最近はめっきり夜空を見上げる事もなくなってきましたね。
でも、団子は美味しそうだったので購入してきました(笑)
子供の頃は、お金のかからないことを遊びに連動して楽しんでいました。子供のこういう才能って凄いですね。
逆に考えてみると今の子供達はお金さえあればなんでも満たされるんだから、ある意味では可哀想な気もします。
溢れかえる娯楽。
私の時代はテレビが最高の贅沢なるヒトトキ。
男の子にとってのウルトラ・シリーズはその際たるもの。
まあ、自分にとっては白黒の「ウルトラQ」から「ウルトラマン」そして「ウルトラセブン」までですが・・・。
期待にワクワクして「帰ってきたウルトラマン」の初回を見て「ああ、俺のウルトラマンは終わった・・・」と淋しく幕をひきました。
さあ、今週の土曜日にいきなり出演することが決定したベッシーホールでのライブイベント。
本当はしばらくSTA活動を抑えようと思っていたのですが、ベッシーときいた途端に食指が動いてしまいました。
もちろんSTAは初。
マサはなんと27年ぶりです。あのジャパニーズ・へヴィーメタル時代によくお世話になったホール。でもここは数々の伝説的ライブが行われた札幌の老舗。
とても楽しみです。全8バンドのトリをSTAがつとめます。
夜の9時からブラスロックが炸裂します。そのためのスタジオ練習は2回っきり。
1回目はほとんど手探り状態でしたが、最終リハではグッと引き締まりを図りました。
STAメンバーは7人の編成で臨むのですが、結局今回も全員がスタジオに揃う事は叶いませんでした。
それでも寒い中、集結した5人(早くも北海道の山間部では冠雪)。
前回欠席したジュンが合流したので、クニも上機嫌。
ノリノリの演奏が2時間展開されました。
前回の反省点や改良点を即座に実践。
シュウヤ初の難解ソングがいくつかあるので、そこいらを重点的に。
なんといってもシュウヤは、地下鉄に乗っている間もずっと音源を聞き続けているのだそうです。
そうでもしないとさすがのシュウヤでも追いつかないし、まとまらないでしょう。
譜面なんかで曲を追っていっても限界がありますし、肝心のかっこいいノリが醸し出せないし。
例の変態的変拍子を数え切れないほど全員で繰り返す。黙々と。
頭で考えてもダメ。体に滲み込ませないとね。
それを克服できたらば、アドリブにも挑めるし遊び心も芽生えてきますよ。
息もつかせぬ展開の連続。ここを突破できてホッと一息ついていたら置いてきぼりをくらってしまいます。それが幾重にも襲ってくるのですミュージシャンにとってはひじょうにやりがいのある曲。
部分的にマスターできても流れがぎくしゃくしたり、場所を見失ったり・・・。
頭では理解していても、体が思うように反応してくれない。辛いところです。
もう一息だ。エンディングでのベルトーン。最後の1音まで気を緩めることは厳禁です。
5曲分のエネルギーを消耗しちゃうほどの勢いです。ごまかしがきかないところも厄介。
気分転換にアメリカンからブリティッシュのサイケデリック・サウンドへ。ここでは多少余裕をもって挑めますね。
ノブの音がすこぶるへヴィーでウォーム。心地よいほどにうねっている。そのことをマサが伝えると照れからなのか「いつもと同じなんだけどなあ・・・・・」
でも明らかにサウンドが違う。
歪み系や空間系のエフェクター使用がほどよい効果を得ているようです。
インストウルメンタルが今回は珍しく2曲入っているので、ソロ回しの順番やテンポ、強弱などを話し合い。前回のライブではギクシャクする場面が多発したので、しっかりと約束事は守りましょう。想像もつかないような事故が起こっちゃいますよ。
ヨロシクね。
そして官能的な場面を一身に引き受けているジュンがいるので、ヴォーカルが冴え渡る。前回はクニがそこを代理で歌っていたので救われたでしょう!
クニはトランペットとコーラスとパーカッションを、1曲の中で目まぐるしいほどに兼任。
時と場合によっては、いつものトランペットからフリューゲルホーンに持ち替えてプレイ。
こいつがこれまた魅力的。できうる限りの実験を繰り返しています。貪欲なるチャレンジ精神に感服。
クニとジュンによるホーンセクションコンビは最近富にアンサンブルが引き締まってきました。それはジュンもいっていたし。
相手の音を良く聞き、臨機応変に対応。癖や呼吸のタイミングまで阿吽の呼吸でフィットするまでに互いが成長できてきた証拠なのでしょうね。報われつつあるわけだ。
努力の賜物。
マサはすかさず、跳ねまくりのホワイトファンクにリズムやアクセントを注文。
シュウヤもいつも以上に意識的なドラミング。大袈裟なくらいに。それが他のパートに連鎖して、極上のメリハリが生み出されてきました。
最高の出来ではないかね。このぐらいの強烈なるビートが欲しかったのさ。
こうこなくっちゃあ。
ビートルズの曲はシュウヤが他でも以前に演奏したことがあるらしいので、お手軽に望めるでしょう。エンディングだけちょっと確認してまとめ上げ。
曲最後の決めを幾分早めにドラムが叩いちゃうので、もっと溜めてね!と要求。
予備ソングではジュンがサビ歌メロディ、ノブがイントロフレーズ部分をちょっと忘れ気味。一旦休憩に入ってる間に修正を施してやり直し。
残り時間は先週同様にオープニングの面倒でやっかいな曲に延々と着手。
とりつかれたかのようにパートごとに抜粋して、もだえ苦しみながら演奏。第三者が聞いていたら「何事??」と思うことでしょうね。あの部分だけしつこいくらいにやっているんだからさ。
本来はクニが吹くソロをジュンがアルト・サックスにて代理演奏。これがとっても魅力的な響きを醸しだしていてナイス。
突然のブレイクする部分もジュンが懇切丁寧に分解してシュウヤに説明。なるほど、こういう解釈の仕方もあるんだ・・・と目から鱗状態。
ちょっと角度を変えて見つめなおしてみると、突破口が突如として開けるものです。
時間ギリギリまで、まあまあ納得のいく度合いにまでは達せたかな。
あとは本番でこなしていくしかないです。一度ライブで披露したら肩の荷が多少は降りるでしょう。頑張れ!
ファイターズ戦、札幌ドーム2017年は終了しちゃいました。残念ながら今年はふがいない成績でしたが、過去最高の観客動員を達成。
ファン達の熱き想いは変わりませんよ。
ドーム球場にはシュウヤとマサがちょくちょく足を運んでいました。
席は3塁側と1塁側なので、まったく違いますが・・・。
シュウヤはスタジオ練習にもファイターズのオフィシャル・リュックを持参していましたよ。
それでは、ベッシー・ホールにて皆様のご来店を心よりお待ちしております。飲食の持ち込みはオーケーだよ!!