下に低迷した。配当金もここ数年は無配続きで、投資の対象としては完全に的が外れた会社だった。

 保有しているのは最低単位の100株だけなので、今売却しても精々夫婦で一泊高級旅館に泊まれるほどの金額にしかならず、腐れ縁のように持ち続けている。

 まあ宝くじと一緒で、持っていればそのうち昭文社さんが奇跡的に大ヒット商品を販売して株価がド~ンとUPする可能性だってゼロじゃない。でもその前に倒産する確率の方が遥かに高いんだろうけれど。

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帯状疱疹かと思ったら、単なる虫刺されだった

2021年09月26日 | 日記

 先日北アルプスの五竜岳へ登った翌日頃から、足の膝下辺りが妙にむず痒くなってきた。寝ている時など無意識に掻いていたら、その内赤い斑点模様が患部に広がり痒みも酷くなってきた。

 それをテニス仲間のH氏に話したら、「もしかして帯状疱疹じゃないの。ウチの母ちゃんも罹って医者へ行ったよ」と言う。帯状疱疹と言えば、皇后陛下雅子様も罹った病いではないか。過大なストレスや疲れが発症の引き金になると、ネットに書かれていた。

 私に当てはめると確かに登山で過労気味ではあったし、何かと気苦労も多い。これは一度医者に診てもらった方がよさそうだと、以前診察を受けた近所のI皮膚科クリニックへ訪れた。

 診察室へ呼ばれ私の症状を診た高齢の院長先生は、「こりゃ山で虫に刺されたな」とアッサリ言った。私が事前の説明で「登山の後に発症した」などと話したもんだから、ろくな診察をせずテキトーに言ってるんじゃないのかと疑う気持ちが無いではなかった。

 しかしその後に処方してもらった塗り薬を患部へ塗ってみたら、劇的に効いて痛みがス~ッと遠のいた。この薬が効いたという事は、やっぱり私の症状は「帯状疱疹」では無くて、単なる「虫刺され」に過ぎなかったと言う事になる。ホッとはしたけれど、チョッピリ残念な気がしないでもない。

My Leg.(汚い足で済みません)

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群馬県、榛名天狗山ハイキング

2021年09月24日 | 山歩き

9月23日(木)      天気=晴れ

09:12市営駐車場→ 09:25榛名神社→ 09:57鏡台コル→ 10:12鏡台山→ 10:23鏡台コル→ 10:49鐘原ヶ岳分岐→ 10:58天狗山西峰分岐→ 11:03~11天狗山西峰→ 11:17~47榛名天狗山→ 11:58鐘原ヶ岳分岐→ 12:28~33鏡台コル→ 13:03榛名神社

 

 古い山仲間のIさん達と、急遽榛名山前衛の天狗山に登る事になった。参加したのはI夫妻とIさんの義兄Aさん、そして我々夫婦の5名です。関越道藤岡インター傍の道の駅「ららん藤岡」で待ち合せ、2台の車を連ねてAM9時頃登山口の榛名神社へ着いた。

榛名神社入口の大鳥居

 神社近くの市営駐車場が閉鎖されていたので、仕方なく駐車場入口の路肩に車を停めた。此処から歩き始めて榛名山神社へ向かう。宿坊など軒を連ねる門前通りを通って神社前門まで行くと、右手に天狗山へ至る道があった。

榛名の神社市営駐車場(閉鎖中で場内には停められない)

神社へ向かって門前通りを登って行く

榛名神社前門の鳥居

天狗山登山道入口

 コンクリート舗装の狭い林道をしばらく行くと赤い鳥居が建ち、そこから登山道が始まった。樹林帯に続く緩やかな道を進んで行くと、だんだん傾斜が増し最後はロープを伝って急坂を登ると鏡台山への道が分岐する鏡台コルだった。

コンクリート舗装の狭い林道

林道奥の登山道入口

緩やかな登山道

鏡台コル手前の急登

 ここで最初の休憩を取る。休憩の間、妻と私で鏡台山まで往復する。鏡台山(1079m)は樹林に覆われて展望は無く、山頂標識が在るだけの静かな山頂だった。

鏡台山山頂

 鏡台コルからは山腹を巻くトラバース道で、2~3個所小さな沢を横切って行く。鏡台コルから30分足らずで、小さな表示板がある鐘原ヶ岳分岐へ着く。左に分岐する鐘原ヶ岳への道は、踏み跡薄くあまり歩かれていないようだ。

鐘原ヶ岳分岐

 分岐から10分足らずで赤い鳥居と小さなミニ鳥居群が建つ9合目へ着いた。ここから天狗山西峰への道が右に分岐していたので、最初に西峰へ向かう。

9合目地点

 程なくして着いた天狗山西峰(1179m)は展望も無く、樹林帯の凡庸な山頂だったが一応ここが天狗山最高地点となる。再び9合目へ戻り今度は榛名天狗山へ向かう。

天狗山西峰山頂

9合目へ戻って来た

 榛名天狗山の山頂は尖がった大岩で、此処から関東平野の大展望が広がる。冴えわたる秋晴れの中、此処でノンビリ休憩すれば最高だったが、場所は狭いし次々と登山者が来るので落ち着かず、一寸戻った木陰でランチタイムとする。

榛名天狗山山頂

山頂から妙義山(左奥)浅間山(右奥)方面

山頂の大岩下

 30分ほどで休憩を終えると山頂を後に下山する。途中で余力があれば、鐘原ヶ岳の山頂へも行ってみたかったが、計画した山行を変更して遭難沙汰でも起こしたら事なので、無難に往路を忠実に降った。

往路を下山する

鏡台コルへ戻って来た

 榛名天狗山から1時間15分ほどで登山口の榛名山神社に戻って来た。駐車場へ戻ると「キノコ探しに出掛ける」というI夫妻&Aさんの車とお別れし、我々は榛名湖畔の榛名湖温泉へ向かい山の汗と疲れを流した。

下山後、高崎市榛名歴史資料館を見学(65歳以上無料)

榛名湖と榛名富士

 温泉を出ると時間が早いし高速道路料金も勿体ないので、混み合う休日の一般道をドライブし、暮れなずむ夕刻に我家へ戻って来た。玄関前にはI夫妻からの置き土産で「キノコ」が鎮座していた。そのご厚意に感謝多謝です。

 そう言えば今日も登山の休憩時、先輩Iさんが「天狗山はイイ山だね。でもこの位の山が僕の限界だよ」と弱気な事を言っていた。山の会で百名山を一番乗りで踏破し、雪山や沢登りも元気に登ってたIさんも私より5歳年上で今や立派な後期高齢者だ。

 世間的な基準で言えば、その年齢で登山できるだけでも凄い事なのかも知れないが、でもIさんは私の人生航路の道標的な存在と勝手に定めているので、「まだまだ頑張ってくれなきゃ困りますよ」と言いたかったけど喉元で引っ掛かった。

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青梅市の宗建寺へ墓参り&奥多摩散策

2021年09月22日 | お出掛け

9月21日(火)      

 

 妻の実家の菩提寺で青梅市の宗建寺へ墓参りに出掛けた。青梅市は関東平野と奥多摩山地の狭間にあり、緑と清流豊かな自然と調和した街です。今日は爽やかな秋晴れで絶好のお墓参り日和、気持ちも新たに両手を合わせご先祖の御霊に祈りを捧げました。

青梅、宗建寺

墓所の入口に祀られた「六地蔵様」

墓所の風景

 お墓参りを済ませた後は、昼食がてら奥多摩、御岳渓谷に在る料理店のままごと屋へ向かったが、生憎自粛休業中。車を五日市町へ走らせ、の黒茶屋へ行ったがこちらの店も休業中、結局五日市町の老舗蕎麦店「寿庵忠左衛門」でお蕎麦を頂いた。

五日市町の蕎麦店「寿庵忠左衛門」

天せいろ蕎麦並盛り¥2000円也

 いつも行ってる地元の蕎麦店に比べると一寸高めの価格設定(私が食べた天せいろ蕎麦並は¥2000円)だったが、のど越し良くそれなりに美味しいお蕎麦でした。

 蕎麦店を出ると時間つぶしに秋川渓谷に在る「瀬音の湯」へ行ってみた。こちらは売店や食堂、宿泊施設が併設された大規模な日帰り温泉ですが、大勢の行楽客で賑わっていました。

奥多摩の日帰り温泉「瀬音の湯」

瀬音の湯の足湯

 別に汗を掻いた訳でも無いからお風呂には入らず、瀬音の湯から車で数分のところにある茶房「むべ」へ行ってコーヒー&ケーキを頂く。此処は民家風の喫茶店でコーヒー一杯800円とお高いけれど、絵画のギャラリーなどが在り風情ある空間でした。

茶房「むべ」

茶房むべの小さなギャラリー

 お墓参りと奥多摩のプチ旅情を味わって、ソコソコ満たされた気分で我が家へと戻りました。

 

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信州、美ヶ原高原ハイキング

2021年09月21日 | 山歩き

9月15日(水)      天気=晴れ時々曇り

 前日五竜岳を下山した後、温泉に浸かりながらもう一つ何処か山へ行きたいなと思ったが、如何せん老体が疲れ果てそんな元気は残っていなかった。「明日帰宅する」と妻へ電話したけれど、すんなり我家へ戻るのもつまらない。何処か眺めの良い所へ寄ってみようと思い、美ヶ原高原へ行ってみる事にした。

 車中泊した白馬町からナビの誘導で車を走らせ、AM9時頃美ヶ原の駐車場へ着いた。駐車場には売店と自然保護センターの資料館があるが、時間が早くてまだ営業してなかった。

美ヶ原高原の駐車場

 この先の車道は一般車両通行禁止なので、運動靴で水筒と行動食を入れたサブザックを背負って歩き始める。車道をしばらく進むと王ヶ頭へ向かう登山道が左に分岐していたので、そちらの道へ入る。

車道から王ヶ頭山頂

登山道入口

 緩やかな山道を登っていると、少しは登山気分になって来た。やがて展望が開き、前方幾つものテレビ塔が林立する王ヶ頭が見えて来た。駐車場から30分足らずで美ヶ原高原の最高地点、王ヶ頭ピーク(2034m)に着いた。

王ヶ頭に向かう登山道

前方に王ヶ頭山頂

登山道から出発した駐車場を振り返る

 王ヶ頭にはテレビ塔の他、王ヶ頭ホテルが山頂傍に建っている。以前妻と訪れた時はホテルの中で食事をしたけれど今回はパス、山頂で居合わせた若いアベックの綺麗なお姉さんに記念の写真を撮ってもらう。

山頂傍の王ヶ頭ホテル(ホテルに宿泊すれば歩かずに山頂へ来れる)

王ヶ頭山頂

 王ヶ頭から緩やかに降ってダートの車道を緩やかに登り返し、美ヶ原高原西端の王ヶ鼻ピークへ向かう。石の祠や石碑が幾つも祀られている王ヶ鼻(2008m)のピークからは、北アルプスの大展望が広がるはずだが、残念ながら白い雲に覆われて全く展望は無かった。

王ヶ頭から王ヶ鼻方面

王ヶ鼻山頂

晴れていれば北アルプスの大展望が広がるはずだった。

 王ヶ鼻を後にすると、駐車場へ向かう車道を降ってアッサリと駐車場へ戻って来た。今日は僅か1時間半程のウォーキングだったが、雄大な美ヶ原高原の雰囲気を楽しむ事ができました。北アルプスの山岳展望を拝めれば更に良かったんだけど、こればかりは時の運次回の楽しみとしましょう。

駐車場へ戻る車道から王ヶ頭方面

駐車場へ戻って来た

駐車場の自然保護センター(美ヶ原高原に関する資料が展示され無料で見学できる)

駐車場から東側の上田市街地方面が展望できた)

牧場が広がる広大な美ヶ原高原

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北ア、唐松岳~五竜岳登山2日目(詳細)

2021年09月19日 | 山歩き

9月14日(火)      天気=曇り

唐松岳頂上山荘(テント場)→ 五竜岳 → 五竜ゴンドラ山頂駅

05:55唐松岳頂上山荘→ 08:05~18五竜山荘→ 08:57~09:08五竜岳→ 09:43~10:00五竜山荘→ 10:07白岳→ 11:07~22西遠見(池塘)→ 11:44大遠見山→ 12:18中遠見山→ 12:35~45小遠見山→ 13:30五竜テレキャビン山頂駅

 

 朝4時過ぎ、隣のテントの物音で目が覚めた。早朝の冷え込みに、寝袋から出るのが少し辛かった。コンロに火を付け、カップヌードルとコーヒー、パンで朝食を済ます。今朝の天気は高曇りで彼方に富山湾が見えていた。

未明の唐松岳

 テントを撤収し、6時前に唐松岳のテント場を出発した。歩き始めてすぐに牛首の岩場を通過する。鎖が随所に張られているので、慎重に歩けば問題は無い。最低鞍部まで長い降りが続き、大黒岳は山頂直下を巻いたのでいつの間にか通り過ぎていた。

牛首の岩場

雲海と頚城山塊の山々

最低鞍部へ降って行く

 最低鞍部が近づくと、緩やかな道になってきた。行く手の五竜岳がだんだん大きくなってくる。最低鞍部から白岳へ向かって登り返しの道になる。この道は岩場も無く歩き易いが、長い登りで息が切れてくる。

白岳の登りから五竜岳

白岳への登り

 唐松岳のテント場を出発して2時間10分ほどで、白岳直下に建つ五竜山荘に着いた。山荘前のベンチで休んでいると、五竜岳へ登った人達が次々と戻って来ていた。

五竜山荘

五竜岳への登山道

 ベンチ横にザックを置き、貴重品だけ携行して五竜岳へ出発する。ザックを背負って無いと、重しが取れたように身体が軽く感じる。五竜岳への道は登るにつれて傾斜が増して、途中数か所ほど鎖の付いた岩場を通過する。

トラバース気味に登って行く

途中の岩場

山頂直下の岩場

 山荘から休まず歩いて約40分で五竜岳(2814m)へ到着した。山頂は縦走路から50mほど西へ離れた場所にあり、360度の大展望が広がる。北は朝方出発した唐松岳や白馬岳、西は剣岳、立山連峰その左手に薬師岳、南は鹿島槍ヶ岳が大きく、槍、穂高など北アルプスの主だった山が殆ど望める。

五竜岳山頂

山頂から唐松岳方面

山頂から鹿島槍ヶ岳方面

山頂から五竜山荘方面

 10分ほどの滞在で、五竜岳を後にする。山頂から30分余で五竜山荘に戻り、外のベンチで栄養補給を兼ねて20分ほど休憩する。休憩を終えると再び重荷を背負い白岳へ向かう。

白岳山頂から五竜岳

 白岳の山頂から、遠見尾根コースの降りが始まる。最後の見納めと五竜岳を眺めた後、尾根の急坂を降って行く。急坂の途中に数か所岩場があるが、鎖が張られているので大して問題無い。

白岳から遠見尾根を見下ろす

遠見尾根の岩場

西遠見手前の鞍部から白岳を見上げる

 遠見尾根は途中に西遠見、大遠見、中遠見、小遠見の小ピークを連ね、アップダウンを繰り返して長い道程が続く。登山道からは北壁を前面にした鹿島槍ヶ岳の豪快な山容が望める。

遠見尾根から鹿島槍ヶ岳

西遠見の池塘

大遠見山

 西遠見下の池塘で一度休憩しただけで歩き続けたから、小遠見山へ着いた時は流石に疲れた。山頂は霧に包まれ展望は全く無かった。小遠見山から良く整備された遊歩道のような歩き易い道となり、PM1時30分頃ゴールの五竜テレキャビン山頂駅に着いた。

霧の中の小遠見山

小遠見山山頂

テレキャビン山頂駅上部の遊歩道

五竜テレキャビン山頂駅

 ゴンドラでアッと言う間に下界に着き、山麓駅から残置していた自転車に乗って八方の第3駐車場へ戻った。車に乗ると白馬町内のみみずく温泉へ向かい、此処で山の汗を流した。此処はこじんまりとした日帰り温泉で、料金も安く(大人650円)素朴な雰囲気が中々良かった。

五竜テレキャビン山麓駅

自転車で八方第3駐車場へ戻ってきた。

 今シーズンの山小屋は何処も予約しなければ宿泊できず、休業している小屋も多い。中高年登山にはハードルが高くなった感があるが、取りあえず北アルプスにピークに登頂できて達成感のある山行でした。

 

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北ア、唐松岳~五竜岳登山1日目(詳細)

2021年09月17日 | 山歩き

9月13日(月)      天気=晴れ後曇り

八方池山荘(リフト終点) → 唐松岳(テント場)

08:53八方池山荘(リフト終点)→ 09:23八方ケルン→ 09:33~50八方池→ 10:35扇雪渓→ 11:30~12:40唐松岳頂上山荘(テント設営)→ 12:54~13:01唐松岳→ 13:11唐松岳頂上山荘

 

 北アルプスの幕営縦走何て何年ぶりだろうか。ワクワクする半面、体力が持つか不安な思いもある。前日午後に我家を出発し、夕刻に白馬町へ着いた。まず下山口となる五竜テレキャビン山麓駅の駐車場に折り畳み自転車を残置して、道の駅白馬で車中泊をした。

 今朝は八方スキー場の第3駐車場に車を停めAM7時半頃、装備を背負って八方ゴンドラ山麓駅に向かった。ゴンドラの運航開始は8時からで、駅のチケット売り場は既に行列ができていたが、それ程待たずに乗車する事ができた。

朝7時半頃、八方ゴンドラチケット売り場の行列

 ゴンドラと2本のリフトを乗り継ぎ、30分足らずで標高1830mの八方池山荘に着き、此処からいよいよ登山が始まります。出発前に装備の再確認をしてみると、アリャ登山地図と登山計画書を忘れてる。

ゴンドラが雲の中に入って行く

ゴンドラからリフト乗り場へ

リフト終点に着く

リフト終点の八方池山荘(登山道のスタート地点)

 「地図を持たない何て登山者失格」と以前だったら批判されるところだが、今はGPSが有るので地図が無くてもさほど困らない。しかし装備を忘れた自分の不甲斐無さに、最初からモチベーションが低下する。

 過ぎた事を悔やんでも仕方ないので、取りあえず出発する。八方尾根の道は、登山者や行楽客で人の列が点々と連なっている。吹き渡る風は涼しく、雲の上に出て眺めも良いので登山の喜びが心の中で満ち満ちてくる。

登山道から鹿島槍ヶ岳(左奥)五竜岳(右奥)の眺め

八方ケルン(八方池手前に在る)

 八方池山荘から約40分で八方尾根の名所「八方池」へ着いた。此処を目標に登って来る人も多く、池越しに望む不帰峰や白馬三山の眺めが素晴らしい。

八方池と奥に不帰峰

 八方池を過ぎると賑やかさも減じてくるが、唐松岳は北アルプスでも数少ない日帰り可能な山なので登山者は絶えない。八方尾根コースは適度な傾斜が続き眺めも良く、危険個所が無いので快適に歩いて行ける。

登山道から鹿島槍ヶ岳(左奥)と五竜岳(右奥)方面

 八方池から約45分で遅くまで残雪が残る扇雪渓で、此処からしばらくの急登が続き丸山ピークへ着く。眺めも良いので此処で休憩する人も多い。ギャギャと鳴く声が聞こえたので見渡すと、少し離れた所にサルの群れが居た。標高2400mを越えるこんな所まで猿が生息しているのかと驚いた。雷鳥や高山植物の生態に影響しなけりゃいいんだけど。

扇雪渓

 丸山を過ぎると、八方尾根は細く険しくなってくる。積雪期だとナイフリッジ状となり厳しいコース何だろうが、無雪期の今は道が良く整備されているので殆ど危険個所は無い。細尾根を登ってAM11時30分、稜線直下に建つ唐松岳頂上山荘へ着いた。八方池山荘からここまで、約2時間40分の道程だった。

丸山ピークから八ヶ岳方面(右奥に小さく富士山が見える)

丸山ピークから白馬町山麓の眺め

登山道から不帰峰の岩壁

稜線直下の細尾根

唐松岳頂上山荘

 唐松岳頂上山荘は今シーズン小屋泊の営業はしておらず、予約したテント泊のみ受け入れている。テント泊料金はテント1張り=1500円、宿泊人数1人=1000円で合計一泊2500円となり、以前に比べると五倍も値上がりした。でも緊急事態宣言下で営業自粛が求められている中、受け入れてくれるだけでもありがたいと思わねばならないのだろう。

テント設営

 テントの設営が終わると、空身で唐松岳まで往復する。山荘から十数分で着いた唐松岳(2696m)は、大勢の登山者で賑わっている。山頂は360度の大展望で、北は白馬岳、西は剣、立山連峰そして南は五竜岳が圧巻の眺め、東面は本州の名だたる山々が望め、八ヶ岳連峰の右手には小さく富士山の姿も見えた。

唐松岳山頂への登り

眼下に唐松沢雪渓(氷河では無いかと言われている)

唐松岳山頂

山頂から白馬岳方面

山頂から五竜岳方面

山頂から唐松岳頂上山荘

 唐松岳からテントへ戻るとその後はノンビリタイムです。剣岳や立山、薬師岳等の名峰を眺めつつ飲むビールの味は格別です。夕食後テントの外を眺めると、雲湧く黒部谷の上に黒々と剣岳が聳え立っていた。

山荘直下の西側斜面にテント場が点在する

夕暮れ時、黒部谷越しに剣岳

 

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五竜岳を登頂後遠見尾根を下山

2021年09月15日 | 山歩き

9月14日(火) 天気=曇り
0550唐松岳テント場➡ 0952五竜岳➡ 1330五竜ゴンドラ山頂駅


唐松岳テント場で寒い朝を迎えた。北アルプスは既に秋山です。テントを撤収し、朝6時前に五竜岳へ縦走する。天気は高曇りで稜線を吹く風が冷たい。
五竜山荘に着いて、ここから五竜岳までピストンする。何度も訪れている五竜岳山頂だが、鹿島槍ヶ岳も始めとする北アルプスの雄峰が圧巻の眺めです。

五竜岳山頂
五竜山荘へ戻り、遠見尾根を下山する。久々に重荷を背負って、五竜ゴンドラ山頂駅までの道は遠かった。
下山後白馬町のみみずく温泉で山の汗を流す。せっかく信州まで来たんだから、何処か別の山を登りたい気持ちだが、疲れた老体が嫌だと拒否反応をしている。今宵も車中泊しながら、明日は登山にしようかドライブしながら我が家へ戻ろうか思案中です。

 

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北アルプス、唐松岳~五竜岳登山

2021年09月13日 | 山歩き

9月13日(月) 天気=晴れ

突然ですが、北アルプスの唐松岳に来ています。緊急事態宣言で中々山へ行けない状況ですが、登山シ一ズンが終わる前に北アルプスの山を登らねばとやって来ました。
北アルプスでのテント山行は何年ぶりだろうか、70歳過ぎてもまだまだやれるありがたい事です。テント場からの眺めも最高でビールが美味い。
明日は五竜岳を登って、遠見尾根を下山します。尚登山の詳細は後日のブログにて紹介します。

テント場から唐松岳

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日本三百名山回顧№97、新潟県、焼山(3百名山)

2021年09月12日 | 三百名山回顧

 平成26年9月28日

 頚城山塊の焼山は登ったのは、平成26年9月28日の事でした。三百名山登山はそれぞれに思い出はありますが、この山は特に印象深く記憶に残っています。というのもこの山を登った前日の9月27日に、木曽の御嶽山が噴火して58名のもの方が亡くなるという戦後最大の山岳遭難が発生したのです。

 焼山も活発な火山活動で知られる山、過去には噴火による犠牲者も出て私が登る数年前まで山頂への立入が禁止されていたのです。そういう事情もあったから、焼山への登山は正直ためらう気持ちもありました。

 未明に笹ヶ峰の登山口から登り始め通過地点の火打山山頂へ着くと、遠く南の彼方に御嶽山から立ち昇る噴煙が煙草の煙のように望めました。しかし天気は絶好の登山日和で、釣り鐘型の焼山が行く手に聳えています。

焼山

 これはもう行くしかないと気持ちを引き締め、誘われるように焼山へ向かいました。登山口から6時間余かけて辿り着いた焼山の山頂は素晴らしい展望で、登って来た甲斐があったと喜びが湧き上がりました。

焼山山頂

 尚この登山については、既に私の過去ブログに掲載しています。詳細については、下記をクリックしてご覧ください。

   

クリックしてね。

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最後の膝痛治療を終え、緊急事態宣言下の十条銀座商店街と池袋東武デパートを散策

2021年09月10日 | お出掛け

 膝痛治療の為、都内北区十条の永振クリニックへ通い始めてから1年4カ月が過ぎた。この病院を知ったきっかけは、私が愛読する山岳雑誌「山と渓谷」に膝の名医として院長の陳先生が紹介されていたからです。

 去年の4月に通院を始めてから、2~3週間に一度の頻度で通院を続けていた。治療は「ヒアルロン酸」注射を打つだけだが、それが効いたのか否かは判らないけれど、とりあえず膝の痛みからは解放された。

 このまま黙ってるとエンドレスに治療が続きそうなので、「今回で治療を終わりにしたい」と治療後陳先生に話した。先生は快く了承し、「何かあったら又来てください」と言ってくれた。

 膝痛が再発しない限り、馴染み始めた十条界隈へもう来る事は無いだろう。都内散策もしばらくできないだろうから、見納めに十条銀座商店街を歩いてみた。

 急事態宣言下で幾つか休業してる店はあっても、アーケード街はソコソコの賑わいを見せていた。再開発で十条駅前の風景は一変してしまうのだろうが、下町情緒が残るこの商店街にはいつまでも頑張って欲しいものだ。

再開発が進む十条駅前(中央奥が十条銀座商店街の入口)

再開発が完了すれば、こんな風景になるのだろう。

下町情緒が残る十条銀座商店街

十条銀座商店街は農林水産大臣賞を受賞したらしい。

商店街には個人営業のお惣菜屋さんが多い。

 

 十条から埼京線で池袋へ戻ると、緊急事態宣言で入場者の制限をしているという東武デパートへも行ってみた。平日の昼前とあって入場制限はしていなかったけれど、入口に検温&消毒機器を設置して若干ものものしい雰囲気になっていた。

池袋東武デパート地下1階の入口

 館内に入ると、いつものように地下1階の老舗の和菓子店「仙太郎」へ行って、妻と自分へのお土産用にオハギと饅頭を幾つか買い、その後東武東上線で我が家へ戻った。

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マイナンバーカード、貰ってはみたものの

2021年09月08日 | 日記

  何か月か前に役所から、「マイナンバーカード申請のお願い」という封書が送られてきた。別に頼んだわけじゃ無く必要性も感じなかったので申請するつもりはなかった。

 しかしその後、パスポート申請用に撮っていた写真の予備が机の中から見つかり、これが偶然マイナンバーカード申請用の写真と同じ規格だったのでその気になった。

 写真さへあれば、後は必要事項を記入するだけで申請用紙は完成する。邪魔にならなきゃ貰えるものは何でも頂く主義なので、この写真を貼付してさっそく役所へ申請書を提出した。

 そして先日、我が家へマイナンバーカードが届いた。これで私も晴れてマイナンバーカードの所有者だ・・と喜んでみたものの、ご利用案内に書かれた「マイナンバーカードでできること」を読んでみると。

 「本人確認を証明する書類になる」とあるが、これは運転免許証があるから必要無し。「健康保険証として使える」は、国民健康保険証があるから必要無し。(その前に本当に使えるのだろうか?)

 「各種証明書をコンビニで取得できる」は、近くに役所の出張所があるから必要無し。後は「民間のオンラインサービスで使える」も、それが一体どんなサービスなのか意味が分からない。

 以上のように使える用途が殆ど無いのです。持ち歩いていれば落っことす心配もあるので、タンスの奥に仕舞って置く事にした。多分このまま有効期限が切れるまで、タンスの肥やしになってしまうでしょう。

 国がデジタル庁を創設して幾らデジタル化を推し進めようとしても、行政側だけのメリットで国民に恩恵が感じられなければ、マイナンバーカードの普及は険しい道と言えるでしょうね。

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パラリンピック最終日、視覚障害者女子マラソンの道下選手が金メダル

2021年09月06日 | マラソン

 NHK以外の民放は殆どテレビ中継をしなかったので、今まであまりパラリンピック競技を観る機会は無かった。しかし最終日のマラソンは朝からジックリ観る事ができた。

 パラリンピックのマラソンは男女別で車椅子、身体障害、視覚障害と細かくクラス分けされており、それぞれに見所があって観ていて中々面白かった。その中でも一番感動したのが、視覚障害女子で金メダルを獲った道下選手の活躍でした。

 道下選手の走りは典型的なピッチ走法で、動きに殆ど無駄が無い。極めて効率的な省エネ走法が、最後までスピードが落ちなかった彼女の強さの源であったと言えるでしょう。30キロ過ぎから独走で、会心の笑顔で伴走者とゴールのテープを切った時は、思わずジーンと来て瞼が潤んでしまいました。

 実を言うと私は過去に一度だけ、視覚障害者レースの伴走を務めた経験があります。障害者スキーツアーで知り合ったWさんという女性が、平成16年の体育の日に皇居外周を走る視覚障害者レースの10キロの部に参加すると聞いたので、伴走を買って出たのです。

 走る前は安易に考えていたが、実際にやってみると伴走はけっこう大変でした。伴走者は一緒に走るだけでなく、ランナーの目となってコースの細かな状況を逐一伝えなけれななりません。それとタスキを持った手は固定したままなので、腕の振りが不規則になって、とても走り難かったのです。

 レースの結果はWさんが超健脚だったので、見事にトップでゴールした。私は黒子役の伴走に過ぎなかったけれど、公の大会で優勝のゴールテープを切る経験何て、人生の後にも先にもこれっきりだったので、とても印象深い良い思い出のレースでした。

 その後は伴走者の会にも所属したのですが、仕事が忙しくなって結局活動を止めてしまいました。もしあれを続けていたら、パラリンピックの伴走者になれたかもと思わないでないが、フルマラソン3時間を切るスピードの道下選手の伴走は、とてもじゃないが私が30歳若返っても、務める事はできなかったでしょう。

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水道栓に続いて、我が家の網戸もリニューアル

2021年09月04日 | 日記

 我が家のリニューアルと称して、水道栓(蛇口)の交換を先日のブログで紹介したが、実は網戸も二か所壊れていて作業に来てくれたホームセンターの職人さんに、実情を見てもらった。

 壊れた網戸を確認した職人さんがタブレットを持ち出し、「網戸の交換にはこれこれの製品が有り、工事費込みで幾ら幾らになります。」と詳しく教えてくれた。更に「もし購入を希望するのであれば、ホームセンターのカウンターで契約して下さい」とも付け加えてくれた。

 その価格は、以前私が網戸業者に問い合わせて確認した価格より概ね20%ほど安かった。「乗り掛かった船」という諺もある事だし、翌日さっそくホームセンターへ赴き網戸を交換する契約を交わした。その数日後ホームセンターから製品が届いたと電話が有り、契約の一週間ほど後に前回と同じ職人さんが網戸の交換工事にやって来た。

 網戸の交換作業は水道栓の交換より難工事のようで、約4時間を要して我家の2か所の網戸がリニューアルした。これで問題が一つ解決してメデタシメデタシだが、細々とした年金暮らしの中では手痛い出費となった。

壊れた古い網戸

古い網戸を取り外し

新しい網戸に交換

 「我が家の暮らしを継続する為にやった事なので、持続化給付金お願いできませんか?」とダメ元で役所に申請してみようか。「ハイ分かりました」何て事にはならず、「冗談は顔だけにして下さい」と却下されるだろうけどね。

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