おととし開館したばかりの、ヤオコー川越美術館に行ってきました。
山田五郎さんのぶらぶら美術・博物館(BS日テレ)で紹介されていて、所蔵絵画の故・三栖右嗣さんの絵が素晴らしかったので、是非行きたいと思ってた美術館です。
ホキ美術館もそうでしたが、この頃の美術館は、建築も含めた全体の芸術性を見せる作りになっていますね。
水の上に浮かんだ感じになっています。
最近テレビでも紹介されたこともあって、混雑しているのかなと覚悟して行ったのですが、中はガラガラでした。ラファエロ展の、正気の沙汰ではない混雑具合は、やはり、巨大マスメディアの宣伝効果とラファエロに対する訳のわからない信奉に支えられていたことが実感されます。
ところで、三栖右嗣さんの絵ですが、やはり、すばらしかったです。
りんごを題材にしたシリーズ。
コスモスやバラなど花を題材にしたシリーズなど、モチーフや製作年代によって、画風が異なるのですが、どの絵も奇をてらったところがなく、描きたいものを描いてる感じがして、すがすがしい絵に感動します。
とくに圧巻は、美術館のラウンジ(ここでお茶が飲めます)に飾ってある、「爛漫」という桜の絵です。
ラウンジに入る自然光と調和して、鮮やかさと明るさが際立つすばらしい絵です。
他の収蔵品については、明らかでなかったのですが、また、入れ替えがあれば、是非来たいと思いました。
さて、お昼は定番の久喜市菖蒲の菖蒲農協食堂で、そばを食べました。
今回、うどんと蕎麦の合いもりというのを頼んでみました。いつも、混んでいて、今回も30分以上待ちました。
うどんの粉は従来農林61号を使ってたのを、昨年(2012年)12月から県産のあやひかりに変更したとのことで、よりうどんにあった粉だそうです。たしかに、ただ固いだけの「こし」ではなく、弾力があっておいしかったです。蕎麦は長野県青木村産のものをメインに使ってとのことですが、なんか、食べつけたせいか、いつもの感動がありませんでした。
でもリーズナブルだし、うんちくを長々並べ立てる雰囲気もなく、おいしいものを普通に食べさせてくれるいい店だと思います。
その後、となりの直売所でしこたま野菜を仕入れたのちに、近くの「しょうぶ会館」前でやっているポピー祭の会場に向かいます。
6月1日でまつりは終了しているとの情報だったのですが、ほぞぼそと延長して開場していました。
やはり、もう花も終わりでしたが、それでも、一面に咲いたポピーはとってもきれいです。
久しぶりに、テントウムシも見つけました。そういえば、スバルR1にどことなくフォルムが...。
無料で、好きなだけ摘み取ってかえっていいとのことで、これから咲きそうなものをいただいて帰りました。
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