どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『印象派を超えて 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで@国立新美術館』なのだ

2013年12月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 国立新美術館で 12月23日まで開催している<クレラー・ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで>を見に行ったのだ



ぼくの気になった作品をちょっとご紹介するのだ

ゴッホが描いた<種まく人>なのだ


今回の展覧会で ぼくらが最も見たかった作品なのだ 太陽と麦の黄色と 大地の青などの色のバランスが良くて 見ていてインパクト大だったのだ


こちらもゴッホが描いた<麦束のある月の出の風景>なのだ


作品全体が ウネウネしていて ゴッホの精神状態が表された感じがするのだ 


ポール・シニャックが描いた<マルセイユ港の入口>なのだ


淡くて キレイな色だから この作品をずっと見ていると 船が幻想の世界でへ旅立っているように思えてくるのだ 実際の作品わ ものすごくキレイな色なのだ 


あと ヨハン・トルン・プリッカーの作品<夏の風景>も良かったのだ


ゴッホの作品わ 見応えがあったと思うし ぼくらわ そんなに惹かれなかったけど スーラの作品(油彩3点・素描2点)も展示していて 日本でわ あんまり見れないと思うから 気になる方わ ぜひなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <クレラー・ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて 点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで> 12月23日(月・祝)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/km2013/index.html

公式サイト
http://km2013.jp/index.html

作品リスト
http://km2013.jp/image/list.pdf




展示構成

Ⅰ 印象派の筆触

Ⅱ スーラとシニャック -分割主義の誕生と展開-

Ⅲ ゴッホと分割主義

Ⅳ ベルギーとオランダの分割主義

Ⅴ モンドリアン -究極の帰結

クレラ-・ミュラー美術館の作品を中心に約100点の作品を展示しており、中盤と会場の最後に映像コーナーがありました。


気になった作品

2.クロード・モネ サン=ジェルマンの森の中で

秋色の明るい陽の光に包まれた木々のトンネルが描かれている。木々のトンネルの奥には、人影らしいシルエットも見える。


7.アルフレッド・シスレー モレのポプラ並木

夏の明るい日差しがまぶしいポプラ並木。明るい爽やかな色彩が見ていて心地よい。


18.ポール・シニャック ダイニングルーム 作品152


まずは、解説を読まずに見たのですが、静かな食卓で、描かれた人物が人形のような印象を受けましたし、もしくはケンカ中のような気がしました。

解説には、こう書かれています。
『スーラの技法に倣って描かれた、シニャックの初期の代表作です。1887年のアンデパンダン展で初めて発表され、高い評価を得ました。対比的効果に魅了されたシニャックは、青と、緑とオレンジを多用し、意欲的なサイズの画面を細かい点で満たしました。食卓に集う2人の人物と女中は、それぞれの世界に没頭しています。感情を欠いた人物が、厳格で精緻な点描と結びつき、画面の奇妙な静けさをもたらしています。』


21.ポール・シニャック マルセイユ港の入口


No.18の作品よりも大きな点描で、朝焼け(夕焼け)に向かって、船が出発しちえるが、陽の柔らかい光や照らされた空の色、建物などがキレイでした。


37.フィンセント・ファン・ゴッホ 自画像


今回展示していたゴッホの作品の額縁は、すべてシンプルなものだったのは、なんでだろう?


38.フィンセント・ファン・ゴッホ レストランの内部


何となくの印象ですが、ゴッホが描いたようには見えませんでした。

ゴッホの作品の中でも、もっとも分割主義の影響が強い作品で、レストランの壁の部分に、赤と緑という補色の効果が十分に活用されているそうです。

以前にも、ゴッホのこのような作品を見たことがあるような・・・?


41.フィンセント・ファン・ゴッホ 種まく人


解説には、こう書かれています。
『本作は、ジャン・フランソワ・ミレーによる1850年の有名な作品《種まく人》に基づいています。ミレーに対して畏敬の念を抱いたゴッホは、農民生活を題材にした作品を数多く描きました。《種まく人》だけでも、30点ほどの改作が残されています。本作は、コントラストの際立つ青とオレンジを中心にした厚塗りの大胆な筆遣いで描いており、画面手前から奥へいくにつれて筆触は小さくなっています。』


42.フィンセント・ファン・ゴッホ 麦束のある月の出の風景


解説には、こう書かれています。
『ゴッホは、1889年5月から約一年間、アルル北西に位置するサン=レミの病院で療養していました。本作はそこで描かれた作品です。青、緑、オレンジを基調として、クリーム色の短く細い筆触が際立っています。画面構成は色彩によって、空、山々、柵、麦畑の4つの面にはっきりと分けられています。ファン・ゴッホはしばしば麦畑のモティーフを描きましたが、成熟して刈り取られていく麦の一生を人生の隠喩として考えていたのです。』


78.ヨハン・トルン・プリッカー 花嫁

アール・ヌーボー的なデザインが良かった。


100.ピート・モンドリアン 赤と黄と青のあるコンポジション



私が見て良かったと思う作品は、前半の作品が多かったようで、ゴッホやシニャックの作品は、私の好みの作品で、一通り見終わってから、もう1度戻って見に行ったくらいです。

東京会場は、あと2週間で終わってしまいますし、ゴッホの<種まく人>は、必見だと思うので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?


巡回情報

広島県立美術館 2014年1月2日(木)~2月16日(日)

愛知県美術館 2014年2月25日(火)~4月6日(日)


この後わ ぼくらのお気に入りのお店で 国立新美術館から 徒歩3~5分くらいにある<トラットリア・イル・フィーゴ・インゴルド>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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