月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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アルヤ・67

2021-09-30 05:12:44 | 詩集・瑠璃の籠

人のものを盗んで
自分と自分の人生を
改造するのをやめなさい

あなたはいやなことをして
それが返ってきてつらい思いをするのがいやで
自分の人生を好きなように変えている
何も悪いことが起きないように
いいことばかりがあるように
神がつくって下さった人生の脚本を
勝手に書き換えている

そんなことばかりしているから
あなたは何も勉強できないのだ
人間というものは勉強をしないと
何もいいことがわからない
わからないままプライドばかりが高くなって
魂が痛いほど歪んでくる
人の心がわからない
いやらしい人間になってくる

長い人類史の中を
あなたはそんなことばかりして生きてきた
人のものを盗み
自分ばかりいい思いをして生きてきた
つらい思いを勉強せず
自分のやらねばいけないことから
すべて逃げて生きてきた
愚か者よ
もうそろそろだめになる

人類の進化試験の時になって
何も勉強してこなかったあなたは
神の前に出ることさえできずに
人間の坂を転げ落ちるのだ

そんなことになっているというのに
あなたはまだ
改造した人生を生きている
盗んだもので豊かにした
馬鹿の人生を
平気で生きている




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ヴィンデミアトリックス・55

2021-09-29 05:07:58 | 詩集・瑠璃の籠

愛ではないものに
落ちてしまった魂よ
神はおまえたちを見捨てる

高い愛の悲しみを
振り向こうともせずに
自分だけをよいことにするために
あらゆるものを愚弄し
傷つけてきた魂よ
おまえたちはとうとう
愛の限界を超えた

この地球上の
すべての愛が
愛ではなくなった馬鹿者の魂を
愛することをやめる

もうそろそろ出ていけ
美しい地球の愛の姿を
見るのではない
触れるでない
おまえたちはもう
地球人ではないのだ

どのような深い闇に迷おうとも
いつか必ず光の中によみがえってくれると
人間を信じ愛してきた
すべての地球上の存在が
馬鹿者から離れてゆく
もう二度と愛することはない

この世界は
美しい神の世界
神は愛のみで
すべてのよきものを創った

虚無にしびれ
馬鹿者こそが偉いのだとうそぶき
神の愛の世界を
すべて否定したものは
もうこの世界にいられぬ

壊れてしまった自分のみを連れて
もう出ていくがよい
ゆくところはある
神が何も創造を行わなかった
永遠の黎明の世界で
おまえたちの好きな世界を
自分でつくってゆくがよい




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アルデバラン・51

2021-09-28 05:10:48 | 詩集・瑠璃の籠

孤独の亀裂を
腹の奥に隠して
おまえは嘘をかぶる

大空の光を浴びながら
いかにも良い人間ですという顔をして
世間に嘘を垂れ流す

愚か者よ
おまえには
支払わなければならない罪がある
それを記憶のかなたに押し隠して
嘘で作った自分を前に出し
それでどんな良いことをしても
何にもならないのだ

本当に良い自分になりたいのなら
過去の罪を揺りほどき
精一杯償いをして
そこからすべてをやり直すのだ

嘘は全部脱ぎ捨て
盗んだものはすべて神に返し
真正直な自分となって
勉強をやり直すのだ

過去の罪を小手先でごまかしたまま
きれいな人間になることなどできないのだ
どんなに上手に化けても
瞳の奥で矛盾の炎が揺れている
いい加減にもう気づけ

おまえが
外面と内面の矛盾に苦しむのは
本当の自分から逃げ
すべてに
嘘をつき続けているからだと




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ゲンマ・71

2021-09-27 05:19:21 | 詩集・瑠璃の籠

女というものは本来
神の器である

主体たる自分を抑え
神を心に招き
神を表現してゆくものだ

女が時に
神のように美しくなるのは
そのためなのである

自分を神にささげ
神の心の通りに生きるとき
女は最も美しくなる

その美を
まだ愛の勉強ができていない馬鹿者が
わがままで欲しがり
盗んで身につけるのは
神に対する大きな裏切りなのだ

美しくなれば
男がみんな言うことを聞くと思って
人から盗んだ美をまとい
競うように自分をきれいにしている
そういう女はあまりにも醜い

女の本義をないがしろにし
神を侮辱し
汚い己のエゴのために
盗んだ神の美を利用している

そのような馬鹿女を
神は排斥なさる
この美しい神の世界からつまみ出し
裏切り者の行く荒野へと追いやる

神は
心の醜い偽物の美女を
すべて滅ぼす

神に見捨てられたくなくば
盗んだ美を神に返し
本当の自分に戻って
すべてをやり直していくと
誓うがよい




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サビク・56

2021-09-26 05:14:20 | 詩集・瑠璃の籠

きれいになりたいと
本当に思うのなら
もう罪の影から逃げてはなりません

あなたは
忘れたい過去を闇に溶かして
嘘で作った自分をまとい
それを自分にしたがるが
それが間違っているということに
何も気づいていないわけではありません

人前で繕う微笑みの陰で
常に本当の自分がうずいている
それは嘘だろうと
本当の自分はそんなものではないだろうと
ささやく声がする

あなたは耳をふさぎ
それから永遠に逃げ去ろうともがくが
そうすればするほど
自分は自分に張り付いてくる
逃げようとしている限り
その苦しみは続くのです

もう帰りなさい
もう認めなさい
すべての苦しみの種は
自分から逃げている自分にあるのだと

過去の苦しい罪に目を向け
それを償ってゆくべく
正直に働いていくのです
自分の不幸を薄めるために
欲しがった幻の幸福の数々など
みんな捨てておしまいなさい

神の前で
正直な自分を働く自分であることほど
幸福なことはないのです




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テッラ・19

2021-09-25 05:04:37 | 詩集・瑠璃の籠

地球の自然界は
嘘の人間を拒否する
地球の未来のために
拒否する

わたしたちは今まで
人間を愛してきた
どんなに人間が嘘に迷おうとも
いつか必ず真実に帰ってきてくれるものと
信じてきた
だがその愛と忍耐も
限界を見た

これ以上人間の迷いを許していたら
地球世界が危ないのだ
ゆえに地球はもう
馬鹿な人間を愛することを
やめる

もう出ていけ
もう出ていけ
自己存在の真実を馬鹿にし
嘘とまやかしで飾った自分を
平気で衒うものは
出ていけ

あなたたちはもう
地球人類ではないのだ
すべての地球の愛を
失ったのだ

いやらしいことばかりして
地球世界を汚し続け
反省もせず
永遠に地球をむさぼっていこうとするものは
みんな出ていけ




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スピカ・60

2021-09-24 05:08:13 | 詩集・瑠璃の籠

忘れたい記憶の中に
あなたの苦い罪がある

あなたは嘘で作った仮面をかぶり
表向きとても良い人のふりをしているが
陰で誰かへの嫉妬を
ぐつぐつと煮込んでいる

不満があるのだ
何もかも自分の思い通りにならない
この世界に不満があるのだ
だから自分よりいいと感じる人に
常に嫉妬している

その自分に
時折嘔吐をもよおすほどに
嫌気がさすのだ
つらい つらい
生きることが
つらい

そんなあなたを救える
魔法の鍵は
あなたの忘れたい記憶の中にある
仮面を捨て
真正直な自分に戻り
すべてを償っていくと誓うとき
あなたは救われるのだ

すべての苦しみは
忘れたい過去を置き去りにして
嘘で覆った自分を生きている
その自分の馬鹿さ加減にあるのだ

もうやめなさい
もう気づきなさい
すべての間違いは
自分を嘘にしてしまった
自分にあるのだと




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アルヤ・66

2021-09-23 05:42:41 | 詩集・瑠璃の籠

自分から逃げてはなりません

たとえそれが
どんなに愚かなことをしたものでも
決して自分を見捨ててはなりません

自分というものの中には
神が込めて下さった
不思議な力があるのです
それさえあれば
何もかもをやっていける
すばらしいものがあるのです

ゆえに
自分を捨てることは
自分の救いをも捨てることです
何もかもをやっていける自分の可能性を
自分でつぶすことなのです
それはあまりにも愚かなことだ

自分というものを嫌がり
嘘で作った自分をかぶり
それを生きていればいるほど
魂は暗がりに迷っていく
苦しい矛盾に引き裂かれ
自分ではないというだけで人を憎み
あほうなことばかりして
どんどん自分を傷つけてゆく

もうそろそろやめなさい
気づきなさい
すべては
自分が自分から逃げようとしていることから
起こる苦しみなのだと

嘘とごまかしの自分を捨て
もう本当の自分に帰ってきなさい
そこにこそ本当の救いがある
何もかもをやっていける
不思議な神の宝があるのです



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ヴィンデミアトリックス・54

2021-09-22 05:22:52 | 詩集・瑠璃の籠

もう遅い
今更悔い改めても
神は振り向いて下さらない

おまえは
二度とない人生を
嘘で満たして
すべて棒に振った

自分の幸せのためなら
誰を犠牲にしてもかまわないと
自分のことだけを考えて
神が下さった人生を
糞で満たした

愚か者め
おまえのように
腐った人間がいるから
この世は苦しみに満たされる
ゆえに神は
ここまできてもまだ愛に目覚めぬ馬鹿者を
すべて見捨てることになさったのだ

おまえの世界から
神がいなくなる
すべてを支えてくださっていた
神の愛が煙のように消える

そんなことになっても
おまえはいまだに嘘を放すことができぬ
上手に本物を真似しながら
これが本当であればよいのにと
馬鹿らしい幻に取りすがる
だが神はもう二度と
お許しにはならない

嘘ばかりついた
嫌なことばかりした
神が創ってくださった自分を
最後まで信じなかった

馬鹿者は
もう出てゆくがよい
神の愛が何もない砂の荒野へと
出てゆくがよい
それがおまえの選んだ未来なのだ




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ダリム・11

2021-09-21 05:24:21 | 詩集・瑠璃の籠

憎まなくてよい
自分のしたことを恥じて
人はすべてをやり直すだろうから

おのれ自身に目覚めるとき
人は魂が晴れ渡り
すべての真実がわかるようになる

あなたが陰で流した涙にも
気づくようになる

そして人は
すべての償いのために
すべての幸福のために
自分を投げて働き始めるのだ

憎まなくてよい
愛は必ずあなたに届く
そして傷ついた魂を癒してくれる

美しい友情を結びなさい
すべてを愛の中に溶かし
かつて敵だったものと
友情を結びなさい

そうすれば
世界中に愛が吹きわたり
すばらしい天国が
出現することだろう




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