DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2016.03の10撰

2016年03月31日 | 過去記事・まとめ
2016.03の10撰










稲浪@飯田橋のパクチ天そばがミラクル

小松@押上のやっぱり豆腐ステーキ

洋食アキラ@向島のポークソテー

ヤマザキショッププレミア店@東結城のまさかの天ぷらそば

さぬきや@梅屋敷【閉店】のまさかのサービスランチ

あさま@平和島【閉店】のピロピロ。だけでなくカレーもそばも。

はや川@鵜の木のおみやげ太焼うどん

きらいち@結城その2のゆるぎなき横綱そばのうまさ

日英堂のパン@梅屋敷の100年レトロパン

















きらいち@結城その2

2016年03月31日 | そばうどん

で。七味がまたうまかったんですよ。
なもんでショップの中もうろうろと。

野菜たくさん、白菜や西瓜が名産なんすね。重いんで買いまへんでしたがw



そばコーナーもちらり。



十割なんかもあったんだけど、これだな。



たぶん常陸秋蕎麦は使ってないけど(笑)この旅でよく見かけた太切りの平打ち。実にうまそうよ。



帰ってからその1。きのこそばにして。うましぎ。



味変にバターと唐辛子ペースト。いいい




その2。ちょい冷がけ。温でも冷でもうまいわあ。




その3。煮竹輪Pそば。もうね、どーやってもそばがいい。どう扱ってもちゃんと応えてくれる、そんなすばらしい大衆そばだ。ウチの近くで売ってほしいコレ。やばうぎ。







ところで。なぜかそばコーナーにこんなものも。



しもつかれ。聞きしに勝るそのお姿(笑)
初めて食いましたよ。勇気なかったので半分凍らせておつまみに(笑)
日本酒よかウイスキーに合うねこれ。



とまあ充実のきらいち。道の駅って感じじゃなく、地元のスーパー的なノリでいろいろ楽しかったすー





ん?七味買い忘れてるワw










きらいち@結城

2016年03月31日 | そばうどん
ココはね、2年前に一度ふられてましてw



でもそのお陰?でうろうろ結城の町に少し詳しくなれたり。
絶品銭湯の喜与の湯とか、レトロ甘味処のちとせやとか、寺の門前で飲む武勇カップとか(笑)
路麺一直線で突き進んでた当時の自分に、旅の懐を教えてくれた。てコトになるのか結城。いい町です。



で、リベンジしてみようかな。と。
JA北つくばの農産物直売所、きらいち。その入口の傍でやってるこちら。



常陸秋蕎麦使用の大衆そば処。というか、そば粉は地元の使ってますよー。というくらいの素っ気なさがいい。



買い物ついでに近隣のおばちゃん達がふつーにそば啜ってたり。



麺は冷凍の生麺かな。蕎麦も小麦も香るみしとしたタイプ。この辺りの大衆そばはこのタイプが多いみたい。うまいねえ。

常陸秋蕎麦って「どーだ!」と、あらたまって語られるコトが圧倒的だ。でも地元ではそんなコトは全くなかった。ふつーにそば粉。すばらしい。

そーいえば東京にもそんなそば屋があったかなと思い返した。
もちろん高級なそばもいいけど、自分はこゆそばが好きだな。と。

















100市楽酒@大島

2016年03月30日 | 大衆酒場・角打
この前この辺りを散歩して気になったお店へ。



昼の11時からやってて



そして近くに越してきた番外地と共にはげしく安い店(笑)



ここにも背景がある。

それはやはりこの一帯が高度成長期に集団就職を受け入れた地域であった事に起因してる。と思う。

このブログでも多く取り上げた、製麺所や路麺、大衆パン処や天ぷら惣菜店も然り。
それらは当時の生活の花形であり、必要とされたモノであったというコト。

そして現在。

当時この町を支えた人々を支えるのは、昼から気安く飲める店や昼カラオケの店なのだ。

町はそこに住む人と共に。だ。



ま、それはともかく。

ボール2杯とほたるいか、あと



揚げたての小エビかき揚げで500えん。



該当者ではない自分にもナイスなひと時を与えてくれるのである。











日英堂のパン@梅屋敷

2016年03月29日 | 大衆パン
梅屋敷の探検したコトなかった北側をてくてくと。



のおおお。いい佇まいだなー



大きな構え。対面式。大きくて茶色系のコッペたち。ノスパン処のポイントが全て揃ってる。

ご主人に訊いたら100年近くココでずーとパン焼いてますと。



おっとちくわパンだ。つかその絵は手なの?パンなの?(笑)

そしてケース下には花のあしらい。古そうだけど埃ひとつなし。すたき。



白身魚のフライ110。
大きくて食べ応えがあって、安い。いいぞお



そんでちくわパン130は



おおおーチーちく仕様だ。でも謳わない。かっこいい。最近こゆ奥ゆかしさってないもんなあ。

なにか加えたらこれでもかってメニューに書き連ねて読みあげるのが面倒くさいくらいにすんげー長い名前になるご時世にこの奥ゆかしさですよ。

ま、それでいてあの手?みたいな絵はあるんだよね(笑)ホントいいわ^^










たつみ@南小岩

2016年03月28日 | その他
むたまたきゃぷ天に教えていただきました!家族でGO!



なかなか年季の入ったビル。
大衆パンの名店「パン屋さん」のすんごく近く。



お好み焼きともんじゃの店、



いなたいナイアガラ系という(笑)



いたーり

きたーり

デゼールw



のんびりした感じいいいい(笑)



で。いろいろ飲み食いしたんですが、でけオリジナルをひとつ。



鉄板上で作ったねぎ油で挽肉を炒めて



くずした豆腐も一緒にまとめて揚げ焼き風、ソースレスで



麻婆焼き(仮)。

子供もいるんで辛くないヤツですが、胡椒と一味ドバドバかけたらかなりうまい(はず)w



あと私的にはコレ。店前の駐車スペースが三角ってトコも大変気に入りましたw








七福@清澄白河

2016年03月27日 | 大衆食堂
それは昨年の事。家族と何度かこんな話題になった。

七福ってさー。建て替わったらどんな風になるのかねー。と。



実は内心、ちょっぴり心配だった。
もしかしたら。万が一。森下のもつ焼きビルみたいな事になったりしないだろうか。とかねw

その角地にヘーベルハウスみたいな家が建ち始めると、何処が入口なんだ?と別の心配に変わっていた。
長男も、お店部分がないよ!と慌てていた(笑)



2月に入って、角の壁面に新しい「実用洋食 七福」の看板が付けられたのを教えてくれたのも長男だった。



おとーさん写真撮んなくていーの?と促されて撮った写真ですw

そして3月18日に晴れてリニューアルオープンした2日後、家族でおじゃましてきました。



ちょっとだけ高くなったメヌーもあるけど、仕方のないトコロか。

実用洋食というジャンルながら、全てを一から作る料理はテクニックと愛に支えられている。それは変わらない。



ハムカツはチーズを挟んだ重ね仕上げ。厚切りも好きだけどコレもいいい



そして最近マイブームのポークソテー。
これをぬる燗でやる。



ポークの脂が口の中でさーと融解して、旨みがほろほろと拡がって。いいわあー



で。卓上のゆかりが健在だったのが最大の私的ポイントか(笑)

皿盛りのライスにゆかりふってみそ汁と共にフニッシュ。これだ。これだよ。七福を満喫したって気分になるのよw

再開おめでとうございます。今後もお世話になりますー^^

















木村屋パン店@中延

2016年03月26日 | 大衆パン
土曜の昼前でした。



外装工事してるからさ、既にうら寂しさと一抹の不安はあったんだけどね。

扉を開けてみて



ぽつねんとコッペが2個のみ(笑)

売れちゃったんですか?とご主人に訊くと、売れちゃったんだよね。と。

さて。
ハムヤサイかヤキソバか。
ヤキソバかハムヤサイか。



ウチに帰ってぱくり。
ノス系コッペいいい

薄いハムを二枚重ねるとさ、同じ厚さの一枚よかなぜかうまいよね。



つかふたつ買えよ自分!w











あさま@平和島【閉店】

2016年03月26日 | そばうどん
路麺は大衆食である。

だから、自分の様な、日々各地の違う店に顔を出す様な使い方をする客は稀だ。



その土地で働く人、その土地に住まう人、そこを通勤路にしてる人、そんな人々に支えられている。
それは同時に、そんな人々を支えている。と同義だ。



あさま閉店という話があってから、城南の達人たちの、様々なリアクションがあった。



行間から押し殺した様な慟哭を感じずにはいられない達人の記事

そう決めたとしてもなかなかそうはできない事をあさま愛でやり遂げる達人の記事

大衆カレーから見るあさまという照準を教えてくれた達人の記事




何れもあさまという地元の大衆そば店が、いかにひたむきな名店だったかを物語る。



あさまはこの平和島で35年、それ以前に立会川で10年やられていたこと。
オーナーは長野出身で、屋号を信濃にしたかったが、駅の反対側に信濃路がある為浅間山からとってあさまとしたこと。
また、店長の家にある製麺機で、まさに「自家」製麺されていたこと。

そんな伺った話も、もう何処にも出せないのでここにそっと記しておこう。



お疲れ様でした。
素晴らしい大衆そば店であったと思います。












翠江堂@新川

2016年03月25日 | 菓子・甘味
いちご大福。最初は相当なインパクトを持って迎えられたと記憶している。

なにそれー!おえー!みたいな(笑)



それが今やどの和菓子屋にも、コンビニにも、ある。という。

もちろんそのインパクトと、それに負けない相性の良さが勝因だったのだろう。



起源説は諸々あるとの事だが、物珍しさだけで生き残ることはできないはずで。

思えば昭和の最後の定番プロダクトだったのかもしれない。



さて。目新しいもの、変わったものばかりが日々取り上げられる平成で、かように生き残る「もの作り」はあるのか。


職人のいない世界。責任のない世界。


あたかもそれを作為的に「ある」ように見せつけるメディアと、

それに右往左往され続ける骨抜きにされた平成日本の大衆。

もったいない。の精神が大切。といいながらの無意味を追い求める無駄遣い。ある意味で絵に描いたような浪費社会と言えなくもない。



桜が今年も咲いた。

その下で人がどのような花見をしようとも、そんなことは何処吹く風と、毎年桜は変わらずに咲き続ける。