平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

真田丸 第21回「戦端」〜これが新しい時代のいくさなのです。そして愛すべき登場人物たち

2016年05月30日 | 大河ドラマ・時代劇
 今回は関東の覇者・北条である。
 大大名のプライドがあって、なかなか秀吉(小日向文世)に膝を屈しない。
 中央から離れているので、世の中の流れなど、十分な情報が伝わらないというのもあるだろう。

 そんな北条氏政(高嶋政伸)に家康(内野聖陽)は説く。
・長いものには巻かれろ。
・氏政殿は永年のいくさ仲間。
・北条には関東の覇者であってほしい。
 友情である。
 この友情は損得抜きで、
「確かに北条には滅んでもらった方がどれだけ助かるか。
 しかし、心底救ってやりたくなったのだ。
 何の得にもならんが、たまには得にならんこともしてみたくなるもの」
 これで家康の人物像に幅が出ましたね。
 脚本の三谷幸喜さんは、あらゆる登場人物に愛情を注いでいる。

 調停で問題を解決することにこだわるのも三谷さんらしい。
 これまでの大河ドラマでは、いきなり小田原攻めのシーンに飛ぶのだが、沼田城をめぐる調停シーンを入れた。
 武力ではない、言葉による解決である。
 信繁(堺雅人)はこのことについて次のように語る。
「これが新しい時代のいくさなのです」
 <新しい時代のいくさ=言葉による平和的解決>
 政権が不安定で、大きないくさをする余裕がなかったからだろうが、この頃の秀吉の姿勢はいいな。
 関白という地位を得たのも自らを権威づけるため。権威による統治。
 しかし、力を持っていれば、使いたくなるのが権力者の常。
 秀吉は次第におかしくなっていく。

 さて、最後はふたたび、三谷幸喜さんが<あらゆる登場人物に愛情を注いでいる>ことに注目します。
・嫁いだ娘、稲(吉田羊)のことが心配でたびたびやって来る本多忠勝(藤岡弘、)。
・稲が心を開いてくれないことに悩む信幸(大泉洋)。
・婆様の病気でかゆいところに手が届く対応をする元妻のこう(長野里美)。
・いまだに記憶に曖昧なところがある松(木村佳乃)(笑)
・いまだに隠し扉にこだわる昌幸(草刈正雄)(笑)
・薫(高畑淳子)に「人質」であることをはっきり言い出せない昌幸。
・「あいつが出ないなら俺も出ない」と言ってわがままを言う昌幸。
・武器部屋に隠れている昌幸。
・「跡継ぎの器でない」「その方が気が楽だ」と屈託なく言う秀次(新納慎也)。

 みんな、どこかおかしくて人間味があっていいなぁ。
 人物がすべて細かく描き分けられている。
 面白さでは、昌幸が一番だけど。

 きり(長澤まさみ)も面白い。
「いい加減、わたしを振りまわすのやめてくれない? まるで子供ね。少しは素直になりなさいよ」
 信繁〜、きりは勘違いしてるぞ〜(笑)

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ソロモンの偽証〜自分の罪は自分で認めて、背負っていくしかない。そして前に進む!

2016年05月29日 | 邦画
 テーマは、自分の罪を認め、向き合うこと。
 人は誰でも弱い心、醜い心を持っている。

 たとえば、三宅樹理(石井杏奈)。
 彼女の罪は、次の3つだ。
・大出俊次(清水尋也)を憎むあまり、ウソの告発状を送ったこと。
・ウソの告発状を送った樹理を責めた親友の浅井松子(富田望生)が激情に駆られ、交通事故で死んでしまったこと。
・学校裁判で、「死んだ松子が告発状を書いた」とウソの証言をしたこと。
 3つの罪を背負った樹理の苦しみは相当なものだっただろう。
 実際、それで声が出なくなってしまった。
 では、樹理はどうやって救われたか?
 それは保健室で、藤野涼子(藤野涼子)に本当のことを泣きながら話したことだった。
 話したことで、樹理は自分の罪を認め、向き合うことが出来たのだ。

 以後、登場人物たちはこの作業をおこなっていく。
 神原和彦(板垣瑞生)は裁判で自分の罪を語り、藤野涼子もいじめられていた樹理たちを助けず、逃げた罪を語った。
 いじめと暴力の大出俊次は和彦に問い詰められたことで、自分の罪を覚った。
 教師たちも裁判を通して、自分の罪を認めた。
 元校長の津崎(小日向文世)は、事件を曖昧に処理してしまった結果、松子を死なせ、生徒たちを苦しめたことを悔いた。
 元担任の森内恵美子(黒木華)は、柏木卓也(望月歩)が苦手で、早くいなくなってくれればいいと思い、教師として生徒に向き合う覚悟がなかったことを語った。

 キリスト教には<懺悔>というシステムがありますが、こうやって罪を認め、語ることは大切なんですね。
 そうすることで、新しい人生を歩んでいくことが出来る。
 罪を見つめることから逃げてばかりだと、心から笑えなくなるし、いずれ自分が崩壊する。

 この罪を語る作業が出来たのは、涼子たちが子供で、純粋だったからだろう。
 彼女たちは、自分の気持ちをうやむやにし、ごまかすことが出来なかった。
 一方、大人たちはどうか?
 23年後の城東第三中学校の校長(余貴美子)はこう語った。
「大人になると、自分が傷つかないように自分をごまかすことが上手くなるのよね」
「自分の見たいものしか見なくなり、自分の信じたいものしか信じなくなるのよね」

 というわけで、この作品をせっかく見たのですから、僕たちも自分の心の中に押し込めている過去の罪を見つめてみますか。
 生きていれば、ひとつやふたつは必ずあるはず。
 自分の弱さや醜さがわかってイヤなんですけどね。

 ……………………………………………………………

 なお、この作品の生徒たちは、全員オーディションで選ばれた子たちらしい。
 主人公・藤野涼子を演じた女の子(=蒼井優・武井咲に似ている)は、そのまま<藤野涼子>が芸名になった。
 以下、Wikipediaより引用。
『主人公・藤野涼子役をはじめとする1クラス分の生徒役を選ぶため、日本映画史上最大規模のオーディションが開催され、1万人のオーディションを勝ち抜いた新人女優が2014年8月8日の午前8時8分に発表された。この時点では主演女優の名は明かされず、その後10月31日に役名と同じ藤野涼子の名でデビューすることが発表された。藤野は発表当時14歳の中学3年生で、芸能事務所に所属してはいたがエキストラ以外の演技経験はなく、オーディションを受けたのも3度目であった。役名でのデビューは成島とプロデューサーの提案によるものである』

 生徒たちの純粋さを表現するには、シロウトに近い子たちの方がいいという判断だったのだろう。

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伊勢志摩サミット〜悲報 安倍首相の「リーマンショック級のリスク」発言に世界があきれる

2016年05月28日 | 事件・出来事
 伊勢志摩サミットで安倍首相の口から出た「現在はリーマンショック前に似ている」発言。
 実はこの発言の根拠となる資料について、
 外務省も財務省も内閣府も知らなかったらしい。

 外務省「(政府内の)どこで作成されたかわからない」
 内閣府「(資料を事前に)見たこともない」
 財務省は明言を避ける。

 ということは、おそらく安倍首相が勝手に用意したのだろう。
「これは使える資料だぞ」などと、軽薄に判断して。

 結果、昨日、書いたように世界の首脳から赤っ恥。
・キャメロン首相「危機、クライシスとまで言うのはいかがなものか」
・オバマ大統領「米国は景気回復している」
・メルケル首相「世界はある程度、安定した成長状態にある」
・オランド大統領「今はむしろ、私たちは危機の後にいる」

 海外の新聞も
・フランス・ルモンド紙<安倍晋三のデマがG7を驚かせた>
・ロシア・スプートニック紙<安倍首相、新たな世界危機で世界を脅す>
・英国・タイムズ紙<世界の指導者は安倍首相の懸念に同調せず>
・ドイツ・ハンデルスブラット紙<安倍氏がG7で新たな経済危機を警告したが、財政出動にG7参加者は共感していない>

 だから、もう安倍さんを海外に出すのをやめようよ、バカすぎて恥ずかしいから。
 それにサミットを取り仕切る外務省が知らなかったって、どういうこと?
 それほど、首相を抑えられないのか?
 自分たちの知らない資料を勝手に出されたのだから、外務省は怒るべき。

 この件について、民進党の玉木雄一郎議員は次のようにツイッターで述べている。

『世界経済が、安倍総理が言うリーマンショック前夜のような危機的状況であれば、解散してる場合ではない。速やかに予算委員会を開き現状分析と必要な対策について議論すべきだ。衆議院の予算委員会の開催を求めたい』
『いつから「リーマンショック前に似た」経済状況になったのか。国会では一度も聞いたことがない説明だ。国内で言うことと外国人に言うことを使い分ける安倍話法がサミットでも炸裂した。それをそのまま垂れ流す日本のメディア。さすがにメルケルからは一蹴されたようだが、いろんな意味で恥ずかしい』

 まさに、そのとおり。

 要するに安倍首相は、アベノミクスの失敗を認めたくなくて、海外のせいにしたいだけなのである。
 消費税先送りの理由を、自分の経済政策の失敗のせいでなく、海外のせいにしたいだけなのである。
 それで海外で赤っ恥をかいたのだから目も当てられない。


※参照サイト
「リーマン級のリスク」G7に溝 増税再延期の口実に?(朝日新聞)

「安倍首相がG7で発言した『リーマン前に似ている』、まったく根拠がない発言だった」(真実を探すブログ)

 
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伊勢志摩サミット〜安倍首相、ご都合資料で世界に赤っ恥! タックスヘイブンはどうした?

2016年05月27日 | 事件・出来事
サミット討議で首相「リーマンショック前と似た状況」

われらが安倍ちゃんが伊勢志摩サミットで自前の経済分析を披露した!
「現在はリーマンショック前と似た危機的状況」
なんだってさ!

その論拠となる資料は、エネルギーや食料品の価格の推移を追った<コモデティ価格推移表>なる資料。
出たよ!
お得意の<自分に都合のいい資料>だけを持ってきて、自説を展開するいつものやつ。
結果、安倍ちゃんは恥をかいてしまった。
参加した一部の首脳からは「危機という表現は強すぎるのではないか」(笑)
こういう場だから皆さん、ソフトに言ってるけど、内心では「こいつ、バカか?」って思ってるよ。
だって、エネルギー価格とかは、シェールオイルが出てきたり、ロシア制裁で意図的に原油価格を下げているわけで、リーマンショック前と比較するのは明らかにおかしい。

おまけに安倍ちゃんが、この危機に対応するために打ち出した策が<財政出動>!
つまり、カネのばらまき。
ったく、いつまで昔と同じことをやってるんだ?
公共事業を増やしたって、建設業界しか景気がよくなってないじゃないか。
結果、日本の借金は1000兆越え!
それで財政が足りないからって、消費税UP!
もういい加減にしてくれ。
そのツケをまわされる未来の世代がかわいそうだ。
当然、この案には、財政出動をしなくても上手くいっているドイツ、イギリスから異論。

安倍さん、現在、やるべきことは、
・格差をなくして内需を拡大すること。
・タックスヘイブンで税金逃れをしている企業や金持ちから税金を取ること。
・保育園、老人ホーム、無償の奨学金などを充実させて、生活不安をなくすことだよ。
それがなぜ、わからない?
そう言えば、このサミットでタックスヘイブンのことは話し合われたのか?
これこそが一番重要な経済課題だと思うけど。

1日目のサミットを終えた安倍ちゃんは記者会見でこう胸を張った。
「アベノミクスの三本の矢を世界に展開していきます」
って、世界では、「アベノミクスは失敗した」って言われてるんですけど!
われわれの現実を見ても、三年経っても実質賃金はマイナスだし、GDPもプラスマイナスを繰り返してほぼ横ばい。
この発言で、安倍ちゃん、また世界中から失笑だね。
アベノミクスをやってる日本より他の国の方がもっと成長している。
このままだと、日本が世界恐慌の発端になるんじゃないか。

安倍首相は爛魯瀬の王様瓩任△襦
自分に都合にいいデータと現実ばかりを見て、ひとりで酔っている。
もう、恥ずかしいから世界の首脳の前に出さないでくれ。

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今更ですが、Little Glee Monsterがすごい!〜この子たち、メチャクチャ歌が上手いじゃん!

2016年05月26日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 すでにご存じの方は、何だ今更、と思われるかもしれませんが、
 リトグリこと、
 Little Glee Monsterが凄い!

 6人組の女子中高生ボーカルユニット。
 平均年齢は16歳!
 女優・唐田えりかさん出演のソニー損保のCMにも出ていて、♪ソニ〜、ソンポ♪ の歌声が皆さんの耳に残っているかもしれない。

 で、6人全員が抜群に歌が上手い。
 みんな、アカペラでガンガン歌う。
 アイドルグループによくある口パクなんて絶対にしない。
 メンバーのひとり、福本まなかさんは、歌ウマ少女として、テレビの歌まね番組にも出ていた。
 6人それぞれが上手いので、これがコーラスとして合わさると、とんでもない響きになる。

 で、彼女たちはカラフル。

 

 実力派のボーカルグループというと、ゴスペラーズが頭に浮かぶが、彼らのイメージは黒。
 一方、リトグリは、赤青黄緑ピンク紫とカラフルだ。
 そしてキラキラの青春を歌う。
 イメージとしては、海外ドラマ『ハイスクールミュージカル』や『glee』ですかね。

 それにしても、すごいなぁ。
 彼女たちは平均年齢16歳。
 これから、まだまだ上手くなっていくだろうから、歌手としてどこまで到達するのか、すごく楽しみ。

 というわけで、百聞は一見にしかず。
 素敵な曲がいっぱいで選ぶのが難しいのですが、敢えてあげるとすれば、

 青春フォトグラフ(Youtube)

 卒業式の歌です。
 あとは、喫茶店のスプーンや自転車のベルなど日常にあるものだけでリズム帯を構成して歌い、リトグリの実力を見せつけた

 GIRLS BE FREE(Youtube)

 Little Glee Monster、すごいボーカルユニットが現れました!!


※追記
 ソニー損保のCMはこちら
 リトグリCM ソニー損保「公園のコーラス」篇(Youtube)

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重版出来! 第7話〜「お前、すごいな」 天才・中田伯に沼田は自分の才能の限界を知る

2016年05月25日 | 職業ドラマ
 天才・中田伯(永山絢斗)。
 彼の作品は、命を削って絞り出した魂の叫びだ。
 彼は自分の心の中の、怒りやもやもやしたもの、希望や理想をはき出すためにマンガを描いている。
 描くことで救われている。
 少し前に僕は、中田伯を『進撃の巨人』の諫山創さんに喩えましたが、尾崎豊と言ってもいいかもしれません。

 そんな中田だから大塚シュートのサッカー漫画をこき下ろす。
「くそゆるいマンガ」
「挫折したことがないやつが描いたマンガ」
「マンガがうまくいかなくても帰るところがあるやつ」

 マンガが魂の叫びであることについて、三蔵山龍(小日向文世)はこう語っている。
「作品を作るとは自分の心を見つめ続けること。
 どんなに醜くても、情けなくても見つめ続けなければならない」

 天才と凡人。
 凡人は当たり前の感性と思想しか持ち合わせていない。
 だから描く作品はフツー。
 薬にも毒にもならない。
 一方、中田伯にはドロドロとした怨念があり、その作品にはとんでもない毒があるようだ。
 その毒は「何だ? これは?」と他人を惹きつけ、感動させる。
 
 第3話ではネームをうまく描けない東江絹(高月彩良)に中田伯はこんなことを言っていた。
「自分の頭の中に浮かぶ情景をただ紙に描いているだけ」
 これが天才なんですね。
 モーツァルトもメロディがスラスラわいてきて、その譜面には修正がなかったそうだが、中田もそれをやっている。

 また中田は、本質を見抜く能力も持っていて、チーフアシスタントの沼田(ムロツヨシ)のネームを見て「自分自身の存在意義を問う物語」だと一発で見破った。
 同時に天才はどこか抜けている。
 沼田は中田の才能に嫉妬して、そのネームにインクをぶちまけて隠したのだが、中田は「俺の絵が下手だからムカついたんですか?」と見当はずれの見解。
 その前には、三蔵山の奥さんが自分のことが嫌いで、隠したのだと思っていた(笑)
 だから、こんな中田伯に対して、沼田は「お前、本当にすごいな!」

 天才と凡人。
 凡人・沼田は、サラリーマンなどにならずマンガを描いていることで自分が<特別な存在>だと思い込もうとしていたが、天才・中田を見て、自分の凡才に気づいてしまったようだ。
 そして、普通の人として生きていくことを決めた。
 天才・中田が自分のネームを読んで涙を流してくれたことを誇りにして。

 人間には天才と凡人がいる。
 凡人はいくら頑張っても天才にはかなわない。
 ああ、これって映画『アマデウス』のモーツァルトとサリエリだ。
『重版出来!』、今回もまたリアルな創作の世界を描きましたね。

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99.9−刑事専門弁護士〜第6話の明石さんのくだらないギャグを追ってみた!(笑)

2016年05月24日 | 推理・サスペンスドラマ
『99.9−刑事専門弁護士』、事件以外に小ネタ・ギャグが見所になっている。
 というわけで、
 今回は第6話の、事件とはまったく関係ない所で活躍した明石達也(片桐仁)にスポットをあててみた(笑)

 まず明石さん、いきなり足を捻挫、頭を5針縫い、腕が腫れた姿で登場!←シュールww
 こうなった原因は、落ちていたバナナで足を滑らせ、頭をシャッターに打ちつけて、蜂の巣が落ちてきて腕を刺したから!←古典的ギャグwww
 で、出てきた言葉が「そんなバナナ」「泣きっ面に蜂」←これまた古いww
 その後、事件の検証会議がおこなわれるが、明石は手を上げて質問しようとしても指してもらえない。しかも手が腫れてきた←何なんだ〜、この意味のないふくらましwww
 そして、バイクを使っての事件の再現検証。
「ヘルメットが擦れて頭から血が出てますよ」「明石いきま〜す!」と言って頭から血を流しながらバイクを走らせる。←こだわり過ぎなディティル!
 で、ふたたび、検証会議。
 明石は立ちあがろうとして足をグキッ! とひねってコケて、机に頭をぶつけて、ペーパーナイフが手に落ちてくる←ウソだろーーーwww
 そんなダメージを受けた明石を立花彩乃(榮倉奈々)が「あっ、ごめん」と言って踏みつける←彩乃ーーーwww
 そして、ヨロヨロと階段を這い上ってきた明石はなぜか足でクィーンの『We Will Rock You』のリズムを刻み、階段の上のフロアーには斑目所長(岸部一徳)と法律事務所職員がいて、みんなで『We Will Rock You』が始まる←何なんだーーー?www

 つーか、この一連の明石さんのくだり、絶対にいらないだろうwww
 おまけにギャグが古くて、ゆるい!
 まあ、敢えてそれを狙ってるんでしょうけどね。

『99.9−刑事専門弁護士』の小ネタ・ギャグパート、ぶっ飛んでるよな〜。
 毎度、おなじみのダジャレも、交通整理の警備員さんが「あそこにバイクがおりますバイク」、深山(松本潤)が「身長を測る時は慎重にね」←さ、寒い!
 このダジャレを受けて、加奈子(岸井ゆきの)は「寒い。でも好き!」(笑)
 その他にも阿佐ヶ谷姉妹の『男がいやらしい目で見てくる』ネタ(←なぜか後ろではヨガ教室をやってる)や、アフロ姿のクリスタルキングが歌い出すし、このドラマの制作スタッフのギャグにかける情熱はハンパでない。
 古くてゆる〜いギャグを恥も外聞もなく、これでもかというくらいにやるから、逆にこれが新しさになっている。

 どうでもいいディティルへのこだわりと当たり前のドラマ作りをしないこと。
 これが作品の個性をつくっているんですね。

 
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真田丸 第20話「前兆」〜乱心されているのは殿下の方! 三成は熱い人間だった!

2016年05月23日 | 大河ドラマ・時代劇
 秀吉(小日向文世)の恐怖政治が始まった。
 やはり権力は人を狂わせるんですね。
 恐怖で人を従わせ、粛正で邪魔者を排除する。
 秀吉だけでなく、人類はこの歴史を繰り返してきた。

 われらが安倍ちゃんは大丈夫か?
 先日、「私は立法府の長」と言ったらしいけど。
 あなたは、「行政府の長」であり、「立法府の長」ではありませんから。
 単なる言い間違えなのか? 三権分立も知らないバカなのか?
 それとも立法府の自分の思いのままに出来ると勘違いしているのか?

 さて、今回はなんと言っても三成(山本耕史)。
 官僚型で権力闘争に明け暮れる人かと思っていたが、ちゃんと血の通った人物だった。
 物事を冷静に深く考えている人だった。

 まずは落書のもみ消し。
 三成は秀吉の耳に入る前に、この落書を消して、なかったものにしようとした。
 彼は盲目的な秀吉崇拝者じゃなかったんですね。
 熱烈な崇拝者だったら、とんでもないことだ、と秀吉といっしょになって怒り出す。
 おそらく加藤清正(新井浩文)だったらそうしていただろう。

 次に、秀長(千葉哲也)を使った秀吉の懐柔。
 豊臣家で影響力のある人間が誰かがわかっている。
 秀長ともそれなりの信頼関係を築いている様子。
 きり(長澤まさみ)経由で、秀次(新納慎也)にアクセスすることしかできない信繁(堺雅人)とは大違い。

 そして、ますます秀吉の狂気が収まらない事態になると、直談判。
「これではあまりにも度が過ぎまする!」
「乱心されているのは殿下の方!」
 普通の、保身だけを考えている人間だったら、「殿下の言うことはごもっとも」と言って何も言いませんよね。
 現にこれで三成は切腹を言い渡されるわけですし。

 信繁が秀吉に意見しようとすると、「お前は下がってろ!」と言ったのもすごい。
 三成は、信繁が何かを言っても聞き入れられないし、命を危なくすることを知っている。
 秀吉を諫めるのは自分だという自負もある。
 三成、泣けるぜ。
 落書の件で関係のない人が殺されていくことにも三成は、いくら飲んでも酔えぬ、と悩んでいた。
 おおっ、この人、結構、熱い人ではないですか。

 それと寧(鈴木京香)。
 彼女も秀吉のことを深く考えていますよね。
 秀吉の狂気を「痛いところを突かれたから」としっかり分析している。
 だから秀吉への言葉も一番説得力がある。
「落ち着いてよう考えや。
 あんたが怒れば怒るほど噂が本当に思えてくるんだに。
 みんな言うてますよ。
 本当の事だで、殿下がお怒りになられたんだって。
 人は皆そんなふうに勘ぐるの。
 それが分からんあんたじゃないでしょう」
 長年連れ添った妻でなければ言えない言葉だ。
 尾張言葉でしゃべるのも、昔を思い出させて、秀吉の心に一番届く。

 あとは共犯関係。
 今回は、死んだ尾藤道休を下手人に仕立て上げるという作戦で、信繁、三成、大谷吉継(片岡愛之助)は秀吉を欺いた。
 こういう共犯関係は絆を強くしますよね。
 それと、寧と茶々(竹内結子)。
 寧の説得に茶々も一役買った。
 天皇の聚楽第行幸で何もできず、次回は役に立ちたいと言った茶々は、今回しっかり役に立った。
 面白い人間関係だ。

 それにしても秀吉の狂気を抑えられるのは、寧、秀長、三成、茶々くらいなんですね。
 一方で、面従腹背の家康(内野聖陽)が密かに牙をむいている。
 面従腹背は権力者をますます<はだかの王様>にする。
 しっかり意見する人間こそ必要。

 あとは落首は民の声。
 秀吉は落首に激怒するのではなく、三成のように、この落首の裏に民のどんな気持ちが隠されているかを学ぼうとしなければならなかった。
 現代の落首で代表的なのは、『保育園落ちた、日本死ね』のブログかな?

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お迎えデス。〜第5話に何と飯豊まりえさんが登場! 「まれ」女優陣が大集合!

2016年05月22日 | その他ドラマ
 昨夜の『お迎えデス。』に飯豊まりえさんが出ていた!
 飯豊さ〜ん!
 僕にとっては、ドラマなど関係なく、飯豊まりえさんが見られればいいんですよ!!

 役は、セクハラを自作自演して教授をおとしめる女子大生の役。
 動機は単位をくれない教授を恨んでいたから。
 その自作自演のセクハラシーンがこれ。

 

 おおっ!
 この先はどうなるのか!(笑)

 飯豊さん、いろいろな役に挑戦していますね。
 前クールの『MARS』では、おとなしいけど主人公をひたむきに愛する女の子。
 朝ドラ『まれ』では、明るくて元気なパティシエ志望の女の子。
 そして、今回は性悪な女子大生。……宙に浮いたりして大変でした。

 そう言えば、『まれ』で思い出したけど、この作品には、土屋太鳳さんと門脇麦さんが出ているんですよね。
 『まれ』女優が大集合!
 みのり(門脇麦)〜!
 ここまで『まれ』にこだわるなら、ふみカスこと清水富美加さんも出してほしかった!

 撮影時の飯豊まりえさんと門脇麦さんの集合写真はこれ。

 
 ちなみに僕の視界から福士蒼汰さんと森永悠希さんの野郎ふたりは消えている。

 というわけで、飯豊まりえさんと門脇麦さんが出ている『お迎えデス。』第5話は永久保存版です!

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報道ステーションの変質〜中島岳志氏と後藤謙次氏のコメントの違いでよくわかった

2016年05月21日 | 事件・出来事
 金曜日の報道ステーションはコメンテイターが変わる。
 昨日(20日)のコメンテイターは、古舘伊知郎さん時代に出演していた政治学者の中島岳志さんだった。
 いやあ、昨日は昔の報ステが戻ってきた感じだったなぁ。

 舛添知事の政治資金疑惑問題会見に関して中島岳志さんは、
 舛添知事のしたことはとんでもないことだが、この加熱した報道の裏で、オリンピックの収賄問題が隠されている、とチクリ。
 ほんと、それ。
 舛添知事のしたことは問題だらけだが、加熱しすぎ。
 一方で、2億3000万の賄賂を送ったことに対しては、ツッコんだ報道がなされていない。
 オリンピックの放送権などの利害があるから電通やオリンピック関係者に気を遣ってるんだろうけど、舛添問題ほどの熱量はない。
 この中島岳志さんの指摘には、富川悠太アナも「マスコミもしっかりしなければならない」と苦笑い。

 沖縄の米軍属による女性殺害遺棄事件に関しては、中島さんは、安倍内閣の閣僚が「最悪のタイミングだ」と発言したことを問題にした。
 <最悪のタイミング>
 つまりアメリカのオバマ大統領の広島訪問で、日米同盟や安倍内閣の政治的手腕をアピールしようとした矢先に水を差されたことをいうのだが、何ともひどい発言ですね。
 この閣僚はこの問題を政治的なプラスマイナスでしか考えていない。
 人が殺されたことに何の痛みも感じていない。
 中島さんはこれを批判した。

 一方、月曜日〜木曜日に報ステでコメンテイターを務めている後藤謙次はこの件についてどう語ったか。
「政府はやっぱり早く初動しようということだと思うんですね。この問題を封じるということだと思うんですね」
 <この問題を封じる>
 つまり問題が大きくなって基地問題に対する国民の批判が高まる前に火消しをしようとする政府の考えを、どうだ、とばかりに解説したのだ。
 後藤謙次氏には、中島岳志さんのような批判的感性がない。
 もともと政府に近い人だけど、「最悪のタイミングだ」と発言した政府の閣僚と同じ感性・発想をしている。

 というわけで報道ステーション。
 後藤謙次氏をコメンテイターに起用した時点で変質しましたね。
 もはや見る価値はない。
 本当の問題から目をそらし、権力に対する批判のない報道番組など見るに値しない。

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