かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今日の夢見はこれまでの経験からも凶に違いないはずですが、さて。

2014-02-27 20:50:56 | 夢、易占
 最近、夜の寝付きは良いのですが、朝早めに目が覚めてしまい、少々寝不足気味なのが溜まりつつあります。そのせいなのかもしれませんが、今朝は何とも恐ろしい夢を観ました。しかし、この夢見を占ってみると、天雷无妄初九「无妄之住。得志也」という吉夢との判断でした。どちらにしても気になる夢ではありますので、記録しておきましょう。

 私は、職場の仲間たちと宴会のために泊まりがけでとある旅館に来ています。温泉につかり浴衣に着替えて差しつ差されつ飲み会も宴たけなわというところで、旅館の主が見世物をするというので座敷に入ってきました。何をするのか、と観ていると、ヒトの頭ほどの壷?を出して自分の前に据え付けました。すると、その壷から巨大なスズメバチがブンブン唸りながら次々と飛び立ち、襲い掛かってきました。スズメバチは、胴体が大人の親指ほどもあるオオスズメバチで、それが猛烈な羽音を鳴らしながら凄まじいスピードで飛び交っています。私達はたちまちパニックに陥りましたが、私はとっさに手元にあった布団を被り、うつ伏せに丸まってひたすらじっとしておりました。耳元に羽音が大きく唸りをあげ、頬にハチがかすめる小さくも鋭い風の流れを感じ、右手に止まったハチの脚の感覚に怖気をふるいつつ、ただ刺されないように、と必至に祈りつつじっとしておりました。
 
 場面が変わって寝室? でもスズメバチが暴れておりました。

 
 さて、ムカデとかクモとかハチとか、これまで虫の夢は体調の悪化と相関があります。この夢を観て目が覚めた時、私は布団の中で、少しというにはややはっきりした悪寒が背筋を走り、ひょっとしてこれは、インフルエンザで発熱しかかっているのか、とまだ醒め切っていない頭で考えておりました。これから出張やら会議やらで休んでられない仕事が目白押しなのに、やっちまったか・・・、と半ば諦めつつも、今からでも何とか発熱を抑えられないか、などとぐちゃぐちゃ考えている内に、目覚ましがなりました。
 ありがたいことに、しっかり目覚めてみれば特に熱があるわけでもなく、悪寒も致しません。あの背筋のぞくぞく感は以前発熱した時とよく似ていた気もするのですが、単に夢見の悪さに震えていただけなのか? と今になって思ってみたりもします。
 ところで、夢占いによるとスズメバチの夢は誰かから攻撃を受けたり病気や怪我をしたりする暗示なのだそうです。この解釈は、今までの私の観る虫の夢とほぼ一致する解釈で、今は自覚がなくてもそのうち悪化するのかも、例えば花粉症とか、などと考えておりました。しかしながら、易の卦は凶夢ではなく、吉夢であると告げています。无妄、すなわち心を素直に余計なことを考えず感じるままに動く、というようなことで志を得ることができるというのですから、疑うこと自体が无妄を乱す事になります。夢占とは異なった結果ではありますが、今後風邪なり花粉症なりの症状が悪化して苦しむことになるのか、はたまた良いことがあるのか、当たるも八卦当たらぬも八卦を念頭に置きつつ、しばらく様子見、というか无妄に楽しんでみようかと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする