THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

halloween(chicago)

2018-10-31 18:32:35 | CHICAGO

ハロウィン、あるいはハロウィーンとは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。 ウィキペディア

masa's art chicago logo respect gallery

 

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平成文字のギター用ピック!ティアドロップ型

2018-10-31 18:30:30 | free form space

平成になった途端に商魂逞しいメーカーが早速ピックを販売!
受け狙いのギタリスト達に大好評でした。
そんな事も、ついこの間のような気がするなあ…
紛失しないようにテープ貼りにて固定していたから肝心な面が汚れていた。

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ジェフ コッフィーは元気ですよ!^_^

2018-10-31 18:23:02 | CHICAGO

今年の1月に突然シカゴを脱退してしまったジェフコッフィー。

短期間の在籍だったけど、アクティブに活動しています。

今は元イーグルスのドンフェルダーのツアーに参加中。

彼のベースとボーカルを生で見たかっただけに残念でなりません…

とても期待していただけにね( i _ i )。

でもこれからも応援していきますよー^_^。

頑張って👍ジェフ!!

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VOL,157 澄川LIVE BAR-MODAN TIME(PART,1)

2018-10-29 12:25:08 | Live Set List

2018,10,27(SAT)

THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)企画ライブ

~LIBERATION 44~

今夏、北海道を襲った大地震。

一ヶ月以上経過したにも関わらず、いまだ揺れによる恐怖におびえる毎日を道民は過ごしているのですよ。

で、この日の午前中にも連続してけたたましくIPHONEのアラートが鳴り響いた。

「またグラッとくるのかよ!!??」と皆が皆、焦りに焦ってジッと身構えていたのですが、どうやらそれは暴風雨による警報だったのです。

まあ、地震よりは相当ましなほうですな。

それでもSTA企画ライブの日が悪天候だなんてめちゃついてない・・・・。

いやいや、天気予報を見てみると、午後からは大丈夫そうだ。

実際、昼を過ぎるとみるみるうちに青空が顔をのぞかせてきたではありませんかあ!!

「やったあ!」

もうこうなりゃあ、極上のライブイベントに全神経を集中して臨んでいきましょう!

さてさて、1年とひと月ぶりに帰ってきたSTA企画ライブ。

もうマサは当分の間、これを封印するつもりだったのですが、方々からの熱烈ラブコールを受けて遂に重い腰をあげました。

それならば、ということで場所として選ばれたのが「リブレーション」発祥の地でもある澄川ライブバー・モダンタイム。

感慨深いものがあります。

地下鉄南北線澄川駅から徒歩すぐ、ビル3階という絶好のポジションに位置するという申し分なきセレクションですな。

ココとのお付き合いも、相当に長い年月を経ています。STAライブ初期からずっと出入りさせてもらっているので、マスターもSTAの内情やメンバーの変遷を熟知していて、こちらがビックリするくらいです。

店内も、かなりリニューアルされていて、モニター&PAや、防音対策もグッとグレードアップ。

そうとうに、好条件でのサウンド・メイキングにバンドマン達からも好評を得ています。

その上、太っ腹なマスターの計らいで、超破格値での貸切料金も実現させていただきました。

時間も大幅に融通がきくように対応していただき感謝感激です!

S・T・A企画ライブ「リブレーション」も早VOL,44を迎えることとなりました。

これもひとえに皆様の応援、ご協力あっての賜物。

さあ、本番当日はめっきりと秋めいてきて紅葉真っ盛りなんだけれども、意外にもポカポカ陽気で絶好のライブ日和。

気持ちも自ずとウキウキしてきますね。

午後3:50、早速マスター&マサ&サワケンは会場入り。

その後も、続々と集結する出演ミュージシャン達。

皆、アットホームなシチュエーションにニンマリ。

各自ご挨拶を交わしながら、セッティング開始。

リハーサルに取り掛かります。

マサは去年の3月にここへ出演した際にマーキングとばかりに、STA特製ロゴ・ステッカー2種類を店内の一番目立つ箇所としてステージ上の空調機器パネル前面にペタペタ貼り付けたのでした。

もちろんマスター夫妻に、ベストな添付場所のアドバイスをもらったからご安心を。

他のライブ会場にもけっこう貼らせてもらったのですが即座に剥がしてしまう非情な店もあり残念な思いをしてもいたのですが、さすがモダンタイムです!

今でも立派に一番目立つ所へ光り輝いているではないですか!(そのように私には見えるのです・・・笑)

実は各バンドがモダンタイムでのライブ記事をフェイスブックなどにアップする都度、後方のSTAステッカーは確認済みなのでした。

そんな状況を、マスターは迷惑がるどころか「ドンドンと貼って欲しいんだよね!」と意欲的な言葉を述べてもいました。

ライブ経営者の鏡のようなお方だ。

それが口先だけではないという証明に、なんとSTAのステッカーを中心にぐるりと色々なバンドのステッカーが賑やかに貼り付けられているのですよ。

やはりこうでなきゃあねえ。

結局、いざ蓋をあけてみたらば今回の出演バンド中、モダンタイムの常連バンドが5バンドもいるのでした。

だから勝手知ったる場所とばかりに皆リハーサルはなし。結局唯一の初参加組コンセプションのみが数曲を音出しして感触を確かめていました。

マサがマスターに聞いたところでは、今年の春先に雪解け水で店内が水害にあってしまい床から器材類までもが水浸しになってしまったそうです。

それでも保険でミキサーからベースアンプを新調できたのだとのことで事無きを得たそう。

怪我の功名とはこのこと。

トレース・エリオットというハイクオリティのベース・アンプが鎮座するステージ。俄然燃えてきました。

実際こいつからはご機嫌で最高なサウンドが、余裕でブイブイとうねりをあげて飛び出してきたのですから。

あっと言う間に、入場時間が訪れました(午後5:50)。

これにてリハーサルは終了だけど、どんどんと温度は上昇。

マスター曰く「久し振りに熱気が充満したライブだね!」

この時間帯になると、会場近辺のパーキングが満車状態らしく、バンドマン達もかなり焦っていた様子。

色々な意味でも、開演前からジワツと汗ばんできました。

まあ、ここは気楽に冷えたドリンクでも飲んで、リラックスしましょうよ!「TAKE IT EASY!!」

テーブル席も徐々に埋まりはじめてきました。

マサが持参してきたCDのBGMも、もうすぐはじまるライブへの高揚感を更に煽ってきます。

これがシカゴのジャズカバーアルバム「ナイト&ディ」

マスターやSTAのメンバー達にも大好評を得ていましたよ。

ちょっぴりとジャズバーのテイストが漂ってきたよん。

観客の中にはフェイスブックのみでの知り合いや、懐かしい顔、いつもの常連組などなどがあちこちでワイワイガヤガヤを賑わっています。

さあ!今回も6バンドの出演。マサとは気心の知れた偉大なるライブ仲間達ばかりです。ジャンルが一切かぶることもなく、バラエティにとんだ内容なのでだれることもなく一気にいけちゃうでしょうね。

皆、硬軟織り交ぜて、馬鹿テクとコダワリを持つベテラン勢ばかりなので、火花散る攻防が見れるかもです。

この機会に知り合って仲良くなれるのも、自主企画ライブの良いところ。

意気投合した者同士がラインなどのやりとりなどをしている間に、トップバッターの時間です。

恒例ともなった、「リブレーション」の仕掛け人マサによる司会進行(邪魔にならないようにミキシング・ルームを拝借。これもお馴染みの光景)。

まずはご挨拶を兼ねて今回のライブイベントの主旨を伝えつつ、出演バンドの紹介。

ここで気付いたのですが、全出演バンドが全員野郎集団だったのです!

サワケンが命名した「野郎祭り」の開演だ!

アナウンスの最中に照明が落とされて、いやが上にも熱き興奮を誘います。

観客がステージに向けて期待の視線を注ぐなか、満を持してバンド名がコールされます!

18:20~18:50

1、CONCEPTION

 トップバッターは、TPGのヒデさんも一目置くという、中々に一筋縄ではいかないテクニカル集団。

男性四人組み。全曲カシオペアのカバーバンド

(メドレー含む。もっとたくさん聞きたいよ!)。

全5曲が当然のごとくインストウルメンタル。

なんであれだけの超絶技巧プレイを涼しい顔してサラッとこなせるの?と誰もが思うはず。とてもじゃあないけど、そうそうと太刀打ちなんかできませんよ~!

それもそのはずで、札幌界隈では泣く子も黙るテクニシャン、アミさん率いるバンドです。

AXIAではチョッパー・ベース・ソロを弾き飛ばしまくっていましたが、去年の2月にもマサS・T・A企画「リブレーション」で「40高中」バンドにて貫禄のギター・ソロを見せつけてくれたのは記憶に新しいところ。

今回は4人全員が偶然にもヤマハ一色に染まっていましたよ(ここいらへんもカシオペア精神を貫いているね・・・・笑)。

メンバーはツワモノばかりがずらりと揃っています。

ベースのヒロくんはゴールド・パーツで白ボディが脅威の6弦(ローズ指板。マサがこれって櫻井モデル?」と尋ねた所、それは持っているんだけどトレブリーすぎるとのことです)、キーボードはジーちゃんでMO-8、そしてMCも兼任する陽気なイケさんのみがマイクをセットしてドラムスを担当(会場設営のシルバーカラーのパール製品)、そしてトドメにフロントマンのリーダー・アミさんは愛用のギターYG-1000ブラックボディ!(ギターアンプは会場設営のマーシャルとヤマハの2台)。

アミさんは十分すぎるほどの腕前なのに、ストイックで真面目な性格ゆえに会場入りしてから本番寸前までずっとイスに座っ玉までギターを手放さないで指慣らしとばかりに弾く事を止めなかったのだ。

やはりこのような地道な鍛錬がものをいうんだね。努力は決して裏切らない、を実証してくれる一場面。

見習いたいものだ。

さっそく、準備完了のイケさんがマイクを手にニコニコとご挨拶。

「皆さん、こんばんは!モダンタイム初登場のコンセプションです。こんな素敵な場所で演奏できて幸いです。喋りが固い?ねえ・・・?!じゃあコンセプション参りましょう!うまくいくかなあ??いくよなあ・・・・いきますよ、絶対に!元気に軽快なる1曲目!!・・テイク・ミー・・・!!1・2・3~」

 開巻から歯切れの良いキーボードの重厚なるコードワークから情け容赦なきパーカッシブなるチョッパー奏法もビシバシと繰り出す。リズムのバリエーションも豊富なドラミングによる重低音がドテッパラに響き渡る。

ちょい渋めのオープニングは異色のナンバーだね。

アミさんのシャープなギター・カッティングとソロも安定感抜群。

お口あんぐり状態です、もうこれは。

安心して見入っちゃおう。

たまりませんなあ。グッときちゃいます。マバタキ厳禁。

場面転換もスムーズに、早くもメドレーでご存知の代表曲「アサヤケ」が出し惜しみせずに登場です!(ウォウ!!)

アミさんお馴染みのギター・コード・ストローク・リフがキャッチーで美しくって、ハッとさせられます。

全員がすでに汗まみれなんだけど、清々しい顔しているんだよね。

アミさん、フロントに躍り出て右手を高々とかざしコール&レスポンス。もちろん観客もそれにあわせて力強く拳を突き上げる。

プレイだけでも大変なのに、しっかりとパフォーマンスもこなす。チョーキングやタッピングの微妙なるピッチも正確。

そこから繰り出される速弾きもピッキング、フィンガリング共、見惚れるほどに最高。

激しいピッキングの応酬。これでもかあ!と言うほどいやが上にも場を盛り上げてくれる。

この人に苦手なモノってあるのかなあ??憎らしくなるほどです。

最近はシェイプ・アップして益々精悍さも増してきました。

「ありがとうございます。最初にもお伝えしたとおりモダンタイム初参戦なので元気よくいってみたいと思います。

はい、それでは今日は挑戦という意味も含めてちょっと古めの曲ばかりでいってみましょうか。

よろしくお願いいたします!・・・・ミッドナイト・ランデブー!!」

アクションも見事に決まっているよ、アミさん。

超激スピーディーなるユニゾンもなんのその。

スゲーッ!!

その後に控えしは知性漲るシンセサイザー・ソロ。

アミさんいわく「スリルとトラブルとサスペンスの3拍子揃った緊張感溢れるライブ」と語っていたけども、それってマジかいなあ・・・?

うるさ型のマスターでさえも、飛び切り気に入った御様子でしたよ。

「タイム・リミット」

今までにもSTA企画ライブには出演してくれていたバンドだけど、何度見てもスリリングで鳥肌モノ。

リラックス・モードにて観戦していたら、掟破りのソロ・バトルを展開するものだから理屈抜きにやられちゃったさ(やることが常人離れし過ぎ!)

あちこち目で追うのに戸惑うほどのハヤワザ。観客泣かせで目が回ります・・・・(笑)

演奏面でのアクロバット・バンド。

ココかと思えばまたあちらだもんねえ~~!

素晴らしい。これがオープニング・アクトだなんてもったいないくらい。

しかもただのおざなりで野暮ったいソロに終始するのではなく、それそれが与えられた短時間枠にもてるだけの技量を詰め込むんだからたまったもんじゃあありません。

アミさん嵐のような入魂のギター・ソロで「どうだあ!」と堂々たる意思表示。

風格さえ備わっていて凄まじいのひとこと。

ここまでの4曲は「MINT JAMS」のA面。次はB面も含めてMINT完全版にチャレンジします!(笑)とのこと。

「TEARS OF THE STAR」だけはやったことがないそうですよ。

アミさん「左手のポジション失敗しないように練習してるよ」と猛アピール。

「はい!以上で終わりまあす!(笑)。プロレスラーのように息が切れています・・・ハアハア・・・。まあ、色々とアラはありますが、いい時間ですね。ここからカミカミで滑舌が悪いながらも・・・愛情とリスペクトを込めてのメンバー紹介をしたいと思います。」

多少のウイットとユーモアも交えて「有名人、マルチ・プレイヤー、職人、おしゃべり」と各自の特徴を述べつつも進行。次回ライブの告知もちゃっかりと絡めます。

イケさんのトークを聞いているとバンド仲の良さが透けて見え隠れします。

「次の曲にいきましょう!何があってもご愛嬌・・・・ラストは比較的新し目の・・・・・ゴールデン・ウェーブス!!」

これはアミさんが懇切丁寧に編集した血と汗と涙の力作。

曲の表情に応じて、照明もキラキラと綺麗な閃光を発して点滅しだした。

コロコロと目まぐるしく変わる曲の流れは、強引さがなくスムーズで自然です。

時にはダンサブルに、時にはポップに弾けてメロディアスに。ついステップなんかも踏んじゃったりして。

どれかひとつのパートでもぐらついちゃったら、もろくも崩壊しちゃうほどの巧妙なるアレンジ。

ドラマティックに響き渡るバッキング・パターンだけをとっても、ひじょうに勉強になります。

余裕と貫禄のなかでのバンド演奏はキーボード・ソロで締めくくって終了。

「暖かいご声援と広い心で見守って、時間の許す限り楽しんでいってください」

早くもステージ上は沸点に達しました。

2、7:00~7:30

幕の内

セカンドアクトはモダンタイムの常連バンドの登場。

3人編成でパートは伝説のプログレッシブ・バンドEL&Pと同じ。

キーボード&ボーカルはササオくん(ローランドのXP-10とKORGの01-WFDという2段構え)

ベース&コーラスはカオルくん(アリアのセミアコースティック。サンバースト・カラー)

ドラム&コーラスはチャボくん

マサと彼等は何年も前から練習スタジオでよく顔を合わせる仲なのです。

ササオくんは小樽の大御所バンド「スターレス・ネオ」の元メンバー。

カオルくんも各方面でアグレッシブに活躍中。

チャボくんはここモダン・タイム・マスターのバンドで叩いていた男。マサもその時に初めて彼の燻し銀のプレイを目撃したのです。その後はSTA企画ライブに「マッシモ」としても出演してくれたことがありました(ヴィニーズバーで)。

蛇足ながらもチャボくんはマサに会うと、必ずといっていいくらいにしつこく「シカゴ、バンザイ!」と言い放つのですよ(笑)。

このユニークなるバンド名に込めた想いを紹介

「まずは、日本人なので日本語の名前にしたかった。

幕の内弁当のおかずは何でもあり!それを白飯でいただく。

フレンチでも中華でもなく自由にいいとこ取りしている大衆向けバンドを目指しての命名です!」

はい!それはハッタリでもなく実際の音にも結実していました。名前負けせずまさに「幕の内」そのもの。

さあ、全7曲をエネルギッシュに演じてくれました。

内容のほうですか?それがですねえ・・・想像以上にハートを鷲掴みにされちゃいましたよ。

サワケンは「このバンド、やばいっす!」の連発。

一気に虜になっちゃいました。そのくらいにインパクト絶大。

トップのコンセプションとは、また違った魅力を振り撒いていましたよ。

「幕の内です。よろしく!!」

ササオくんがちょっぴりはにかみ気味にMCをこなしてから、キーボードのイントロ「トウモロー・ネヴァー・ノウズ」で幕を開けました。

このビートルズの革新的な楽曲を手始めに、ここから3曲まとめてアヴァンギャルドな幕の内ワールド全開。

どこか、未知の世界に瞬間でトリップしちゃうほどのアメイジング・ソング。

バッチリと掴みはオーケー。

ビートルズの当たり前の誰でも知っているようなスタンダード・ヒットをあえて取り上げずに、実験的精神を反映させたアレンジで挑みかかってきます。

ギターレスなのをすっかりと忘れちゃうほどの、絶妙なるアンサンブル。違和感一切なし。

とにもかくにもやられっぱなしさ。

リード・ボーカルはササオくんが全曲を担当。

「ディア・プルーデンス」

更なる追い討ちをかけるがごとく、2曲目がこれですよ。思わず身震いがするほどの選曲。

すっかりとドツボにはまってしまいましたよ。

選曲が超マニアックでナイスだ。

驚愕のひとことに尽きます。

カオルくんのフィンガー・ピッキングから紡がれるボトム・サウンドも、チャボくんが目一杯にスティックを振り上げて叩き出すタイトなスネア・ヒットも火花散るほどに個性的。

曲中でシャウト「イエー!イエー!イエー!」

うるさ型のビートルズ・フリークも、一瞬で黙らせてしまうほどの勢いを発揮。

ウルウルしちゃうほどに大歓迎だ。

ハイハットカウント「1・2・3・4!」からはじまったのは、ビートルズ3曲目。

とどめとばかり、ロック史に燦然と輝く「アイム・ア・ウオルラス」

こんな曲までをもやっちゃうの!?

だってめちゃくちゃに演奏が難しいでしょう。擬音効果も盛りだくさんだし、変態的で難解な意味不明歌詞のオンパレード。

あのYMOの高橋幸宏氏がビートルズで一番押しの曲がこれ。

ビートルズがライブ活動をキッパリとやめてスタジオに篭り、急激に発展したレコーデイング機器類をフルに活用して生み出した楽曲ばかりだ。

3曲とも何処を切っても、れっきとしたジョン・レノン・カラーに染め上げられた強烈極まりない傑作。

マサはてっきりササオくんがジョン・レノン好きなんだと思ってたずねてみたら、なんとチャボくんの趣味なんだってさあ。意外だね。

ササオくんの声も眼鏡をかけた見た目も、だんだんとジョン・レノンに似てきたような錯覚を覚えた。

節回しまでもがソックリなんだからビックリ。

そして中間部分に差し込まれる「ウホホ、イヒヒ、アハハ!」の笑い声までをも忠実に再現(チャボによるもの)

細部にわたる再現力には感心しきりだ。

ちなみにこの曲の一節は、シカゴの「サウス・カリフォルニア・パープルス」にも歌われています。

中盤の4曲目は意表を突くがごとく狙ったように「1・2・3~!」カウントに導かれて、アル・グリーンの「ラブ・イズ・ア・ビューティフル・シング」。

ここまでくれば最早おわかりのように、それぞれのミュージシャン達に対する幕の内のパーフェクトなる心意気がビシビシと伝わってきますね。

お世辞抜き、こだわりにこだわりぬかれた充実の内容で網羅してくれています。

控えめながらも、リズム・セクションによるコーラス・ワークにも光るモノを感じます。

ササオくんから熱烈なる謝辞が述べられます

「サンキュー!ニューヨーク!!(笑)」

よくよく見たらばササオくんのTシャツにはニューヨークのアルファベット文字が描かれているではないか!

仕込みか!?

3人共にタイプの異なる帽子を被っていて、このファッション・スタイルもなかなかに洒落ているね!

「ありがとうございます!」

グッとムードも一変して、渋く「ファイヤー&ウオーター」で決めにかかってきます。

フリーのブルース・ロックまでもやっちゃうのかい!幕の内はどこまでも貪欲なる探究心の塊のようなバンドなのさ。

リッチー・ブラックモアはポール・ロジャースが理想のボーカリストなだけに、この曲を参考にして第3期ディープ・パープルの「ミストリーテッド」を作ったという逸話まであるほど。

ソウルフルな喉を振り絞るように披露してくれるササオくんの真骨頂がこの場面で醸し出されています。

タメを思い切り効かせて、よりエモーショナルな感情表現も極限に達した感あり。

「オーケー!オーケー!サンキュー!!

あと2曲です。聞いてください。オーイエー!・・・シャイン・ア・ライト(ローリング・ストーンズ)」

序盤はチャボくんのマラカスが先導役を果たして、それにのるようにピアノの弾き語り。

ここでも巧みなるコーラスがほどよい味を演出。

この辺なんかも念入りに調整を施してきたんだろうなあ、と推察されるところ。

そこから徐々にヒート・アップしていって、後半は一転へヴィーなドラム・ビートが炸裂するという構成。

なんでも器用にこなすんだね、このバンドは。

「どうもありがとうございました。オーケー!・・・・サティスファクション!」

どこのバージョンだあ、これは!?

オリジナルでは定番ともいえる必殺キース・リチャーズのファズがかけられたお馴染みのギター・リフがイントロだけど、ここではハモンド・オルガンの音色が主役の座に鎮座。

それがまた、とっても新鮮だ。

一歩間違えたら、危なっかしい選択だけどこれがシュールな技を発揮していて、琴線を震わせてくれます。

途中にさりげなく「ギミ・サム・ラヴィン」のフレーズを差し込むところなんかも粋だね。

あっという間に30分が過ぎ去ってしまいました。

前半をビートルズ、後半をストーンズでサンドイッチしているセット・リストも巧妙なる自信の表れでしょう。

それは観衆の熱狂で十分すぎるほどに証明されましたよ。

しっかりとその衝撃は各自の脳裏に焼き付けられていました。

3、7:40~8:10

d3

3番手に登場したこのバンドもトリオ編成。

ロックバンドにとっての最小人数で、この場に臨んできました。

これは1人でも、ぐらついたら総崩れするほどに、鉄壁の要塞のごとき構築で立ち向かわなければならないという各自責任重大なこと。

よほどの自信と余裕と実力がなければ、意味をなさないというもの。

このトライアングル・バンドは不動のメンバーで長年コンスタントに活動しているのだから、それが実証されているということ。

マサとも、ずっと以前から練習スタジオで顔を合わせる仲。

さて、d3もモダン・タイムの常連組でお馴染みの連中。

でもSTA企画ライブには中々スケジュールの都合がつかなくて、今まで一度もタイバンができなかったのですが、このたびそれも遂に叶ったわけです。

ホーム・グランドのごとき様相を呈していて、リラックス・ムードに満ち満ちていましたよ。

メンツを紹介しましょう!

リーダーのシゲはベースとヴォーカル担当(3トーンサンバーストのムーン5弦ジャズベースを20年以上愛用。ローズ指板)

ドラムはカクー。

ギターとコーラスはマスク(サンバーストのレスポール・スペシャルを使用。メーカーはオービルBYギブソン。このニックネームは学生時代、軽音楽部での初ライブでマスクを付けて演奏していたら、先輩がマスクと命名。それ以来ずっとそう呼ばれているのだとか。まさに人に歴史ありだ!)

実はドラムのカクーは何を隠そう、我がSTAにおける輝かしき栄光の初代ドラマーでもあります。

残念なことに一緒にライブまでは実現できなかったけれども、間違いなく彼の努力のおかげで現在のSTAの礎が築かれたのは事実だ。

ただただひたすらに感謝だね。

それに今もこうして、第一線で活躍しているのだから嬉しい限りだ。今後も頑張れ!

そしてシゲとマサは30年来の付き合い。

シゲはまだ10代の学生だったんだからね~!

当時互いの住居も近かったのもあるけれど、プログレ好き、同じベーシストだということもありそれ以来意気投合の腐れ縁であります。

楽器店の販売員だったマサから、ベースはじめたくさんの商品を購入してくれた、めんこいお得意さんでもありました。

そのシゲは才能溢れるマルチ・プレイヤー。

意外にも、何でも演奏できないと気がすまないという猛者。

その果てしなき創作意欲は特筆モノ。

数多くのオリジナルソングを生み出して自宅でレコーディング。

ほとんどの楽器類を自ら操り、コンスタントにソロ・アルバムをインディーズにて発表しています。

現在までに3作を制作。

この日も最新のアルバム「SCAR/HIKARI」を(といっても去年の9月リリース。写真参照)久しく会っていなかったマサへプレゼントしてくれました。

当然ファースト、セカンドもマサは所持していますよ。

バリエーション豊富なサウンド・メイキングは、ひとことでは語れないほどの内容。

プログレ、ポップ、ロック、デジタルビート、ロックンロール、バラード、テクノ、グランジなどなどもの凄い繊細なる音世界がビッシリと凝縮されていますよ。

これを読んで興味をそそられた皆さんにも是非ともお勧めします。

機会があれば一聴を。聞いて絶対に損はしないから。

案外と面白くはまって癖になるかもよ!

マサも愛聴しております。

この一種独特ともいえるキャッチーでクールな記号名のようなバンド名なのですが、マサがシゲに聞いてみたところなんてことはない

「なんか短くて憶えやすいバンド名がいいかなあ・・・・とおもって」とのこと。

もしかしてアイルランドの英雄「U2」あたりを狙ったのかい?

さてさて、そろそろ肝心のライブ・レポートに話を戻しましょう!

「d3です。よろしくお願いします!」

1曲目の「noiz」はじめ、当然のごとく全曲がシゲのオリジナル。

知らないでいたらそうとは思えないほどのクオリティ。

長年、愛情を込めて何度も練り上げてきた曲ばかりだから、当然と言えば当然のことでしょうね。

事前にシゲには「セット・リストを教えて」とマサが打診しておいたんだけど、中々決定しないとのこと・・・。

そうこうしているうちにライブの当日を迎えたのだ。

初の生d3を無事に目撃することができた。

スタジオから漏れてくる音やCDでは聞き慣れていたけど、なるほど、こういう風になっているのかあ!!と新たな視線で観察。

2曲目はスペイシーなベースによるイントロから「line」

怪しく絡みつくような独特のコード進行から、ソロのパートはひたすらにマスクへ託してシゲは比較的ハイ・ノートのヴォーカルでの攻防を繰り広げる。

狙いどころは硬軟織り交ぜた曲調に尽きるね。

3者3様の持ち味もしっかりと提示しています。

バランス感覚もスリリングで、ほどよくプログレ風味がチラホラと顔をのぞかせるところなんかはちょっぴりとお茶目ですな。

さすがライブにおいての仕切り屋シゲは、普段の飄々としたイメージとは違って凛々しく映ってます。

一瞬の静寂から、切り裂くような雪崩れ込みエンディングでフィニッシュを迎えてマスクのMC。

まずは、マサが彼らのセッティング中に、かなりハードルをあげるような愛情溢れるコメントを送ったことに対する苦情をひとこと述べてから(笑)モダン・タイムのメニューに言及。

カレー・ライスが美味しい!と絶賛したものの、あいにくこの日はカレーがない!とすかさずマスターから声が飛ぶ。

「駄目ですねえ・・・」とマスクが言うと、「申し訳ない!」とマスターが即座に謝罪。

でも「ザンギ丼やスパゲティが安くて量も多く美味しい!」と大好評でしたよ!(マサは開場前、いい匂いに誘われて1階のラーメン屋「兜」で醤油ラーメンを食べちゃった)

3曲目「xod」

ライブ中にわかったんだけど、シゲは酷い風邪にやられちゃったんだそうだ。それで彼のその時の体調に合わせて曲を決めて演奏するという力技に及んだという次第。

なあんだあ・・・・謎が判明したよ。

演奏が終わるたびにメンバー達がひそひそと打ち合わせ。

「そもそもの話が・・・・その曲、忘れちゃった・・・」とか言いながらも、やるときゃあビシッとこなしていました。

「イエー!メンバー紹介をします!」とマスク。

やはりという、カクーとマスクはシゲのことが大好きで大好きで仕方がない!と告白。「仲良き事は美しき哉!」だね。BY武者小路実篤。

バンド活動にとってはそれが一番基本中の基本であり、大切なこと、一番難しい奇跡みたいなものなんだよ。

「ソウルメイト」

君らの出逢いはラッキーなんだから、ズッと育んでいってね。

メンバー紹介後には、いきなり「今朝はハザードが鳴りっぱなしだったのでビックリした事件」に話が及んだ。

台風、地震、大雨、そして地滑り警戒の報。

「特に南区が危険みたい。南区の方、いますか?手を上げてください!ってなんかこれってドリフの昔風コントみたいだね(笑)。

今度、スタジオで演奏ではなくコントの練習でもしようか!?(爆笑)。いやいやなんとも大変ですね。

4曲目「wings」

目から鱗が落ちるとはこのこと。

この曲は相当に初期の頃に作られた曲だね。

どのタイトルにもシゲのエキセントリックなる性格が反映さえていてクール。

なんまら歯切れのよいリズミカルなアクセントを主軸に、淡々と進行していく異色のナンバー。

シゲの才能を侮るなかれだ!

マスク「あの~僕、指があまり動かないもので・・・・せめてもの気休めとばかりにマルチ・ビタミンを飲んでいます。

面白くないかあ・・・・僕、スケートもスキーも上手いんで、滑るのが得意・・・ああ、また滑った・・・。」

真横で風邪ひきシゲが乾いて荒れた唇にリップ・クリームをひたすらに塗りたくっている姿を見て

「カーリングにモグモグタイムというのがあるけど、シゲの場合はヌメヌメタイムだね(これは馬鹿ウケしたあ!!)

会場内にはシゲ汁がポンポンと飛び交っているから皆さん、気をつけてね。明日の今頃は全員、ダウンしていたりして・・・ところで次の曲はどうしようかなあ・・・・・決めなきゃあ」

シゲはひたすらにティシュペーパーで鼻もかむ。

5曲目「what do ⅰ want」

コミカルなやりとりと、緻密なロック魂漲るプレイとのギャップも彼らの魅力の一つだね。

ツイン・ボーカルのコントラストも絶妙。

全くタイプの異なる声質の2人が織り成すメロディー・ラインを、グイグイと牽引するカクーのドラミングは特筆すべきポイント。

マスクはロックを演じる上ではアクションをこなしながらギターを弾かなきゃあ・・・・・と、ふと思い立ち、それならばエア・ギターだあ!という結論に達したそうな。

ヤフーの知恵袋で調べたんだってさ。

で、本屋でエア・ギターの教則本を探しにいったんだけどなかったらしいよ(笑)。

おいおい、そんな時間があるならばその分ギターの練習をしましょう!

そうこうしているうちに早いものでラスト・ソング「wings of freedom」

満を持して繰り出されたのが、シゲ必殺・伝家の宝刀ベース和音弾きリード・ヴォーカル。

哀愁を帯びた戦慄がドラマティックな効果を演出。

持ちうる限りの実力を誇示。

これは見栄えも抜群だ。

それでいて、終始ニコヤカなるシゲには癒されますな。

どこへ行っても彼が人気者なのもうなずけるというものだ。

感心しきり。最高です。

「ありがとうございました!!」

結論!またすぐにでも観たくなっちゃうのがd3なのだ。

 

というわけでして、あっという間に半分のバンドが終了。

ここからは折り返し点。

後半戦は「パート、2」に続きますよ。

お楽しみに!!~~それではまた~~~!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
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BRICK(chicago)

2018-10-28 10:44:02 | CHICAGO

煉瓦は、粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。通常は赤茶色で直方体をしている。焼成レンガは原料中の鉄分量および焼成時の酸素量によって色が変わる。日本においては一般的な製法を用いた場合赤褐色となる。耐火レンガは炉材にも使われる。 ウィキペディア

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地下鉄 澄川駅そばのライブ・バー

2018-10-27 16:45:32 | Live告知

2018、10、27(SAT)

1年ぶりにSTA企画ライブ

LIBERATION VOL,44

場所:札幌市南区澄川3条2丁目ハイツリービル3階

LIVE BAR~MODAN TIME

ほぼ1年半ぶりにSTAがやってきます!

全6バンド

入場料:1ドリンク付き 1、500円

PM5:50 open    pm6:20 play

出演バンド

1、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)・・・CHICAGO等の強烈なるブラスロックが吹き荒れる!!

2、CONCEPTION・・・ジャパニーズ・フュージョンの雄カシオペアのカバー。華麗なるパフォーマンスは必見!必聴!

3、WOOD BLOCKERS・・・お馴染み個性溢れる昭和歌謡などをテクニカルに再現する愉快で渋い3人組み。

4、幕の内・・・オリジナルとジャンルを超越した豪華絢爛なるカバーソングをトリオで和やかにプレイしてくれますよ!

5、TPG・・・マニア垂涎の超絶技巧派集団がジョー・サトリアーニなどのインストウルメンタルを目一杯豪快に披露!

6、d3・・・一筋縄ではいかないシゲ率いるツワモノ達が独創的なるオリジナル・ロックを引っさげ満を持しての登場!

豪華なバンドがたくさん出演します。乞うご期待!!詳細はSTAメンバーまで。

タイムテーブルです。

5:50 開場
1、conception 6:20〜6:50
2、幕の内
7:00〜7:30
3、d3
7:40〜8:10
4、TPG
8:20〜8:50
5、wood blockers
9:00〜9:30
6、the sapporo transit authority
9:40〜10:10



 
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RIBON(chicago)

2018-10-25 23:55:30 | CHICAGO

リボンとは、ひも状の織物のこと。一般に平たく細長い形状をしている。髪や衣服の装飾、または贈答品や表彰をするときに使われる。 リボンは古代ギリシア・ローマから広く使われている。16世紀から17世紀ヨーロッパでは、男女問わず広く使われた。日本で使われるようになったのは明治以降である。 ウィキペディア

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シンガーソングライターのジョンデンバー!^_^

2018-10-25 23:51:54 | free form space

シカゴファンのお友達レディの方が「ジョンデンバーも大好き!」と聞いてふと思い出したのが、愛用のカラーボックスの引き出しに1981年に来日したジョンデンバーNHKホールのステッカーを貼り付けていた事。
あいにくそれは今夏、実家へ運び込んでいたのだった。
本日、紅葉を見に行った際にしっかりと撮影。
ウルトラマンのステッカーはご愛嬌だよ!^_^

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hollywood walk of fame(chicago)

2018-10-25 07:34:33 | CHICAGO

ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームHollywood Walk of Fame、直訳からハリウッド名声の歩道とも)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッドの、ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道のことである。

ここには約5kmほどの間に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが埋め込んであり、観光名所となっている。毎年星の数は増えており、追加する際のセレモニーには本人も参加する。

1959年より、ハリウッドの商工会議所により設立された。最初の半年で1,500以上の星が埋め込まれ、1994年にその数は2,000を超えた。現在では毎年6月に、映画テレビ音楽ラジオ舞台の5つの分野で活躍した人物を対象に、20名ほどの候補者から一般の投票によって選ばれる。

〜ウィキペディアより〜

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楽しかった青春時代の思い出深き相棒!

2018-10-25 07:31:14 | 楽器館

昨日、ある重大なる要件にて超久しぶりに写真のベースを押入れの奥から取り出しました。
こいつは思い出深い初めて買ったベース。
高校冬休み期間中に雪投げのアルバイトで(炭鉱町に野郎ができるバイトはこんなのしかなかった…)貯めたお金を手に、いざ、札幌に出向いてベース・ギター購入と思ったのですが、想像以上に値段が高くて手が出ず・・・。
あきらめてベースギター教則本だけを買って帰ろうとしたら(これもやっと狸小路で見つけて大喜びしたら定員さんに微笑まれた)一緒に札幌へ遊びに来ていたクラスメート達も必死にベースギターを探してくれていて、その中の一人が「札幌駅前デパート内にある楽器店に予算内のブツ発見!!」との情報あり。

夕暮れ迫る中、皆で「それっ!!」と駆け込んで展示されている写真のベースとご対面。

あちこちに傷ありで特価扱い品。型番を見ればEB-270エレキベース27000円(定価)なんだけど20000円ちょいの破格値に!小物も必要なので「ピックやケースをサービスして!」と皆で交渉しても店員は「駄目」の一点張り。

でもシールドコードは付けるとのこと。後々わかったことですが、これはもともとの付属品の短い粗悪品でノイズが酷くすぐに断線・・・。

とりあえず念願のベースを専用ダンボールに梱包してもらい、それを抱えながら最終バスぎりぎり間に合って乗り込み帰宅しました。持つべきものはありがたき友人達ですね。
それを見た別のクラスメートからは「木琴を買ったのか?」と言われましたが・・・。

今の時代ならけっこうアクセサリーはサービスでもらえるんですが、ソフトケースもなし。

で、今度は夏休みに炭鉱トロッコのアルバイトに汗して貯めた虎の子で再び札幌狸小路の楽器店にてめでたく写真のハード・ケースも購入しました。
それらの楽器店もデパートも今はすでになくなっちゃいました。とりあえずコピーモデルだけど、ピーター・セテラやジャック・ブルースと同じ形だあ!!と大喜び。

ベースは1VOL,1TONE。黒のフィンガーレストがピックガード上に装備されています。邪魔くさいだけで使いませんが。ブリッジ後方のダンパーレバーを引くとミュート用スポンジがアップしてウッドベース・サウンド効果を演出。でもこれもまったく私には必要性を感じない…。
ブリッジカバーはとっくに外しました。

2P・Uに憧れていて、いかにもリアP・UがあるかのごとくPUフェンスも付けていました。若気の至り。それもとっくに外しちゃった。

そのパーツは友達が札幌に出かける際に、これまた別の楽器店(パルコ斜め向かい)にて買ってきてくれたもの。よってネジ穴跡あり。

ベース弦はベースと同じメーカーですがイギリス製。写真でも確認できますが,ブラック・ナイロン弦。

今も学生時代に張ったままの状態です。グレコ弦ビニール・ケースまで残っていました。

黒い太目のストラップは当時の友人に貰ったもの。本人はこのことも忘れているでしょう(笑)

ベース楽器は木材だから湿気を嫌うので乾燥剤を入れておけ!と友人に言われて、当時は楽器専用の物なんてなかったので、お菓子に付いている乾燥剤を片っ端からぶち込んでいましたが、これって結局は乾燥の度合いがキツイみたいです(アラレ菓子のものも混入)。

当時使用していたあらゆる形のピックもケース内に散乱(割れているものもあり)。いくつかは友人に貰ったものですが、これも本人は覚えているかな???^_^
ユニオンジャックは専用のシールをピックに貼ると、ここに貼りつくという優れもの。
笑っちゃうくらいのポンコツベースで別に弾く訳でもないけど、可愛いくてほろ苦い思い出のこいつはずっと手放せないでいるでしょう!
バブルの頃、中高生たちが、簡単にギブソンやフェンダーなどの数十万円する楽器をホイホイと購入する姿を見るたびに複雑な心境でしたねー。

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