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J1 浦和 vs 清水(テレ玉録画)

2014-03-23 | J1



Jリーグ・ディビジョン1 第4節

2014年3月23日(日)15:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(テレ玉録画)
浦和レッズ 1 - 1 清水エスパルス

TV画面に映し出された光景は、いつもの見慣れた埼玉スタジアムのそれではありませんでした。無観客試合。Jリーグが下した制裁は、妥当なものだろうと思います。一部のサポーターが原因であるとはいえ、それを容認したクラブの責任は大きく、浦和レッズを取り巻く全ての人達が、自らの問題として受け止めなければなりません。

それにしても、観客のいないスタジアムでの試合というのは、これほどまでに味気ないものなのでしょうか。サポーターの存在は、想像以上に大きなものだったのです。真っ赤に染まるのが当たり前のスタジアム。その当たり前を失うことの恐さ。当たり前の大切さを実感しました。ゴールが決まっても、歓声が轟くことはありません。その昔、浦和レッズがまだ駒場スタジアムをホームにしていた頃、あまりに不甲斐ない戦いが続いたために、サポーターが応援を拒否するという状況がありました。 満員のスタジアムが静寂に包まれる光景もかなり異様なものでしたが、それとはまた違った空気を感じ取りました。それはとても悲しく、とても寂しく、とても惨めな光景でした。静かに始まり静かに終わったこの試合を、しっかりと目に焼き付けておきたいと思います。

これから先、浦和レッズというクラブは、日本中あるいは世界中から色眼鏡で見られるかもしれません。私はそれらから逃げることなく、真っ正面から受け止めていく覚悟です。浦和の誇りは揺るがない。21年間応援してきた地元のクラブを、これからもずっと応援していきます。私は浦和レッズのサポーターだからです。

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