----大ヒットした 『チーム・バチスタの栄光』
の続編。
田口公子(竹内結子)
と白鳥圭輔(阿部寛)コンビの復活か。
ニャんだか、それだけで観たくなるね。
「フォーンがそう言うくらいだから、
この映画のヒットも間違いないんだろうな」
----こんどもニャにか事件が起こるの?
「うん。舞台は同じ。
東城大学医学部付属病院。『救命救急の速水センター長は
医療メーカーと癒着している』という
差出人不明の二種類の内部告発文書が届くんだ。
一通は田口、一通は白鳥。
ところが、その二通。
片方はワープロで、片方は手書き。
しかも手書きのほうには、共犯者の名前が書き添えられている。
かくして、ふたりの凸凹コンビによる捜査が始まる…」
----ふうん。するとその速水というのを演じるのが堺雅人ってわけ?
「そうだね。
この映画は、その筋書きや、謎解きよりも、
昨年の顔とも言うべき、
今が旬のこの堺雅人の演技を観る映画。
主人公であるはずの田口や白鳥が
前回以上に後ろに回っている。
まあ、阿部寛はあのギョロ目。
目力と目力の勝負って感じもあったけど、
やはりこれは堺雅人。
いい役をもらったものだ。
中村義洋監督の演出は前回よりも平板に見えたけど、
クライマックスの『倫理委員会』のシーンからは、
この堺雅人の演技でぐいぐい牽引してゆく。
しかし、この原作者はうまいなあ。
怪文書が二通ある意味、二通がなぜか違う意味も
見事にオチがある。
『ジェネラル』→『凱旋』と、
順番にタイトルの意味がわかってゆき、
最後に『ルージュ』の意味がわかった時には、
目に熱いものがこみ上げてくる」
----えっ、泣ける映画ニャの?
「そう。いわゆる感動作だね。
テーマとしては救急医療、
それも最近社会問題化している『患者のタライ回し』や
あるいは『医師不足』『医師の倫理観』、
さらには『誰も守ってくれない』
にも出てきた『トリアージ』を扱いながら、
原作者・海堂尊は医師へのやさしいまなざしを忘れない。
前作でもそうだったけど、
決定的に悪い奴は個人の資質としている」
----俳優はどうニャの?
「個人的には大林信彦映画の顔だった
尾美としのりと林泰文の2ショットが楽しかった。
あとは、そうだね。
前作と同じ病院ということで佐野史郎&玉山鉄二の再登板。
なかでも堺雅人が佐野史郎に対して見せる
微妙な反応の演技。
これは意味が深い。
ここは見逃しちゃダメだよ」
(byえいwithフォーン
フォーンの一言「でも、犯人は誰ニャのかニャ」="小首ニャ">
※泣ける映画とは思わなかった度
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の続編。
田口公子(竹内結子)
と白鳥圭輔(阿部寛)コンビの復活か。
ニャんだか、それだけで観たくなるね。
「フォーンがそう言うくらいだから、
この映画のヒットも間違いないんだろうな」
----こんどもニャにか事件が起こるの?
「うん。舞台は同じ。
東城大学医学部付属病院。『救命救急の速水センター長は
医療メーカーと癒着している』という
差出人不明の二種類の内部告発文書が届くんだ。
一通は田口、一通は白鳥。
ところが、その二通。
片方はワープロで、片方は手書き。
しかも手書きのほうには、共犯者の名前が書き添えられている。
かくして、ふたりの凸凹コンビによる捜査が始まる…」
----ふうん。するとその速水というのを演じるのが堺雅人ってわけ?
「そうだね。
この映画は、その筋書きや、謎解きよりも、
昨年の顔とも言うべき、
今が旬のこの堺雅人の演技を観る映画。
主人公であるはずの田口や白鳥が
前回以上に後ろに回っている。
まあ、阿部寛はあのギョロ目。
目力と目力の勝負って感じもあったけど、
やはりこれは堺雅人。
いい役をもらったものだ。
中村義洋監督の演出は前回よりも平板に見えたけど、
クライマックスの『倫理委員会』のシーンからは、
この堺雅人の演技でぐいぐい牽引してゆく。
しかし、この原作者はうまいなあ。
怪文書が二通ある意味、二通がなぜか違う意味も
見事にオチがある。
『ジェネラル』→『凱旋』と、
順番にタイトルの意味がわかってゆき、
最後に『ルージュ』の意味がわかった時には、
目に熱いものがこみ上げてくる」
----えっ、泣ける映画ニャの?
「そう。いわゆる感動作だね。
テーマとしては救急医療、
それも最近社会問題化している『患者のタライ回し』や
あるいは『医師不足』『医師の倫理観』、
さらには『誰も守ってくれない』
にも出てきた『トリアージ』を扱いながら、
原作者・海堂尊は医師へのやさしいまなざしを忘れない。
前作でもそうだったけど、
決定的に悪い奴は個人の資質としている」
----俳優はどうニャの?
「個人的には大林信彦映画の顔だった
尾美としのりと林泰文の2ショットが楽しかった。
あとは、そうだね。
前作と同じ病院ということで佐野史郎&玉山鉄二の再登板。
なかでも堺雅人が佐野史郎に対して見せる
微妙な反応の演技。
これは意味が深い。
ここは見逃しちゃダメだよ」
(byえいwithフォーン
フォーンの一言「でも、犯人は誰ニャのかニャ」="小首ニャ">
※泣ける映画とは思わなかった度
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3月の愉しみにしている作品の一つです。
原作を読みながら、たぶん、「バチスタ」より、感動的で鮮やかな作品になってるだろうなと想像しています。堺雅人さんのイメージで本を読み進めていくと、堺サンこれでもう一ランクステージをあげさせてもらったなと思いました。役得ですね。
原作でも「ルージュ」の意味づけが感動的です。映像ではどう描かれているのでしょうか。今回はキャストのイメージが既にできあがっているので、物語展開そのものを愉しむ事が出来そうです。
この映画、白鳥のオモシロさが
前作に比べてまったくでていなかったです。
原作もそうなのかなあ。
あの人を食った感じがあまりなく、
とにかく堺雅人ばかりが目立つ。
いままで脇役が多かっただけに
これは彼の転機となる作品かもしれません。
堺雅人ファンは大満足でしょうね。
やはりルージュの意味づけは
原作でも感動的なのですね。
でも、この映画を見ないで読んでいたら
本のほうは、
おそらく、もっとケバく
あるいは、ちょっとおどろおどろしく感じていたかも。
この映画での「ジェネラル・ルージュの伝説」に涙したわけではないけれど、原作を思い出し、「救急医療」の現場とスタッフを見て涙をポロポロと溢しちゃった私でした(TT)しかし、そんなの私くらいなものかと思ってましたが、そうですか、目に熱いものを感じられましたが(^^)
>堺雅人が佐野史郎に対して見せる微妙な反応の演技。
ここも良かったですね!
全然イメージじゃなかったのに、堺@速水も大好きになりました。
原作はそんなにすばらしいんですか?
まあ、ぼくは割と涙もろいほうなので
(年のせいもあるのかと言うと、
そうでもなくて昔からですが…)
一般化はできないと思いますが、
この映画、けっこう泣かせてくれました。
でも原作の速水はどんな感じなんだろう?
佐野史郎とのすれ違うシーンはあるのかな?
ネタばれは無粋なのでここでは割愛しますが、原作ファンとしては同時進行の「ナイチンゲールの沈黙」をどういう扱いにするか気になりますね…テレビシリーズにするとキャストに矛盾が出そうですし…。
「ナイチンゲールの沈黙」、タイトルからして惹かれますね。
ところで、れぎおんさんのハンドルネームは、
あの新生(平成)怪獣映画第2作からですか?
どちらかといえば「マルコの福音書」です。
かつては某巨大掲示板で人の心を踏みにじるハイエナのような外道を続けてましたので…自らを悪しき者として死霊の群れから取りました。>ハンドルネーム
なるほど、そうでしたか。
どうも映画中心で考える癖があって…。
しかし、すごいハンドルネームの
生い立ち(?)ですね。
こないだ テレビで チームバスタ 見て 面白かったです。
ジェネラル・ルージュ ある意味で カッコよかったです。
緊急は 戦場というか 修羅場というか スゴイなぁ
大変な仕事だなぁ。
くすり依存に されたくないなぁ
未来の病院 医者 患者は どうなるのかなぁ
この映画 現代社会において 最高ですね。
血まみれ将軍の正体は~
なぜか 踊る大走査線を 思い出しました。(あまり関係ないかなぁ)
映画同好会(名前検討中
コメントありがとうございます。
“戦場”の言葉はピッタリでしたね。
これからの
日本の医療について考えさせられる映画でした。
これからもよろしくお願いします。