「拳銃って出てきた瞬間に、
映画に緊張をもたらすよね」
----ん?今日の映画って
老人(緒形拳)が虐待されている隣家の少女を連れて
約束の場所へと向かうロードムービーじゃなかったの?
「そう。モントリオール国際映画祭でグランプリを始め、
3章を受賞しただけあって、
さすがによく知っているね」
----この少女を演じた
杉浦花菜もスゴいんでしょ?
「そうだよ。
虐待に次ぐ虐待で
自分の名さえ忘れている。
ちょっと触れられただけで『ぎゃ~っ』と
とんでもない声を発する。
こんな真摯な映画に
たとえは悪いけど韓国ホラーの
『ボイス』のウン・ソウを思い出したね」
----真摯?それもビックリしたことの一つだよね。
奥田瑛二っていつもエロスのイメージがつきまとってたから…。
「うん。今回は『female フィーメイル』で大胆な演技を見せた
高岡早紀が母親役だけに
またまた過激になるかなと危惧していたんだけど、
言葉くらいでそれほどでもなかったね」
----で、さっきの拳銃って?
「途中でバックパッカーの青年(松田翔太)が絡んでくるんだ。
ここは少し『ユリイカ』を思い出したね。
ま、それはともかくとして
彼は帰国子女なんだけど、
なぜか拳銃を隠し持っている。
となると、それがいつ発砲されるのか?
さわざわざ出すくらいだから
使われないまま終わるはずはない」
----ニャるほどね。
でも奥田瑛二も精力的だね。
「うん。
脚本に、彼の妻だけでなく、長女、次女も協力。
奥田瑛二自身も監督としてやっていくことを改めて宣言」
----役者を経てからの監督業。
伊丹十三を思い出させるね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この子の演技スゴいニャ」
※あっと思うシーンがある度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
映画に緊張をもたらすよね」
----ん?今日の映画って
老人(緒形拳)が虐待されている隣家の少女を連れて
約束の場所へと向かうロードムービーじゃなかったの?
「そう。モントリオール国際映画祭でグランプリを始め、
3章を受賞しただけあって、
さすがによく知っているね」
----この少女を演じた
杉浦花菜もスゴいんでしょ?
「そうだよ。
虐待に次ぐ虐待で
自分の名さえ忘れている。
ちょっと触れられただけで『ぎゃ~っ』と
とんでもない声を発する。
こんな真摯な映画に
たとえは悪いけど韓国ホラーの
『ボイス』のウン・ソウを思い出したね」
----真摯?それもビックリしたことの一つだよね。
奥田瑛二っていつもエロスのイメージがつきまとってたから…。
「うん。今回は『female フィーメイル』で大胆な演技を見せた
高岡早紀が母親役だけに
またまた過激になるかなと危惧していたんだけど、
言葉くらいでそれほどでもなかったね」
----で、さっきの拳銃って?
「途中でバックパッカーの青年(松田翔太)が絡んでくるんだ。
ここは少し『ユリイカ』を思い出したね。
ま、それはともかくとして
彼は帰国子女なんだけど、
なぜか拳銃を隠し持っている。
となると、それがいつ発砲されるのか?
さわざわざ出すくらいだから
使われないまま終わるはずはない」
----ニャるほどね。
でも奥田瑛二も精力的だね。
「うん。
脚本に、彼の妻だけでなく、長女、次女も協力。
奥田瑛二自身も監督としてやっていくことを改めて宣言」
----役者を経てからの監督業。
伊丹十三を思い出させるね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この子の演技スゴいニャ」
※あっと思うシーンがある度
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話題の割に、公開規模は小さいみたいなんですけど。観に行くなー、きっと。
最近、日本映画にノックアウトされる事が多いです。えいさんのおススメ印『ゆれる』に『太陽の傷』は勿論のこと。先日観た園子温監督の『紀子の食卓』にはやられました。文句なしの満点です。
と、自分の話はおいといて。この作品にも秘かに期待しているのですが。他にも、えいさんおススメの日本映画があったら是非教えて頂きたいです
今年の日本映画のベストワンを張り合うのは
『ゆれる』と『フラガール』でしょう。
くどいようですが
『フラガール』は絶対のオススメです。
その他には
『夜のピクニック』『虹の女神』かな。
もう終わっているけど
『ラブ☆コン』も一家に一枚DVD!
落ち込んだ時の救いの神ですよ。
本家サイト(http://www.yawarakacinema.com/)も、よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
今年も、TB飛ばし逃げが多くなるかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いします。
サチちゃんが歌っていた歌を、しっかり覚えていたわたし、
たぶん、わが子たちがサチちゃんくらいの時に歌ってたんだと思います。
考えたら、妙な歌詞なのですが…
今まで邦画をあまり観てないだけじゃなくて、
昨年、いちばん観たかった『ゆれる』は上映館が遠くて断念…だったんですけど、
今年最初の鑑賞が邦画。来週観る予定なのも邦画。
今年は鑑賞傾向が多少変わるかもしれません。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
昨年は、日本映画の当たり年と言ってもいいくらい、
見応え十分の作品が多かったです。
来週、ご覧になる予定の邦画って?
ぼくが観ている映画かなあ。
興味あります。
ご覧になったらぜひ。
こういうミニシアター向けっぽい映画が全国で
多少楽に見れるようになったのはいいですよね!
上のコメントで書かれている「ラブコン」は見逃してしまったので、今度観たいと思ってます。
奥田監督の映画は始めてだったんですが、
すごく絵作りに力を入れられているって印象を
受けました。監督メインでやられるのかな?
これからの作品も楽しみですね!
シネコンの普及で、
都心まで出かけなくてもミニシアター系が観られるようになったのは、
観客の立場からすれば喜ばしいことです。
もっともその裏では、配給条件をめぐるシビアなビジネスの問題もあるようですが…。
奥田瑛二は70年代後期の映画で特異な存在感を示していました。
その匂いが今も強く、これまでは監督作でもエロチシズムが強調されていましたが、
今回は、そこを突き抜けた感がありました。
俳優から監督に転じた伊丹十三のように、
自分の世界を作ってほしいものでウs。
花菜ちゃん、がんばってましたね。
すごく上手でした。
奥田瑛二監督といえば<性>は欠かせませんが、
これはエロを排した正攻法の感動作でしたね。
伊丹十三監督のように
俳優ならではの視線で作り続けてほしいです。