※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。
<バニュルス上野店>でランチをした後は、損保ジャパン東郷青児美術館に移動して<〔特別展〕西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」>を見ました。
損保ジャパン東郷青児美術館 <〔特別展〕西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」> 11月9日(日)まで
http://www.sjnk-museum.org/program/past/301.html
私は、ジョットをほとんど知らなかったですが、彼がいなかったら、ルネサンスが起こらなかったかも?ってくらい、すごい人なんだそうです!今回の展示数は少ないですが、写真パネルや、作品解説のパネルが多くて観やすかったです。(何にも知らない方でも大丈夫かも・・・?)
ジョットの革新
*輪郭線をぼかし、明暗で立体感を出す。
*表情や身振りに真実味を与える。
*三次元的な奥行きを生み出す。
*全体が簡潔で自然な印象になるように細部を省き整理する。
今回は、ジョットの作品が4点ありましたよ。
気に入った作品を紹介しますね。
2.ジョット・ディ・ポンドーネ 聖母子
本来は、玉座があったそうです。18世紀の改築で、スペースがなくなり切り取られたそうです。
マリアの衣、青→信仰。赤→愛。を示すそうです。
あと、聖母は、フランス語で「われらの女主人という意味で、ノートル・ダム(Notre Dame)」だそうです。(すべて、パネル情報)
3.ジョット・ディ・ポンドーネ 殉教助祭聖人
この作品は、ステンドグラスでキレイでしたよ。
7.聖ゲオルギウスの写本の画家 写本『貨幣鋳造組合規約』 表:フィレンツェの百合 裏:洗礼者聖ヨハネ
都市フィレンツェ→(別名citta del fiore=花の都)→表:フィレンツェの百合は、フィレンツェの紋章のようですね。日本でいうと家紋のようなもの?
9.ベルナルド・ダッディ 携帯用三連祭壇画
この作品は、パネルがあるので、どれがどの聖人かとかが解るようになっています。
感想はないですが、他にもいいなぁ。と思ったものを・・・。
18.ジョヴァンニ・デル・ビオンド 聖ドンニーノの物語
19.ジョヴァンニ・デル・ビオンド 玉座の聖母子
21.チェンニ・ディ・フランチェスコ・ディ・セル・チェンニ 聖母子
23.ストラウスの聖母の画家 聖母子と二人の天使
32.ロッセッロ・ディ・ヤーコボ・フランキ 聖母子
あと、東郷青児の<望郷>、<そよかぜ>が良かったです。
常設展示のポールセザンヌの<りんごとナプキン>は、貸し出されていますよ。
この後は、太田記念美術館に移動して<ベルギーロイヤルコレクション展>の『後期展示』を見たのですが、そのことは、今度書きます。
最新の画像[もっと見る]
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ピッツェリア・ベルソリーゾ<ピッツァランチ(マルゲリータ)>など@下総中山』なのだ 2年前
- 『ヴェラーチェ@世田谷代田』なのだ 2年前
- 『ヴェラーチェ@世田谷代田』なのだ 2年前
- 『ヴェラーチェ@世田谷代田』なのだ 2年前
- 『ヴェラーチェ@世田谷代田』なのだ 2年前