football smile

the days turn into months and years

入院4日目

2006-01-21 | smile
雪ですよ。外は真っ白。朝起きると看護師さんが教えてくれました。回診に来た先生も同じことを言いました。本当だ。病室の窓から見える西新宿が雪化粧をしています。病院の中にとじ込められていると、外の出来事がまったく別世界のことのように思えてきます。雪なんて積もるとますます他人事のようです。別に関係ないや。

おお、昨日より腫れがひどくなっています。もう左目はかろうじて明いている感じです。熱もあります。先生が言うには土日がピークかなあ、とのこと。というわけで午前中は引き続きベッドの上でダウン。動けません。

昼から夕方にかけて徐々に腫れが引いてきました。相変わらず微熱があるものの、どうやら回復に向かい始めたことが感じ取れます。やれやれ。気分も少しよくなってきたので読書。伊坂幸太郎の「砂漠」を読み始めました。

「何事にもさめている僕のその大学生活が、もしかすると彼らによって、劇的なものになるのかもしれない」

自分の大学生活も友人達によって劇的なもの(でもないか)になりました。もし彼らに出会っていなかったらと思うとゾッとします。大学生活どころか、その後の人生がひどくつまらないものになっていたかもしれないからです。そんなことを思い出させる本です。やっぱいいなあ、大学生活は。今年はぜひ“温泉お泊まり忘年会”を実施したいなあ。なんて、楽しいことを考えられるようになってきたのはいいことだ。
コメント
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