愛を
思い通りにしようとしてはいけません
愛は自由にしてあげなさい
小夜啼き鳥のように
そうすればいつでも
愛はあなたの元に来て
美しい声で歌ってくれるでしょう
好きだということが嫌で
思い通りにされるような気がして
いらだちに煮込まれるまま
愛を馬鹿にしてしまうのは
あなたがまだ子供で
愛するということが
まるでわかっていないからです
分からないままに
愛を思い通りにしようとして
愛を壊してしまい
いつでも悲しいことになる
愛を失い
寂しくなんかないと言いながら
永遠に
重い寂しさを着こんでいく
どこまでいくのですか
愛を失えば失うほど
あなたの影に
重い鎖がまきついていくのを
まだ気づけないのか
愛は信じてあげなさい
決して裏切りはしないものだと
時にそのために自分が傷ついても
許してあげられるほどの
強さを持ちなさい
そうすれば愛は
永遠に
あなたのもとを
はなれはしないでしょう