『名も無く豊かに元気で面白く』

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「バカヤロウ!」引退の二階俊博元幹事長、息子に地盤を継承へ

2024-04-04 05:49:52 | 日記
次期衆院選への不出馬を表明した二階俊博元幹事長(85)が取材に対し、後継者として取り沙汰されている長男や三男について語った。
 1983年の初当選以来、13回の当選を重ねてきた二階氏。安倍、菅両政権で歴代最長の5年超にわたって幹事長を務めた。 
「引退理由は派閥パーティの裏金問題でした。二階氏は2018年から2022年の不記載額が3526万円と自民党所属議員で最多。秘書は政治資金規正法違反で有罪が確定し、二階派の会計責任者も在宅起訴されました」
 不出馬を表明した3月25日の会見では記者から「(引退には)年齢も関係しているのか?」と聞かれ、「バカヤロウ!」と激高したが、
「不可避だった党の処分は“不出馬宣言”で見送りになった。地盤の和歌山3区を巡っては、安倍派幹部の世耕弘成前参院幹事長(61)が衆院鞍替えを画策していたものの、離党勧告が確実視され、身動きできない状況です」
二階氏は自らの後継について、表向きは「地元のみなさんが決めること」などとしているが、実際には息子に地盤を継承する可能性が高いと見られている。後継者候補と言われているのは、長男・俊樹氏(59)と三男・伸康氏(46)だ。俊樹氏は政策秘書として、御坊市の地元事務所を取り仕切ってきた。2016年には御坊市長選に出馬したものの、落選した。かたや伸康氏は公設第一秘書として、主に国会事務所で二階氏を間近で支えてきた。近年は大票田の田辺市に住民票を移し、地元活動にも励んでいるという。自民党は2,3世議員ばかりで「バカヤロウ!」と叫びたいのは有権者の方です。
★下村博文元文科相 事務所での「若手博文会」発言を紹介しよう。
まず、キックバックの復活を提案した「ある人」については「二人いる」と述べている(※以下、「」内は下村氏の発言。極力、本人がしゃべったままに再現しているが、話が前後したり単語等が抜けている箇所は、事実関係は変えずにした)。
「『ある人』は個人名じゃなく、二人から話があった。でも、最初にどっちが話したかは確信的には言えないし、西村さんも『自分じゃないです』って言ってるから。私が『ある人』は西村さんだと思ってた、みたいなことを言ったら野党にいい(追及)材料を与えるようなもんですから、それは『分かりません』『覚えていません』と。隠しているのではなくて、確証が持てる話ではないからそう申し上げたんですね。
そもそも還付(キックバック)そのものは復活すべきではない。だから結論は出なかった。ただ、還付はしないけども、議員個人がパーティーを開いた時に合法的な形で派閥がパーティーチケットを買う上乗せ案が出たことは事実です。でも、その後にですね、還付は復活しているんですね。復活していることに対して、私自身がそこに立ち会ってないし、私がいるところで決めていない。誰がいつ決めたか分からないのはその通りで、そう申し上げました 」
「今回の一連の(調査の)中で、少なくとも1999年~’05年、森会長の時にそういうスキームを作ってやっていたんだなって 、今はそういう風には認識してい ます。政倫審の前、検察に話をした時はそれは全然知らなかった。そもそも、キックバックっていいますかね、自分が還付を受けたのはコロナになってから。’19年以降の話なんですね。それ以前は全然知らなかった。収支報告不記載が問題だと知ったのは昨年12月です。
立憲の寺田学代議士に『(キックバックが)復活したのは5人衆がいて、5人衆のバックに森さんがいて、森元総理の時に始めた話だから、そういう形(復活)にしたんじゃないの?』というようなことを言われました。多分、その通りでしょう。その通りでしょうけど、もし国会でそんなことを言ったら、それはもう大騒ぎになりますから。私の知らないところで決まったことに対して、無責任な話になりますから。だから、そうは言えなかった。こういうところ(若手博文会)では言えますけどね」
だが、この日、最も下村氏がヒートアップした話題は岸田政権についてだった。自民党執行部が安倍派元幹部の責任を重く見て、次回選挙時の「非公認」や「党員資格停止」「離党勧告」などの処分を検討していると報道されていることに触れ、「議員辞職や離党することじゃなくて、日本の政治を良くする。日本を立て直す。それを最後までやり切るのが私の責任」と語気を強めた。その後、下村氏は舌鋒鋭く自民党を斬りまくったのである。
「自民党は結党70年近くなるわけですけども、本来の保守政党としての政策をやってこなかった。憲法改正もしてないし、日米安保条約についても、集団的自衛権を含めた日米地位協定もそうです。
これだけ米軍基地が日本にあってですね、アメリカの大統領が日本に来る時、成田や羽田を経由しないんですよ。横田基地から来て、正式な通関なしで入国できるっていうのはですね、まさに日本が独立国家じゃない証でもあるわけですね。その間、羽田空港の飛行機の離発着が相当制限される。これが当たり前にできてしまっていることが、自民党が本来の保守政党ではないということでもある」
そうまくし立てた後、下村氏は「今の自民党では日本を立て直せない」と続け、近く党から自らに下されるであろう処分について語り始めた。
「次の選挙は自民非公認ということが決まるかもしれない。もしかしたら、それはチャンスかもしれないと思ったんですね。岸田総理は選挙をしたいと思っているかもしれませんが、選挙が終わった後は首相の座を追われる。それが分かっていて選挙をするとはとても思えないんですね。9月には総裁選があります。その時には新しい総裁が生まれるでしょう。若い総裁が生まれても、自民党は解党的に変わらないと選挙には負けますよ。来年7月には衆参同時選挙があります。それまでに立て直せなければ大分裂です。政界再編成もあるかもしれない。そうしなければ、日本は立ちいかなくなる」
「このピンチをチャンスにしてやっていきたいと思っております」と下村氏はスピーチをそう結んだ。
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