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【河村vs市議会】「何で無効なのか」

2010-11-25 19:07:32 | 日記

【河村vs市議会】

「何で無効なのか」 初日から「異議」続出

2010年11月25日

 「何で無効なのか」「有効と確認できてほっとした」-。名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けて集められた署名簿の縦覧が始まった25日、各区役所に押し寄せた市民は、署名に託した思いを確認するように、署名簿に見入った。署名を集めた受任者が、一つ一つの署名について職員に無効の理由の説明を求める場面も目立った。

 請求代表者の三宅功さん(56)は午前8時45分から名東区役所で名簿を縦覧。「無効」と赤い印が押された署名を指して理由を尋ねた。職員が「複数の目で同一筆跡と判断した」と説明すると、三宅さんは「明らかに違うじゃないか」とすぐに異議を申し立てた。

 選管が疑問視して再調査を行った受任者欄に記名のない名簿の署名は、縦覧でも問題に。署名を無効と判断された中区の戸松葉子さん(67)は「再調査では、署名した相手が受任者だと思って丸をつけたが、実際は誰かわからなかった。集めた署名を無駄にしないでほしい」と異議申し立ての手続きを取った。

 各区選管によると、初日から続出した異議申し立ては、受任者欄に記名がないのに、選管の再調査で「受任者に求められ署名した」と答えて無効になったケースがほとんどだという。

 縦覧時間を1人30分に制限する区もあった。港区役所で最初に受け付けを済ませた受任者の瀬島功さん(52)は「自分が集めた署名を確認しに来たが、時間が足りなかった。今後も縦覧を重ねて、問題があれば異議を申し立てたい」と話した。

 中川区の主婦(68)は「念のため確認に来たら、無効だった」とびっくり。職員から「受任者が資格のない人だから、署名簿全体が無効です」とされたが、納得のいかない様子だった。

 瑞穂区の伊藤豊さん(72)は「別の区の街頭で署名したから、無効になっていないか不安だったが、有効だったので安心した」と話した。

 自分の名前が勝手に使われていないか確認する人の姿も。西区の阿部正裕さん(63)は「自分の名前はなかったので安心した。集め方に無理があったと思う」と署名運動をいぶかしんだ。

 

署名縦覧者相次ぐ 各区役所でスタート

2010年11月25日

 名古屋市議会の解散請求(リコール)へ向けて集められた署名簿を公開する縦覧が25日、市内16区役所で始まり、自分の署名が有効となっているかどうかを確認する人や、署名集めを担った受任者らが続々と詰めかけた。

 各区役所の縦覧会場には、午前9時ごろから入れ代わり立ち代わり署名を確認する人が訪れた。「選管は議会に有利になるようにしている」と詰め寄る人もおり、会場は緊張した空気に。名東区では請求代表者の男性が開始時刻と同時に訪れ「なんでこれが無効なのか」と早速異議申し立ての手続きに入った。

 同区の選管職員は「こんなに多くの人が来るとは予測できなかった。土日はさらに混雑する可能性があり、応援を求めるなど対応を考えないと」と困惑した表情で話した。

 市選管にも問い合わせの電話が殺到。再審査での回答の有効性を確認する問い合わせが多く、職員が対応に追われた。

 一方、河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」は25日午前に請求代表者らを交えて今後の対応を協議。請求代表者による徹底的な縦覧により、再審査で無効となった2万2000人分を拾い出し、「誤解に基づく回答だった」と署名者本人に確認した上で一括して異議申し立てする方針を決めた。

 支援団体は、書類作成に時間がかかるとして、申し立ての受け付けを、縦覧後も1週間延長するよう市選管に要望。縦覧期間の1週間程度の延長も申し入れた。

 縦覧は12月1日までで、土日もある。それぞれの署名に有効、無効の印が押された署名簿の原本が公開され、署名した人や請求代表者、受任者、市議らは判定内容に不満があれば申し立てることができる。各区選管は委員会を開いて協議し、異議申し立てから14日以内に正否を判断する。

 


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