どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『国立西洋美術館の常設展示<フェルメールに帰属 「聖プラクセディス」>』なのだ

2015年04月03日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 国立西洋美術館の常設展で 3月17日から新たに展示された 寄託作品のフェルメールに帰属<聖プラクセディス>を見に行ったのだ



今回わ えこうの代わりにぼくが感想を書くのだ

国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html




まずわ 新規展示作品をご紹介するのだ

ヨハネス・フェルメールに帰属<聖プラクセディス>なのだ(※寄託作品)


解説パネルにわ こう書かれていたのだ
『本作は、画面に残された署名と年記(左下 Meer 1655)から、オランダ風俗画家として名高いフェルメールの作品である可能性が近年指摘されています。しかし、その構図と様式は、イタリア画家フェリーチェ・フィケレッリ(1605-60年)の同主題作品を模しており、フェルメールの典型的な作品とは隔たりがあります。フェルメールは風俗画に専念する以前、伝統的な歴史主題の作品を手がけており、本作もこの画家の手になるとすれば、自己の画風を確立する以前の最初期のひとつということになるでしょう。科学調査の結果衣服の袖口などに用いられている鉛白はイタリア絵画ではなくオランダ絵画に典型的なもので、やはりフェルメールの初期作品とされる≪ディアナとニンフたち≫(マウリッツハイツ美術館)に用いられた鉛白にきわめて近い組成をもつことが判明しています。
プラクセディスは2世紀の聖人で、姉のポテンティアナとともに殉教者たちを看護し、遺体を埋葬したことで知られています。ここでは死者の血を海綿に浸し壺に集める姿で表されています。彼女が手に持つ十字架はフィケレッリの原作になく、本作の画家が追加したモチーフです。左奥の殉教者の遺体が覗き右奥の建物の入り口には、姉のポテンティアと思しき女性が立っています。』

※参考としてフェリーチェ・フィケレッリが描いた作品を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


ぼくが 写して載せた解説パネルよりも 作品の右側にわ もっと詳しい解説が書いてある紙を用意してあるので お忘れなくなのだ

確か この作品わ 去年7月 クリスティーズのオークションで 10~11億円の値が付いた作品で 日本の方が落札していたなんて ビックリだし 西洋美術館に寄託してくれて ありがとうって 言いたいのだ

解説にも書いてある通り 左下の岩の3段目に『Meer 1655』ってサインがあるんだけれど ぼくらわ ?って思うけど 1番最初とかに描いていたら サインなんて きちんと決まっていなかったかもしれないしなのだ もっと詳しいことが書いてある解説の紙にわ サインわ 他の部分と同様に経年劣化しているそうなのだ

フェルメールだったら 嬉しいなぁ~ って思うけど ぼくらわ この作品が好きになったし ずっと見ていたのだ

寄託作品だから 無理かもしれないけど 出来れば ポストカードを販売して欲しいなぁ って思うのだ

この作品がフェルメールの作品と仮定して フェルメールの作品を見たのわ ぼくわ 10点 えこうわ 17点となったのだ


ドメニコ・プリーゴ<アレクサンドリアの聖カタリナを装う夫人の肖像>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


左下にわ 聖カタリナのアトリビュート(持物)の刃の付いた車輪が描かれているのだ 解説に書いてあったんだけど 描かれたこの女性の名前わ カタリナであったと考えられるそうなのだ


フアン・バン・デル・アメン<果物籠と猟鳥のある静物>なのだ



上記の3点が新たに新規展示となった作品なのだ


ぼくが気になった作品なのだ

カルロ・ドルチ<悲しみの聖母>なのだ


ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


今年 最初に会えたのだ

ラピスラズリを使用した青い外套(マント)わ ベルベットのような質感で 触れてみたくし 聖母の憂いをおびた表情も美しいし いつまでも見ていたのだ


マリー=ガブリエル・カペ<自画像>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


カぺの22歳の時の自画像だそうなのだ


『橋本コレクション』の指輪も展示していたのだ


ルネ・ラリック<葉のプリカジュール>なのだ


エドワード・バーチ<雄牛を襲うライオン>なのだ


<パラス・アテナ>なのだ

他にもあったけど うまくお写真を取れなかったのだ でも どの指輪もキレイだったのだ


ピエール=オーギュスト・ルノワール<アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


ルノワールの初期の代表作だそうなのだ

えこうが 前に本で読んだんだけど この作品わ 松方コレクションで フランスから返還するときに フランス政府が返すのを 惜しんだ作品だって 書いてあったそうなのだ

ドラクロアの作品<アルジェの女たち>を元にして書いたそうだけど 2点一緒に並べて見てみたいと思うのだ


同じくルノワール<帽子の女>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


ぼくらわ この作品も すっごく大好きで ふんわりとした色合いがいいのだ


クロード・モネ<睡蓮>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


この作品わ 確か松方幸次郎が ジベルニーのモネの家に行って 直接交渉して買い付けたものだと思うのだ

大きな作品で 睡蓮の葉わ ぐるぐる描かれて 抽象的で ちょっと壁画チックな感じに思えるのだ


ダンテ・ガブリエル・ロセッティ<愛の杯>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



あとわ えこうが気になった作品をご紹介するのだ

アドリアーン・イーゼンブラント(に帰属)<玉座の聖母子>なのだ



ロレンツォ・レオンブルーノ・ダ・マントヴァ<キリスト降誕>なのだ



カルロ・クリヴェッリ<聖アウグスティヌス>なのだ



ペーテル・パウル・ルーベンス<豊穣>なのだ



ペーテル・パウル・ルーベンス<眠る二人の子供>なのだ


描かれているのわ 画家の兄の子と考えられるそうなのだ


エル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス)<十字架のキリスト>なのだ


確か エル・グレコの作品って 国内に2点しかないそうなのだ 縦に伸ばされたキリストが印象的なのだ


レアンドロ・バッサーノ(本名レアンドロ・ダ・ポンテ)<最後の審判>なのだ



フィリップ・ド・シャンペーニュ<マグダラのマリア>なのだ



ジョルジュ・ド・ラ・トゥール<聖トマス>なのだ



クロード・モネ<舟遊び>なのだ



ュスターヴ・モロー<監獄のサロメ>なのだ



ギュスターヴ・モロー<ピエタ>なのだ



ジョン・エヴァリット・ミレイ<あひるの子>なのだ



あと 外にあるロダンの彫刻も撮ったのだ

<考える人>なのだ


別角度の写真も載せるのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



<地獄の門>なのだ


上部にわ 門を見ている<考える人>もいるのだ



ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



追記なのだ

あと 今わ 出ることが出来ないけど 本館の2階にある広場?みたいな場所も見えるようになっていたので ご覧くださいなのだ(※時間帯によってわ ブラインドを下げるみたいなのだ)




個別の感想わ ほとんどなくて お写真のみになっちゃったけど 常設展も フェルメール(に帰属)の<聖プラクセディス>など 素晴らしい作品を展示しているので 特別展を見た後にも ぜひ ご覧になってほしいのだ

国立西洋美術館の常設展わ 毎月の第2・4土曜日わ 無料で見ることが出来るので 普段美術館に行かない人も 行って見てわ いかがでしょうか?なのだ きっと気になる作品や 好きな作品が見つかると思うのだ


本当わ 企画展<グエルチーノ展>を見たかったんだけど 用事があったので 次回にしたのだ


この後わ 美術館から 10分くらい歩いて ぼくらのお気に入りのインド料理のお店<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>で 遅めのランチをしたのだけれど そのことわ そのことわ また 今度書くのだ



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