どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち@上野の森美術館』なのだ

2016年11月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 上野の森美術館で 2017年1月21日まで開催している<デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち>を見たのだ



月曜日と火曜日のみ 写真撮影可能だったのだ



ぼくが気になった作品なのだ

ルノワールが描いた<白い服の道化師>なのだ


1番最初に展示していた作品で 3点あったルノワールの作品の中で1番良かったのだ

描かれているのわ ルノワールの7歳の息子のジャンで ゆったりとダブついた道化師の服を着ているのだ

ふんわりとした雰囲気や 色彩が美しいのだ


ボナールが描いた<犬と女性>なのだ


描かれているのわ 長年連れ添いこの作品が描かれた翌年に結婚するマルトと 彼女の右側にいるのわ ボナールがお気に入りのダックスフントだそうなのだ

色の統一感と 優しい感じがいいのだ


モネが描いた<グラジオラス>なのだ


描かれたのわ アルジャントゥイユのモネの庭で 左の女性わ モネの妻カミーユだそうなのだ

画面上部に点在する 黄色いのわ グラジオラスの白い花の匂いに誘われた 蝶々のような気がしたのだ


ゴッホ<自画像>なのだ


ゴッホの意志の強さを感じる自画像で どの位置で見ても 見られているような感じに思えるのだ


同じく ゴッホが描いた<オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて>なのだ


水面 緑 人物に至るまで統一感のある作品で 水面や木々の緑の筆致が面白く 見ていると絵の中に吸い込まれるような感覚になるのだ


マティスが描いた<ケシの花>なのだ


青と白の屏風の前に 白い花瓶に飾られた 赤いケシと 黄色いグラジオラスの花が咲いているのだ

どの部分も素早いタッチで描かれていて 明るい色彩が好きな作品なのだ


あと ピカソ<アルルカンの頭部>も良かったのだ


この企画展わ 曜日が限定されているけど 写真撮影がOKだから 気に入った作品を写真に収めて記念に残るし オススメだと思うのだ

でも 単純に作品を鑑賞したい人わ 写真撮影がOKな 月曜と火曜を外して行った方がいいと思うのだ   



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

上野の森美術館 <デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち> 2017年1月21日(土)まで

http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=166

公式サイト
http://www.detroit2016.com/




展示構成

第1章 印象派

第2章 ポスト印象派

第3章 20世紀ドイツ絵画

第4章 20世紀フランス絵画

デトロイト美術館のヨーロッパ近代絵画52点を展示しており、月曜日と火曜日は写真撮影OKでした。(※一部の作品は、SNSなどの公開が禁止されている作品もありました。)


気になった作品

1.ギュスターヴ・クールベ 川辺でまどろむ浴女



2.カミーユ・ピサロ 小道


照明の光?で木々の緑や、空がキラキラ輝く点描の作品。この風景は、エラニー=シュル=エプトの眺めとされているそうです。


7.エドガー・ドガ 楽屋の踊り子たち


解説には、こう書かれています。
『ドガは踊り子たちが脚光を浴びる華やかな舞台よりも、稽古する場面などを描くことを好んだ。床に置かれたコントラバスから踊り子たちの姿を追いながら、観者の視線は右奥の明るい窓へジクザグと導かれていく。また踊り子がひしめき合う右側と、ニュートラルな色面の右側からなる大胆な構図は、浮世絵などの影響を思い起こさせる。』


8.クロード・モネ グラジオラス


解説には、こう書かれています。
『モネは鮮やかな色の絵の具を用い、短く厚い筆致で描くことで、パレットの上でなく視覚の中で混色する表現方法を生み出した。太陽の光や揺れ動く空気の効果を生き生きと伝える本作は、パリ郊外のアルジャントゥイユのモネの家の庭で描かれた日傘を差した青いドレスの女性は、モネの妻カミーユである。』


9.ピエール・オーギュスト・ルノワール 肘掛け椅子の女性


素早い筆致で描かれた作品、女性の肌の白さも美しいが、彼女の服の黒の美しさが目を引く。


10.ピエール・オーギュスト・ルノワール 白い服の道化師


解説には、こう書かれています。
『明るく微笑みにみちた子どもの肖像画はルノワールの作品によく見られる。本作に描かれたのはルノワールの7歳の息子ジャンである。少々大きすぎる衣装は、コメディア・デラルテに登場する道化師のものとされる。幅広いリズミカルなタッチによる、ハイライトの鮮やかな白色が、サテン生地のような艶のある質感を生み出している。』


11.ピエール・オーギュスト・ルノワール 座る浴女


同じようなポーズの浴女を見たことがあるような・・・?血がかよって温かそうな肌の色や、たなびく髪が美しい。


12.カロリュス=デュラン 喜び楽しむ人々


印象派などの展示の中で、異彩を放つアカデミックな作品。描かれているのは、画家の妻、妻の妹、姉(もしくは妹)、幼子は11か月になる娘だそうです。楽しい団らんの話し声が聞こえてきそう。


13.アンリ・ジェルヴェクス パリのカフェにて



15.ポール・セザンヌ 画家の夫人



16.ポール・セザンヌ 三つの髑髏



17.ポール・セザンヌ サント=ヴィクトワール山



18.ポール・ゴーギャン 自画像


タヒチからフランスへ一時帰国していた時の自画像だそうです。<ゴッホとゴーギャン展>で見た自信なさげな自画像と違い、この作品は自信があるように見えたが、解説には、「周囲の無理解を反映してか、その表情には心なしか不安や疲労も見出せるように思える。」と書いてあった。


19.フィンセント・ファン・ゴッホ 自画像


解説には、こう書かれています。
『麦藁帽子をかぶり、画家用の青いスモックを着た本作は、実際に鏡に映ったそのままの姿を描いたのではなく、目の位置を修正している。下方の指後から一部を指で塗ったことがわかる。ゴッホにとって色は単に対象の色や光を再現するためのものではなく、強烈な色彩と激しい筆触となって、内面感情を表出する手段となった。』


20.フィンセント・ファン・ゴッホ オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて


解説には、こう書かれています。
『オワーズ川の岸辺の夏の風景である。左奥から手前にかけて色鮮やかなボートが並び、奥には白い帆も見える。中央付近には、釣竿を持つ白服の女性と、青服の男性、その左下にはボートに座る白服の女性が描かれている。岸辺に覆い尽くさんばかりの木の葉は、とげとげしく力強いタッチで描かれ、観る者の不安をあおる。』


22.モーリス・ドニ トゥールーズ速報


宙を舞う赤い服の女性が新聞を広げ、群衆は我先に新聞を読もうとしている?画面右下の波打つ新聞のデザインがいい。


24.ピエール・ボナール 犬と女性



26.エミール・ノルデ ヒマワリ


画家を志すきっかけとなったゴッホへのオマージュで描いたそうで、背景の色も暗めで、枯れかかったヒマワリなので退廃的な感じを受ける。


37.アンリ・マティス 窓



39.アンリ・マティス ケシの花



48.ファン・グリス 静物



50.アメデオ・モディリアーニ 女の肖像



51.アメデオ・モディリアーニ 帽子を被った若い男性


モディの描いた人物画の作品って、優しい感じのイメージがあるが、こちらを睨みつけるような感じで、少し怖い印象を受ける。


展示数が52点と少なめですが、その数が疲れずに見るにはちょうど良く、印象派~20世紀絵画まで素晴らしい作品が展示していましたし、オススメの展覧会だと思います。

まだ、会期が長いので、そこまで混まないと思いますが、早めにご覧になった方がいいと思いますよ。


この後わ ぼくらのお気に入りのお店の<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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