外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

BASSER'Sポスター展示告知!

2014-12-11 23:54:43 | 雑談
こんばんは 技術担当者です

イベントの告知を行います!
イベントといっても自分たちが開催するものではないのですが、BASSER'Sがポスター展示をさせてもらえるということで、その告知です。

”第8回近畿子どもの水辺交流会in京都”
2015年1月24日(土)
10:00~16:00
場所:京都テルサ
地図↓


近畿で水辺の環境に関する活動をしている子供たちが集まり、交流会で自分たちの活動発表、ディスカッション等を行うイベントです。
そこで、BASSER'Sがポスター展示にて普段の活動をアピールします。
BASSER'Sのポスター以外にも、子供たちの活動発表や他団体の体験、展示ブースなど、楽しいイベントですので、お時間に余裕があれば見に来ていただけると嬉しいです

詳しい内容は、こちらを参考にしてください。
http://www.pref.kyoto.jp/kasen/1304901027436.html
それでは。

川魚の代表格”コイ” ところが外国では…

2014-12-06 19:32:33 | 雑談
こんにちは 技術担当者です
本日、彦根は降雪を観測しました
雪のため、楽しみにしていた定例会が延長となってしまいました。
ですので、ちょっと前に見た記事についてブログを書こうと思います。


アジア鯉、アメリカでは悩ましい事態に

『コイ』といえば、鯉のぼりなどに代表されるように、日本の淡水魚の代表格といってもいい魚でしょう。
近年は、中国から移入してきた”飼育型”と呼ばれる体高の高いコイも見られますが、いわゆる在来型の”野生型”と呼ばれる個体の風格は、やはり川魚の代表格と言えるでしょう。

しかし、近年アメリカに移入したコイ科魚類。その中でも特にハクレンなどの中国原産のコイ科魚類が、米国ではあまりウケが良くないようです。
というのも、アジア鯉(中国原産のコイ科淡水魚類の総称)によって諸外国の水系の生態系が変わってしまうという話も少なくありません。
アメリカやカナダでは、貴重な生物が生息している五大湖へのアジア鯉の侵入を危惧しているそうです。
また、特にアメリカなどでは魚食よりも肉食の文化が根強く、食による消費がほとんどないということで、利用しようがないのが現状だといいます。

一部利用されているものとしては、ハクレンが水面をジャンプする性質を利用して、ボウガンでそれを撃つというスポーツが実際にあるそうです…
なんともコメントし難いですね。

やはり生き物は原産地から無駄に移動させないのが一番のようです。
人間の勝手で生き物も苦しみますし、何より後々自分たちの首を絞めることにもなりますからね。


自国内では有益な魚でも、ところ変われば外来魚、の一つの例でした


参考:http://www.xinhuaxia.jp/social/48479