かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

山はやっぱり雪景色でしたが、交通途絶してないだけマシと言えそうです。

2014-02-17 20:44:32 | Weblog
 雪に明け暮れた週末を終えて出勤した今日、家の周りはすっかり雪が溶けてしまいましたが、山の職場の方はしっかり雪景色でした。道も大半は問題なく通行できるようになっていましたが、ごく一部、陽が射さない谷筋にはまだまだ豊富な雪が溶け残り、道を侵食してかなり危なげな様子を見せていました。あのぶんでは、綺麗に消え去るまで一週間くらいはかかるのではないでしょうか。

 こちらはごく一部通過するときだけ車の運転に気をつけていればいい位まで状況は改善しましたが、山梨県ではまだ孤立している集落があったりするなど、雪害からの開放にはまだ日にちがかかるようです。危機に陥ってる山梨県には、お年寄りばかりの限界集落などは無いのでしょうか? 中学生の頃、ワンダーフォーゲル部で京都北山にある八丁山という廃村にキャンプしに行きましたが、その村は昭和8年の豪雪で壊滅的打撃を受け、昭和11年に廃村になったそうです。それと同じように、今回の大雪害を契機に最悪消滅してしまう村が出てくるやも知れません。
 そこまでいかなくても、山梨のブドウ農家はビニールハウスが軒並み潰れ、飛散な状況に陥っているようです。通常、今のビニールハウスは重油などを焚いて暖房する加温ハウスのはずで、少々の雪なら暖かいハウスのためにほとんど積もること無く溶け落ちるものですが、24時間で1mという無茶降りに遭遇しては、暖房で溶けるより早く雪が積み重なってしまったのでしょう。でかいハウスなら建てるだけで1千万円からかかるそうですが、高齢化の進むブドウ農家で果たしてこの雪を乗り越えられるヒトが何人居るものでしょうか。
 山梨といえば、昔笛吹川フルーツ公園に行ったことがあります。広大な園地と立派な巨大ガラス温室にさすが果物王国、と目を剥いた記憶がありますが、あの温室は無事なんでしょうか?
思い出して気になったので公式サイトを探して見たのですが、お知らせに大雪の影響で18日はくだもの館・わんぱくドームを休む、という告知があっただけでした。ブドウ農家ではあまりの大雪に邪魔され、まだビニールハウスの現状を把握することすら出来ない人も居る、と報道にありましたが、公園の方も損害状況確認はまだこれからなのかもしれません。

コメント
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