THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,210 FRIENDS LIVE89 IN STARLIGHT(FLAG編)

2024-03-22 19:32:44 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に流れるBGMはマサ持参CDRのBLOOD・SWEAT&TEARS・LIVE1980。
通称BST
ミツ曰く「今ならばワールドワイドにBTSのほうが有名だからスペルミスだと思いっきり指摘されちゃいそうだよねえ」とのこと((´∀`))
まあ何はともあれグッと雰囲気がでてきた。

まずはスターライトのステージ備え付けの楽器、アンプ類の説明をば。
ベースアンプはハートキー440
ギターアンプは3台。
ローランドJC-120
フェンダーツインリヴァーヴ80
マーシャルDSJ100
ドラムセットは白いシェルのパール製

3番手に控えしは我らが盟友のバンドでもあるFLAGだ
男気溢れるオリジナル・ロックを披露
18:15~18:45

そういうわけでして、アッと言う間に中盤戦の時間となりました。
早いもんだねえ。
はい!
さてさて皆さま、いよいよもって、佳境に差し掛かってきました!
次のバンドは、魂のシンガー塚本くんが率いるバンド、FLAGだ!
毎度お待たせしました。
今か今かとワクワクドキドキ、痺れを切らしていたことでしょうよ。

FLAGは、この日の出演バンド中一番骨太なハードロックを、これでもかあというほどに轟かせてくれました。
しかも全曲オリジナルはこの日FLAGのみだ!。
北海道が誇る唯一無二の存在。

全員男性で編成された剛腕の不動4人組。
彼らのライブを見るのは6度目だけど、個人的にもずっと楽しみにしていました。
(去年12月16日のルアレルヴァ以来。
STAやパープルブリンガーとの対バンで)
本当は去年の1月にも対バン予定だったのに、コロナのせいで残念ながら延期になっちゃったんだよね・・・・。
でも、それ以降はコンスタントに対バンが実現しているから感無量の極致だ。
噂は一気に拡散して、方々でその筋のウルサガタを唸らせてもいるよ。
フラッグは一昨年の5月15日(日)にSTA企画「リブレーションVOL,54」にも出演してくれた。
で、お返しとばかりにフラッグの企画へSTAが初参戦したのが昨年6月4日(日)。
あれは、ジッピーホールだった・・・。
その後も「フレンズ・ライブ(なんとオオトリをつとめた!)」でも、一緒だった。(やはりルアレルバで)

さあ、さっそくメンバーの紹介といきましょうか。
と言っても、古くからの知り合いなんだけどね・・・・((´∀`*))。

全身ワイルドな衣装で潔く決めたボーカル&アコースティック・ギター担当(イバニーズの12弦&ワイヤレス仕様)は黒いハットとサングラス姿もカッコいいリーダー塚本くん。
そうです、あの個性派バンドSOENや、弾き語りで札幌界隈の音楽シーンを席巻している彼。
以前マサもホットタイムで対バンした後に、SOENのCD2枚をプレゼントしてもらったよ。
感謝の一言に尽きる。
頭の下がる思い。
これも、麗しき友情の証だね。
フラッグは、ホットタイムの常連なんだそうだ。
毎度おなじみ、トレードマークの骸骨マイクは持参品。
これ一見シュアーに見えるけれどもレプリカらしい。
音質が明らかに違ったもんなあ。
これを黒いストレート・マイク・スタンドにセッティング。
見栄えは抜群だったよ。
正にミュージシャンの鑑だね。
たくさんのSTA写真提供にも感謝だよん

ギター&コーラスはマスクくん
(全身をラフに統一。
Tshirt、ベルト、ジーンズ、リング、靴に至るまで。
ペンダントが1ポイント。
本当は違う服を着る予定だったとフェイスブックで暴露していた。((´∀`*)))
でも十分にロッカーとしての佇まいはピカイチ。
更に最近は嬉しいことに長髪でイメージチェンジを図ってきた。
これがまた素晴らしくて大好評。
本人も気をよくして「トリートメントをしっかりやるようにします」と上機嫌。
ルックスがいいと、何をやってもお得感が満点。
(写真参照のこと)
彼との付き合いがマサは一番古い。
そもそも、彼はD3というトリオで活動中にスタジオリハで知り合い、「リブレーション」に数度出演してくれた仲だ。
まあ、相変わらず若々しくてエネルギッシュな奴だね。
赤ボディのレスポールJRを使用。
(当然ワイヤレスに接続)
彼は器用に自ら使用するギターを制作するらしい。
シュアーのSM58マイクを持ち込み。
備え付けのマーシャルアンプをセレクト。

テクニカルなベースは治くん
(コーラスも兼任。
ますくと同様にシュアーSM58持参)
愛器の紅いボディカラー・アリアプロⅡを使用
(SBーR80ローズ指板)。
フィンガー・ピッキングでビシビシ縦横無尽に弾きまくる。
彼とは、数年前の7月に小樽・浅草橋オールディズナイトに対バンした際、炎天下の元、控え用テント内でお互いに初めて会話をして盛り上がり意気投合。
もちろんベースやロックのルーツについてだ。
その時、治くんのベースアクションを見てマサはふと思った。
ボディーパンチ、フレットを上部から押さえる。
極めつけは、ボディ裏から腕を伸ばしてのベースプレイ。
トドメとばかりに、ワウペダルをここぞという場面でブイブイ駆使して盛り上げていましたよ。
一昨年のスターライト・ライブ直後には、マサが即行で駆け寄って問うた。
「もしかしてルディ・サーゾが好き!?」
「やっぱり、わかりましたあ!!??((´∀`*))」
「だってあのプレイスタイルでしょうよ。
俺がベーシストとして、一番リスペクトしているステージパフォーマー!
クワイエット・ライオット初来日の中野サンプラザ最前列で見て狂っちゃったのさ。
あんな凄い動きをする圧巻のベーシストを見たことがないから、新鮮なショックを受けた。
あの感動は今も冷めやらないよ。
長い髪の毛が巻き付いた汗でびっしょりのバンダナ2枚を受け取ったんだよ。
あれは一生の宝物さあ」
「僕もホワイトスネイクで見ました」
「ベースを床に置いて弾いたり、クルクル回りながら頭に乗せて弾いたりもするんだよね」
「そうそう!!
以前に出番直前までステージ裏手のテント前でマサさんとずっと会話したんですよ。
覚えていますか??
アン・ルイスのカバーバンドでした」
「ええ!!?
ああ!?・・・・、思い出した!!
あの時はリッケンバッカーだったよね。
それでレミー・キルミスターの事で盛り上がったんだよなあ!
しかし、こんな話題で熱くなっているのって、ここでは俺ら2人だけだよね。
ルディのことに気づいた人、ここにはいないだろうなあ・・・・」
いやはやなんとも、マニアックなベーシストコンビが奇遇な再会を果たした一幕でした。
(周囲は苦笑していた…(-_-;)
今回、彼が駐車場から豪快に闊歩する姿を見ていたけど、それはロックンローラーそのもの。
黒いサングラス、ジーンズに黒いTシャツの背中にはご存じ「今日もカツラーメン」の文字が!!((´∀`*))
とどめはテンガロンハット&ワイヤレス仕様!
この間聞いたんだけど、実はフィンガーピッキングにチェンジしたのは4年前からなんだそうだ。
羨ましいくらいに何かと器用な男だ!!((´∀`*))
補足ながら・・・・料理の腕前も一流!
そしてメンバー達も知らない仕込みもご用意しているのだとか・・・・。
それは後程のお楽しみ。
常に1ステージごと全力投球で、惜しみなくエネルギーを注ぎ込むのだ。

いつも落ち着き払って佇む姿が神々しいドラムは秀くん。
キャップとメガネを装着。
黒いTシャツの胸には太くて赤いアルファベット文字で神々しく「WE WILL ROCK YOU」
2月に来札したクィーンへのオマージュか
仕事を終えて急遽ルアレルヴァに駆け込み、ギリギリで本番に間に合いました。
良かったね。
もうこうなりゃあ、ライブで完全燃焼するのみ!

フラッグからメッセージが届いていますのでここに掲載
「結成3年のオリジナル・ハードロックバンドです。
札幌近辺で以前から豪快に活躍しているツワモノ達を集めました!
今年も相変わらず全力でのライブを繰り広げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!!」

因みにステージ備え付けの時計は6分遅れてるし・・・・(-_-;)

はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきてますか。
準備万端整いましたよ。

それでは前置きがとっても長くなったので、そろそろ「フラッグ・ワールド」のライブ・レポート開始と参りましょうか。
心して臨め!
必聴&必見!!

司会進行役も務めている主催者のヒコちゃんがステージ上でワイヤレスマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

「ロックンロール・シンフォニー」から威勢よく開始
初めて聞く曲だなあ
タイトルのイメージからしてブリティッシュクラシック様式美・・・??!!
と思いきやそうは問屋が卸さなかった。
ヘヴィーこの上なき快感にまみれた
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
元気一杯に貴重なロックショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
ブレイクの連発で掴みはバッチリとオーケーさ
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃。
序盤戦にこれほどふさわしいスピードチューンはないでしょう
全身全霊を込めた咆哮が熱烈にほとばしる
グイグイと硬派なグルーブが押し寄せてくる
メンバー全員がアグレッシブ過ぎるぞ
すでにエネルギッシュなギター・ソロのプレイで汗だくだ
一切の手抜き無しに動き回る
その前後左右のフォーメーションが自然体で不覚にも見入ってしまった
言葉を失うほどに阿吽の呼吸の流れがお見事の一言に尽きる
一体全体どこに目を配れば良いのやらと嬉しい悲鳴が漏れる始末
サウンドメイキングも素晴らしい
知らないで聴いているとベテランのプロが作った曲だと思い込んじゃうほど
何から何までもがとってもハイクオリティ
まずはご挨拶替わりといったところ

矢継ぎ早にお約束の定番ソングで
すこぶる爆音炸裂なドラムによるイントロから「BLUE TRAIN」
ストレートすぎるハードで豪快無比なる波状攻撃だ。
そこに絡みつくようなリズム・セクション相棒のベースが、怪しげなメロディを刻み続ける。
それと共にアクセントとして、コブシをベース・ボディに連発で叩きつける。
ありとあらゆるテクニックを最大限の武器として熱きパフォーマンスが火を噴き続ける。
それに負けじと追い打ちをかけるがごとく、遠慮ない切れ味鋭いミュート・カッティングを注入するマスク。
一聴しただけで往年のサイケデリックなナンバーと判断した。
おいおい、今までに見てきたフラッグよりも数段ギアが上がっていないかい!?
さすが、百洗練磨の猛者集団だけに、客の心を手中に収めるのもお茶の子さいさい。
半端ないドライヴィング・ステージングにこちらサイドは、すでにお手上げ状態さ。
グイグイと強引なまでの采配に、いつの間にか引き込まれている自分に気づいた時にはすでに手遅れ。
言葉を失うほどに、誰もが一瞬で金縛り状態。
彼らの術中にはまるという算段だ。
何という空恐ろしくも心憎い野郎ども。

間髪入れずにメドレーで「SKY」
一転してダンサンブルなビートが轟き渡る。
ドラムフィルに先導されて印象的なこだわりのベースラインが、ダイナミックにウネリまくる。
追随するギターのコードも超絶。
左右に陣取る弦楽器コンビネーションが、阿吽の呼吸で見事。
これってもしかしたら、レッド・ホット・チリペッパーズからの影響を多大に受けている、マスクの自己主張が反映された結果かいな!?
だとしたら、狙いは的中のご機嫌ソング。
スモークがモクモクとステージ全体へ漂いはじめて、いやが上にも盛り上がる。
こいつは効果覿面ですこぶるエキサイティングだね。
ムード溢れるこの異空間に酔いしれてみるにというのも乙なものさ。
いっそのこと全身でドップリと体感してみてくださいな。
煽りまくるようにオサムちゃんのベースラインが、ブリブリとセクシーなフレーズを描く。
男女のダンサーがもはや居ても立ってもいられないとばかり、ステージ前方に飛び出して踊り狂っているではないか。
塚本くんの頑固一徹ヴォーカルは、STRONGヴォイスが売りの注目株。
その強靭な雄叫びの様は痛快すぎるほど。
マイクさばきや、一挙手一投足に目が釘付け。
世良公則ばりなシャープな動きが自然でグルーヴィー。
鋭い眼差しで拳を握りしめて、腰を揺らす挑発的な動きも、ナイスなセンスを伺わせる。
まるでマイクと一体化したような、シンガー然とした振る舞いが鮮やか。
そして歌詞の一言一言が説得力満点なエンターテイナー。
メッセージ色濃厚なるパワフル・アンセム。

「どうもありがとうございます!
え~・・・フラッグといいます。
あの~ヒコさんお疲れ様です
二日前僕のところに今回のイベント連絡がきましたが、本当に大変だったと思いますよ
そしていきなりの無理難題を受け入れてくれたジュンペイマスターもご苦労様です
ここスターライトは僕たちフラッグのホームグラウンドなのでいつもどおりにリラックスしながらぶちかましていきたいと思います
今日はスタッフのサーヤさんは来ていないのかな・・??
休み・・・そうかあ・・・残念
じゃあ次は彼女が好きだという曲をやりたいと思います
これ言ってもいいのかなあ・・・?
僕が27~8歳の頃に行ったある風俗店での女性についての感想を歌にしたもの
内容が内容だけにグッとくるかも
・・・・プライヴェート・ガール」
ロマンティックなミディアム・バラード
でもこのバンドの一筋縄ではいかないところがここでも発揮
どうしても甘ったるいだけの曲調には発展していかない
どこかしらに儚げな余韻を漂わせる旋律がおのずと琴線を震わせてくる
一切のぜい肉を排しコンパクトにまとめ上げられたエモーショナルなアレンジは大成功
咽び泣くチョーキングをふんだんに盛り込んだ渾身のフレーズ。
隠し味としてのリムショットが、実をいうと、大きな肝なのだ。
バンドの面々も懇切丁寧に仕上げてきているねえ。
鋼の涙腺も、徐々に潤んできて決壊しそうなほど。
幻想的なストーリーと共に、ドンドンとヒートアップ。
その表現力と歌唱力で、新たに虜になったオーディエンスも多いのでは。
王道路線のハード系はもちろんのこと、ミディアムからファンクなど何でも己のモノとして消化吸収し、巧みに取り込む、圧倒的な柔軟性とチームワークに脱帽
ガっとやや腰を落とし気味に、濃厚なる音像を紡ぎだすシーンを見つめていると遥か彼方へとトリップしそう。


「人数の少ないFLAGですが・・・・。
メンバーの紹介をしたいと思います。」
一人一人に対し、愛を込めてのアピール。
仲の良さが、こちらサイドにまでヒシヒシと伝わってくる地獄の軍団((´∀`))。
鉄壁を誇るチームワークの賜物。

そして毎度おなじみのTシャツ・コーナーに突入。
「後ろを向いていただけますか」
オサムちゃんの背中に注目。
「今日もカツラーメン」
最早ライブはもとよりSNSにおいても話題騒然。
「皆さん、加藤さんと一緒に土日カツラーメンツアーに行ってください。
そこも含んでこそのライブ
(注・・・治ちゃん曰く((´∀`))。」
「この間は混みすぎて、そのラーメン店に入れなかったさあ・・・・(´;ω;`)」
ちなみに、気が付いたらこのTシャツは相当数所持しているとのこと・・・・。
滅茶苦茶にお気に入りらしいよ。((´∀`))

「FLAGは毎月、ライブが目白押しです。
(超売れっ子!)
見に来てくれたらありがたいですよ!
(汗を拭きつつ・・・)
残りはあと2曲。
次の曲にいきます!
・・・・無限フラッグ!!!」
暴走寸前に危険極まりない、随一のドラムビースト。
アップテンポなリズムを主軸に置いて、猛り狂うトリッキーなベース・ランニング。
チャイナ&スプラッシュシンバルをど派手に駆使した、痺れるようなフィルインにも拍手喝采。
華麗なる乱れ打ち芸。
右手を観客席へと突き出して、メッセージを訴えかける塚本くん。
どいつもこいつも凄まじすぎる。
オリジナリティが、そこかしこに光り輝いているではないか。
羨ましくなるほどの粋な演出と、楽曲のバリエーションも豊富。
ノイジーなギターリックを流しつつも、マスクが踊るように最前列のフロントへ飛び出してきた。
その、スマートな様はファン曰く「イングヴェイ・マルムスティーンのようだ!」と絶賛していた。
入れ替わり立ち代わりのフィンガリングは目で追うのがやっとさ。
火花飛び散らせての猛攻は、まだおさまらないようだ。
満を持してオサムちゃんの神々しきイデタチ。
恒例でもある超絶技巧派の誉れ高き連続技。
最初から最後まで半端ないほどのパフォーマンスに圧倒される。
瞬き厳禁の瞬間。
これぞまさしく「ザッツ・エンターティメント」の極致


メドレーで、最後の「カナリア」が、はじまった。
もうこれでお別れだと意識してなのか、メンバー全員が一体となっての熱演大会。
アクティブなるノリで締め括りにかかってきた。
このセレクションは大正解だね。
レッドゾーンはとっくに振り切れて、デンジャーゾーンへとまっしぐら。
脳天のヒューズもとっくにスパークしちゃった。
手拍子の要求にオーディエンスも快く反応。
この醍醐味はその場にいる者にしか理解できないよな。
一度ハマったらもう病みつきで、抜け出すことは不可能。
会場全体が一体化しての壮絶なる光景。
本物のロックとは何か・・・?
ライブの神髄とは・・・・?
その答えはFLAGに秘められている。
マサ宿命のライバルと目されるオサムちゃん。
淡々と紡ぎ出される怒涛のベース・ラインから、自他ともに認める伝統芸能が繰り出された。
先述の裏手回しての素早き逆弾き、ルディー・サーゾ直伝のボディ・パンチ、フレット上からのフィンガリング、マスクとがっぷり四つに組み伏しポージング・アクションの連続技。
マスクのピッキングは小技がピリリと効いていて小気味よいね。
どうだあ、とばかりに大仰なことをあえてやらかさないで、わかる人にだけ理解してもらえればオーケーみたいな奏法を次々繰り出している。
ギターの教則本さながら。
地響き立てて重戦車のごときツインペダルと、千手観音並みに、乱れ打ち手数王ドラミングが繰り出される。
四者四様のアクロバティックなプレイが、終局へ向かいながらの雪崩込み。
巨大な岩石のごとく襲いかかる。
円熟味を増した渾身のシャウトを連発する塚本くんに、ときめきを隠せない。
喉を余裕綽綽に目いっぱい震わせる。
マサに刺激受けたというジャンピングハイキックを連発する塚本くん。
一時たりともジッとせずに汗飛び散らせる。
感極まった塚本くんが告げる。
「オールライト!オールライト!!」
バスドラ前で片膝をついてポージング。
もうお祭り気分全開でスクリーミング。
ここでもバッチリ虎視眈々と狙いを定めて左足での上段キック。
余力を振り絞った、渾身の高音シャウトは衰え知らず。
厳然としたダイナミズムと、アグレッシブな絶唱はパーフェクト。
この日のライブイベントにメガトン・クラスな彩を添えている。
ロックンロール・モンスターの、エッセンスを忠実に継承している。
研ぎ澄まされた衝撃と、途方もないスケールは説得力が濃密。
秀くんのドラミングは信頼度高し。
安心して各自がプレイに専念できる。
オサムちゃんは、まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげに突然、掟破りのモニター越え大股開きでベースを観客に突き出し演出(写真参照!)。
「カモン!!」の要求に応じて迷わず、熱狂的な女性ファン2人が喜び勇んで駆け寄り弦を掻き鳴らしていたよん
(シーちゃんとアイちゃん(´∀`*))
それだけに終わらず、そのベースを女性に掛けて治ちゃんがフィンガリングプレイで二人羽織状態。
照明もド派手に点滅を繰り返す。
ライブの本質をまざまざと突き付けられちゃった。
能書きばかり垂れ流している頭でっかちな輩どもに、王道のお手本として提示してやりたいくらいだ。
そんなピーマンどもは何人束になって挑んできても一蹴だ
なめて挑んできたりしたら大火傷をこうむるよ。
笑止千万のご用心と告げておこう。
起承転結の盛大なるセットリストも絶妙。
お約束は弦楽器コンビが後ろ向きになって後頭部プレイ、中央で塚本くんがデヴィッド・カヴァーディルばりにマイクスタンドを天井高くに突き上げる!
絵になるねえ。
オサムちゃんがベースギターをグルングルンとぶん回し観客席に放り投げる・・・ジェスチャーのみ・・・((´∀`*))。
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、堂々のフィナーレを迎えた。
無事にフィニッシュ。
硬軟取り混ぜた巧妙なるロックショーに、誰もがやられたね。

「WOW!!
ありがとうございました。
フラッグでした!!」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
クールガイの4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、ベテラン勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****






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