日本の電子・電機業界が国際電気標準会議(IEC)に提案した「二酸化炭素(CO2)削減貢献量」の国際規格が今夏、発行される見通しとなった。これまで環境規格づくりは欧州が世界を先導してきた。日本は高い環境技術を持ちながらも主導権を握れていなかったが、削減貢献量で一矢報いる。(松木喬)
CO2削減貢献量とは旧製品から省エネルギー性能の高い新製品への置き換えで削減できたと見なすCO2量。家電なら旧製品と新製品の消費電力を比べ、その差から新製品の削減貢献量を求めるのが一般的だが、決まった算出方法がなかった。
IEC環境委員会(TC111)の市川芳明議長(日立製作所主管技師長)は「メーカーに受け入れやすい」と太鼓判を押す。これまでの規格は事業活動が環境に与える影響、つまりマイナス面を明らかにするものばかり。削減貢献量はCO2を減らすプラス面を評価できる。
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