THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

latin rock for gringos with tris imboden

2011-12-26 01:33:20 | free form space

chicagoのメンバーで最初に教則物を発売したのは、ナイスガイ・トリスです。

ビデオ(フォト左)は1993年、DVD(ピクチャーディスク輸入アメリカ製フォト右)は2007年発売。

収録時間50分、両方ともに詳細なタイムテーブル、譜面が付属しています。

トリスといえば、サンダー、ケニー・ロギンス、CS&N,ホンク、チャカ・カーン、高中正義、スティーヴ・ヴァイ、リチャード・マークス・・・と数多くのバンドやミュージシャンのライブやレコーディングに参加してきました。

ケニーとの活動が最も長く有名(このバンドで来日もしていますし、ライブエイドにも参加しています)。

シカゴは「21」からドラムスを担当しています。

さて、教則の話題に戻しましょう。

内容は本人の解説に導かれて4部構成で進行します。

まずはウォーミングアップから。

これを怠ると腕と足を痛めるからね・・・とプレイしてくれます。

ダブルストロークロール、パラディドル、お得意の6連符リック。

そしてケニー・ロギンス、リチャード・マークス、スティーヴ・ヴァイの曲へ。

全世界同時1位に輝いた「フット・ルース」は最初に生ドラム、後からシモンズを重ねたこと。

プロデューサーとのエピソード、得意技の導入、ゆっくりプレイのデモンストレーションと手足の動きをジョークなどを交えつつも丁寧に説明。

後半は自身のバンド「シシリア・ノエル&ザ・ワイルド・クラムズ」を従えてラテン・グルーブを披露。

スペシャルゲスト、ルイス・コンテを招いてのサルサは絶品。

最後はお気に入りのフィルを惜しげもなく紹介してくれます。

中にはテリー・ボジオから拝借したフィルも公開。

正直にそういうことも、種明かしで言っちゃうところが益々好感度アップですね。

ちなみにビデオのほうには8枚の日本語対訳書が付属しています。

そしてDVDのほうにはボーナストラックとしてシカゴのステージでトリスの真後ろにカメラを固定して彼のドラミングが中心となって延々と結構な時間拝めるという美味しいサプライズ。

ほかのメンバーもこういうのどんどんと出してね。

あ!近々、シカゴ&ドゥービーのDVD、ボビーのソロが登場予定です。

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CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY

2011-12-25 20:23:56 | free form space

ダニー・セラフィン率いる6人編成からなるフュージョン・バンド「CTA」のファーストアルバム「FULL CIRCLE」(輸入盤のみ)。

全13曲入り(ボーナストラック含む)。

ホーンセクションがいないかわりに、キーボード奏者が2人という編成です。

サウスポーギタリストのマーク・ボニーラはキース・エマーソンとのプロジェクトにも参加していてアルバムを発表、来日公演も行なっています(朝のワイドショーにも生出演、生演奏していました)。

ソロアルバムも出しているので、ギターフリークの間ではもうすでに有名人です(企画モノにも参加しています)。

いきなりチャック・マンジョーネのナンバーからはじまるこのアルバム、9曲がシカゴ、もしくは関連曲です。

もう涙なしでは聞けません。

またその斬新なアレンジもお見事の一言。

ダニーのドラミングも往年のフィーリングそのままに手癖も衰えることなくますますパワフルさが増していて若々しいです。

他のメンバーもさすがのテクニシャン揃いで随所に見せ場が用意されています。

フュージョンブーム全盛期のあのサウンドでシカゴを取り上げてみました!という感触で決して真新しいことはしていませんが、とりあえずは名刺替わり、ご挨拶程度に出してみました感覚のアルバムといった感じです。

しかしマークのオリジナルやオールマンブラザースの曲(グレック作)以外シカゴからの選曲が渋いし初期の頃を中心に繰り広げられているというのもマニア泣かせです。

「INTRODUCTION」「SOUTH CALIFORNIA PURPLES」「MAKE ME SMILE」「WEST VIRGINIA FANTASIES」「COLOUR MY WORLD」「HAPPY CAUSE I'M GOING HOME」「MISSISSIPPI DELTA BLUES」「I'M A MAN」「25OR6TO4」

どうです!ものすごいセレクションでしょう!!

ちなみに最後の「長い夜」はボーナストラックで2006年モダンドラマーフェスティヴァルからのライブ音源です。

こちらはDVDも出ています。

セカンドアルバムも完成したそうですし、本家シカゴ、ピーター、ビルと続いてここいらでCTA(カリフォルニアね!)初来日なんてどうでしょう!?

是非とも、生のステージで観てみたいものです。

ジャズフェスとかのイベントで呼んでくれないかなあ・・・・・。

いやいや、やっぱり単独来日希望します!!

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THE ART OF JAZZ ROCK DRUMMING

2011-12-25 15:43:45 | free form space

いい時代です。

憧れのミュージシャンによるテクニックを本人の説明付きで懇切丁寧に見せてくれます、聞かせてくれるのですから。

ご多分に漏れず我らがシカゴからも2人のメンバーがリリースしている教則物。

なんとご両人共にドラマーです。

2010年に発売になったDANNY SERAPHINEのDVDは嬉しいことにピクチャーディスク2枚組(アメリカ製品)。

ボリューム満点、見ごたえたっぷりです。

ドラマーでもなく、ミュージシャンでもない方にも、シカゴをこよなく愛する方ならば十分に楽しめる内容となっています。

まず目をひくのがパッケージの表紙でスカイスクレーパーを模したタム群がドドーン!とそそり立つ中にDWセットにてポーズを決める渋いダニー(バスドラヘッドのCTAロゴがいかしてます)。

裏表紙にはバディ・リッチ、ピーター・アースキン、デヴィッド・ガリバルディ、グレッグ・ビソネット等により心温まるコメント。

さて、内容の方なのですが、微笑ましいのがダニー本人によるレポーターが故郷のシカゴに繰り出してデ・ポール大学構内、結成当初無名時代のシカゴのメンバー達が合宿共同生活をしてリハーサルに明け暮れたという当時の住まい、日夜熱い演奏を繰り広げたというクラブ等を巡ります。

フアン達にダニーが逆にマイクを向けてインタビューまでをもこなしちゃうシーンまであります。

肝心のドラミング・テクニック編の方はと申しますと・・・・。

まず、あのテリー・ボジオをホスト役に招いてダニーが対談を進めつつも解説を交えてテクニックを披露。

もちろんテリーとの迫力あふれるドラムソロジャムバトルも必見。

途中、ダニーがスティックを落としても何のその、余裕のプレイは続行します。

課題曲はシカゴ初期のナンバーが大半を占めます。

「イントロダクション」「メイク・ミー・スマイル」・・・・・

バックを務めるメンバー達はCTA。

とても贅沢な布陣によるプレイに時間の経過を忘れてしまうくらいです。

CTAの「長い夜」ライブ演奏もあり、通常の教則物と比較してみてもそのサービス精神に敬服してしまうほどです。

「イントロダクション」1曲にも時間をたっぷりとかけていて要所要所の注意点では体の部分をアップにしてわかりやすく叩いてくれます。

シンバルワーク、キックワーク、特に巧みなハイハット&スティックさばきにはおもわず唸ってしまいますよ。

アウトテイク映像も収録されていて、狭いスタジオ内で1対1にて教え子、生徒(?)の若者ドラマーと向き合って「メイクミースマイル」を一緒に叩いて指導する、なんていうホームビデオも見れます。

この羨ましい若者、よくもまあこうフレンドリーにダニーとニコニコ演奏できますなあ・・・夢のようなひとときなのに。

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STREET PLAYER MY CHICAGO STORY

2011-12-24 22:58:15 | free form space

歴代シカゴ・メンバー中、唯一出版されている自叙伝(2011年アメリカ発売の洋書)がこれです。

オリジナルドラマーだったDANNY SERAPHINEによるこの本。

全296ページにわたり、ダニーの誕生からTHE JIMMY FORD AND THE EXECUTIVES,THE MISSING LINKS,THE BIG THING,CHICAGO TRANSIT AUTHORITY,CHICAGO,CARIBOU RANCH,TERRYの死、DACUS解雇、PETERの脱退、DANNYの脱退、CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY結成、そしてファーストアルバム「FULL CIRCLE」発表までを網羅。

幼少時のダニー、ドラマー下積み時代、ミッシングリンクス、ビッグシング、CTA,CHICAGOのフォトからオンステージ、オフステージはもとよりスタッフとともに、愛する家族達とのフォトまでと超貴重度満点です!

今まで、あまりというかほとんど知らされていなかった事柄がダニーの言葉によって明かされています。

驚愕の新事実や微笑ましいエピソードもあり。

彼の意外な人柄も知ることができて(プライヴェートな面も)嬉しい1冊です。

ハードカバー仕様という贅沢さ。

 

 

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洋書 feelin' stronger every day

2011-12-24 01:05:24 | free form space

現在のところ、シカゴに関する詳細なる書籍はこれのみです。

アメリカで2000年に発売されました(ben joseph著)。

結成時から「26」(live in concert)までを187ページにわたって貴重なフォトを交えて綴られています。

貴重な1冊ではありますが、記載ミスが多々見受けられるのが残念です・・・・。

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vol,61 岩見沢 SOMETHING 2STAGE!

2011-12-05 14:24:49 | Live Set List

2011,12,3(SAT)     岩見沢 SOMETHING

PM8:00~

先週の夕張ライブの時は雨ザーザーでしたが、この日とうとう降ってきましたよ、雪が。

それもハンパじゃあないくらいの量が。

こいつは根雪になるかな・・・?

今回の会場はSTA初出演。

ビル4階までエレヴァーターに乗っていくとあちこちにSTAライブの告知ポスターが目に飛び込んできて身の引き締まる思いに駆られます。

オーナーの方がまた、びっくりするくらいに若くて素晴らしい方なので入って早々挨拶もそこそこに盛り上がってしまいました。

店内もリニューアルしたてで、広く華やか。いつものようにステージはSTA仕様に模様替え。

BGMはまたシカゴの「33」でクリスマスムードを演出します。

メンバー達はもちろんのこと、早くも続々と来店のお客様達もドッサリと雪を被っています。

外は相当にたいへんなことになっているんだろうなあ。

ここはとっても気持ちいいくらいに居心地がいいのに。

STA今回は久々の10人編成でステージに立ちました。

会場を埋め尽くしたお客様達にまずはマスターから直々の御紹介を頂き恐縮ですSTA。

マイクを引き継ぎマサからのバンド名コールも高らかに開演です!!

***MEMBER***

MASA・・・B  VO  CHO  PER  WHISTLE

NOBU ・・・G

KENJI・・・PER  CHO

MITSU・・・TB  PER  RECORDER

KEN-ICHI・・・TP  PER  CHO

KOH-CHAN・・・TS

OKA-CHAN・・・AS  PER  CHO

KEN-SUKE・・・TP  PER  CHO

ULTRA-I~YAN・・・DR

RONNIE・・・VO  CHO  PER

 

***SET LIST***

①st stage

1,FREE(自由になりたい)・・・chicago

2,~SUPER STITION(迷信)・・・stevie wonder

3,~GIMME SOME LOVIN'・・・the blues brothers

4,QUESTIONS67&68・・・chicago

5,SUNSHINE OF YOUR LOVE・・・cream

6,~FUNKY STUFF・・・kool&the gang

7,GET IT ON(黒い炎)・・・chase

号砲一発、強烈なビートで導かれた1曲目。

そうです、遂にイーヤンがドラマーとしてライブ初登場!

先週ドラマーだったケンジはパーカッショニストとしてリズムで絡んできます。

第一声のロニー&マサのボーカルから本編突入。

あっという間にエンディングを迎えるも間髪入れず今度は跳ねのリズムにチェンジで2曲目。

メインリフを吹き鳴らすブラス隊には、コーちゃんも復帰したので5人体勢です。

どんどんと曲は進行します。

メドレー怒涛の3曲目は、アップテンポのドラムイントロに変身。

ヴォーカルもロニーからマサにバトンタッチ。

先月のウィンウッド来札記念として「キタエール」でも披露されて、シカゴでもおなじみのストレートロックンロール・ナンバーを演奏。

お客様達も目前でいきなりぶちかまされたブラスロックに一瞬、びっくりした様子でしたがすぐにその迫力に全身で反応してくれて空間が一体化となりました。

再度のマサによる御挨拶に続いてシカゴのデビュー曲へ。

とにかくイーヤンのドラムがかっこいい。

マサはドッカン、ドッカンと大砲を背中に打ち込まれているような恍惚状態に陥りそうなくらいでした。

独特のセンスバツグンの器用なドラミング、正確なリズム、決して衰えることのないパワー、そして遊びまでを取れいれる余裕。

一度も全メンバーによる合同練習ができなかったにも関わらずにですよ。

そして機転がきき要領のよさ、タフさにも脱帽です。

さらには全曲のテンポを数字で記載しています。

ドラムセットに座ると見えませんが常に素足でプレイします。

細かなニュアンスを表現するためにダイレクトな感触を重要視しているとか。

長年に渡って培ってきた経験の痕跡がそこかしこに見受けられます。

ライブはアメリカンからブリティッシュサウンドにムードを変えます。

先ほどのウィンウッドと一緒に来札したクラプトンにちなんでのクリームナンバー。

会場からも曲を紹介するたびに「おおお!!」と怒号が飛び交います。

STA異色のハードロックから、おもむろにケンジのけだるいカウントに導かれてマサのホィッスルが店内を切り裂く。

たぶん、会場中のお客様達は「このバンドの正体はいかに・・・・?」と注視していたのでは?

あるお客様は「チャーのようなバンドかと思ったよ」と言ってたくらいですからね。

「早いもので第一部のステージ最後の曲となりました。シカゴのライバルバンドとして1970年代初期には大人気で来日公演も一度だけ行われました。飛行機事故という悲劇的な結末で消滅してしまった伝説のバンドの代表作をやりたいと思います」

MC中もあちこちから「うんうん」「へー」と相槌を打っている声が聞こえてきてきます。

皆、暖かい人々ばかりでSTAのメンバーも全員、俄然気合が入っています。

ここで休憩タイム。

「もっと時間、曲目、音量も気にしないで思い切りやってよ」と言われちゃいました。

マスター率いる「something band」の時間です。

タップリと古きよき時代のサウンドに浸ることが出来た至福の時。

「ラバンバ」「ロコモーション」「プリーズ・ミスター・ポストマン」「ならず者」「バンバンバン」「イッツ・ソー・イージー」「アイ・キャント・ターン・ユー・ルーズ」・・・

女性メンバー2人(KB&VO)とASを擁するこのバンドは、懐かしのスタンダードナンバーを次々と繰り出してくれました。

マスターの人柄が滲み出る温和なトークを交えつつライブが進行する中、常連さん達からの声援を何度も浴びてドンドンとヒートアップ。

のりの良いダンスナンバーからバラード、軽快なロックンロールまであっという間のステージでした。

まだまだ観たかったなあ・・・・。

マスターと弟さんとのツインギターが微笑ましくも羨ましいくらいです。

理屈抜きでいいですよね、こういうシチュエーションって。

しばし、歓談のひとときを過ごして喉を潤しつつも再度STAはセッティング&チェック。

PM10:00~

***SET LIST***

②nd stage

1,MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑を)・・・chicago

2,~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)・・・chicago

3,GOT TO GET YOU INTO MY LIFE・・・the beatles

4,THAT'S THE  WAY・・・K,C,&the sunshine band

5,SPINNING WHEEL・・・blood sweat&tears

6,I'M A MAN・・・chicago

7,VEHICLE・・・ides of march

8,25OR6TO4(長い夜)・・・chocago

----encore----

9,PETER GUNN・・・the blues brothers&sarah vaughan

 

実は第一部のSTAステージではバンド側も観客&スタッフサイドも手探り状態でお互いの様子を伺っていたんだと思います。

でも曲目が進むにつれてすっかり和んでしまい打ち解けてしまいには、はじけまくってしまいましたね。

これもまたライブの醍醐味だと思います。

生の直に伝わる面白さ。

だから大まかなセットリストを組みつつも細かな指示は一切、決めません。

MCも行き当たりバッタリ。

客席やスタッフをいじったり、その場の気分で言いたいことを言うだけ。

台本をあらかじめ用意していてもその場の雰囲気で流れが急に変更になる場合もあります。

それが如実に現れたのがこのセカンドステージでしょう。

舞台に立つと正面カウンター右側になんと1973年シカゴ来日公演パンフレット中綴じライブフォトピンナップが神々しい輝きを放って飾られているのが目に飛び込んできました。

STAのライブに合わせて貼ってくれたのかと思ったら偶然だとのこと。

それに連動したわけでもないですが、そのシカゴの初期サウンドの象徴ともいえる名曲からスタート!

ブラス隊も後半戦ではずいぶんとリラックスしてきて堂々たる貫禄。

あちらこちらにこのジャンルが好きで好きでたまらない!という表情の方がニコニコしながらうなずきながら見入ってくれています、聞き込んでくれています。

2曲目はこの店の名前「something」がビートルズから命名されたと聞いていたのでオマージュとしてこだわりのナンバーを披露。

シカゴ結成のきっかけソング。

今年のシカゴ新譜「34」のライブ音源でめでたくも遂にオフィシャル発表されたラヴァーソウル収録のこれこそが元祖ブラスロックナンバー。

ひときわ大きな掛け声がかかりました「YEAH!!!」。

そして俄然のって饒舌になってきたマサが会場を煽ります。

「サムシングバンドさんの勢いに負けていられませんよ。うちもここいらでサーヴィスタイムに突入です。

一丁ダンスナンバーでディスコしましょう、フィーヴァーしましょう!マイアミからの大御所バンドの曲をやります」

「OH!!」

会場から期待の声が沸き起こります。

ちょっとじらしつつも・・・「KC&the sunshine bandと言えば・・・・?」

間髪入れず客席から大きな声で「ザッツ・ザ・ウェイ!!」「ALL RIGHT! THAT'S THE WAY!!」1・2・3・4!!

すると老若男女問わずやっぱり皆さん、踊りだしてダンスフロアと化してしまいましたね。

素晴らしいノリのいいお客様達に刺激されてバンド側も益々勢いが増してきた。

次の曲も本来ならば予定外だったものでしたがマスターからの熱いリクエストにお答えして急遽導入。

「シカゴのライヴァルバンドの代表曲でウィークエンダーでもこの曲は有名です。」と言っただけで「スピニングホィール!!」と当てられちゃった。

ツボにはまってますね。

この曲はミツの独壇場。

ほとんど彼はぶっつけ本番でこの難曲を楽々とこなしていました、さすが。

ジャズミュージシャン、ミツの本領発揮です。

トランペットソロの部分を今回、初めてトロンボーンソロに変更。

このジャジーなパートでは感嘆の声が漏れていました。

圧巻はエンディングのリコーダーソロ。

これ、まったくリハなし。

マサは直前になってから「ところでリコーダーは吹くの?」って聞いたくらいですから。

ばっちりとはまって会場からは笑いと驚き、歓喜の声が沸きあがります。

今までにもこのリコーダー部分は多くのメンバー達が吹いてきましたが、残念なことに皆、幼稚園児レベル以下でした・・・・(笑)

この日のミツはばっちりだったね。

前曲からここいらが一つの見せ場です。マスターが思わずミツに向って感動して「what your name?」ミツもすかさず「my name is mitsu!」

マサも「ああ、ええっと・・・あとでメンバー紹介しますんで・・・・」

再度、ウィンウッド来札記念第2弾のナンバーをベースのリフから突入。

ここでもほぼ打ち合わせなしでケンジ&イーヤンとの火花散る打楽器ソロバトル。

マジでドラムセットがぶっ壊れるかとヒヤヒヤしました・・・・。

さあ、女性ダンサー達を招いて残り2曲です。

「今度はカウンター左側に飾られているシングルレコードの曲をやりますよ」

ロニーは五木ひろし風にマイク片手に歌いながら会場を練り歩き握手。

メンバー紹介では、一人一人に惜しみない拍手を送ってくれました。

メンバー中には有名人もいるようで「知ってるよ!!」の声が。

「さてと、いよいよ最後の曲となってしまいました、最後は・・・・」「もしや、あれかい?」「あれです・・・そうです!今夜はいかした長い夜です!!」

もうこの時点がこの日のライブのドピーク、沸騰点だったのではないでしょうか。

全員が狂っていましたから。

「ファッキン・グレート!」

アンコールは即興ソロの掛け合いが面白い「ピーターガン」

コーちゃん、ミツ、そしてケンイチもノブにソロを手渡します。

ミツがブラス隊に指を立ててリフのカウント合図を送ってエンディング。

2011年の締めくくりとしてはとても幸せなイベントでした。

感謝の一言に尽きます。

帰宅の途につくお客様が皆、握手を求めてきてくれて「また、来てね、良かったよ、カッコよかったさ!」と絶賛してくれました。

メンバー達も大満足。

常連の方達はマスターとは数十年来のおなじみさんとのことです。

マスターの人徳ですね。

マサはここで思い出した・・・「おっと、駐車場は12時終了だったっけ・・(残り10分!)・」

慌てて雪降る中を駆けていき支払いを済ませて受付のおじさんに尋ねた。

「24時間営業のパーキングってこの辺にありますか?」

「いいよ、お金はいいからこのままここに停めておきな。門は開けておくからね」

嬉しいなあ、暖かい人情にふれてホクホク気分でした。

深夜、楽器満載にして12号線をひたすら札幌に向って走っていたら除雪車総動員で滅茶苦茶に渋滞していましたが。

SPECIAL THANKS TO・・・RISA&TEIKO&MIKASA&CONGA&COCA-COLA&POP-CORN&PARKING&CHICAGO33&2011!YEAH!!

コメント (2)
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CLAVES

2011-12-03 10:44:45 | 楽器館

CUBA製品

MITSU

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YAMAHA RECORDER

2011-12-03 10:38:39 | 楽器館

MITSU

SOPRANO

YRS-388Ⅱ

BLOOD SWEAT&TEARS[SPINNING WHEEL]のエンディングにて使用。

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MARACAS

2011-12-03 10:30:27 | 楽器館

バリ製品です

OKA-CHAN

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PERCUSSION

2011-12-03 10:20:36 | 楽器館

KEN-ICHI

バリ製品。

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