弦月の傷と言うは
あなたがたの魂に
深く刻印されたものだが
それは永遠に治らないものではない
永遠と言うは
神の樽にたまった
時の渦である
その樽が空になれば
永遠は終わる
しかしそれが
目には見えないほど
遥か遠いところにあるので
あなたがたには
終わりがないのと同じなのだ
あなたがたはまだ
とても小さい
神の作った産屋から
一歩も出ることはできない
倦むことなく
働きなさい
霊魂の傷は
それほど悪いものではない
不思議な花の種のようなものだ
それは因果の法則にほどかれて
不思議に芽生え
不思議に成長していく
あなたがたは変容の過程で
神が思いもしなかったものに
発展していく
自己存在は形あるものゆえ
限りがある
ゆえに
自己存在が引き起こした
永遠にも限りがある
あなたがたが生きている
今の永遠は
法則の樽にしこまれた
幾万の蝶がつくる
恐ろしく不思議な
神の絵画なのである
神の与える蝶を食べ
蝶を食べ
蝶を食べ
蝶を食べ
倦むことなく
永遠の中を働きなさい
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