トリアングルム・３５

嘘でつくった自分をごまかすために
いじましい言い訳をするのではない

万年の迷いの日々は終わり
もはや時は訪れた

人間よ
正しく自分を生きなさい
神の前に恥ずかしくない自分を
まっすぐに生きなさい

自分だけを喜ばすために
神を苦しめることをするなら
もうおまえは人間ではなくなる
人間ではなくなったものは
もう神の世界に住めなくなる

真実の正しい姿に
かけらでもいやらしいものを混ぜてはならない
真心の正しい姿で
人間を表すのだ

神の創った
正しい人間の姿を
この世に表すのだ

神は人間を
美しい愛の世界に導く
その神の心から
決してにげてはならぬ

アークトゥルス・４３

万年の迷いの時代は終わり
夢にまで見た
愛の時代がやってくる

暗がりにひずんでいた
心の壁を崩し
人類は永遠の幸福に目覚める

万年の夢をかけたその奇跡を
ほんのささいなことで失うのは
愚かなことだ

人類の未来は美しい
永遠の春がやってくる
それをはしたない欲望で棒に振るのは
実に残念なことだ

ゆえにもう二度と悪さをしてはならぬ
神の声を聞き
本当に正しいことをせねばならぬ
美しいことをせねばならぬ

自分だけを喜ばすために
もう神の宝を盗んではならない
それは世界に
間違ったことをふりまく所業なのだ

人類の迷いの時代は終わる
おまえたちはすでに自分自身の光を知った
ゆえにもう二度と
自分を裏切ることをしてはならない

ゲンマ・４５

人よ
もう悪いことをするのは
やめなさい

自分を嫌がり
人をむさぼって
この世を荒し続けるのを
やめなさい

神はもうすべてを
決めておられる
悪いことをするものは
この世を追い出すと

神は人に
最後の問いをかけられる
神の創ったその自分を生きるかと
否と答えるもの
あるいは何も答えないものは
弾かれる
もう永遠に
この世を生きることはできない

神はこの世に
新たな世を創るおつもりなのだ
そこは
本当の自分自身ばかりが
生きている世界なのだ

もう迷いの世はすべて終わる
ゆえに
もう悪いことをしてはならない
すればこの世を追い出される

この愛と豊穣の世界を
これからも生きていきたいのなら
もう悪いことは
やめなさい

ガラクシア・３４

恐竜を滅ぼした流星よりも
強大な門を
神はこの世に降ろす

それは二度と開かぬ門である

神は終了の歌を叫ぶ
万年の忍耐の時は終わった

二度とない
もう二度とない
悪の栄える世界は
二度とない

永遠の愛の響きを
歌え
もろびとよ

愛しているぞ
深く愛しているぞ

永遠の幸福が来る
永遠に苦しむことはない
悲しむことはない

大地の悦びの叫びを
聞け
若者よ

愛しているぞ
深く愛しているぞ

トリアングルム・３４

大空を見よ
神がいる

神は遠く離れていたのではない
いつもすぐそこにいたのだ

神は人間に理解のできない存在ではない
暖かな血の流れている存在だ

神は夢を見る
この世界に夢を見る
この世界が
愛に満ちる夢を見る
そのために神は
大いに努力する

人間よ
幸福になりたいのなら
よいことをしなさい
間違ったことをしてはならない

何が正しく
何が間違っているかは
神が教えてやる
そのとおりに生きよ
ただそれだけで
おまえたちは永遠に幸福になれる

神は夢を見る
この世が大いなる幸福で満ちる夢を
すべての人間が
己の幸せによいしれる夢を

大空を見よ
神がいる

神は常にそばにいる
神の美しい夢を信じ
心清らかにおのれをおこなうがよい

ガラクシア・３３

神は愛を降らす
この地上に
雨のように
愛を降らす

人々よ
ひろえ
すべてひろえ
愛しているぞ

人類の未来は
美しく晴れ上がる
すべてはよいことになるだろう

愛をひろい
水のように飲みこみ
神の心を知り
そのままに生きよ
愛のままに生きよ

おお
神の心をこばむ
暗いものはおいだされる
神とわかれねばならぬ

愛しているぞ
愛しているぞ
もう神をこばむではない

神は愛を降らす
限りなく愛を降らす
ひろえ
すべてひろえ
愛しているぞ

アンドロメダ・１８

愛が広がる　愛が広がってゆく
万年の忍耐の壁を打ち破り
愛の時代が始まる

自らの影を恨み
あらゆる愛を傷つけ続けてきた
馬鹿者どもよ
その罪をすべて支払え
これに否というものははじかれる

まことのおのれに目覚め
おのれを信じ
すべてに償っていくことを
誓うものは救われるだろう

愛が広がる　愛が広がってゆく
万年の暗黒の時代を耐え
すべてを救うために
あらゆることをしてきたよきものよ
よろこべ

愛の時代が始まる

スコルピウス・１１

馬鹿は
人を汚すためには何でもする

自分だけをいいものにしたいのだ
自分だけをきれいにしたいのだ
そのためには
どんなに人を傷つけてもいいのだ

もうやめよ
もうやめよ
いいかげんにしないか
神が怒っているのが
わからないのか

馬鹿をかぶって
幽霊のようなものになって
たいそう得意がっている
馬鹿者どもよ
それをやめないのなら
神はおまえたちを追い出すぞ

はてもない暗夜の荒野へ
追い出すぞ

ああ
もう言い飽きた
おまえたちのために
どんなこともこらえてきたが
もうこらえぬ

自分のためだけに
あらゆるものを傷つけ
なやます馬鹿者どもよ
神はおまえたちを掃除する

一人残らず
この世から追い出す