どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『シャルダン展-静寂の巨匠@三菱一号館美術館』なのだ

2012年12月01日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ギャラリー椿で<山本麻友香展>を見たぼくらわ ちょっと前に 新聞の販売店から招待券を頂いたので 三菱一号館美術館に移動して 2013年1月1月6日まで開催している<シャルダン展-静寂の巨匠>を見たのだ



シャルダンの作品 38点が展示されていて あと 2階の途中にわ 三菱一号館美術館所蔵のルドンが描いた<グラン・ブーケ>も展示していたのだ


その中で ぼくが気になった作品を ちょっとご紹介するのだ

1番良かったのわ 美味しそうな<木いちごの籠>なのだ



第2部に展示していた 対の作品の<肉のない料理>と <肉のある料理>の見比べたのだ

肉のない料理



肉のある料理


あとで えこうが解説を載せると思うけど この対の作品の見比べわ いろんな意味で 相反する感じに見えたのだ


静物画の<カーネーションの花瓶>わ 感想わ ないんだけど すごく良かったのだ



あと ルドンがパステルで描いた 大きな作品<グラン・ブーケ>も また 見れて良かったのだ



対の作品が多くあって 見比べが 面白かったのだ 平日の木曜日と金曜日の18時以降(※最終入場わ 19:30まで)わ 『アフター6割引き』で 1000円で入場出来るし 全部で40点くらいしか展示してないから 遅くても ゆったりシャルダンの作品を鑑賞出来るし ちょっとお得に見れるので 夜に ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ

あと HPに乗っていたのだけれど 消臭剤のシャルダンわ このシャルダンが由来だったとわ ぼくらわ 初めて知ったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


三菱一号館美術館 <シャルダン展-静寂の巨匠> 2013年1月6日(日)まで

http://mimt.jp/chardin/




展示構成

第1部 多難な門出と初期静物画

第2部 「台所・家事の用具」と最初の注文制作

第3部 風俗画-日常生活の場面

第4部 静物画への回帰

シャルダンの作品は、38点を展示していて、あと、2階の最初の展示室には、ルドンの<グラン・ブーケ>と、シャルダンの影響を受けた画家の作品、3点を展示していました。

解説のパネルに書いてあったのですが、シャルダンは、19世紀半ば以降に評価された画家で、ミレー、マネ、セザンヌ、マチスなど多くの画家に影響を与えたそうです。


気になった作品(作者名がないのは、シャルダン作)

1.ビリヤードの勝負


現存する最も初期の作品。ビリヤード台職人の子として生まれたシャルダンにとって、身近な画題だったのではないか。


2.昼食のしたく (別名)銀のゴルベット

画面右下に描かれている銀のゴルベットに映り込む光や、銀の皿(食器)が、気になった。


5.死んだ野兎と獲物袋

隣にも同じタイトルの作品(No.4.死んだ野兎と獲物袋)があるが、こちらのほうが荒いタッチで描かれて惹かれた。こちらの方が制作は、先に描かれたようだ。

No.4の方は、毛の質感が良かった。


8.肉のない料理



9.肉のある料理


解説には、『キリスト教における四旬節の習慣を表した対の作品、四旬節とは、復活祭の前の40日間を指し、肉の摂取が控えられた。その前の約一週間にわたる謝肉祭の機関には肉の料理が食された。二作品の構図は対称を成し、《肉のない料理 no.8》では、魚やフライパンを寒色が、《肉のある料理 no.9》では、肉や銅鍋の暖色が画面を占め、色彩の面でも対比がされている。』と書かれていました。


16.羽根を持つ少女

オリジナルとレプリカの見比べが出来ます。(No.17 ジャン・シメオン・シャルダンに帰属 羽根を持つ少女)のレプリカの方が、少女が野暮ったく見え、影もちょっと下手な気がした。


19.食前の祈り


食事の前に祈りをする場面が描かれている場面で、家族の温かみが伝わってくる作品。隣には、ほんの少し違うヴァージョンの作品も展示していて、見比べが面白かった。解説に載っていたが、『食前の祈りは、いくつものヴァージョンが存在する』そうです。

隣に展示していた、もう1つの方(No.20 食前の祈り)は、4年後に描かれたもので、画面右下に、柄(取っ手?)の長い鍋のようなものが描かれていて、部屋がやや明るい感じがした。


21.病後の食事 (別名)思いやりのある看護人


同じ展示室に展示していた作品(No.18 買い物帰りの女中)に比べると、色合いも良く、洗練された感じに見えた。


22.セリネット(鳥風琴)


セリネットとは、手回し式のオルガンで、女性の膝の上に描かれています。このセリネットを、左にある鳥かごの中に描かれているカナリヤに覚えさせようとしている場面を描いているそうです。


24.良き教育


隣に展示していた(No.23 デッサンの勉強)と対の作品で、教育が主題のようです。この作品は、母親が聖書を読み聞かせている場面を描いています。こちらの方が、窓から光が入る構図だったので、見比べると、この作品の方が良かった。


35.木いちごの籠


木いちごの質感が丁寧に描かれているわけではなく、間近で見ると、キャンバスの地の目を、木いちごの粒に見えるように描いていたみたいだった。


今回の展示は対の作品が多く、作品を見比べることが出来て楽しかったので、一人で見るのではなく、複数で感想を言いながら鑑賞すると、さらに楽しめる気がします。

約40点あまりで、ゆったりめに展示しているので、見やすかったのですが、一部の対の作品は、もう少し近づいて展示してくれれば、もっと良かったような気がしました。

どるちの方でも書いていますが、木・金曜日の18時以降は、入場料金が安くなるようですし、三菱一号館美術館の夜の雰囲気も良いと思うので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?



三菱一号館美術館の次回の展覧会 『奇跡のクラーク・コレクション -ルノワールとフランス絵画の傑作-』も面白そうですよ。

↓展覧会のHP
http://mimt.jp/clark/top.html

こちらは、展覧会のチラシです。




三菱一号館美術館の中庭のライトアップです。





この後わ 新小岩に行って 大好きなラーメン屋(つけ麺)さんの<麺屋 一燈>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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