外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

小型バス、ギルラッシュ

2015-05-24 22:21:16 | 活動記録

こんにちわ、竹です。


今日は暑い中でメンバーも3人と少ないので、てきぱきやってました。


本日の定例活動の報告です。




フナです。大型個体しかとれませんでした。

まず、モツゴです。結構大きいサイズです。


続いてカネヒラです。ちょくちょくとれます。


オイカワです。今年はまとめってとれません。


ホンモロコです。今年は産卵が長期化しているのかな。


タイリクバラタナゴです。外来種でなければ飼いたいくらいです。

オオクチバスは、ぞわっといたので投網を投げると、



この時期では珍しく小型個体が1ヶ所にかたまってました。

今回は匹数が多かったです。


オオクチバスの稚魚も所少々


解剖をしてみると20cmに満たないオオクチバスが、ぜぜラを捕食してました。

そして、ブルーギルの卵巣がパンパン。こんなのは初めて見ました。


今回はオオクチバスの親魚はほとんどいませんでしたが、ブルーギルのコロニーを思しき集団は取れました。稚魚も前回駆除したおかげか、あまりいませんでした。
この調子で引き続きがんばっていきたいです。

稚魚大量出現!

2015-05-21 00:37:38 | 活動記録
こんばんは ダイスケです。
最近の彦根は昼は暖かいのですが、夜はなんとなく肌寒い日が続いています。
大学の同級生には風邪をひいている人もいるそうなので、皆さん体調管理には気をつけましょう

さて、先日の定例活動の結果を報告します。
17日は、暑くもなく寒くもなく、非常に活動しやすい日となりました。




最近は水位が高いためになかなか刺し網をはれずにいます。
投網、タモ網での活動が主となっています。

活動で確認された生き物は、

モツゴ、婚姻色で黒ずんだ個体もちらほら


ホンモロコ、今年はかなり長い期間とれています。



フナ、大型の個体には穴あき病?が目立ちます。


ツチフキ、国内移入種ではありますが希少種であり、今後の扱いが非常に難しい魚です。


カマツカ、砂地に生息することを好むので、神上沼ではほぼある1地点でのみ確認されています。


オオクチバス、小型個体ばかりでした。


ブルーギル、一部で大型個体が捕獲されました!
ちなみに、ブルーギルは魚卵を捕食しているものもいました。


投網でとれた外来魚は、全体的に少なかったです。


そして、この時期に問題になるものといえば

これです。


オタマジャクシではありません。オオクチバスの稚魚です。


タモ網を華麗に扱い稚魚を捕獲するメンバー。

今回は、ものすごい数の稚魚が捕獲されました。


大きいものから小さめのものまで、何匹でしょうか。後日計測を予定しています。

↑顕微鏡写真

まだまだ稚魚の出現は続きそうです。
気を引きしめていきましょう!

初夏の定例会

2015-05-11 01:13:50 | 活動記録

初めまして、Canadaと申します。今回初めてブログを書かせていただきます!

昨日の5月10日に神上沼での定例活動を行いました。 風が強く、網が風に流されたりもしてあまり多くの魚は取れませんでしたが、楽しく活動できたかなと思います。

では早速活動内容の報告をば!

 

夏が近づき、だいぶヨシが茂ってきました!

オオヨシキリの鳴き声がよく聞こえてきました。

 

着いてさっそく投網を打ち始めました。風が向かい風でなかなか思うように打てない中まんまるに開けるのはすごいですね!

 

タモ網でもがさがさと稚魚やそのほかの小さな生き物を探しました。後で写真もありますが、バスの稚魚がいっぱい捕れました!

 

水が濁っていたので見えにくいですがオイカワです。婚姻色が出ています。

 

 

ゼゼラです。ちまっこくて可愛いですね!田んぼの水路付近で良く捕れました。

いつも網に取り残されたりしてひやひやします;

 

 

ヨシノボリです。顔と泳ぎ方が可愛いので大好きです!

 

 ホンモロコです。今回は一匹しか取れませんでした。これも顔が可愛いです。

 

タモ網で捕れたフナの稚魚です。言われても私にはわからなかったです;

 

スジエビです。抱卵した個体も捕れました!

 

写真では伝わらないのですがこのアメリカザリガニ脱皮したてのようで、体がとってもフニフニしていました!体中フニフニで触っていてとても楽しかったです。

 

今日はとってもでっかいブラックバスが捕れました!50cm近い大物でした。これだけ大きいと大概の生き物は食べられてしまうでしょうね;

 

フナも負けじとでかいのが2匹捕れました!

 

こちらはブラックバスの稚魚です。水面でわんさか泳いでるところを根こそぎ頂戴しました。見分け方は、体の横にある黒い筋!です!

 

今回のバス&ギルです。やはり真ん中のバスが目立ちますね。

 

解体作業はデカいバス以外は取れた数も少なく、それほど時間はかかりませんでした。

私個人では胆嚢の切り取りに挑戦してみたり、耳石を取り出してみたり、色々させてもらいました!しかし耳石の写真を撮り忘れてしまいました・・・。申し訳ありません(><)

次の機会には写真とともに、ギルの耳石にも挑戦してみたいと思います!

それではありがとうございました!


春のバスラッシュ

2015-05-03 11:03:53 | 活動記録

こんにちわ、竹です。

活動報告をさせてもらいます。

今回も暑い中の定例会となりましたが、みんながんばってくれました。




今回は新入生が来てくれました。初めて投網を投げたみたいですが、なかなかの腕前です。



モツゴです。


コイの幼魚です。


琵琶湖の固有種のホンモロコです。


タイリクバラタナゴです。これは外来魚です。滋賀県で飼育するためには許可が必要です。


琵琶湖固有種のぜぜラです。


オイカワです。ちょっと婚姻色が出ていますね。


フナです。

暖かい日が続くのか、在来魚が数多く見られました。

そして、気になるオオクチバスとブルーギルは、

オオクチバスのペアを捕獲

大型のブルーギル



大型のオオクチバスが数多く取れました。


さらに、ブルーギルは産卵床をまとまって作るため、大量に捕獲できました。
今年は少し時期が早いように思います。



一番大きなブルーギル


ホンモロコ?を捕食していたオオクチバス


今回はブルーギルがかなり多かったため、解剖に時間がかかると思われましたが、みなさんてきぱきしてくれました。

今回も外来魚がかなり駆除でき、様々な在来魚を確認できましたので、この調子で頑張っていきたいです。


バサーズ産卵床実験!

2015-05-02 00:12:52 | 活動記録
こんばんは ダイスケです。

最近あつぅーい日々が続いております。
熱中症ギリギリになりながらの活動が増えそうです


さて、そんな中、我々は神上沼に行ってまいりました。
しかし、いつもの定例活動ではありません。
今回は、オオクチバスの卵を駆除するための人工産卵床の設置をしてきました。


今回は、琵琶湖博物館の研究員の方に指導していただき、設置をしました。


昨年度は思うような結果が出なかったので、今年度に期待です。
さて、どうなるのでしょうか…