離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

自分中心へ

2017-08-08 00:00:01 | 日記
わたし自身が離婚で学ばんだことのひとつ。

とにかく、自分というものを中心にしていくということ。

わがままというのではなくて、

生き方の中心を自分に定めるということ。

そうでないと過剰に依存したりもしてしまう。

相手を思いやることはとても大切なことであるし、

相手が大切に想うことや、望むことを叶えたい、

自分にとっても同じ気持ちだと思うことは

ごくふつうのことだと思います。

それが悪いのではなく、

ずっとそんな感覚でいると、

もはや相手と一体化してしまい、自分を見失うことになりかねません。

もちろん程度問題であるし、相手と一体化した想いも悪いわけではないのですが、

完全に同化してしまっては、どうでしょうか。

いつもいうように、

あなたの人生はあなたが責任をもって生きるものですし、

相手にとっても、子供にとっても同じです。

いくら結婚していても、恋人でも、子供でも

その絶対原則に踏み込みすぎるとトラブルになります。

アドバイスしてもいいし、自分の想いを伝えてもいい。

でも、それは、いつも言う I(アイ) メッセージであって、

You(ユー) メッセージであってはならない。

あなたはこうするべきだ、とか こうしなければならない という 「べき」論になると

これは相手をコントロールしようとしているのであって、

もはや上下の関係になる。少なくとも対等ではない。

子供にはそれでよいと思うかもしれない。たしかにある場面では正論だが、

子供が死ぬまで、あなたは生きていないし、将来の変化した時代を生きることもできない。

子供は子供の人生を自分で生きるしかない。

これを突き詰めていくと、

やはり、あなたはあなた自身を中心にすえて、生きるのが良いのではないだろうか。

少なくとも、相手をコントロールしようとすることは

人間だれしもあって、無意識にしている。

もちろん、私も同じだが、

相手に腹立たしいときや、上下に立ってしまっていることもある。

だがそれにいち早く気づくこと、誤り、修正し、コントロールを手放すことができるようになった。

カウンセラーでも、近親者にはやはりそういうこともあって、

気づけるスピードが違うのかもしれないと思うのであるが、

気づいたら手放す。いつもそのリスクを把握しておくこと。

自分中心に生きる。

これはけしてわがままなことではないと思うのです。



コメント (10)
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