ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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中国崩壊論のリアル

2006-10-12 15:33:34 | 闇の世界史
中国 暴動10年で7倍 役人の横暴、公害問題・・・
(2005年7月29日 読売新聞・朝刊)
以上の記事の中でまず注目したいのが、「発生場所の拡大」と「主体の多様化」、そして「党・政府機関襲撃などの過激化」と「首謀者による組織化」という点である。
つまり暴動・騒乱が全国各地に広がっており、農民にとどまらず、社会各層が決起していること。そして、手段が過激化し、しかも暴動・騒乱が、自然発生的なものではなく組織化された計画的なものであることを中共当局が認めているのである。

依存症の独り言

中国の現状は多くの崩壊要因がからまりあった複合袋小路状態である。その端的な表れがこの暴動急増である。都市部の先端都市化を急いだ結果農村部とのバランスを失い農民は政府への不信感を強めた。さらに、宗教への弾圧がぬぐい去りがたい体制への憎しみを沈殿した。一方では北朝鮮への制裁をめぐって自由主義陣営との軋轢も大きくなるだろう。はたして、北京オリンピックの開催まで政府は持ちこたえるのだろうか?このブログで紹介したジョン・タイター未来予測では、軍部の独走によってアジア侵略にすすむとされているが、それもありえないとはいえないシナリオなのである。共産主義国家の断末魔として、今の世界情勢はある。


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