DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

【おまけ】2月のドローン

2016年02月29日 | その他
【おまけ】2月のドローン


2月の成功率 67% (12戦8勝4敗)







サラダパンでカレーヴルスドローン。はげしく後悔。そして失格。w



尿蛋白的なドローン。



焼豚エッグでドローン。岩と雪の大地に黄河を見た。



生姜焼きプレートのてっぺんで、オレの箸先を待っている君。



からい。まろやか部隊出動ーん。



親を子ーティング。



ハヤシホットサンド。HHS。早くしないとどんどん流れ出てくる玉子なきドローン。



湖底ライスの潔白を守るチーズドローン。の筈が、そばと一緒に湖面に現れ失敗。



目玉焼き載せを席巻する福ちゃんのカレーがけ。ドローン未遂事件。



でも家カレーで簡易福ちゃんしたらそれはそれでカレードローンだったり。



ドローン撮りたくてバイーン。




スプーンでドローン。やりずらああああw







2016.02の10撰

2016年02月29日 | 過去記事・まとめ
2016.02の10撰












ポップ@本天沼で具沢山コンビーフパン

わせだの弁当屋@早稲田でたぬき弁当

西島畜産@本天沼で大きくて汁飛び散りメンチ

つるや@岐阜長浜の念願サラダパン

田吾作@石川町で余韻に佇む天ぷらそば

マルハチ@町田でまぐろホホ肉フライ

ネコヤベーカリー@南篠崎で見仏パン

船橋屋@住吉で甘味処の大衆ラーメン

大林@下篠崎で大衆酒場寄せ合い飲み

柿島屋@町田で個性派大衆馬肉そば















柿島屋@町田

2016年02月28日 | 大衆酒場・角打
明治以降、絹の道として、甲州街道の一大中継地八王子と横浜港を結ぶ、街道最大の宿場町であった町田。



当時はひっきりなしに馬と人が往来したのであろう。
その街道筋で馬喰(馬の仲介売買)からスタートし、庶民に桜肉を提供する店へと継がれて130年。

その柿島屋に大衆そば好き三人様で伺ってきました^^



以前は木造のしっぶい構えでしたが、随分立派になってますねえ。でも中は凛とした中にも大衆感があっていい感じ。価格も大衆だし。



ぶどう割りでカンペーね。
ワインではなくぶどうシロップでしたが、この飲み方、やっぱ甲府~甲州街道~八王子~町田街道~町田という文化流入なんですかね。

そして頼んだ酒肴がぱっぱか出てくるトコも実に大衆的いいいい



馬さーし。冷凍モンじゃないヤツ。うみーす。



肉ぬたと、、なんだっけ?w
なんとか瓜?の漬物だっけ。
いーね馬づくしの中の清涼剤。



肉皿に



馬肉シューマイ



馬ハム

写真見直すといろいろ食ってるな。メンチ忘れてるけどw



そして本題。肉そば480。わたくしコレが食べたかったんです。
自家製麺。すんごくむっちりみちっとしてる。これが割り下的な濃い汁にとてもいい。馬肉と共に煮込まれたねぎとごぼうもとてもいいアクセント。

訊いたら本来は鍋の〆用に作られてるから、煮込んでもへこたれないように自家製麺してるんだって。
その目的に寄り添う為に生み出された個性あふれる大衆そば。侮りがたし。



もひとつカレーそばも堪能して



こっから先は失禁連発。オトナの世界よ(笑)








マルヤ@町田

2016年02月28日 | 菓子・甘味
町田仲見世4部作その3。



焼き小籠包をハフハフ食いながら



向かいを眺めてる。



どれにしようか悩んでる。

あ。そーしよ。






以上4つをお買い上げ。

次の日の朝。



ばらばらに並べてじゃんけんして。



ま、結局回し食いするんですけどねw



皮や具そのもののうまさは?って言われるとベリーベストじゃあないけどさ、でも面白いからいーじゃない。

特にラザニアはやわっやわのリボンパスタ入り。ダブル炭水化物ってだけじゃないうれしさがある。
だってわざわざパスタ茹でて焼いてる大判焼きに入れるんでしょ(笑)その絵が見たい。そゆの好きw







伊勢屋@八王子

2016年02月27日 | 菓子・甘味
甲州街道最大の宿場町でもあり、繊維産業で栄えた八王子へ。
東京でありながらどこか庁を有する都市の匂い。依存ではなく自立する街、そんな個性を有する風格。

そんな町の、駅の北口から伸びる斜めの道を進むと。



甲州街道沿いに大きな伊勢屋を発見。◯伊ってのは見たことなかったかな。行ってみよ。



あ。イートインコーナーがあるみたい。



おおお!甘味処系大衆そばきったああああー



と思ったらなんとイートインは休業中。
訊いたら、大幅にメニュー変更の予定で、それまでお休みだそう。
果たして大衆そばは残るか。かなーり不安だなあ(笑)



ま、気を取り直してこちらを購入。



塩気と甘み、そして豆感を湛えた、ご馳走としての濃醇さを湛える豆大福。

大きくてボリューミーでもふもふした食感のすあま。

どちらも今どきの「ながら」感のない充実っぷりがいい。そしてそこにはやはり地方都市の匂いがするのであった。








小陽生煎饅頭屋@町田

2016年02月27日 | 弁当・惣菜・デリカ
町田仲見世4部作その2。



しかしなかなか味わい深い市場。昔は路麺もあったいう(あれ。今もある?)ココも中央線沿線などと同様に、新宿ヤミ市文化の系統なんだろか。
小田急線に乗って下北や町田に根を張った。というコトなのか。



もしそうであれば70年近い歴史を持つコトになるのだが、何れにせよ、いまだ健在であるという事は、程よく新陳代謝ができているという事で。

それはこゆ店があるってコトだよね。



次々に訪れる人々の、ひたすら自己責任で熱々汁と戦う姿が香ばしい。

誰だってヤケドはイヤな筈で。でもそこはイヤだけどイイよ~なのだw

困難の後に手に入れるハピネスはひとしおというコト。



過保護な現代にあって、この緊張と解放。その加減が大変結構。



そして、生きる力の強かった昭和の面影を残す街角が、一際ナイスな隠し味なのかも知れないな。と。










大林@下篠崎

2016年02月26日 | 大衆酒場・角打
大林。東京の東端の名門。



前回は近所のめんどくさーい焼肉屋の後の訪問だったりして。。ほとんど飲まず食わず意識もあやふやで。。今回が初訪とさせて下さい^^;



まずはボールで。



いーねいーね。オヤジのワンダーランド。



ヤリイカトマトバターイタメ350うんまあああ



メゴチ天300やっすうううう

おっときゃぷ天まさかの2部構成いいい(笑)



まぐろぬたで水ゆるむ春追加。



納豆天でぬるぬるも追加。



長いコの字をひきつる語尾とチョークで制御いいいいい



こりこりしゃくしゃくデラックスな梅水晶いいいいい



トドメのカルフォニアw



ういーす(笑)





寄り添うってのはきゃぷ天の至言だども、いい店には様々に「寄り添う」てあるよね。

説明できないケミストリー。
評論家気取りで分析するコトじゃない。
その一時を感じるコトだ。

コの字に寄り添う。
酒にも酒肴にも寄り添う。
人に話に寄り添う。

うん、そばだけじゃあないね!












船橋屋@住吉

2016年02月25日 | まちちゅう・ラ・餃
名人の蕎麦ってのがあって、大衆そばってのがある。
茶室で供される和菓子があって、大福やすあまがある。

高みと洗練を目指していく者達がいて、市井の中で日常のほんの幸せを提供する者達がいる。

そのどちらもがある事でその食べ物は深みを増し、拡がりをみせるんだと思う。



ラーメンてのはどうなんだろうか。
もしかしたら、その拡がりの過渡期なのか。そんな風にも感じられなくもない。



であるならば、そのベースとなるべき良い大衆ラーメンとはなんなのか。どこに行ったら食えるのか。



住吉の小さな商店街にある和菓子処、船橋屋のもち入りラーメン580。いや、もちもうまいんだけど、なくてもいいや。ラーメン420。これだ。



やっとみつけた。素晴らしきバランスの一杯。これからも末永くよろしくお願いします。うましぎ。








なにや?@錦糸町

2016年02月24日 | そばうどん
さてとある錦糸町の路地。



その一番奥に鈍く光る肉うどんの提灯。



未だにweb上ではなーんの情報もないみたいだけど、一年は続いてますね。

前回は白と黒だったので今回は赤を。
トマト味ですけど大丈夫ですか?とご主人。いーんですよそれで^^



うどんは冷凍です。店頭にも、こだわりのうどん。て旗に、マジックで「ない」て書き加えてあるし(笑)いーんですよそれで^^



でもここの汁、実はちょっとだけこだわってると思うんですよ。濃縮コンクに手製の出汁を加えてるとか、恐らくそんな感じ。いーんですよそれで^^



でも今回は赤なんでトマト味が強くて出汁を利き取れなかったりしてw

味変グッズ。タバスコと粗挽き黒胡椒入れてね。イタリアンみたいな、トマト割りみたいな。ね(笑)



はっきり言って五郎にも、あ季にも、しゅはりにも到底及ばない。
しかしそのどこにもない、この大衆の世界観がある。明け方まで穏やかに柔らかく続く。それがいーんですよ^^










ネコヤベーカリー@南篠崎

2016年02月23日 | 大衆パン
実はこの近くに、住宅地の中に路麺並みの価格の町そば屋があったよたしか。という話を聞いてやって来たのである。

しかし、時すでに遅し。廃業されてまして。。
これもまた大衆食の旅である。



踵を返し、歩き始めて暫し。
え?御堂に、お店みたいなのがめり込んでる?



近付く程に、御堂にパン屋。
こんなファンタスティックに出くわすのも大衆食の旅である。



お店のお母さんと話をする。
隣の御堂には立木観音という、樹齢500年の欅の木にそのまま彫られた観音さまが祀られているという。

そしてパン屋をやりたい!と修行されたお母さんの末娘さんの為に御堂の一部をお店にしたんだそうです。面白いなー。

どうやらこちらのお家、代々この地の有力な農家さんなんですね。



話に驚いていると、どうぞご覧になって。と。
え、いーの??
すごいな。旅番組みたいなコトになってきたぞ(笑)



しっかり根を張る幹に直接彫られた立木観音。日本に3体しかないんだって。



特にこの角度の表情がすてきで。



そして持ち帰った焼きカレーパンとチョコチップ。パン自体がうまいね。カレーパンの具もゴロゴロしてて甘くてスパイシーこれいいい。

明治から80年の間、大衆を見つめ続けた観音さまの横で焼き上げられたパン。

そば屋は残念だったけど、なんかいい余韻が続いている旅だわ。