外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

魚に冬の訪れ?

2015-11-29 17:55:14 | 活動記録

こんにちは、カイモトです。11月21日におこなった定例活動の報告をします。
この日は空気が冷たいことが印象的でした。寒くなったためか捕獲できた魚類は少なかったです。

メインで網を投げる2回生など。
夏ごろはヨシが生い茂っていたのですが、刈り取られて水面がよく見えます。



それでは採集した生物を紹介していきます。
まずはオオクチバス。小さなものが5個体ほど。水温が低いせいか、網で引き上げてもあまり動きません。



比較的大きな個体もいました。30cm程度でしょうか。



ヨシノボリ類の一種。



以下はタモ網でとれた生物です。

スジエビ。郷土料理のエビ豆に使われるエビです。



アメリカザリガニ。田んぼや川など、どこにでもいますね。



ウシガエルのおたまじゃくし。




以上です。

これからますます寒くなると思いますが、引き続き調査をおこなっていきます。

小バス減少?

2015-11-13 00:06:15 | 活動記録

こんばんわ、竹です。

先日の定例会の報告をさせていただきます。

肌寒くなる中の定例会でした。



例年この季節は小バスが多く集まる地点では、


今年はほとんど採れませんでした。これは稚魚の駆除が成功したということですかね。

在来魚は、モツゴさんに


国内移入種のツチフキさん、


最近よく見られるカネヒラさん



これはいいサイズのゲンゴロウブナですね。


ちびフナさん


そして、最後に45cmのオオクチバスが捕獲されました。越冬個体…にはちょっと早い気もしますが、


採れた外来魚です。



今年は珍しくほとんど採れませんでした。このまま維持できればいいですが。

さて、解剖をしますと、
小さいですが、卵巣が確認できました。


オオクチバスの胃内容物は、エビや魚類の幼魚でした。



今年は春に行った稚魚の駆除が功を制したのか、小バスの大量発生が起きなかったので、このまま活動を行っていきます。
それでは失礼します。