沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

さざれ石

2006-02-13 | 生活
君が代に出てくるさざれ石。どんな石かご存知ですか。さざれ石があるビルの玄関に展示してありました。
「コケの生すまで」の詩から、日本庭園の枯山水の巨石が苔に覆われたイメージを持っていたのですが…。違っていました。
学名を石灰質角礫岩といいます。石灰岩は雨水に溶けると粘着力を持ち、小石を集めて次第に大きくなる。その姿がおめでたいそうです。

見た目が美しい石というよりも、長い年月をかけた自然の作用で、数多くの小石が団結して大きな石になっている姿が、美しいということなのでしょうか。
小さな石が団結して巨石になるとは自然界の不思議で、溶けた石灰岩が形を変えて支えているのですが、ありがたいことです。



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4 コメント

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さざれ石 (sumire)
2006-02-14 14:57:38
初めて知りました。

どんな石かなんて考えた事もなかった。

小さな石が団結して大きな石になるなんて素敵ですよね。

確かに見た目が美しいってわけではないようだけど

勉強になりました。
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sumireさんへ (forever-green)
2006-02-14 22:30:50
私も初めて知りました。

”千代に八千代にさざれ”と”石の巌となりて”が切れているので、”さざれ石”とは気づかない場合もあるようです。

意味が深いですね。
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これが・・・・ (KIKI)
2006-02-15 10:30:43
結構、ギャップが有りますね。

苔が生していませんね。

子供心に、小石がどうして大きな巌となるのか、不思議に思っていましたよ。

そうだったんですね。

知らない事だらけです。
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KIKIさんへ (forever-green)
2006-02-16 05:05:00
歌詞によるとコケが生すのは八千代(8千年)なんでしょうか。今は3千年弱ですから。

KIKIさんも不思議に思われていましたか。教科書にも出てこないし。

私も実物を見るまでは知りませんでした。

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