THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

char/singles 1976ー2005

2023-03-27 09:58:40 | free form space
日本が誇るギターヒーロー、チャーのデビュー30周年を記念してリリースされた、何と3枚組のCDベスト盤!
これが単なる寄せ集めに終始せず、レーベルを軽く超越したゴージャスさ。
一枚目はシングルA面。
二枚目はシングルB面。
そして三枚目は、インストやライブを収録!
貴重な音源や未発表曲も満載!

アイドル歌謡(!!)、もちろん伝説のロックからテクニカルでスリリングなフュージョン、泣きのバラード、渋いアコースティックまで聴き応えあり!🎶🤠
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一人娘の旅立つ姿に感無量の極地さ!

2023-03-27 09:09:45 | free form space



ちょい前まで、オムツを交換していたと思った一人娘が、大きな夢を抱いて今月内地に巣立っていった。

まだ幼稚園児だった時にSTA初コンサートに手作りの旗を持参して来た。
初めて生で観るロックバンド。
でも、どんどんと出番が遅れて結局トリになり、寒い、眠い、慣れない大音量の連続でめちゃ疲れ果てていたはずなのに、ちゃんと最前列で一生懸命に声援を送ってくれた。

で、先月、荷造りやら手続きで多忙の中、当分見れないからとキューブガーデンライブに来てくれた。
もちろん最前列中央でね!
写真もたくさん撮影してくれた。
このショットは、名カメラマン北島さんからもお褒めの言葉をいただき嬉しかったなあ^_^。

旅立つ娘を車で見送りに行ってから、しばらくは不覚にも鋼の涙腺が崩壊していたけど、思うに自分も同じ年齢で大都会の東京に憧れて同じ事やってたんだもんなあ…(^◇^;)
親の心、子知らず。
この年齢になって、今までに味わった事のない感情を経験した。
あの頃の母親の気持ちが今になってからよくわかる。
子供はたまに帰省するたびに、老けて小さくなっていく親の姿を見て寂しさを覚えるんだろうなあ…🥲

まあ、我が娘はホームシックにもならず、毎日元気よく仕事と初の一人暮らしを満喫しているようだから良しとしよう。
早速、先日の雨ですっ転び膝を擦りむいたけどね…😣
大好きなジャニーズを気軽に観に行けるのはラッキー🤞と、はしゃいでた🤗
あ〜あ、全くもう…😮‍💨
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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,3)

2023-03-25 17:34:48 | Live Set List




マサによるMC

「ありがとうございます。
YEAH!!
時間はまだまだたっぷりとあるので、ひじょうにマニアックなものに開き直って突入します。

次の曲は5大ブラスロックの一つで、シカゴの強力なるライバルとも言われた悲劇の一発屋バンド。
ダンサンブル・ビートが大受けしてもてはやされた、アイズ・オブ・マーチで・・・・ヴィークル(STAが長い夜に次いで、最も多くライブで取り上げている曲。
だって文句なしに受けるんだもんなあ)」

 これも、「イントロダクション」「一体、現実を・・・・」「アイム・ア・マン」「長い夜」同様のエディット・バージョン。

MCの一言一言に頷いてくれている人もいた。
わかってくれているんだね。
 観客席からも威勢のいい連中がエキサイトしているではないか。

エロチカヘヴンのメンバー達もSTAと共に両手を高々とあげ、全身全霊を込めて大歓迎のジェスチャーを掲示しながら拳で合流。

工藤さんは最早いても立ってもいられない、といった様子での参戦だ。
好き者にとっては極め付けとばかりに、血液逆流しそうな炎のナンバー。

文句のつけようもないくらいに、ヒップなアタック感で熱狂。

マサはこの曲、12回目のリード・ボーカル担当。(今年1月21日の土曜日、ここゴールドストーン・マ・シェリ・ライブイベント以来)
STAにとっては第1回ライブから取り上げている十八番だけに、まるで自分達のオリジナルソングのように捲くし立てる。
ボーカルがノビノビとしていて優雅で圧巻。
熱唱に次ぐ熱唱という構成。
今回のライブセットリスト構造は、全曲に多彩な仕掛けをぶち込むという強引なまでの強硬システムを導入。
ホーン隊は体を仰け反らせて、渾身の吹き込み。

マサは、ネックをグルグルと上下にひねり回し振り上げる。
後ろへ振り返ったり、お馴染みのパートではドラムセット前にてクルクル。
一時たりともジッとしていません。

その様を逐一冷静に見ながら片手を頭上高く掲げ、客席に向けアピールしているアッキーちゃん。
レディス版エマーソンになる日も近いか!?

手数王モッチンも、シンバルの乱れ打ちで対応。
まるで、千手観音のようだ。
勢いあまってマサの左肩にぶつかったシンバルスタンドが、傾き倒れそうになるも、グイ~ンと元に戻った。
ジェームス・ブラウンのマイクパフォーマンスさながらの状態。
長年ライブをやっていると、予期せぬ突発的なことが起こるというもの。

後日に気付いたんだけど、この曲中マサはベースヘッドをアンプにセットされたマイクにぶつけて床に落としてしまったのさ。
丁重なる謝罪をしたら許してくれたよ。
本当に申し訳ない・・・・。
それはともかく、時折モッチンとタッキーが向き合っての相乗効果を煽りあう、火花散るインター・プレイも微笑ましい。
マサが「ギター!!」とシャウトしながら、ギターソロへと橋渡し。
70年代初期を反映したかのように頷きながら呼応する、不敵な西やん渾身のギター・ソロは確実に的を得ているね。

フロントにまで飛び出してきた西やんはこの手の曲でも、的確なるコードワークの度に腕を突き出して盛りたてる。
凄まじき光景。
ギター・リックも伸びやかなるサスティーンも、一際異彩を放ち、ここでも獅子奮迅・・・・といきたいところだったのですが、ここでとんでもない事件が勃発した。

ライブってのは魔物が潜んでいるとしつこいくらいマサが言ってきたが、今回も怪しげに忍び寄ってきたのさ。
モニターに足をぶつけたり、足元のケーブル類が絡みついてきた・・・・!!
「オー・マイ・ゴット!!」
咄嗟に心の奥底で叫んでしまった。
まあ、そこはベテランのなせる技。
最後まで男気を貫いて、難なく乗り切ったよ。
これも一つの糧。
トラブルは、ないにこしたことはないけどね((´∀`*))
グッと渋みを増した、アキ&タッキーのコーラス・ワークもピカイチ。
決めのブレイクタッチ・フレーズでは、メンバーと観客達が何度も大合唱。
続々と詰め掛けてきた観客の中には、プレイ・スタイルを真似ている輩も出現。
エンディングにおける一瞬の空間を突き破るがごとく、目一杯なひねりもきかせて喉を振るわせる、ブルージーなマサ絶叫ソロ・ボーカル・パート。

腰をやや低く落とし気味に構えてもなお、自己陶酔の極み!
このひとことで観客達が「ヒューッ!!」と歓声。

ここでも、カメラマン達が、ベストショットをとらえるべく、左右以外にも前から後ろから舐めるように激写(対バンのお友達も、写真や動画を撮影してくれたよ)。

プレイしている我々でさえも、手前味噌ながら震えがくるほどの高評価を下したくなるほど。
口笛ピューピュー吹きならされる・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか。


残響音が不気味に支配するその様を引き摺る様に
「・・・・・今は何時くらいかな?(チラッと時計を見る)・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、すでにニシヤンはギターを掲げて小刻みに震わせつつも唸りを発する・・・・・「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)

マサがニシヤンの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほど過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ウパ、マッツ、タッキー、ミキティ、そしてマサらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」

「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」

驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動して、ノリノリに手拍子を交えている。
その上、しきりに楽器を振っている。

いつの間にかタッキー&アッキーは伝家の宝刀とばかり、タンバリン&マラカスを手にシェイクしながら元気一杯に飛び跳ねているではないか。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! (この曲でマサはシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

ニシヤン&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターがスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

マサのリードボーカルにタッキー&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ミキティ―を筆頭に拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも、チャーミングなポーズで、エキサイティングなジャンプ・プレイを披露しての挑発。
以前に礼儀正しく優しいルチュも、アッキーの超絶技巧パフォーマンスをスターライトで称賛していた。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱(声出しなしで拳を突き上げる)。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

ニシヤンは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのままに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
沖田くんもその件に関して詳細に語って褒めたたえてくれたよ。
さすがギタリストだけあって全フレーズを飲み込んでいる。
 オフステージの時にマサは西やんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われた西やんもまんざらではない様子)。

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをニシヤンの合図を待ってホーン隊全員が吹き込む。

トドメはミキティのきっついハイノートで息の根を止める。

ウォルター顔負けなサックス・トリオで、対等に渡り合うマッツ&ウパ&ミキティ。

パワフルなウッドウインズが3人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめでキャピキャピ((´∀`*))な彼らも、いざステージに立つと存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。

マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
再びモッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはアッキーのところへも訪れて一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンとタッキーが虎視眈眈とスタジオで企てた、「長い夜」スタジオバージョンにおけるドラム重ね録りの再現。
リズムとフィルを分担してプレイ。
二人羽織を地で行く超難解な作業だ。
よほど息が合わないと事故る確率のパーセンテージの方が絶大。
それをいとも簡単に、この二人は実演してるではないか!!??
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこんな離れ業も楽勝みたい。
しかも、リラックスしながら和気あいあいと楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつ・・・・。
恐るべきアバンギャルドなツワモノコンビ。
大体にして、こんな、奇想天外な発想をすること自体、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
恍惚の領域に到達したのではないか!?
これもライブでなければ味わえないハプニングのシーンだ。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛がなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴ならではの持ち味のひとつだね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚もニシヤンのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

照明スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーにと希望提出しておきました。
 無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、震えがくるほどの高評価を下したくなる。

エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、一昨年の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
「カリフォルニア・ジャム」かあ、ここは!!??
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽では可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは片足上げて思いっきり床に振り下ろした。
「YEAH!!」一礼して、マサがジャンプ一閃でTHE END!!!

というわけでしてノリが最高!
やはりライブはこうでなきゃあね。
正真正銘のライブバンド面目躍如だ。

疾風のごとき出来事で恍惚状態。 (初見の人々は誰もが度肝を抜かれたようだよ。
 まあ、その内に慣れるさ・・・笑)

心地よき疲労感が全身をじわじわと襲ってくる。
身体がやっとほぐれてきたところで、時間切れの完全燃焼。
「ありがとうございました!
またいつか会いましょう!!」

アッという間の幕切れで、30分が過ぎ去った・・・・・
万雷の拍手が鳴りやみません・・・・・・なんという夢心地な空間であろうか。
いい汗かいたね。
大団円さ。

十分に満足してもらえたかな!!?? 
・・・・・YES I CAN!!
すぐにでもまた、ここに戻ってきたい気分だよ。 ((´∀`*))
しっかりと約束しておこう。
それまでしばらくは、このワクワク感をとっておこうよ。
痺れるような、極上のかっこいい曲をたくさん用意しておきますよ。 

何の悔いも残さずに・・・・「I'T ONLY BRASS ROCK・・・・・」



とにもかくにも、本日は、こんな偉大なる「FUN☆FUN」ライブ企画に立ち会え同席できて光栄の極み。

全てのタイムテーブルが終了後、照明が灯り、いかしたミュージシャン達、至れり尽くせりのスタッフ、華やいでいたオーディエンスらと会場内にて談笑会。
各自が、後ろ髪を引かれながらも、キリがないので頃合いを見計らってのお別れだ。
話したいことは山ほどあるんだけどね。
それは次の機会にとっておこう。
またの再会を誓い合う。

追記・・・
1、応援に来てくれたお客様にお礼を述べる。
2月の「雪明りの路・小樽公会堂」にも来てくれていた家族連れ・・・・今回も大人数で来場してくれた。
その中の可愛いらしい男女チビっ子2人は何度も手を振ってくれるのさ。
更には一生懸命折ってくれた折り紙を何個も手渡しでプレゼントしてくれた(写真参照の事!)
大切にお守りとしてハード・ケース内に入れておくね。
女の子はプリキュアの靴を履いていてマサともっと意気投合。
この日のためにお婆ちゃんに買ってもらった服もとってもお似合いだったよ。

2、後かたずけ。
手慣れたものさ。
会場内の忘れ物も念入りにチェック
(それでもしっかりと、バンド・ロゴマーク入りの上着を忘れちゃったメンバーがいた!!
即座にマサとオンちゃんが隣のパーキングへ追っかけていって、そのバンドマンに、無事届けたよ((´∀`*))。
皆で協力しあって、あっという間にTHE END GOOD-BY
ここで、マサはSTAFF全員に感謝の言葉を述べてお開き。

帰路も車中ではライブの話題で和気あいあい。
生涯にわたって忘れられない、恒例のイベントとなりました。
エヴリバディ!
小樽は最高だぜ、BABY!!

国道5号線よ、今夜もありがとう(^^♪

VERY SPECIAL THANKS TO・・・ONCHAN&MI-CHAN&ORIGAMI&RICE BALL&ANPAN&MAOKUN&SAーYA&MICHIYOSAN&LITTLE KIDS&ORANGE JUICE&GREENTEA&CHOCOLATE&SUGICHAN&STAFF&NORTH CANAL&ATSUSHIKUN&OKITAKUN&RAーCTYO&TYAMAKIKUN&RIECHAN&FUMIOKUN&MARCUS&TSUKASAKUN&IKU&KEI&SUJIKO&TEKUZOH&YACTHI&MIZUNOKUN&SHIMIZUKUN&KIMKIM&EREKIDAKUN&MARCHAN&FUKUSAN&TANEDAKUN&FRIED NOODLES&DORAYAKI&AICHAN&
KUDOHSAN&OHCHAN!!!










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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,2)

2023-03-25 14:54:43 | Live Set List



****アッキー長年のお友達でもある「そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「一昨年、アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
正にその通りだ。****

さあ、さっそく2曲目はメドレー。

マニアならば思わずニンマリだ。
皆、すでに全身汗まみれながらも、気持ちがよさそう。

 一昨年、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
その場の空気感で進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが機転を効かせて見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。

「それでは、トップに吹き荒れる初期シカゴのブラスロックをお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。

(不敵な笑みを浮かべつつも)特に人気の高い曲をやります。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、うってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」

と言った途端にアッキー親分(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))が寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調としたあまりにも超有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くとミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は半端ない。
メイクもバッチリと施し、アメリカ製のデニム・テンガロンハットと全身を黒ファッションで統一しているではないか!
すでに立派なロッカー然としている
・・・・本当はこの日ムズイからテンガロンハットを被らない、と直前にぐずっていた。
結局は被ったけど。
だからバチが当たって鍵盤のパーツがトラブったんだよ((´∀`*)))
こんな素敵な曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
なんたって長年キーボード不在だったんだからね。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが機転を効かせたニシヤンが、ギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やんもこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇る心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。(近年は本家のロバートラムさんがショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。これが生命線なんだから。シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは特にこの曲でのドラミングが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

西やんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い沖田くん(庄子篤史SESSIONのギタリスト)も、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージ手前では、ある女性が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

西やんも時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らす。

笑みを湛えたアキちゃんは、目の前の小さな観客達の笑顔にもすこぶる癒されたそうですよ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。

まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。
バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのタッキーによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ(これもスタジオ入りしてみっちりと真面目にトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと煮詰めまくろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカルを現実のものとした。
タッキーと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてからスタジオでプレイ。
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、タッキーはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
マサ渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるタッキーではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ウパくんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
マッツもそろそろ肩の力が抜けてきてが、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。


「改めまして、SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです。
皆さん、楽しんでいますかあ!?
我々は頑固一徹は、17年にわたりブラスロック街道を邁進しています。
そんなわけでして、2曲立て続けに初期のシカゴをお送りしましたが、ご存じの方いましたか??・・・
(対バンも含めて、オーディエンスのほとんどが知っていた。
感動!!!)
嬉しいなあ。
じゃあ、調子にのってもう2曲、シカゴの名曲をお送りしたいと思います!!
いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの・・・・・・DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?」

間髪入れずモッチンによるスティック4カウントが打ち鳴らされる。
なるほど、イキイキとしているね。
邦題は「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」
直訳すると「本当の時間を知っている人っているの?」だ。
日本ではシングルのB面だったけど、海外ではヒットして今でもシカゴのライブ曲。
「時間に対する哲学的固定概念の意義を真摯に全人類へ問いただす」という、何やら小難しい、そしてカッコイイ曲。(メンバーらもスタジオリハ中にスコアを覗き込んで、原題の長さに驚いていたしね。)
これは、去年の1月1日(土)に、室蘭ソリステで演奏して以来の披露だ。
アキ、マサ、西やんがズッとライブ用に熱望していた曲なんだけど諸事情によりズッと埋もれていたのだ。
それが再度、陽の目を見た瞬間。
願いが叶った!
良かったねえ。
エディット・ヴァージョンだけど・・・・・。
イントロだけでも数パターンのリズムに変化する、一切の無駄がない濃厚すぎる、ほどよいホーン・ポップ・ロック。(何人かのメンバーは小節数にも手こずっていたね)。
ミキティーによる、巧みで張りのあるトーンのアルト・ソロ。アル(本来はトランペットの担当)
なかなかにやるじゃんか。
小刻みにヒットするピアノの躍動感。
ポール・マッカートニー直伝のピーター・セテラによるベース・ラインが印象に残るパートを経て本題へと突入。
この曲も正直な話、消化不良気味で不満の種が山積みだったのですが(お蔵入りの原因)、ここにきてかなり本家本元に迫る勢いで嬉しくなっちゃうよ。
スローガンは「地道に小さなことからコツコツと」だね。
マサのメイン・ボーカルに絡む、タッキーの個性的なコーラスも渋い。
そしてタッキーはぶっつけ本番で、3番のナレーションまでをも堂々と決めた。
芸が細かくて驚愕だ。
完璧主義だけあって有言実行。
発音も最高にしっかりしているよ。
マサとタッキーは時折、牽制しあいながらもニンマリ。
「中々にやるじゃあねえか!」ってなあ感じでね。
エンディングではウパくんが、珠玉のバリトン・ソロでまとめ上げた。(本来はトロンボーン・ソロのところを、臨機応変に対応処理する手腕は惚れ惚れするほどだ・・・・)
マサは水を飲みながらも、黙ってウパくんの方を眺めながら猛アピール。



メドレーで、最大の鬼門ともいえる「アイム・ア・マン」開始へ。

(2020年113月12日の日曜日小樽・お気楽ライブ運河プラザ3番庫ホール以来だ。
しかもマサミキティ、ニシヤン以外のメンバーは違うし・・・・)

こちらオリジナルはスペンサー・ディビス・グループの代表曲。
数多くのカバーが今も生みだされている。

シカゴもデビュー前から現在も、ずっとライブ後半における重要なるレパートリー。

珍しくマサが爪弾くベースが、ブーミーにブイブイと主張するイントロがタイミングよく先導。

色々と試行錯誤を繰り返してきたけど、ミキティとアッキーのリクエストでシカゴのスタジオバージョン同様にスローな空ピッキングから徐々に加速していくベースラインを採用。
彼女たちもこれでご機嫌さ。

そしてドラムが、次いでギターが追随。

シカゴの息吹が伝わってきて徐々に戦慄が走ってきた。

モッチンにしてみれば、このくらいはお茶の子さいさい。

アッキーは、コーラス&パーカッション、そしてハモンドオルガンの絡みも兼任しているからそりゃあ大変な作業。
それでも今までの中でも痒いところに手の届く導き出し方に、マサは敬意を表して喜びを伝えた。

「だってこうしか弾けないでしょう」とはアッキーの弁。

ロバート・ラムの崇拝者だけに、それも当然だよね。

この曲では、ブラスセクションがほとんどお休み状態。
でも当然、楽はできませんよ。

ドラムスとギタリスト以外の全員がここでは、パーカッショニストとコーラス隊に大変身。

モッチンが提供してマサが振り分けた打楽器を皆で振ったり、叩いたりしてラテン系の世界を演出。

タンバリン、カウベル2個、鈴、クラベス、ウッドブロック、シェイカー、マラカスなどなど・・・ラテン系の様相を呈しているよ。

ミキティは自分用にクラベスを購入したんだけど、いまいち軽い音なので響きに不満たらたら。
また買いなおすそうですよ。
でも、マッツは新規購入したクラベスを嬉々としてた叩きまくり。
パーカッショニストでもあるアッキー直々に、スタジオ・ロビーにて持ち方などを手ほどきうけ、あれよあれよといううちに上達を果たした。
まあいずれにしても、その情景はSTAとしてはレアで壮観ですよ。
イントロからすこぶる賑やか。

結構ブラス隊は腕が疲れきって、しんどそうだったけどね・・・・。

ドラムとギターによるコンビネーションも、異色のコードワークで個性を発揮しています。

ボーカルはマサとタッキーが交互に担当。
シカゴの場合は3人がリレー形式で歌い継いでいるんだけど(それまでのSTAもそれにならってマサと他のシンガーと交互に歌っていた)マサとタッキーはそれぞれの声の特性をフルにいかして、陰と陽のコントラスト表現を意識しています。

そして高低自在に操るアッキーのコーラスも決して見逃せませんよ。
時と場合によってはメイン・ボーカルが食われ気味になるほどの突き抜け感。

中間部分に待ち構えているのが、モッチンによる最大の見せ場でもある凄まじきドラムソロ。
これにモッチンは全てを賭けていた。
だから随所にわたって計算されつくしたストーリーを醸し出す。
同じステージ上にいながら、不覚にも感動を覚えたくらい。
とにもかくにも、ダニー・セラフィンの癖あるフィルやタメまでをも完コピ再現。
それをマサのリクエストどおり、起承転結含めて30秒ほどに収めているんだからねえ・・・・。

西やんもワウペダル多用で彩を添えています。

エディット・バージョン故に、目くばせしてきた西やんにモッチンが一挙に4カウント合図。

相当にアヴァンギャルドで実験的要素もふんだんに盛り込んでだおかげで、元のさやに無事収まってくれた。
個性あふれるツインボーカルでまくし立てて、エンディングでもダメ押しのドラムソロを、渾身のベース・ネック振り下ろし4連発で猛追。

マサもバスドラに片足乗せて、シンバルにキックをぶちかまします。
「オン・ドラムス!!
モッチンにもう一度、盛大なる拍手をよろしく!!」
盛大なる拍手喝采の嵐が巻き起こって、いつまでも途絶えることがない・・・。
それにこたえるようにモッチンも立ち上がってニコニコと手を振る。



「ありがとうございます!
モッチンは、HBCアナウンサーYASUのブラック・ビートルズのドラマーでもあります。」
観客から更なる歓声が沸き上がる
「そうさあ・・・今日は札幌でそのバンドの営業があったんだよ」
「あ!?そうだった!!それはどうなったの!??」
「時間的に間に合わないからそっちはトラを頼んだよ。
これはわざわざ、それ用に新調した衣装さ」
「そうなんだあ・・・そっちを取らずにこっちを取ったんだね。あんたは偉い!!((´∀`*))
で・・・・今日は、無事にここまで辿り着くことができました。
次の曲もブラスロックではないけれど、先ほどのブラック・ビートルズに敬意を表しましてビートルズをやりたいと思います。」
「おおお!!」
「今日のライブ中、一番ポップな曲ですねえ。
でも俺たちひねくれているから、あえてヒット曲はやりません(笑)。
でもね、管楽器が初めて本格的にロックへ導入された、記念すべきブラスロックの原点と言われている至宝。
シカゴ、BS&T、EW&Fもカバーしているし、シカゴが1967年に結成した際、初めて演奏したのもこの曲で、コンセプトを固めるヒントにもなったのです。(皆が感心してうなずきながら聞き入っている)
いい機会だから覚えていってね!
じゃあいきますよ。
傑作アルバム・リボルバーの最後から2曲目に収録されている・・・ゴット・トウ・ゲット・ユー・イントウ・マイ・ライフ~~!!(昨年の、石狩樽川神社祭りの屋外ライブ・イベント以来の演奏)」

どうだ、参ったか!とでも言いたげな佇まい(笑)

間合いを見計らったかのように、モッチンが間髪入れず「ズドーン!」

とってもライブ映えする珠玉の名曲。
当然のごとく、ザ・ビートルズ・ファンがとても多いので、特別に意識する部分があったはず。
マサは、思い入れタップリだけにバッチリでした。
彼のルーツの一つがビートルズなのですよ。
そんな事情もあって、今回チョイスしたという経緯があります。
マサとしては、少々寂しいボーカル・パートなんだけど、タッキー&アッキーが事細かにコーラスのパートを買って出てくれた。
これは、まことに嬉しきサプライズだ。
どん欲なまでの猛アピールは大歓迎さ。
だってビートルズ「売りのひとつ」は若々しきハーモニーなんだからね。
ステージで響き渡る、分厚いボーカル&コーラスのエキセントリックなスタイル。
時折、タッキーとで目を合わせて、不敵にニンマリ。
何たってタッキタッキーの黒いビートルズTシャツがそれを物語っているしなあ((´∀`*))
タッキーがありとあらゆるパーカッションを、ここぞという場面で使い分けるセンスはとってもタメになるよ。
戦慄の瞬間だ。
(このマサ&モッチン提供の打楽器類はSTA内で羨望の的)
これだから、バンド活動はやめられないさ。
ひじょうにスリリングで、ハッピー・フィーリングに満ち溢れた心持ち。
今後とも、皆よろしくね~~!!((´∀`*))
ニシヤンは伝家の宝刀ともいえる隠し玉ストロークを忍ばせていて、アンプがっぷり四つでのフィードバック奏法も、「ウィイイ~~ン!」とけたたましい唸りをあげていて絶好調でしたよ。

サビ・パートにおけるマサと西やんによるユニゾン・ラインも、カッチリと収まっていたね。
まさに百戦錬磨のアンサンブル適応力だ。

アキちゃんも、相変わらずいい顔して鍵盤を弾きまくっているもんね。
札幌キーボード界期待の姉御肌。
STAの新しいムードメーカー誕生の瞬間だ。
モッチンは陽気な観客とリンクするように、向き合ってスティックを左右に高々と振って猛アピール。
マサもそれに感化されたのか、ホップ・ステップを繰り広げる。
ミキティはバイタリティいっぱい。
マッツ&ウパくんもここにきて、メキメキと頭角をあらわしています。
シカゴなどはずっとお気に入りだったんだけれども、管楽器奏者として遂に念願が叶ったというわけだ。
後半ドンドンとヒートアップしていくところをメンバー全員、冷静なる判断でマサの号令を待つ。
これで一気に華やいできたよ。
「1・2・3・4!」の掛け声で無事に終了。

メンバー達は今後のSTAライブでも色々なことへ積極的にチャレンジしていきたい!と頼もしい言葉を投げかけてくれました。

今後の活躍に要注目だ!

ここで滅多にやらないんだけど、時間的に余裕があるとのことなので、体調を考慮したメンバー、ホーンのスタミナ回復なども含めてマサがメンバー紹介。
でも「早く進めろ!」と言ったり、苦笑するメンバー達がいたのでフィナーレに突入します。









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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(S・T・A編 PART,1)

2023-03-25 12:08:23 | Live Set List


7、20:00~20:30
「SAPPOTRO TRANSIT AUTHORITY」
(ジャンルは、壮大なるBRASS ROCK)

****このライブレポートの主役が遂に登場です。心して読むようにお願いいたしまする!!****


どこでやっても浮きまくりのバンド「THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)」

トリ前での、この日はいつもにも増して浮きまくっていました。
主催バンドやダンサンブルな対バン達を差し置いてのことに、心底恐縮です。

でも温かいお客様たちの後押しで、、大成功でしたよ。

もう開きなおりの精神に乗っ取り、己を信じて信念を貫き通すのみ。

コロナの影響で延期やら中止やらを繰り返しつつも、なんとかかんとか最近はようやくライブに無事漕ぎつけることができるようになってきましたね。
良かった・・・・。
ホッとしてきた。

バンドからのメッセージです・・・・
「北国唯一無二、極上のブラス・ロック・サウンドを、貴方のハートへお届けします。
ヨロシク!」

今回はSTA以外にも管楽器が所属しているバンドが久しぶりに目白押しで、飛び上がるほどに嬉しい。

常連のお客さんが、マサのそばに寄ってきて
「STA出演はまだ?待ちきれないよ!」と、ひとこと述べて微笑んでくれました。

毎度毎度のことながら、今回のSTAも大所帯を誇っています。
もう、誰も驚かないよね(笑)
この日は、他にももっと大編成バンドがいたことだし・・・・。

ミキサーのスタッフも、すでにSTAに対しては熟知しているので、余裕の構えです。

事前にマサが彼の手元へ提出しておいた詳細なるセットリスト、編成表、器材位置、使用ワイヤレス2機の周波数帯域が記載されている用紙で、内情はバッチリと把握。

口頭による打ち合わせも済ませてあります。

諸事情によりtrombone、トランペット無しの、総勢8人で賑々しくお送りします。
それでも頼もしきサックス3人が、ホーンセクションで占めています。
ウパ君をはじめ、これも毎度お馴染みのメンツ。
でも広いステージゆえに、皆ノビノビとプレイに専念できます。

満を持して、ニュー・ギター・ヒーローとして正式に迎え入れ3年前の9月小樽屋外ライブイベントで初めて参加した西やん。
手ごたえを双方共に感じて再度合流したのがマリンホール。
彼がパーカッション時代を含めると、早いもので、あっという間ですね。

もちろん、ウパくんも、STA内に多方面でグッと新鮮なる息吹を吹き込んでくれました。

タッキーも安定感抜群のテクニックは当然として、最大の目玉でもある彼の知性を糧に、益々エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げてくれますよ。

ファッション・リーダーのアッキーは、相変わらず見事にドレスアップしたイデタチで乗り込んできましたよ。

対バンの盟友達も、こぞって応援に駆けつけてくれました。

全員たった2回きりのスタジオ・リハーサルなのに、よくもまあ責任重大なるパートを各人が演じてくれました。

毎回のSTAライブ時も、同様ですが、今回のセットリストはメチャクチャに複雑怪奇なる高難易度な内容。
そこのところは真面目で努力家で何にでも真摯に取り組むメンバー達。
あの手この手を尽くして、皆がそれぞれに孤軍奮闘で全曲を己のものとして習得していました。

演じているメンバー達自身が驚愕していたくらいです。
火事場の馬鹿力なんでしょうね。
各自は多くを語らないけれど。
いつも無理難題ばかりふって申しわけない・・・・。
でも結局悲鳴をあげながらも皆、ドップリとはまってエンジョイしているのだから嬉しい限り。
ブラスロックの魔力が成せる業。
そのような猛者ばかりがここに集っているわけです。

ゆっくりする間もなく、ホーン・セクション達は最後に客席テーブル上でスコアとニラメッコしながら一通りの最終打ち合わせ。

それと、実はメンバーの中には毎年今時期、必ずと言っていいほどインフルエンザになった者、高熱と咳に悩まされた者などなど、病み上がりミュージシャンがいるのです。
恒例のようになっている。
こんなありがたくないサプライズはノーサンキューだ・・・・。

で、今冬は皆、万全の体勢で臨めるね・・・とホッと胸をんでおろしていたところ・・・・・コロナ感染者もいないし・・・。
入口カウンターでは、必ず全員が手指の消毒もバッチリと受けて通過。

結果ですか・・・・?
現在のメンバー達だからこそ成せる、スムーズなる奇跡の離れ業。

大御所のモッチンも涼しい顔して、かえってそれらを楽しんでいるようにも映りました。
今さらながらも大したもんだなあ・・・と痛感した次第。

マッツも一緒の舞台に立っていながら、思わずゾクゾクしたほど。
何のトラブルもなく無事にこなしていました。
テンションもマックス状態だね。

以前のメンツならば確実に、大恥ライブとなったことでしょう(STAは何があろうと、一度も穴を空けたことがないのが自慢)。

まさに、いついかなる時でも常に危機に瀕している、いつでも危なっかしいバンドが、ここまで辿りつくことができました。

前にライブを終えてステージ後片付け中の「エロチカヘヴン」メンバー達に「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけて、入れ替わりでSTAいざ出陣です!

いつものようにミキサー担当のスタッフ達が手馴れた段取りで迅速丁寧なるセッティング。
心強いなあ。

マサの元にもスタッフが直々に、シュアーワイヤレスレシーバーを受け取りにきた。

スタッフは白いビニールテープを即座に貸してくれたよ。(マサは古いセットリストを持ってきてしまい、慌てて交換・・・ビックリしたなあ・・・・)

長丁場そうとうにバテ気味のオーディエンス達は、それでもホーンセクションと歓談しながら写真撮影のポーズ。

モッチンとタッキーは、すでに数種類のアルコールを大量に飲んでいるらしく、ほんのりとほっぺたが赤らんで上機嫌の様相を呈しています(笑)。
筋金入りのロックンロール・ライフの生きざまを、地で行くお手本を実践しているではないか((´∀`*))
いやはや何ともだ・・・。

ミキサーの指示に従って、3管がいっせいに音出し。

マサもワイヤレスのマイクチェックに勤しむ。

最近のSTAメンバー達は、セッティングがすこぶる早い。
大所帯だと何かと面倒をかけてまごつくものなんだけど、無駄の無い手馴れた速やかなフットワークで軽妙な動き。

軽い曲の公開チェックは時間が押しているのでで、半分ほどでカット・・・・。
それでも、ドラマーのモッチン、ボーカルのマサも涼しい表情だ。

もうここまできたら、演奏に100%専念できるというもの。

キーボード、パーカッション、3人体制のコーラスとサックス、リードボーカル所属という華やかさ。

怖いものなしの勢いにのって、いよいよ戦闘態勢が整った。

マサが一人一人から再度了解をとり、スタッフへとアイコンタクト。

よっしゃあ!
全てが万全な態勢に。
マサがゴーサインをスタッフに送る。
 それでは遠慮なくいくぜい!



****MEMBER****
MASA・・・B VO CHO PER 
MOcCHIN・・・DR
AKI・・・KB CHO PER
NISHIYAN・・・G
MIKITTY・・・AS PER
UPA・・・BS PER
TACKKY・・・PER CHO VO
MATTSUT・・・TS


****SET LIST****
1、INTRODUCTION・・・CHICAGO
2、SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
3、DOES ANYBODY REALLY KNOW WHAT TIME IT IS?(一体、現実を把握している者はいるだろうか?)・・・CHICAGO
4、I'M A MAN・・・CHICAGO
5、GOT TO GET YOU INTO MY LIFE・・・THE BEATLES
6、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
7、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO 



まずはアキ嬢がプログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を作り上げる。

(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさずニシヤンらに手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
一息入れてから落ち着き払った声で華々しくナレーションを告げる。

「ハーイ!
たいへん長らくお待たせいたしました。
いよいよはじまりますよ!
今か今かとお待ちかねの皆さん。
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参りますよ。
もはやお馴染みの大所帯バンドが登場。
ゴールドストーンにSTAが帰って参りました!
北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
ド迫力ホーンセクションの熱きサウンドを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」 

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)

波状攻撃へ、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この人数だけに勢いが桁違い。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

すでに掴みはバッチリとオーケーだ。

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、5年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にドラミングの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!

ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
メンバー一同愛して愛してやまないじゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。

モニター・スピーカーに片足乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが狭いから相当に動きにくそうでしたね」と言ってきまわれた。
スタッフはマサのステージングをそれまでも度々見ているので、わざわざ動線を確保までしてくれた。
ありがたいことだよね)

それでも以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくしたニシヤン独特なるシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる3管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
(本来はトロンボーン&トランペットも在籍しているんだけど、都合により直前で離脱することに・・・つまり、アルト、テナー、バリトンという非常に珍しい編成に落ち着いた(´;ω;`)

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
後方サイドからは、ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。

会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが嵐のごとく吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

先月の反省点は見事にクリア。
手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなり初パート参入のウパちゃんによる、やや食い気味かつ流麗なるバリトン・ソロで場面転換。
ここ本来ならばトロンボーン・ソロのコーナーなんだけど不在により、彼が自然と担当することに・・・・。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえる技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがウパちゃんの凄いところ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能あるタカは爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ウパちゃんよ!(1回目のスタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを探しだしてきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずけるねえ‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。)

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なる美しきオクターブベースに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・ミキティーの出番。
彼女のアルト・ソロは熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はアルトのソロを、ファニーが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながら纏め上げてくれた・・・・。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいにもの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

ニシヤンは臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。

そして第3の男、そのニシヤンによるワイルドなギターが火を噴いた。
いきなり過激なハーモニクスを導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・アクション。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンの西やんはリミックス、ミッドナイト・クライシスではベーシスト。
そちらの時は大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼の楽器別スタイルなんだね)

そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、力漲る究極の稲妻フィルインで拍手喝采。

サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に見事な連携で繋がった。
ここで繰り出したニシヤン入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
アキからホーンセクションへと受け渡す流れへ。

マサが後方に設置されたバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンプでフィニッシュ。

以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。

度肝を抜かれた観客はため息混じりに唖然している。









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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(アンクル・キャッツ編)

2023-03-23 21:29:13 | Live Set List


8、20:45~21:15
「アンクル・キャッツ」

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
本来ならば、順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

****で、満を持してオオトリのベテランバンドが登場だ。
ジャンルは(歌謡ロック)
時間の流れがなんまらと速い。
アッという間の出来事だ。
日もすこぶる長くなってきたけど、ムードは満点さ!!
10分ほどの押しだけど、さあ、覚悟して臨むようにね****

 
会場に流れているBGMは「ZARD」

8番目に控えしは、こちらも札幌からのバンド出演。

彼らとSTAが対バンを組むのは昨年11月16日(日)の「エイベッツバンド・カーニヴァル・えぽあホール」以来だね。

すっかりとSTA界隈では常連組。

まあ、いずれにしても、百戦錬磨のツワモノたちだ。

男性5人プラスおなじみの引っ張りだこ、ミーさん(この日のイベント仕掛人)がキーボード参加での6人組み。

S・T・Aのリブレーション企画を中心に、ほとんどファミリーのようなバンド(一昨年だけでも2月の小樽・雪明りの路ライブイベントと4月の小樽ビール園ステージを含む)。

近年はメンバーを一部入れ替えての、新生アンクル・キャッツとして華麗に登場!

そうそう、4年前の前半には江別市民会館でもタイバンをやったよね。

顔見知りがいるということは心強いものだ。

 メンバーの紹介をします・・・・・・

リーダーのヒロさんは以前の小樽屋外ではブルーカラーのストラトタイプ・ギターで現れたり、COOLZのサンバースト・テレキャスターを使用(ローズ指板)したり、ミュージックマンを使用(ローズ指板)したりギターコレクターの様相を呈していますな。
そして、な、な、なんと今回はフェンダーのストラトキャスターを使用!(ブロンド・ボディ・カラー。メイプル指板)。
一体全体この人は何本のギターを所有しているのか今度ジックリ聞いてみようっと!
しかも、どれもこれもが渋い高級なものばかりだしね。
(ストラップは黒の布製フェンダー。コーラスも担当)。
何かとヒロさんはリーダーとして多忙なのだ。
アンクルキャッツ・ロゴ入りお馴染みの黄色いTシャツを着用していました。
黒マスクも装着。

ベース&コーラスのムッちゃんはもちろん長年の愛器ミュージックマン・スターリングを持参(ナチュラルボディカラー。ローズ指板。フィンガーピッキング)。
長年伸ばしているロングヘアを後ろでガッチリと結ぶスタイルでの熱演。
彼も自らデザインした(これが本職)アンクルキャッツのロゴを右胸にプリントした黒Tシャツを着用。
超売れっ子のムッチャン。
なんと現在では4つのバンドを掛け持ちしているのだそうですよ。
まだまだ増えたりしてね!
人気者はつらいよ。

タメの効いたバックビートが評判のマコトちゃんはニューフェイス・ドラマー。
ヒロさんと同一デザインの黄色いアンクルキャッツのTshirtを着用。

先述のキーボード(ヤマハのMODX7)&コーラスは一番新しいメンバーの紅一点ミーちゃん。
トップ出演の「暴れ百恵」では、リードシンガーをつとめていた。
茶髪のロングヘアがキュートでチャーミングなコケティッシュ・レディ。
殺し屋だけに世の殿方どものハートもイチコロだ。((´∀`*))
オシャレで情熱的な金ピカに光輝くファッションがとてもよくお似合い。
黒いマスク装着でバッチリと感染対策。

そして花束持参の追っかけファンが続出のカリスマ・ヴォーカルには神々しきフミオ君!。
この日も熱狂的な女性ファンが駆け付けて、写真撮影に没頭していました(私もお手伝いさせられちゃったさあ・・・・・)
今回も着替えとメイクをバッチリと施し、ステージに堂々君臨していました。
ライブのたびに自身でのテーマを掲げてカラーリングを決めています。
それも一つの醍醐味だ。
で、今回は黒で統一。
煌びやかな装いでひと際目を引いていたよ(写真参照)。
フミオ君が歩いてきた通路はすぐにわかったよ・・・・だって羽が散乱していたもんね(以前これを拾ったあるレディは髭に見立てて記念撮影とシャレこんでいた・・・・笑)
そして皆、食い入るようにかぶりつきで聞き入っていたよ。
アイちゃんもマサに「あの衣装はどこで購入しているんですか?」と聞いてきたくらいだ。

もう一人のギタリストはスパンコール・エレキダくん。
ネットで購入したという虹色のスパンコールシャツがまぶしいくらいに輝いている。
ご丁寧にも、トップに出演した「暴れ百恵」の時とは違う衣装へお色直し。
そこでのレポートにも書いていますが、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))。
さり気なく飾り付けられた、黒いメッシュのテンガロンハットも着用。
エレキダくん使用のギターはトレードマークともいえるフェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ。
3トーン・サンバーストボディカラー、ローズ指板仕様。
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ。

フクさんと同様に、エレキダ君も布製フェンダー・ストラップを装着。

 
開演前、マサは直接ステージ上のフミオくんのところにまで駆け寄って激励。
律儀に深々と一礼を返してくれました(アキちゃんもオフステージ時に挨拶をしたら、やはりご丁寧にお辞儀してくれたとさ)。
さっすが一流のエンターテイナー。
お客様は神様だもんね。

 バンドからのありがたきメッセージです

「私たちアンクル・キャッツは結成16年の歴史あるバンドです!
数々のメンバーチェンジを行い現在は女性1人を含んだ、ギター2人、ベース、キーボード、ヴォーカル、ドラムの6名体制です!
年号が令和に変わりアンクルもドラマーが変わりました!
アンクル・キャッツのコンセプトとして、昭和歌謡曲をロック風にアレンジしたり、特定のバンドやジャンルにとらわれず自分たちの好きな曲を色々とアレンジ含めて演奏して、心機一転マイペースに活動していきます。
比較的に女性ヴォーカルの曲が多めですね。
決してカヴァー・バンドではありません。
これからは積極的に洋楽へも着手していく所存であります。
今までアンクル・キャッツの事をご存じなかった演者の皆さん、会場に足をお運びくださった観客の皆さんにも知っていただきたく、精一杯、頑張って演奏させていただきますので、楽しみにしていてください。
不安も少々ありますが、それよりもアンクルの新しい音にご期待ください!」

 
バンドの入れ替えと換気、セッティングには15分もの持ち時間が設けられていますので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。

さあ、そろそろ参りましょうか!!
アンクル・キャッツの華麗なるショーの幕開け。
ナイスガイのフミオくんがMCも兼任。
その一種独特なトーク含めて、存分にご堪能あれ。
癖になること超請け合い。


「はい、アンクル・キャッツといいます。よろしくお願いいたします。
パッパといきますね。
オープニングナンバーは・・・・・・
え~と、これとてもしんどい曲で、今日はやりたくなかったんだけど、メンバー会議で決定して演奏することになって(笑)・・・歌います。
・・・・・あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子11枚目のシングルで自他共に認める代表作品)」
1972年3月25日(土曜日)に発売。
阿久悠・作詞、森田公一・作曲。
オリコンチャートでは最高53位を記録。
最初から日本レコード大賞の歌唱賞を取るべく、ふさわしい曲をと依頼したのだそう。
それは初めて聞いた時から感じてはいた。
確信犯・・・でもそれを実現しちゃうところが、プロフェッショナルな集団。
人生という語り口に「時代と孤独」がテーマ。
おお!!
意外にもイントロからヘヴィーメタリックでドラマティックな展開を確立。
温故知新のいぶし銀なレパートリー。
またまた新たなフィールドに触手を広げてきたね。
開巻からもの凄い大作を、思いっきりぶつけてきたもんだ。
メンバー全員が、よほどの余裕と自信と貫禄が備わっていなければ演奏は不可能。
それを不敵な笑みも交えて、いともあっさりと披露してくれた。
たぶん、フミオ君のキャラクターと実力を考察した結果だと思う。
結果かい・・・・!?
もちろん大成功でしょうよ。
違和感なく酔いしれながらも、スムーズに聞き入っちゃったよ。
さすがだわい・・・・。
ミーさんが控えめながらも的確にバッキングで奏でるハモンド・オルガンの音色が効果覿面。
非常に良い仕事をしていますなあ。
それにしても、70年代にこれだけスケールの大きい歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみても、メチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味なサウンド・メイクが、壮大なる音絵巻を構築。
一気に観客をアンクルキャッツ・ワールドへと引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
エンディングではご丁寧にも、荘厳なる鐘の音色をSEで導入するという芸の細かいところを発揮。
これで掴みはバッチリとオーケー。


「ありがとうございます。
改めまして・・・・アンクル・キャッツというバンド名です。
昭和歌謡とかを中心にやっています。
初めて見る方も、そうじゃあない方も、どうぞよろしくお願いいたします。
あの~・・・今日は、なんか、このイベントの最後をやらせてもらってものすごく緊張しています・・・・。
でも皆さんからの暖かい応援をいただいて、何とか最後までやっていけそうですよ・・・・。((´∀`*))
毎回、ヴォーカルのつたないMCで申し訳ありません・・・・。
歌はあれだけれども、MCが全然聞こえないんだけど・・・ってよく言われます((´∀`*))
今日はボリュームを大きめにしてもらって、これからダダダーッと歌います。
短い間ではありますが、最後までお付き合いのほどを・・・。
途中で帰ったら落雷にあいますのでご注意を・・・・・(爆笑)
それでは、2曲目をお届けしたいと思います。
中森明菜さんの・・・・・北ウィングという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期7枚目のシングルとして1984年1月1日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
アルバム「アニヴァーサリー」に収録。
4分39秒。
オリコンチャート週間2位を記録。
以上ウィキペディアより引用)
伝説の昭和歌姫をカバー。
マコトちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなビートにノってのドラミング。
アンクル・キャッツは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れた歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみてもメチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品。
今までとは全くタイプの異なる楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
フクダさんの目を見張るようなギターソロが、天空を自由自在に駆け巡る
「ギュィ~ン!!」・・・・相変わらず凄いなあ・・・・。
うねりまくりのベース・ソロも、すこぶるこなれてきたところは特筆すべき点。
ムッちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
切なき乙女心を歌わせたら、フミオくんの右に出る男性はなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。
コードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露。
オクターブを勢いよく上昇するフミオくんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け。


言わずと知れた村下孝蔵の代表作品で「初恋」
これを聞くのは初めてなのではないかなあ・・・・?
1983年2月25日に5枚目のシングルとして発売。
album「初恋~浅き夢みし~」1曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランニング3位を記録。
52,6万枚を売り上げ、今も歌い継がれている名曲中の名曲。
メロディ、アレンジ、コード進行、声質、どれもが洗練されている永遠の至宝。
不思議で感傷的な懐かしい言葉選びも実に素晴らしくて美しい・・・。
キラキラと甘く切なく、ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
息継ぎが難しい魔法のような曲だけど、フミオ君は一切のふらつきが見当たらないんだもんなあ。
序盤はやや抑え気味に囁きヴォイス・・・・徐々に盛りあがりをみせながらも、抑揚のつけ方が鋭いくらいに安定感抜群。
一体全体、どこまで伸びやかな声が出るんだ。
感情込めて手の平を上げ頭上をウットリと見上げながらも、唯一無二の歌唱力を誇るストロング・ヴォイスの真骨頂。
思わず、聞き惚れてしまいますね。
あまりにも上手くて、ただただ羨ましくなっちゃうよ・・・・。

今回のフミオくんは全身黒を貴重とした、美しきいで立ち!
帽子から、ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋に至るまで、どこをとっても黒一色で統一しています!!
白羽根ストールのヒラヒラに、1ポイント追加ですこぶるオシャレ。
ちょっと彼はほろ酔い加減だけど、艶やかなるいでたち。
マサが以前にオリジナリティ溢れる衣装についてコメントした事で刺激を受け大変奮起したらしくて(!)、超が付くほどに更なるド派手な仕立て具合でまとめてきてくれたようです。
いやはやなんとも、御見逸れしました!
めくるめくコスチューム・シリーズの総結集だ
もちろん衣装は全て、フミオくんによる完全なるハンドメイド。
一針、一針を、丹精込めて縫い上げ製作しているとのこと。
ボイス・トレーニングと並行して、ビジュアル面にも徹底的に突き詰める生真面目でストイックな男であります。


「雪国」(吉幾三自身の作詞&作曲)
それまでのコミカル路線から一転、本格的な演歌路線へと転向を図ったターニング・ポイント・ソング。
だって「売れるわけがない」と散々あの千昌夫に反対されたんだからね・・・。
これで同年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。
1986年2月25日リリース。
オリコン週間チャートでは見事1位を獲得した!!
100万枚を超えるミリオンセラーを記録。
でも当初は下ネタ満載な歌詞だったそうだ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう頼もしきフミオ君。
何でも歌いこなして己のものとして消化しちゃう。
時には、オリジナルナンバーのような錯覚に陥る事さえあるくらいだ。
しかし、アンクルのレパートリーの豊富さには今更ながらだけども脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつどガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない、万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
なんたるアグレッシブさ。
間口の広さは天下一品で、心底に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になるお手本のよう。



MC
「僕はこのバンドには10年くらい前に加入しました。
キッカケはベンチャーズ。
自分が居酒屋で歌っていたら、リーダーのフクさんに声をかけられました。
最初は、何言ってんだ、この酔っ払いは!?と思いましたよ。(笑)
それからは7~8年くらい色々なところでバンド活動しています。
何でも歌えるのが自分の特徴かな。
演歌や民謡も女性のキーで歌えます。
若干の調整はしていますが。」

アンクル・キャッツはアン・ルイスのレパートリ―を数多くカバーしていますが、こちらは初披露ではないかいな!?
「天使よ故郷を見よ」
1987年5月1日にリリースされた28枚目のシングル。
album「JOSHIN」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング29位を記録。
ジュエリーのCMソングにも起用されて話題となった。
何と、作曲はジャパニーズ・ヘヴィメタルの大御所、アースシェイカーのボーカリスト、マーシーこと西田昌史だ!
どうりで極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
フミオくんは意識的なのか、偶然なのかセットリストはいつも男女ボーカルをある程度交互にこなしている。
キーの広さは異常でないかい!?
日頃の鍛錬がものをいう。
いつの日にか、フミオ君が歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってしまう。
次に何が飛び出すのか、楽しみで期待にワクワクときめいてきちゃうよん。
特筆すべきは、ミーちゃんによる、さりげない妖艶なコーラスワーク!


「残り時間は少ないですけど、まだまだ頑張って歌いますのでよろしくお願いします。
ちょっとあれなんですが、久し振りの曲をやりたいと思います。
とっても短いから、あっという間に終わっちゃうんだけど、6,7年ぶり・・・・
再び、和田アキ子さんの・・・・古い日記。」
ザ・パーティーズは最近になってゴッド姉ちゃん話題の最新ダンサンブル・デジタルビート曲をプレイしていましたが、アンクルキャッツは極初期のヒット曲をここで取り上げた。
何と言っても、1974年2月25日に発売された18枚目のシングルだ。
アルバム「古い日記 和田アキ子 愛を歌う」に収録。
皆さん、一緒にお約束の「ハッ!!」を連呼。
よく皆で物まねしたものだ。
実はこれ、スティーヴィーワンダーを意識したもの。

パンパンッ!!と、クラッカーが何発も炸裂した!

「ありがとうございます。
一緒に掛け声をやっていただいて、本当に嬉しいですよ。
早いもので、今の曲で最後でした・・・・・」
「ええ!!??・・・・最初からやれ!
朝までやれ!!((´∀`*))」
「アンコールは大丈夫ですか・・・??」
「いいとも~~!!」

郷ひろみの「ゴールド・フィンガ―’99」を、アンクル・キャッツは長年にわたってカバーしてきたけど、とうとうこの曲にも着手してきたのかあ・・・・
それは・・・・「2億4千万の瞳 エキゾチック・ジャパン」だ!
1984年2月25日に発売された50作目のシングル。
album「黄金郷Ⅰ~2億4千万の瞳~」に収録。
オリコン週間チャートでは7位を記録。
日本国有鉄道最後のキャンペーンソング。
タイトルの由来がなんまらユニーク((´∀`*))ウイキペディアより・・・・。
こいつは心憎い怒涛の采配。
FINALEを飾るにはこれしかないというほどの、勇ましきエキサイティングな曲。
脳天のヒューズもスパークしちゃって、誰もが遥か彼方にまでぶっ飛んでいっちゃった。
レッドゾーンも完全に振り切っちゃった。
正にフミオ君の真骨頂。
ここでもミーちゃんのコーラスが爽やかに轟き渡る。
フミオ君とのハーモニー・コラボレーションも後光が差している。
ありがたき幸せ。
飛び散る汗にまみれながらも、全身全霊で有り余る才能をフル稼働さ。
沸き起こる歓声がいつまでも止まらない。

完全燃焼の果てに大団円を無事に迎えることとなりました!
誰も彼もが大満足な笑顔に満ち溢れている。
心地よき疲労感もたまには乙なモノ。

「また、どこかでお目にかかることがあったら、よろしくお願いいたします。
アンクル・キャッツでした!」
と、その時、めちゃくちゃに可愛らしい男女のちびっ子ファンから折り紙のプレゼントを受け取ってご満悦のフミオ君。
(これはマサとアッキーも貰ったよ!)

キーボード兼主催者のミーちゃんから締めのご挨拶。
「以上でファン☆ファン☆ライブは終了です。
お疲れさまでした。
帰りは気を付けてくださいね~~~!」

補足・・・・ミーちゃんの手記より抜粋。
「キーボードの担当だと自分の事で精一杯なのですよ。
だから、お客様の反応やライブの記憶がないけど、メンバーの音を聞きながらも感じて、一緒に演奏するのでムスっとして弾いています!
皆さま、ご安心くださいませ((´∀`*))
歌と鍵盤のどちらかを選ばなきゃいけない、となれば断然に歌ですが、どちらともに違った楽しさがあります。
鍵盤は真剣になっちゃうけども、ボーカルさんが心地よく歌えるように、そして曲の中で大切なフレーズはしっかりと弾く!!を心がけています。
中々に納得のいく演奏はできませんけどね・・・・。
音色を変えたり、弾く内容を変えたり・・・と、引き続きガンマリますよ!!」とのことです。


****最後はこのブログの主役でもある我らがSAPPOROTRANSIT AUTHORITY(S・T・A)!!
がっつりと濃厚なるブラスロックをお届けしますよ。
どちらさんも覚悟するように‥‥それでは、後ほど****









コメント (2)
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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(エロチカヘヴン編)

2023-03-22 20:49:24 | Live Set List


6,19:15~19:45
「エロチカヘヴン」

札幌からの参加バンド。
はい、そうなのですよ。
極上のお祭りバンドが満を持しての登場です。
バンド名は一目瞭然、サザンオールスターズ。(庄子くんがチューブを演奏したりして・・・といじっていたね)
全曲サザンのカバーで一大網羅だ。
潔いくらいな名前だね。
彼らもずっと以前から噂やフェイスブックなどで見聞きしてはいたけれども、ライブを見るのは初めてなだけに個人的にもずっと楽しみにしていました。
この日のイベントも終盤に差しかかってきただけに、クセモノ達がズラリと登場して場を一段と盛り上げてくれます。
もうねえ、顔ぶれは気心の知れたよく見かける連中ばかり。
とにもかくにも、ジッとなんかしていられないくらいに賑やかこの上なき集団。
最初から最後まで、爆笑の渦で一大網羅。
よくぞここまで突き抜けてくれるなあ・・・と感心しちゃったくらいだ。
よほど、細部にわたってシナリオを組みつつも、リハーサルの繰り返しを行ったんだろうなあ。
それでなければあれだけの受けを得ることは不可能だもん。
演奏はもちろんのこと、各メンバー達のキャラクターにあわせてMCも仕込み、流れはバッチリ。
数多くの話題を一瞬でかっさらっていってしまったよ。
恐ロしいほどに憎い奴らさ。
ちゃんと下ネタまでふんだんに盛り込んでいるしなあ。
御見それしました。
最早脱帽だ。
とっても勉強になるステージングだった。

編成は男女混合の9人組。
中には超懐かしい面々も擁する。

ハット姿のタカくんはドラムスは担当(十字架ペンダントのアクセサリー装着)
ヤッチはベース(白いハットを粋に被っていた。愛器のESP5弦、ナチュラルボディカラーのベースを使用。ローズ指板)
カリスマ・ボーカルはテッチャンでやはり帽子を着用。
ワイルドなギターは問答無用のラッチョ(ナチュラル・カラーのストラトキャスターを使用。メイプル指板)
キーボードは方々で売れっ子のテクニシャンで道産子坂本教授こと、いつでもクールなテク蔵くん(2段構えの装備。スタンドはSTAY。NORD&YAMAHA EOS)。
妖艶にドレスアップしたコーラス&ダンサーの2人はシノブ嬢とサーヤ嬢。
そうですよ、サーヤは、あのバービーボーイズのカバーバンド「ブラックリスト」のキョウコ役を請け負うシンガーなのだ!
よってシェイプアップして精悍になったナイスガイのマオくんも応援に駆けつけてくれたさ。
テナーサックスはヤマキくん。
実は彼、長久保くんの紹介で今後STAのプレイヤーとして活躍してくれるのさ。
この日が初対面でお互いにご挨拶を交わしたよ。
説明不要のアルトサックスはSTAのキャンディー・ダルファーことチャーミングなミキティだ!

立ち位置の設定もバランスよく統一。

そして特筆すべきは全てにおいて派手なスタイルのボーカルだ!
エネルギー全開で元気一杯だ。
彼が桑田佳祐役を務め上げる。
ハッピーモード満載だった。

とにもかくにも、サザンは国民的な大物バンドゆえ膨大なヒット曲を生み出してる。
セットリストには嬉しい悲鳴状態で苦慮したことでしょうね((´∀`*))

慎重にサウンドチェックも済ませての進行。
大所帯故に時間もかかっちゃうのは致し方なし。
この時に演奏した曲は1982年5月21日リリースの「匂艶(虹色)THE NIGHT CLUB」(アルバムNUDE MANに収録)。
15作目のシングル。
オリコンチャートでは最高ランキング8位を記録。
この曲を本番さながらにプレイ。(残念ながら時間の関係上、ライブでは割愛されちゃった・・・(´;ω;`)
実際にもうライブがはじまったと思い込んでいる人もいたくらいの熱気をひたすらに発散していたよ。
ただ、ユニークだったのは人数が多くてわからなかったけど、途中で気が付いた・・・・!?あれ、ボーカルがステージにいない。
な、な、なんと、舞台の袖にてワイヤレスマイクを手に熱唱している。
どうして!?・・・・それはすぐに理解できた((´∀`*))

さてさて、そうこうしているうちに、いつのまにやら準備万端整いましたよ。
前置きがそうとうに長くなっちゃったので、そろそろ華やかなるライブの開始と参りましょう!

フロントセンターに艶やかなるエンターテイナー達が仲良く陣取る(写真参照の事)。

エロチカヘヴンのロックショー開演!
オープニングナンバーは景気づけとばかりに・・・・
「ミス・ブランニュー・ディ」
20作目のシングル。
1984年6月25日にリリース。
album「人気者で行こう」に収録。
オリコンチャーでは最高ランキング6位を記録。
イントロで奏でられるテクノポップ風なサウンドバリエーションが、時代をプンプンと感じさせるねえ。
ところが中々、ボーカリストが登場しない。
おいおい、どうしたの??と心配になった頃合いを見計らったかのように上手から堂々の降臨。
しかも真っ赤なサテン地のガウンと、あろうことかアントニオ猪木のお面を装着しているではないかあ!!
そして胸を張って大股開きポーズのままで、豪快に雄叫びをあげた。
最早お約束となった「馬鹿野郎!
お元気ですかあ!
元気があればなんでもできる。
よし、それではいくぞ!1・2・3・・・・ダア!!!」
間髪入れずに素早く衣装を脱ぎ捨てて観客を盛大に煽りまくる。
「HEY!HEY!」
コール&レスポンスで波状攻撃の開始。
おもちゃ箱をひっくり返したかのようなサプライズの連続で、演出を絶え間なく図る。
あちこちから笑いが沸き起こる。
たいしたものだなあ・・・参考になるし、敬服するほど、とっても勉強になる。
この軽快でウキウキするの猛追テイストは個人的に大好物さ。
会場中の空気は一手に独占ムード。
完全にハートは鷲掴み。
エンディングでピタっと背中を向けてタイミングを合わせ振り返りながらフィニッシュを決めるという憎いほどの伊達男。

「みんな、どうもありがとうございます!
・・・・・LOVE AFFAIR~秘密のデート」
41作目のシングル。
1998年2月11日リリース。
album「さくら」に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録。
心地よいピアノに導かれてのハーモニーが美しい。
勢いはとどまることを忘れたかのようだ。
両手を高く掲げて手拍子を打ち続ける。
実はこの曲、歌うのがひじょうに難しい・・・。
音程がとりにくく、キーも高く、リズムのポイントもレイドアップで難解・・・。
更には音域が半端ないくらいに広く、フェイクやタメもあり、唯一無二の独特なる世界観が描かれているし。
地声部分だけで、2オクターブ弱あり。
フレーズも絶えず上下に飛びまくる。
多少ずらした歌い方も後ろノリで引っ張り気味。
これらの難関をボーカルのテッチャンは、いともたやすく見事に遊び心も交えて歌いこなしていました。
パワフルな抑揚のつけ方一つをとってもさすがだよ・・・・御見それしました。


「こんばんは~オーケー!
よろしくお願いいたしますよ。
皆、ありがとう。
ここは小樽ですね。
あんたたちも小樽の人?
本当ならば今時期はやっぱりMCネタならばこれでしょう・・・・WBCのペッパーミル(といいつつあの両手でひねるジェスチャーを披露する)。
ラーズ・ヌートバー。
でも俺らなんかは真面目に語りますよ。
サザンのバラード、真夏の果実とかをやろうと相談し合ったった結果、最終選考に外れてしまった・・・・。
ダイジェストでも歌っていいでしょう・・・と、OH!クラミジアをリクエストしました!…って曲、なかったっけ?
あれ!?クラウディア!!??・・・・・
(と、早口言葉を発して誤魔化す((´∀`*))
次はね‥‥・ふぞろいの林檎たちで有名なやつ」
と言って、足元に置かれていた林檎を2個手に取る。
芸が細かい。
「・・・・・いとしのエリー」
3作目のシングルで、サザンがスーパースターの座を射止める決定打となった。
1979年3月25日に発売。
album「10ナンバーズ・からっと」に収録。
オリコンチャートでは最高ランキング2位を記録。
タイトルや歌詞の意味には諸説あり・・・。
それまでの陽気なサウンド展開から一転して、グッとムーディでドラマティックなる永遠の至宝が流れてきた。
光輝くプレイも好感度絶大で、酔いしれるには十分な魅力を秘めている。
さりでなく奏でられる荘厳なるオルガンや、やや控えめに吹き込まれるサックスの音色、ウインドウチャイムの響きに癒される。
オリジナル音源に入っているSE,女性の純粋な笑い声SEまでをも模写するテッチャン。
満面の笑みを浮かべて演じているんだから圧倒されちゃった((´∀`*))。
腹を抱えている人もいたけど効果は絶大。

「どうもありがとうございます!
さあっと駆け足でメンバー紹介などをしてみたいと思います。」
懇切丁寧に愛情もタップリと込め、一人一人にスポットライトを当てていく。
いやはやなんとも、やはりイジリが軽妙だ。
魅惑の熟女コーラス隊は色っぽい。
教授は「ライディーン」を弾いてくれた。
SAXに対しては「SEX担当・・・あ、違ったあ・・・」とか言い放つ始末。
テッチャンは横山剣に似ているので「いいね!」サーヴィス。
「田舎の不動産屋みたいな服でしょう」((´∀`*))
後ろにいるラッチョ、ヤッチ、そしてテッチャンの3人が神妙な面持ちで並んで・・・真顔で
「この3人は最近、フィリピンの刑務所から出てきました。
彼はルフィ・・・・」
追い打ちをかけるようにミキティを指さして
「そして、彼女はかけ子!」
このハマり具合には大爆笑だった。

「希望の轍」
映画「稲村ジェーン」のサウンド・トラックの2曲目に収録されている。
1990年9月1日リリース。
テク蔵君が弾く、甘くとろける様な印象深いピアノのイントロに、遂ときめいちゃうよ。
しかし、改めて思うにメロディメーカー桑田佳祐氏はJ-POPロックの天才だなあ。
そして彼が生み出した膨大な曲のどれもが傑作ばかり。
テッチャンは決めるところはバッチリと決め、砕けるところでは思いっきりコミカルるでエッチにせめぎ合う。
その素敵で微妙なる匙加減の姿勢には拍手喝采だ。
STA/PERのタッキーは、テッチャンが着ているキース・へリングがデザインしたシャツの図柄がずっと気になるとのこと・・・。
曲の途中にはさり気なく「ビー・マイ・ベイビー」の一節をインサート。
これに気付いた方はいらっしゃるかな?
最前列の中央に佇むファンのお客さんは、星型のピカピカ光るタンバリンを手に一心不乱で打ち鳴らしていました。
ご機嫌この上ない。
気分も上々で脱帽。

「どうもありがとう・・・」と言ったテッチャンがなにやらキョロキョロ怪しげな動きを見せる。
「さて、あと残り2曲となりました・・・・。
この後にも素晴らしいバンドが続々と登場しますのでお楽しみにね。
次にいっちゃおうかな。
激しい曲だから絶対にノッテくださいよ・・・・ホテル・パシフィック!!」
サザン45作目のシングル。
2000年7月19日発売。
アルバム「海のoh,yeah!!」に収録。
オリコン週間チャートでは最高2位を記録。
まずは威勢よくドラムによるカウントが打ち鳴らされる。
「1・2・3・4~!!」
ラッチョも、巧みなフィンガリングで猛然とアピールしながら汗飛び散らせる。
「テケテケテケテケ~~~!♬」
テッチャン「ヴェンチャーズはちょっとだけよ~~~!」
それまでは黙々とバッキングに徹していたベースのヤッチも、ドラムの前にせり出してきてピッキングを繰り広げてきたあ。
俄然、迫力満点に熾烈な火花散る攻防!!
もうすでに終盤へと突入してきたからなのか、誰もが余力を振り絞っての熱演。
おうおう、スタミナの温存も大成功でしょうよ。
オーバーアクション気味のバンド達は深々とお辞儀をしてフィナーレを迎える。

「さあ、ありがとうございました。
この後も楽しんでください。
oh,yeah!!・・・・・勝手にシンドバット!!」
出た!!
終曲にふさわしき衝撃のサザン記念すべきデビュー曲。
1978年6月25日発売。
インパクトあるよなあ。
今でも鮮明に記憶しているよ。
アルバム「熱い胸さわぎ」に収録。
オリコン週間チャートでは最高3位を記録。
ただし2003年盤では1位!!
ジュリーの「勝手にしやがれ」とピンクレディ「渚のシンドバッド」を合体させたヘンテコリンなタイトルからして、、オチョクッテいてなんまらユーモラス。
とにかく下手な理屈抜きに若さ漲るグルーブと、早口でまくしたてるようなハスキーヴォイスの桑田に当時のリスナーたちは釘付け。
まさかその頃はサザンがこれだけのモンスター級バンドに成長するなんて正直、誰も夢にも思わなかったはず。
ハッキリ言って色物扱いだったもんなあ・・・・
ごめんなさい・・・・。
「今何時!!」とテッチャンがコブシを突き上げながら、小川ローザの「モーレツ!」ポージング。
「胸騒ぎの腰つき!」では、腰をグルグルとグラインドしながら回転サーヴィス。
「皆さん、最後OH・YEAH~~!をヨロシクね~~!」
テク蔵くんは意外にも横に、専用スタンドで設置されたボンゴを、すさまじいほどのハンドさばきで延々とスピーディーに打ち鳴らす。
けたたましく吹かれたサンバホイッスルが轟き渡る。
もちろん後ろのダンサー達も、、妖艶なコーラスの花を添える内助の功。
バンドマン、応援団、観客と一丸となっての大合唱で大団円。
爽快に完全燃焼したね。
迂闊にも、ヘトヘトにやられまくっちゃったさあ・・・・。
トドメはクラッカーが「パン!パン!!」とお祝いに炸裂。

****会場内に流れるBGMはザ・ビートルズで「ア・ディ・イン・ザ・ライフ」だ****





















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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(SOUL COLORS編)

2023-03-21 18:07:51 | Live Set List




5,18:30~19:00
[SOUL COLORS]
さてさて、早いものでここからは折り返し点だ。
しかし、この日は女性シンガーの比率が高い。
それはとっても良いことだ。
主催者のミーちゃん曰く「この日は歌って踊れるようなバンドを中心に出演してもらったのよ」とのこと。
蓋を開けてみたらばそのとおりで、極上のご機嫌なバンドが目白押し。
常に楽しいひと時を送っていられたよ。
大感謝だ。
で、序盤はJ-POP系が3つたて続けに登場。
その後はグッと渋いソウルバンドがいぶし銀のサウンドを展開。
そこのリ―ダ―庄子くんがフィナーレを迎えた段階で客席に向けて語った。
「お次も素敵なソウルを聞かせてくれるソウル・カラーズですよ!お楽しみに!!」
そうなのですよ。
な、な、なんと、2バンドも連続してイカしたステージを堪能できるなんて至福の喜びだ!
「庄子篤史セッション」も素晴らしかったけれど、こちらもまた一味違う魅力を満載していたよ。
とにもかくにも、贅沢過ぎる空間を共用できて皆、大満足。
期待感で胸もワクワクとトキメイテきちゃったさ。

セットリストは全5曲。
そのどれもがアダルティックな響きを伴っている。
ここは落ち着いて腰を据えじっくりと音楽に身を任せ、酔いしれるのも一興かもね。

それでは早速8人のメンバー達の編成を・・・・。

ボーカルにサヤカ嬢
ボーカル&コーラスにマサコ嬢
ドラム&コーラスはシミズくん(黒いマスクを装着)
パーカッション&コーラスはノリコ嬢(ボンゴ、シェイカー、ウインドウチャイム)
ベースはご存じ燻銀プレイヤーのマーカス・ワタナベだ(愛器サドウスキーを使用。ナチュラルボディ・カラー。メイプル指板)
キーボードはサワダ氏(NORD エレクト06。専用のスタンドはSTAY)
ギターにトークも愉快痛快なタネダ氏(ゴールドTOPのレスポールを使用。
そして、サックス、(アルト&ソプラノ)がミチオ氏という布陣!!

どうです、中々にゴージャスな顔ぶれではないか!
さあ、大変前置きが長くなっちゃった。
そろそろ、本編に突入しましょうか。
セッティング、チューニング、サウンドチェックも終えて準備万端、整いました。
華麗なるソウル・レビューの開演だ!!

オープニングナンバーは「ストリート・ライフ」
(ジョー・サンプル率いるザ・クルセイダーズ&ランディ・クロフォード)
1979年リリースの同名タイトル・アルバムに収録。
これはそれまでインスト一本やりだったジャズグループ、クルセイダーズが初めてボーカルを加えてポップ化を図りシングルカットした曲で、ランディ・クロフォードを一躍有名にした。
フューチャーしたランディとのコラボレーションで、大成功を博す。
12週間の間、全米ジャズチャートで頂点であり続けたクルセイダーズ代表作品。
破格のヒットをおさめた。
下手な能書きなんて消し飛んじゃうほどの勢いで、クールにそっと迫ってくるダンス・ナンバー。
インパクト強すぎな黒人ファンクの洗練された一面も披露。
開巻から懐かしさで思わず唸っちゃったさ・・・・。
ミディアムなテンポが理屈抜きにいいなあ。
遠慮なくグイグイと「ソウル・カラーズ・ワールド」に引き込んでくる。
落ち着き払った滑らかなピアノ・イントロから、哀愁を帯びたミチオ氏による明るいサックスがはじまった瞬間、一種独特なる展開に誘われた。
痺れるような暖かい音色がとっても安らぐ。
それに導かれて呟くように淡々と、しかし熱く歌い出すサヤカ嬢。
一転して、ムーディーでノリのいい流麗なるフュージョン・グルーブ開始!!
これで掴みはオーケーで、誰もが気分は高揚することでしょう。
心憎いほどの美しい采配は大成功。
益々輝きを増すシミズくんのリラックスした軽快なドラムプレイは特筆もの。
全体のアンサンブルを余裕と貫禄で牽引。
さすが、マーカスくんとのシャッフルによるリズムセクションも、エキサイティングで鉄壁。
こんな充実の冴えわたるボトムラインならば、安心して演奏に専念できるというもの。


メドレーで「ハッピー」
(ファレル・ウイリアムス)
タイトル通りの曲調だよん。
2013年11月21日リリース。
アニメーション映画「怪盗グルーのミニオン危機一発」サントラからシングルカットされた。
世界各国で1位を記録。
ファレル2作目のスタジオアルバム「ガール」に収録。
両手を高々と掲げて手拍子を要求。
即座にオーディエンスも陽気に呼応しての一体化。
凄まじきコール&レスポンスのパワフルな応酬だ。
オリジナルのファルセットによる高音ヴォイスも、シャウトではなく透き通った声で巧みにこなす。
けたたましく且つ爽快に繰り返される、ハッピーのコーラスも絶好調!
絶え間なく渦巻いた声援も脅威だ。
力強いアタックも伴い、最早向かうところ無敵な、快進撃状態。
過不足ないツボを押さえたアレンジで正に文句なしさ。


MC
「ゲストとして、偉大なるキーボードのサワダハジメさんをお迎えしております。
だから、いつもとはちょっと違う感じですね。
一つ前のバンドがかなりエグいライブを展開してステージを温めてくれたので、私達はとってもやりやすいです。
ちょっと水飲んでいるから、喋ってくれる・・・?」((´∀`*))
「次の曲も皆さん、聴いたことあるなあ・・・と思います。
私が生まれるかなり前の名曲・・・・」
「補足してくれたおかげで助かったよ。
それでは、よろしくお願いいたします。
・・・・キリング・ミー・ソフト・リー(やさしく歌って)」
ここでグッとソフト路線にチェンジしたソウル・カラーズ。
進行のメリハリがよく練り込まれている。
世代を超えて愛される永遠の至宝バラードのオリジナルは、19歳の女性シンガーと、まだ若かったロリ・リーバーマンが歌った1971年のシンプルなポピュラーソング。
ロリは当時まだ無名だったあのドン・マクリーンがクラブで歌う曲に感銘を受けてこの歌詞を書いたがヒットしなかった・・・・。
1973年1月にリリースされた、ロバータ・フラックの歌唱で大ヒットして有名になった。
何と通算5週もの間、ビルボード誌において第一位に君臨。
同名タイトルの第5弾アルバムに収録。
数年前のテレビ番組「ソング・トウ・ソウル」における解説も秀逸だったことが思い出される。
「ソウルカラーズ」の硬軟織り交ぜたセレクション。
単なるカヴァーではなく斬新なるレゲエ風versionがエレガントで心に染み入る!
時を経ても色褪せない金字塔を、芯のある情感豊かな声で懇切丁寧に歌い紡ぐサヤカ嬢。
ギターはソロも含めて、落ち着き払ったバッキングが職人技並みの真骨頂。
人生における深い喜びと悲しみに対する機微に富んだ表現力・・・・ここが肝だよね。

ほのぼのとしたMCも一時の清涼飲料水
「今の曲はよく日本のCMでも流れていましたね。
次は、恋に破れ切なくて泣けるという曲です・・・・・
ナウ・ユア・イット・ヒア・・・・(邦題は、あなたにいてほしい)」
(イギリスのデュオ、スイング・アウト・シスターが1996年8月5日に日本のみでシングル・リリースした大ヒット曲)
5枚目のalbum「シェイプス&パターンズ」に収録。
ドラマ「真昼の月」主題歌用に書き下ろしたもの。
34,9万枚を売り上げた。
スタンダードなアシッド・ジャズ的要素とバート・バカラックの影響が大きい。
あああ!!・・・・個人的にずっとお気に入りのナンバー。
イントロのピアノの響きだけで、何度聞いてもゾクゾクと感動の鳥肌が立ってしまうよ。
このな上質なアーバン・ソングをセレクトしてくれたことに感謝します。
ミチオ氏のソプラノ・サックスは極、控えめに吹き鳴らす。
途中からはコーラスガールのマサコ嬢にリードボーカルのバトンを受け渡すサヤカ嬢。
知的で洗練されたヴォーカルの対比が効果覿面。
ちなみにスイング・アウト・シスターは、1986年最初のヒット曲「ブレイクアウト」も元気一杯はちきれんばかりの陽気なポップソングとしてずっと忘れられ無い曲なあ!!

「今日はありがとうございました。
では流行もので・・・レッツ・ステイ・トウギャザー」
(アルバート・グリーン)
ビルボード・ホット100とR&Bチャートで共に1位を記録した1971年11月リリースの代表曲。(ソウル・チャートでは9週連続1位!)
同名タイトルのアルバム1曲目に収録。
最後の最後に満を持して投入してきたドラマティックな構成の切り札。
個人的にも思い出深いので、シンミリとしちゃうよ。
メロウで憂いを含んだ優しい空気感に包み込まれながらも癒される。
シックな雰囲気が辺り一面に漂う。
もはや音楽芸術の世界だと言い放っても決して大げさな話ではない。
そこいらにゴロゴロと転がっている若造バンドには、この独特なテイストを醸し出すことは不可能でしょうよ。
余力を振り絞って惜しげもなく振りまかれるセクシーな熱演&熱唱!
卓越したキーボーソロと、タイトで官能的なバックアップ・ビートの絡みつき方も強力無比。


****これにて、めでたく大団円を迎えることとなりました。
本当に、お疲れ様でした。
もっと色々なレパートリ―を、、すぐにでも聞きたくなっちゃったよ。
まあ、それは改めて別の機会に、お楽しみとしてとっておきましょうか((´∀`*))****





























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VOL、198 FUN☆FUN☆LIVE36 小樽GOLDSTONE(庄子篤史SESSION編)

2023-03-19 22:06:19 | Live Set List
4,17:45~18:15
「庄子篤史SESSION」

さあ、早いものでもう中盤戦に差し掛かってきたよ。
今まではジャパニーズポップ系のバンドが3つ続いたけれど、今度はグッとムードを変えて渋いソウルナンバーを中心にお届けしましょう!
このバンドも初めて見るバンド。
厳密に言えば見たことがあるんだけど、セッションPROJECTゆえに多分メンバーが大幅に変わっていると思うよ。

全5曲がこれまた、いぶし銀の光沢を放つ作品目白押し。
ただ単にソウルと言っても、相当に捻りと拘りを込めて厳選した痕跡が垣間見える。
念入りに調整してリハーサルを重ねた結果でしょうよ。
それらをテクニカルな余裕と貫禄のプレイで見せつけてくれるんだから心憎いばかりさ。
それもそのはずで、各メンバー達は方々で大活躍している猛者ばかりなんだから当り前なんだよね。
ところどころには遊び心もあり、ひじょうに楽しめました。
不敵な笑みを浮かべつつも、進行していく様を見ているとそれらは顕著。


8人のイカしたメンバー達をば・・・・・・

驚異のハイトーン・ボーカルに晴琉くん
ドラムはシミズくん
パーカッションはタケダくん(LPの白いシェルコンガを使用)
ベースにユウジくん(3トーン・サンバーストのジャズベースを使用。ローズ指板)
ギターコーラス&はオキタくん(3トーン・サンバーストのストラトキャスターを使用。ローズ指板)
キーボードはヒロコ嬢
trumpetはサッチン
そしてサックス&コーラス&MC&リーダーは・・・・宇宙の庄子君問う編成だ!
メンツが凄い。
まさに向かうところ敵なしの布陣さ。

クールビューティのサッチンは、札幌を拠点に長年にわたって活躍している有名なネオジャズグループ「地下室とシャンパン」のオリジナルメンバー。
男顔負けなトランぺッターとしてすでに名を轟かせています。

庄子くんはマサとは長年の顔見知り。
STA企画のリブレーションにも参加してくれたし、何度も対バン経験もある。
一度はSTAでサックス担当としてライブ出演が決定するも、コロナにてイベント自体が中止になったという経緯があります・・・・。
返す返すも残念でならない・・・・きっといつかは共演が実現することを祈っているよ!。
しかも驚いたことにSTAのサックスメンバー「うぱくん」の後輩なんだとか!!
縁とは奇なり・・・を地で行く事実さ。
お互いにサックス同志だしなあ。

そしてギターのオキタ君!
オフステージのロビーで彼から話しかけられたマサ。
な、な、何と30数年前にマサのお客さまだったらしく、接客後ポール・リード・スミスを購入したのだそうだ。
その後も今は無きスタジオ・ユーの「企画ライブ岩見沢遊園地」にマサのヘヴィメタルバンドと対バンもしたのだとか。
そんなことよりも、彼は熱狂的なるシカゴ・ファン。
それも半端ないくらいにマニアックでコアな知識も豊富。
久し振りにマサは話の合うロック通と出会ったものだから、瞬時で喜びを分かち合った。
1984年シカゴ11年ぶりの来日に際し、東京公演はチケットが入手できなかったそうだ(ちなみにマサは追加公演を含む東京公演全てに足を運んだ)。
そこで、わざわざ名古屋公演のチケットを購入して見に行ったらしい。
1995年の「ナイト&ディ札幌厚生年金会館公演」は最前列チケットをゲットしたらしい。
泣けるほどに、羨ましいかぎりだ。
だからこそ、この日トリ前に出演したSTAのセットリストには戦慄が走り感動を覚えたそうだ。
その興奮した感情そのままに、マサと再会したんだからそりゃあ凄まじかった。
2人とも周囲が驚くほどにエキサイト。
何度も握手とハグをしてまた会える日を誓い合った。
そばにいた庄子くんもニコニコと喜んでいたよ。
もちろん、オキタくんのギターテクニックは計り知れないほどにスケールがでっかくてアバンギャルド。
安定抜群で、音つくりも最高で・・・・早い話が、センス良くってめちゃくちゃに上手い!
STAニシヤンの「長い夜」ギターソロ完コピも絶賛していたよ。
よく細部にまでわたり聴き込んでいるなあ・・・と感心した次第。
さすがだよ。
テリー・キャスは当然として、ドニー・ディカスにまで精通しているんだから感服。

これだから、バンド活動とライブ出演は魅力的でやめられない。
たまりませんなあ((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました。
それでは、お待たせしました・・・・・そろそろ、珠玉のライブ・レポートに突入しようかな。
大人のミュージック・ショーを、心行くまでにご堪能くださいませ。

今年は1月のルア・レルバ新年会を手始めに、ちょくちょく庄子くんセッションと対バンが多そうだ。
その庄子くんは凄まじきサックス・プレイだけでも驚愕なのに、巧みな話術を駆使したMCも絶品。
優しい人柄がホノボノと滲み出ているよ。
「本日はこんな素晴らしい会場にお呼ばれして、出演できるなんて感謝です。
ミーさん、本当にありがとうございます。
今日は、この日のために集まった仲間たちとで、邦楽、洋楽など色々なジャンルを演奏してみたいと思います。
一同に会したのも何かの縁です。
ぜひともご一緒に最後まで楽しんで良い日にしましょう!」

庄子くんがカウントを打つ。
「1・2・1・2・3・4~!!」
オープニング曲は・・・「RUNAWAY BABY」
ブルーノ・マーズが2010年にリリース。
album「ドゥー・ワップス&フーリガンズ」に収録。
公開当時色々なことで話題になった映画「とんかつDJアゲ太郎」の主題歌でもある。
補足ながらこの映画、全然期待していなかったのに、いざ見て見たらすこぶる面白かった!!
それはともかくも、開巻から自然とワクワクウキウキ陽気な気分にドップリと浸りきれる素敵な人気曲。
まあ、歌詞の内容には賛否両論あるかもね・・・((´∀`*))
軽快この上なきチャラ男ソングです。
まあ、かしこまった下手な屁理屈なんかこの際は抜きにはして、思いっ切りはじけまくっちゃおうよ。
ンベースラインを基本に、それに早速のって歌うボーカルのハイトーンが超絶凄すぎる。
一体全体、どこまで出るの!?って言いたくなるくらいの高さ。
しかもピッチは正確で張りもあり、どこまでも軽やかに突き抜けている。
驚異的な喉だよ。
その流れにのってメンバー紹介も織り込まれる。
更に、次々と各メンバー達のソロが展開される。
これがまたテクニカル過ぎて空いた口が塞がらない。
言葉を失うほどでも最早金縛り状態。
いやはや何とも御見それしましたよ。
ソロの最後は締め括りとばかりに、そのボーカルがあろうことか、救急車の声帯模写を披露。
こんなのって初めて聞いた。
エンディングでは「ありがとうございます。さてさて、準備の方はいいですかあ!!」と
ホップステップジャンプを決める。
仕込みが憎いほどに効果覿面さ。

拍手喝采。
それとともに、歓声の渦が沸き起こる。
一発で観客の度肝を射抜いた。
こうなったら庄子くんたちのもの。
掴みはバッチリとオーケーで、貰ったも同然だ。
余裕しゃくしゃくの構えに入る。
不敵な笑みさえ湛えているよん。
ギターのオキタくんは、今流行っているラーズ・ヌートバー選手の「ペッパーミル」を両手掲げてコミカル且つさり気なく演じる。
メドレーで「回想(I WISH)」
スティーヴィー・ワンダーの大ヒット曲。
自身の子供時代を回想した歌詞内容。
全米シングル&ソウル・チャート共に見事1位を記録。
1976年11月リリースのシングル。
album「キー・オブ・ライフ」に収録。
この曲もベースが組み立てた8つのリフで進行。
グイグイと心地よくグルーヴィーに牽引する。
この名作をオシャレでジャジーなテイストに料理しての披露。
なんてイカシタ采配であろうか。
キーボードによる隠し味的なサウンドも鳥肌もの。
センス抜群さ。
酔いしれて聞き入ってみるのも一興か。
実はこの曲はSTAにとっても重要なるレパートリー。
STAパーカッションのタッキーがそっとマサに耳打ちした。
「曲が被らなくて良かったね((´∀`*))」

再び庄子君によるMC
「音楽は演奏するのも、聞くのも大好きです。
今日は皆さんとお会いできたことを、とっても嬉しく思います。
・・・・・UNTITLED」
(PHAT PHUNKTION)
ジャストなタイミングで演奏へ導入するんだから粋でかっこいねえ。
たいへん勉強になる。
庄子君のやや斜に構えてサックスを吹くスタイルは、デヴィッド・サンボーンを彷彿とさせる。
黒いニット帽を脱ぎ棄てて手のひらで弦を激しく擦り付ける、アゲアゲな奏法を披露するオキタ君。
てっきり何かを使っているのかと思ったら手だとのこと。
速い動きだからよくわからなかった。
でもあんな音が出るんだから不思議だなあ。
もしかしたら、企業秘密・・・・?!
PHAT PHUNKTIONは、ホーンを含む総勢9人からなるファンクバンド。
どうやらタワー・オブ・パワーの影響を強く受けているそうだ。
なるほどそこかしこに、R&Bやヒップホップの香りも漂っているのが大きなポイント。
程よいテンポが印象的で、ノリノリな切れ味鋭い音の厚みに対する表現力はピカイチ。
しかし選曲がマニアック過ぎるねえ。
どの曲も、オリジナル通りではなく庄子くん自らがアレンジを加えています。
しかも、その時のメンバー達によって無条件で少しずつ変化を加えているという。
なんという才能あふれる秀逸な集団だ。
末恐ろしやあ!!

息つく暇も与えないほどの勢いで、間髪入れずに・・・・
「UPTOWN FUNK」
(MARK RONSON FEAT,BRUNO MARS)
引き続きシュールでご機嫌なるファンク・ワールドが炸裂。
この誰からも愛されているタイムレスなダンス・ミュージックは、バリバリに有名だよね。
程よくキャッチーなポップで、どことなくノスタルジック風。
ミネアポリス・サウンドの影響も伺える(このシーンのパイオニア的存在はプリンス。
ロック、ニューウェーブ、などの要素が入っており、よりスクエアなリズムを強調)
なるほど、庄子くんのルーツが如実にうかがい知れるねえ。
2014年11月10日発売の11枚目のシングル。
ダウンロードシングルとディスクの売り上げ合計は2000万枚を超える「史上最も売れた曲」の一つ。(ウイキペディアより・・・)
album「アップタウン・スペシャル」に収録。
各国のチャートで1位を記録した。
日本だとホンダ・フィットのテレビCMに起用されていた。
難産の末、完成に至ったという曰く付きなエキサイティング・ソング。
苦労した甲斐があったというものだね。
度重なるセッションの末に形成していったそう。
だからこそ、庄子セッション・バンドにはうってつけなわけだ。
(数度にわたる告訴問題とかもあったけどね・・・・。)
話を戻そう・・・・ゴールド・ストーンは見渡す限り、どこもかしこも、スタイリッシュに盛り上がっているよん。
最高峰のエンターテイメントを、素敵な庄子くんが仕切って纏め上げるんだから敬服しちゃうよ。
その冴えわたる新鮮な手腕には興味津々。

「楽しく過ごしてきましたが、我々でまだ4バンド目・・・・
イカシタバンドが続々と目白押し。
次のジャンルもソウル系。
その後は、エロチカ・ヘヴン。
このバンド名ならばもうあれしかないよね・・・・。
これでチューブだったらなんまら新しい試みだ((´∀`*))
それはないでしょうよ!
もちろんサザンですからご安心を。
私たちはこれが終わったあと、その辺でくつろいでいますよ。
魅力的なボーカルのハルくんは声が高いんだけど、北斗の拳が歌えないんだそうです。
ラストは・・・・・トレジャー!!」
再び人気歌手のBRUNO MARSで攻めてきた。
2012年リリースのセカンド・アルバム「アンオーソドックス・ジュークボックス」に収録。
ビルボードチャートでの最高位は5位。
80年代を彷彿とさせるエグイくらいにレトロな曲調と、壮大なるシンセによるストレートなディスコ・ソウルの決定版。
ピアノの必要以上に跳ねないイーブンリズムがふてぶてしい・・・・。
曲は派手だけど、コードは意外とシンプル。
ウキウキとドツボにハマリまくる、これしかないというくらいのピュアなセレクションだ。
男女2人によるドンピシャなパワフル・ホーン・アンサンブルは、絶賛に値する。
独特な洗練されたギターのフレーズがダイナミックで、所狭しと剛速球で駆け巡る。
これカッティングのお手本のよう。
少しだけ前ノリなブラッシングのバランスも絶好調。
あれよあれよという間にライブは終了・・・・大団円を迎えてしまいました。
まだまだ見たいなあ。

最後にもう一度メンバー達一人一人を、懇切丁寧に愛情とリスペクト込めて紹介。

「ありがとうございました!
喜んでもらえたら嬉しいです。
また機会があればお会いしましょう。
この後も存分に楽しんでください。
次のバンドはソウル・カラー!!」

****本当にお疲れさまでした。
シタタカな連中による極上の一大ミュージック・レビューを堪能させてもらったよ。****






































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今年も福寿草が咲いた❣️^_^

2023-03-19 10:57:33 | free form space
俺の可愛い大好きな福寿草が今年も庭に咲いたよ♪🤠‼️💕
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