どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『蔡國強展:帰去来@横浜美術館』なのだ

2015年08月23日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<カーン・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたぼくらわ 横浜美術館に移動して 10月18日まで開催している<蔡國強展:帰去来>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

1つの展示室を使ったインスタレーションの<壁撞き(かべつき)>なのだ

99匹のオオカミのフィギュアが 群れを成して宙を飛び 透明なガラスの壁にあたっているのだ

この透明なガラスの壁わ ベルリンの壁とほぼ同じ高さで 「見えない壁」を表しているのだ 見える壁わ 簡単に壊れるけど 見えない壁わ 簡単に壊すのわ 難しいとのことなのだ なので ぼくわ 見えない影わ 偏見などのことかなぁ~ って思ったのだ

解説に書いてあったんだけど 99という数字わ 「連続性」や 「完成を知らずに先頭に進むこと」の意味が オオカミわ 「共同体意識、英雄的精神、勇気」を意味するそうなのだ

いろいろ ふまえてみると オオカミたちが 何度も何度も 見えない壁を壊そうと 挑戦しているだと思ったのだ


美術館入ってすぐにのエントランスに展示していた<夜桜>なのだ


この作品だけ 写真撮影がOKだったのだ

かがり火の炎が燃える中 花弁の大きな桜が咲いているのだ 左側にわ フクロウ(ミミズク)もいて可愛いのだ

ぼくらわ なんとなくだけど この作品わ きっと 大倉集古館所蔵で 横山大観の<夜桜>をヒントに作られたのかなぁ~ って思ったのだ

ぼくの写っていない写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


ぼくらがすごく気に入ったって いうのもあるけど <壁撞き>1点だけでも 見る価値がある展覧会だと思うし 他にも火薬を使った絵画の作品もあって すごくオススメの展覧会だと思うし ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ

タイミングが合えば ぼくらわ もう1度見に行こうと思っているのだ  




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

横浜美術館 <蔡國強展:帰去来> 10月18日(日)まで

http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/




火薬を使った絵画や、磁器タイルの作品、映像、インスタレーションなど13点を展示していました。(※展示室4の作品<人生四季>は、一部性的な表現が含まれるので、中学生以下は、保護者・引率者の同伴が必要。)


気になった作品

2.人生四季:春

<人生四季>4点の解説には、こう書かれています。
「4つの画面には、四季を表す草花や鳥、そして睦み合う男女の姿が描かれています。本作は、江戸時代後期、上方で活躍した絵師・月岡雪鼎(つきおかせってい)の肉筆春画≪四季画巻≫に想を得て、うつろう季節と愛のいとなみが象徴的に調弦されています。中性的に描かれた男女の身体には、季節に応じた花札の絵柄が刺青のように配され、燕に、カッコウ、雁やメジロといった鳥とともに、桜と椿の[春]、菖蒲に牡丹[夏]、菊とススキ[秋]、水仙や梅[冬]といった背景と相まって、艶やかに人と自然の巡りゆく生を表現しています。霞がかった春、植物の赤と青が日差しに映える夏、清明な空気感のある秋、雪景色を表した冬。本作では蔡は、初めて鮮やかな色彩を加えた火薬絵画に挑戦しました。」

全体的に茶色かかった画面に入れ墨のような色の付いた花札の柄が映える。


3.人生四季:夏

鮮やかな色が踊る夏、左側にある色たちは、花火のようにも思える?あと、右下の岩の上に立つ鳥(カッコウ?)がいい。


4.人生四季:秋

人物の描写が4店の中ではっきりしているので、澄んだ画面に黄色と緑が映える。


5.人生四季:冬

画面が素地の白と、グレーだから、雪のよう。右上の2羽の鳥(鶴?)がダンスしているみたいに見える?


6.春夏秋冬

白磁の四季花鳥図、春、夏、秋、冬それぞれ60枚の白磁板で構成され、火薬で爆発させているから、白磁の白と、爆発でグレーのなったグラデーションが面白い。

4点の中で、蓮の夏が1番好みでした。


今回は、作品の画像を載せてないので、展覧会のチラシの画像を載せます。(クリックすると拡大します。)
  


展示数は少ないですが、今回展示された火薬の絵画は、横浜美術館で新たに作られたもので、日本的な題材になっていて見応えがありますし、白磁の作品の<春夏秋冬>は、美しく、素晴らしかったです。他にも、蔡さんの過去の作品を映像で見れますし、どるちの方でも書いていますが、<壁撞き>は必見だと思います。


この後わ 蒲田に移動して<煮干しつけ麺 宮元>でディナーを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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