CDを購入しました。
Youtube で、昔の「タモリ倶楽部」の映像を見ていたら、真空管アンプの「球転がし」(真空管を取り替えて音の違いを楽しむこと)の話題をやっていました。
そこでの試聴用レコードとして、コブクロの黒田さん(大きい方の人)が、自前のレコードをもってきていて、それが、カーペンターズのレコードでした(意外!!)。
それを、伝説の銘真空管「1988年製 ウエスタンエレクトリック 300B」(2本セットで90万もするものもあるという)で、JBL のエベレストスピーカーで「Sing」を再生すると、カーテンが何枚も開いたようなクリアな音というだけでなく、カレンが別人になったような素晴らしい音がしたそうです。
TRIODE - PSVANE-WE300B(1本/化粧箱なし)
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そこで、家にも確かカーペンターズのCDがあったはずだと、探してきて、家の 「真空管 Poor Audio」で聴いてみたところ、あまりにも情けない音でした。
このCD、前から音が悪いなぁと思っていたのですが、このところいい音のCDを集めていたので、余計に悪く聞こえました。
よくスーパーマーケットのワゴンセールでおいてあるようなもので、中を見てみたら、思ったとおりの韓国製でした(ちゃんと、JASRAC のシールは貼ってあるのですが、いわゆるパチもんでしょうか?)。
こりゃ、どこかのステレオの音をマイクで録音してきて、CDにしたんじゃないかなんて疑いたくなるようなクオリティーでした。
皆さん、韓国製の物は絶対買ってはいけません。安さに目がくらんで買った液晶モニターが2台とも既に廃品になっています(この間、お金を払って捨てました)。
そこで、ちゃんとしたCDを探すことに。
カーペンターズのベストアルバムは星の数ほど(日本で再構成したものが多い)あるので、その中から、音がいいとされるものを探しました。
で、カレン存命中にリリースされた唯一のオフィシャル・ベスト盤「 The Singles 1969-1973 」のデジタルリマスター盤をチョイスしました。
シングルス 1969〜1973 [ カーペンターズ ]
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さっそく、Upconvで 96KHz/24bit にアップコンバートして(コンバート前から、手持ちのCDとは違い、目の覚めるような音がしていますが)、かつ、DSD の 1bit/5.6MHz にコンバートして、真空管 Poor Audio で聴きます。
やっぱり、カーペンターズは最高です。
特に、「タモリ倶楽部」でかけていた「Sing」ですが、バックコーラスの子どもの声が一人ずつ聞き分けられるクリアさです。
昔から好きだったカーペンターズの曲が、こんなクリアな音で聴けるようになったとは、いい時代になったものです。