THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,210 FRIENDS LIVE89 IN STARLIGHT(HIKOPRO TEAM A編)

2024-03-23 17:03:04 | Live Set List
HIKOPRO TEAM A
(邦楽ロック)
19:00~19:30

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に流れるBGMはマサ持参CDRのBLOOD・SWEAT&TEARS・LIVE1980。
通称BST
ミツ曰く「今ならばワールドワイドにBTSのほうが有名だからスペルミスだと思いっきり指摘されちゃいそうだよねえ」とのこと((´∀`))
まあ何はともあれグッと雰囲気がでてきた。

まずはスターライトのステージ備え付けの楽器、アンプ類の説明をば。
ベースアンプはハートキー440
ギターアンプは3台。
ローランドJC-120
フェンダーツインリヴァーヴ80
マーシャルDSJ100
ドラムセットは白いシェルのパール製

4番手に控えしは我らが盟友のバンドでもあるHIKOPRO TEAM Aだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、また近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね。
拓郎バンドのシンシアも、しんみりとしたフォークソング風弾き語りではなく、大所帯でのブラス・ロック編成だったもんなあ)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどんに引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のレディースジャパニーズロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

ゴタゴタと語っていないで仲良し6人編成の内訳をここに紹介しよう
この日初めて見たセカンドアクト「ロリーポップ」に引き続いてのヒコプロジェクトだから楽しみにしていたんだけど、いざ蓋を開けてみたら知っている連中ばかりだった

まずは伊達男のヒコちゃん~説明不要だね
この日も主催、司会、タイムテーブルとフライヤーの作成、そして当たり前のように3バンドの掛け持ち
八面六臂の行動派
開いた口がふさがらないとはこのこと
どれだけ強靭な肉体と精神力を持っているんだい
今度機会があればゆっくりと聞きたいところ
見るからに鮮やかなブルーのボディカラーのポール・ルード・スミス
ローズ指板
アームバー付き
コーラスも兼任
ハンチングとペンダントがポイント

ツインギター編成というゴージャスさ
そのもう一人のギタリストはスーパーニヒリズムのフジモトくん
思いのたけはギターに語らせるという寡黙さ
激レアなるストラトキャスターを使用
目にも鮮やかな水色のボディカラーで自己主張
ローズ指板仕様

そして心境著しき妖艶なる美人シンガーのトモッチ
ボブヘアにしたんだね
この日はワイルド過ぎるレザーパンツに黒ロングブーツといういでたち
とってもよくお似合い
彼女を初めて知ったのはヒコちゃんのレベッカカバーバンド「ラズベリー」でのニューシンガーとして
その華麗なるイメージが強烈だったからてっきりJ-POP好きなんだと思った
大体普通はそう思うよね
ところが後々に彼女とライブハウスのソリッドで会話をする機会があった
すると驚いたことにヘヴィーメタルが大好物だと知らされた
そのことを話すときの熱い事と言ったらもう圧倒されるくらいだ
特にジャーマンメタルファンなんだそうで近年はハロウィーン、ガンマレイ系のジャンルにもはまっているそう
頼もしい限り
いつか機会があれば見てみたいものだ
できれば「パープル・ブリンガー」での対バンを希望!
彼女のスクリーミングスタイルも脅威だけどステージにおけるアグレッシブなるパフォーマンスも見どころの一つ
あのスレンダーな肢体からどうしてあんな声量がほとばしり出るの?!と思っちゃう
オフステージ時、カウンター席にてアイちゃんと並んで会話していたトモッチ
な、な、なんと「アイ・ソウル・シブリングス」で客演したこともあるそうだ
なんでも歌いこなすんだね
この2人がボーカルだなんて贅沢過ぎるほど鬼に金棒

いぶし銀のベーシスト・・・ニシムラくん
久しぶりの再会だったなあ
ブルーのボディカラーが鮮烈なジャズベースでのプレイ
ローズ指板
マニア泣かせなテクニックを次々と繰り広げてくれた
決してド派手な自己主張はしないけど、ここぞというときに紡ぎだされるラインは失禁もの
琴線をビンビンに震わせてくれる職人技の持ち主
マサの手ごわい長年のライバル
黒いパーカーとサングラス
目深にかぶった帽子もムード満点
会場の後方でちょっと会話する時間があった
実は話題騒然のASIAカバーバンドでルアレルバに出演予定だったらしい
メンバーのスケジュール調整に難儀してこの日は断念に至る
彼がそこのメンバーだということを当日に初めて知った
未見だったから滅茶苦茶に楽しみにしていたのに
「ええ!!じゃあジョン・ウエットンを担当!?」
「そう!」
「ボーカルも?」
「そう!!」
「おおお!!」
当たり前に狂喜乱舞だよ
「俺ASIAの初来日公演の武道館を見たんだよ
ASIA・IN・ASIA
直前にジョンが脱退してグレッグ・レイクになったけどね」
「あ、あの時のね」
絶対にいつか見たいなあ

話が凄く横道にそれてしまった・・・・(-_-;)

ヒコプロ・チームは他にドラマーとキーボード(ローランド06を使用)が在籍の6人編成

このバンドは色々なスタイルで分類されている
柔軟性に富んだ泣く子も失禁しちゃうアメーバの如き体制
「HIKO PRO TEAM・ZERO」というのもあるよ
これは主にフュージョンがお得意の連中が集っている

はい、さてさて、皆さん、しっかりとついてきてますか。
サウンドチェックも終えて準備万端整いましたよ。

因みにステージ備え付けの時計は6分遅れてるし・・・・(-_-;)

それでは前置きがとっても長くなったので、そろそろ「ヒコプロチーム・ワールド」のライブ・レポート開始と参りましょうか。
心して臨め!
必聴&必見!!
瞬き厳禁

司会進行役も務めている主催者のヒコちゃんが自らステージ上でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

いきなりのオープニングナンバーは「嵐の素顔」
威勢よく波状攻撃の開始
ショーの幕開けからご機嫌
でもある意味では反則技
だってこれを惜しげもなくトップに持ってくるかい
情け容赦なき采配でエネルギーも全開
(凄いなあ・・・)
工藤静香、通算7枚目のシングル。
1989年5月3日に発売。
アルバム「ハーヴェスト」に収録。
週間オリコンチャートでは1位を記録。
何かと世の中勢いがあった頃だもんね。
バブル全盛期とリンクしている。
タイトルを聞いてもまるでピンとこないあなた!
間奏に入るあの顔の横で手をL字に動かす独特なる振り付けを見れば「ああ!」とわかってもらえるはずさ。
超絶に流行ったもんね。
物まねの定番でもあります。
それをトモッチも事細かく再現してくれましたよ。
とにもかくにも彼女はよく動く。
身振り手振りもセクシーにサービス精神満点。
これ一発でオーディエンスのハートはバッチリと鷲掴み
的確な演奏を繰り広げるバックの男性陣も安定感抜群。
ここぞいう時に引き締め役を担うのはやはり頼りになるヒコちゃん。

 
間髪入れず何から何までもが景気の良い雰囲気に浸りながらの2曲目
ここいら辺に達したらバンドの面々もすこぶるリラックスしてきた
程よく肩の力も抜けてきて自然と笑みも零れてくる
「グラマラス・スカイ」
中島美嘉がNANAスターリングMIKA NAKASHIMA名義でリリースした16枚目のシングル
彼女の主演映画「NANA」の主題歌として大ヒットした
2005年8月31日に発売
「ベスト」アルバムのラスト14曲目に収録
オリコンチャートでは自身初の1位を記録(2週連続)
この曲も歌いこなすのはそうとうに難しい。
ここでもトモッチ嬢は感情の高ぶりと共に、その言葉の処理によって、声の音色がかわるという特色を余すことなく明確に発揮している。
伸びやかなる音程の高低にも透明感を施して感情移入しているのが如実に伝わってくる。
パンクテイストに切なさを滲ませたアップチューン
彼女のキャラクターを考慮した最高の采配
タイトルが示すとおり「魅惑的な」「魅力的な」を地で行く
またさまざまな空の描写もしびれるね
タイトな演奏はフロントセンターに陣取るシンガーをグッと引き立たせるべく、職人的手腕を発揮している。
誰一人ともなく、「俺が俺が的」な、いやらしい目立ちたがり屋根性が微塵も露出していなく、一丸となって曲をスケールアップさせるべく務めているところは勉強になる。
歪みあうギターサウンドとサビのドラムスのリズムなんて圧倒的でとっても心地いい
バントとはかくあるべき。
もちろん、血と汗と涙の苦労の末に完成されたものなのは火を見るよりも明らか。
そこいらでブイブイいわせて粋がっている、底の浅いバンド連中に見習わせたいものだ。
束になって挑みかかってきても一蹴されちゃうのがオチだけど

メンバー達は男女問わずにラフさを基調としたファッションで統一して、ロック色を猛烈アピールしています。


「改めまして、こんばんは!
JpopのコピーをやっているHIKOPRO TEAMです。
残念ながら今日にこぎつけるまで色々とトラブルがありましたけど、皆さん、盛りあがってくださいね~~!!
ヒコさんは3つのバンドで出るんだって!
ヒコさん祭りの様相を呈していますね。
・・・・・!!」

3曲目は強烈でノイジーなアームダウンから「夢見る少女じゃいられない」
(相川七瀬、衝撃の必殺デビューシングル)
1995年11月8日リリース。
「ギュィーン・・・・~~~」
アルバム「RED」に収録。
ヒットメーカー織田哲郎が作詞・作曲・プロデュースを手掛けている。
オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録。
40万枚近くを売り上げ、相川自身4番目のヒットこれは我々世代ならお馴染みの曲だよん。
相川七瀬のデビュー時期って、日本中にバンドブームが吹き荒れていた。
その代表格が彼女で、10代の初心者バンドマン達はこぞってコピーしまくったものです。
思わずその情景が脳裏に蘇ってきた。
彼女の個性をフルに発揮できるように、事細かく配慮されている点なんて心憎い限りさ。
ご本家に負けじと相変わらずトモッチ嬢も弾けまくっているね。

会場中至る所で大盛り上がりさ。

この時間帯になると、観客席もドンドンと埋まってきて賑わってきましたよ。

カラフルなキラキラ・ライトを振っている人もいて、空間を綺麗に彩っています。

一生懸命でチャーミングな初々しき振る舞いのトモッチ嬢を見ていると、ついつい自ずと応援にも熱が入るというものです。

中盤戦にふさわしく、リズムもノリノリだよ。
グッと落ち着きはらった重めのミディアムソング。
シンプルなコンビネーションもバッチリ。
アタック感も満載。
パワー全開で心の奥底からウキウキ気分にどっぷりと浸れる。
強烈なる存在感を発しています。
オーディエンスを遠慮なく煽りまくっているよ。
サビが飛び出した途端に、思わず口ずさんでしまったわい。
「ピーピー!」とホイッスルを吹いているファンも出没。
極めつけはここぞというタイミングで、ギターの秘技「タッピング」でとどめを刺す。
タイトでストレートなバッキングとコーラスワークも絶妙。
ギターの鋭いカッティングが効果覿面。
メッセージの一言一言がこちらサイドの胸に、グサグサと突き刺さってくる。

ヒコちゃん「ハードなポップ系というか、今日の曲目は気分によってコロコロと変えていきますよ」
トモッチ「ヒコさんのボケは一種独特です
MCがはじまったら長いし・・・・
何を言っているのか時々理解に苦しむこともありますが・・・((´∀`))」
「笑うことはよいことだ
ギターを間違えると恐ろしいけれど・・・・
まあそんな感じで感謝の気持ちを育んで最後までどうぞよろしくお願いします
あ、ちょっと待っててね」
と、それまでのユルユル感覚から一転して真剣な表情で慌ててエフェクターの調整に没頭する
トモッチ「ゆっくりで大丈夫ですよ」
その言葉を無視するヒコちゃん
というか全く耳に入っていない・・・・
「次の曲は何だっけ・・・?
少女?
もうやった?
多分嵐がきますよ・・
それも既にやった???」
和気藹々で微笑ましい和やかなムードに包まれる

ヒコちゃんMC
「こんなにもたくさんの皆さんにお集まりいただきまして嬉しいですよ
ちょっと今面白い事が思いつかなかったからさっさと次へいってください」((´∀`))丸投げ・・・・
「このライブハウスは店名がいいよね
スターライトかあ・・・
思わず宇宙の果てにまでぶっ飛んでいっちゃいますよ
星とかヤマトとか好きだからねえ
はやく星になりたいなあ・・・・
彦星!!((´∀`))
たくさんの織姫も探さなきゃあ
調子にのっているとまた怒られちゃうよね」

場面一転してキーボードが怪しくもスぺイシーなSEで臨場感を醸し出す
そのまま「本能」のイントロへと突入

シンガーソングライター椎名林檎の真骨頂ともいえる意味深なタイトルから。

250万枚を売り上げた2000年3月31日リリース2枚目のスタジオ・アルバム「勝訴ストリップ」12曲目に収録。

1999年10月27日に発売された4枚目のシングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録

いかにも椎名嬢らしい解釈の楽曲だなあとしみじみ実感した。

淫靡なる刺激的な歌詞も絶好調

ベン・フォールズあたりを彷彿とさせる、個性的なタッチのピアノロック。

ここいら辺は堂々マシェリを率いるアキ親分の十八番でもある。

HIKOPRO TEAM Aも満を持して伝家の宝刀を惜しげもなく大胆に繰り広げてきたね。

まるで新境地への開拓か。

キーボーディストの指先が嬉々として鍵盤上を滑らかに舞っていましたよ。

時には虎視眈々とふてぶてしく、時には怒涛のごとき豪快に、時には抒情的に軽やかに奏でるセンス・・・・・。

ピアノの一音一音がまるでプリマドンナのようにホップステップジャンプしてはじけまくっちゃう。

エッジの効いたベース・ランニングソロも、聞き応え満点でアドレナリンが噴出して冴えわたる。

ニシムラくんは曲調によってフラットピック使用やフィンガーピッキングに切り替えるカッコよさ。

その振り分け方の妙技はお見事の一語に尽きる。

全体に何場面にもわたる演劇風な展開が施された実験的要素が満載でひじょうに面白い。

並外れた才能の集まりだけにここでも一気に見せる、繊細に聞かせる、誘うように躍らせる、ノリノリに惹きつける!

巧みによくぞここまで再現しているねえ、と感心しきり。

濃厚なるエロスが漂う哲学的な歌詞でありながらも、潔ささえ伝わってくる難攻不落な世界観。

エキセントリックなまでに偏執狂的でデンジャラス。

この辺への喜怒哀楽、抑揚に対するこだわりも椎名仕込みでメロメロ。

鋭いメスの感情を剥き出しに注ぎ込んだアクの強い楽曲だねえ。

無意識のうち癖になりそうな淡々としたヒコちゃんによるワウぺダル。

次いでステージを降りての所せましと練り歩くお約束のプレイ(ワイヤレス装着)
終盤のパートへ差し掛かっていることを意識してなのか、遂に秘技の歯弾きで観客の息の根をも止める
ジュンペイくんの秘密兵器、目にも眩きレーザービームが随所に交錯
スモークもここぞという場面でモクモクと漂い始めて臨場感を増す

ボーカルのトモッチ嬢は曲ごとにヒコちゃんと共にMC などもこなすので色々と忙しい。

「じゃあ次で最後の曲です・・・」

ダメ押しとばかり一気呵成に・・・・「六本木心中」
シンセサイザーによる、あの有名なる幻想的フレーズからスタート。
1・2・3・4!!
ディスコティック・ダンサンブルビートの懐かしき永遠の名曲。
そうなのですよ・・・アン・ルイスがアイドルという枠組みから脱却するキッカケにもなった楽曲。
歌謡界を軽く超越するほどの勢いにのって、ジャパニーズ・ロッククィーンの称号を欲しいままにした決定打。
それをトモッチの持ち味でもあるミステリアスなルックスとが、激しくも情熱的に合流してメラメラ燃え上がっているような迫力で聞かせてくれます。
これで益々、彼女の知名度が広がったことでしょう。
トモッチが発する煌びやかなるオーラは、誰もが一度でも触れた途端、虜になること受けあいさ。
やっぱり只者ではない。
あちこちから彼女に対する熱烈なるラブコールが絶えず飛び交う。
すっかり道内のライブ・イベントでは、名物化するほどに浸透した感ありです(笑)。
本家は男顔負けなほどのSTRONGハスキーヴォイスだけど、トモッチも相変わらず張りのあるクリアな歌声だけにウットリとしちゃうよ。
決めのパートコールでは、後方観客席から合の手が入る。
トリッキーなナチュラルトーンによるリックを絡めた、乾いたギターカッティングも実は肝なのだ。
荘厳なるコーラスもさりげなく絡んでいる。
ここでファン達がもう我慢の限界に達した。
居ても立ってもいられなくなり「踊りにいってくるからね~!!」と
凄まじきダンサーの本領発揮。
ある観客は持参してきたセンスでパタパタとステージ上を仰いでいました。
HIKOPRO TEAM Aは新しいレパートリーが目白押し
この状況を後部座席で見つめていた女性客の方がマサに「まるで外国のようですね・・・」とビックリしていました。
ポーカー・フェイスのニシムラくんによる重量感タップリのボトム・ラインの刻みも雰囲気抜群。
普段のニコヤカなる表情とは一閃を画すほどに。
彼にも声援が送られています。
あまりにも激しいアクションを繰り広げたものだから汗だく。
すこぶる重労働だもんなあ。
既にライブを終えたバンド連中も客席中央で大合唱!
皆、曲に合わせてアドリブで踊っているではないかあ!
バンドマン達の振り付けやジェスチャーもバカ受け。
何をやっても奴らは恐ろしき脅威のパフォーマーだ。
これしかないと余力を振り絞っての熱唱。
熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・。
コーラスも織り交ぜてアドレナリンが噴出する。
ヒコちゃんは再度フロントセンターまで、軽やかに歩み出てギター・ソロで唸りをあげる。
紡ぎ出されるチョーキングと早弾きなど、ありとあらゆる持ちうる限りのテクニックを注入。
滑らかなフィンガリングとピッキングで、フレットボード上を駆け巡る。
キーボードが奏でる遠慮なきホンキ―・トンク調の連打には最早目が点状態・・・・。
ダメ押しとばかりに、冴えわたる重戦車のごときドラムの乱れ打ちとベースによるボトムでトドメを刺す。
爆音が炸裂しての大団円!!
無事にフィナーレを飾った

ヒコちゃんが締め括りのアナウンス

「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
まだまだこれからも素晴らしいバンドが登場します
存分に暴れてもらいましょうよ」

****心底、お疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
主催者バンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」



























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