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飴山實を読む(128)

■旧暦10月13日、日曜日、

(写真)無題

『LUKACS AFTER COMMUNISM』(EVA L. CORREDOR 1997)が届く。10年前に出た本だが、11人の知識人にルカーチについてインタビューを試みており、10年後のこの段階で読むとどういう発見があるのか、楽しみにしている。表紙は絵が描かれた比較的新しい時代のベルリンの壁である。

ストレスというのは、その対策を適切に行わないと、ぼくの場合がそうだったように、耳鳴りなどの疾病を引き起こす。だが、たいていの場合、よく眠れていれば、問題は起きない。もっとも危ないのが眠れないという事態で、風邪が万病の元であるように、不眠はあらゆる精神疾患の元である。というわけで、今日は、眠り込みを行ったのである。


亡きひとの声聞く夢や冬籠





にぎはへる岬の町は目刺の香
   「花浴び」

■目刺が好きで、この句に惹かれたのだが、岬の町の実に庶民的なにぎわいを想像させて楽しい。かつて、こういう句を作った。
目刺焼く馬鹿のつくほど大真面目



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