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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ごめんね青春! 最終話~やっと青春を卒業できましたね

2014年12月23日 | 学園・青春ドラマ
 やっと過去を清算できた平助(錦戸亮)。
 まあ、清算と言っても礼拝堂の火災の真相は曖昧(現実はミステリのように明解な答えが出るわけではない)でしたが、ともかく自分の心の中のモヤモヤしたものを吐き出すことが大切。
「ごめんね」することが重要。
 これで平助は前に進める。

 それにしても生徒たちは何とたくましいことだろう。
 彼らには、<現在>と<未来>しかない。
 長く生きていないせいもあるが、決して<過去>にとらわれていない。
 平助のことでも「そんなこと、どうでもいいじゃん」
 彼らにとっては、平助の過去の罪よりも、平助がもたらしてくれたもの~男女共学、学園祭、最高の二学期、青春の方が重要なのだ。
 彼らは現在と未来に生きることに忙しくて、過去にとらわれて立ち止まっている暇などない。
 自分の過去の過ちなどはどんどん消化して、なかったものにしてしまう。
 これが青春まっただ中にいる若者なのだ。

 平助がずっと隠して、悩んできたことも、決してマイナスではない。
 もし、あの火災の後、「自分がロケット花火を打ち込みました」と告白していたら、それで罪の意識が解消されて、平助は教師になって、男女共学を実現しようと思わなかったかもしれない。
 告白しなかった過去があるから、生徒たちに慕われ、りさ(満島ひかり)と結婚する現在があるのだ。
 過去の選択が正しかったか、間違っていたかなんて簡単に決められない。

 というわけで、最後はこの写真。

 
「俺たち、この高三の二学期だけは最高でしたって胸張って言えます!」


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