活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

福島原発事故を教訓に原発新設を白紙にした韓国文政治に取り返せない後れを取った日本安倍政治

2017-06-19 21:04:38 | Weblog
韓国文在寅新政権はきょう19日、東電福島原発事故を教訓にして、国内の原発新設案件のすべてを白紙にすると語りました。現在稼働中の原発も延長させないことを併せて表明しました。日本の負の遺産を教訓に「脱原発」に舵を切る文政権、見事な政治判断に敬意します。

一方、6年前に立ち上がれないほどのダメージを受けた日本ですが、原発利益共同体が主張する「経済優先」に、停止中だった原発を次から次へと再稼働させてきました。数えてみれば川内1、2号機、伊方3号機、高浜4号機がすでに営業運転しています。これでも懲りずに美浜3号機、大飯3、4号機、高浜1、2、3号機、玄海3、4号機についても再稼働させることが決まっています。電力会社を儲けさせるために老朽原発をさらに20年延長させようとして、政府が動いていることも心配の種です。

事故を教訓にする韓国。事故はなかったことにする日本。近代化を進める韓国文政治に対し、日本の安倍政治は戦・前戦中の70年以上前に針を戻そうとしているのです。

今、日本の各地の書店にはいわゆる「嫌韓本」がこれでもかと、これ見よがしに積まれています。同じ政治を私物化した朴クネと安倍晋三ですが、朴は逮捕され服役中で、安倍は権勢をほしいままにしています。民主主義では一歩も二歩も進んでいる韓国。それに比べて民主主義を否定する日本の安倍政治は国民の生命・財産をなんと粗末にしていることでしょうか。

どんどん韓国に後れを取る日本。嫌韓本にうつつを抜かしている場合じゃないと思いますよ。そんなつまらない本読んで内向きになるより、日本の前途はどうなるかを考えたほうがよっぽど健康にいいですよ。


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