2015年3月30日 チームニシムラプロジェクト2014年度最終回レポート

2015年03月30日 | 風の旅人日乗
昨日の、
チームニシムラプロジェクト
特別プログラム。


《私たちのプロジェクトは、
銀座5丁目に展示されている
この写真のプールでも開催中》



《こどもたちだけで、艤装開始》



《セールも自分でセットする》



《シャックルと格闘中》



《未就学児は大人に手伝ってもらって》



《出艇前の、復習》




褒めて、伸ばす。
はい、大賛成です。

楽しみながら技術を身につける。
はい、大賛成です。

しかし、それだけでは、
大きな喜びや感動には
出会えないという事実を、

すべての大人ではないものの、
何人かの大人は知っている。

辛いことに耐えて初めて
その向こうに見えて来る
喜びや感動があることを、

すべての大人ではないものの、
何人かの大人は知っている。

小さな壁を
一つ一つ乗り越えていって初めて、
見えなかった未来が見えてくる。

セーリングに限ったことではなく、
これからの人生の
いろんなところにあるそのことを、
こどもたちに今のうちに伝えたい。

その方法を長く模索している中、

昨日は、
次世代セーラーたちに
敢えて試練を与えてみることにした。

強い風が吹き込むコンディションで敢えて、
一人だけで乗り
舵を持ち、メインシートを持って
ヨットを走らせる。



不安定な強い風が入ると
突然猛スピードで走り始める艇の
ティラーさばきやセールさばきを誤ると
ぶつかったり転覆する。

どんなときでも心を落ち着かせて、
教わった通りに冷静に
艇をコントロールできるかどうか。



こどもたちにとっても
それを指導する大人たちにとっても
肝を据えなければならない午前中になった。

未就学児童には、
怖い思いを抑え、
集中力を途絶えさせないサポートも
必要だと考えている。




こどもも、大人も、
よく頑張りましたね。



午前中だけで
心身ともに疲れたこどもたちのために、
楽しいお弁当の時間の後の、
さらに風が吹きつのった午後の時間は、
マストとセールを外して
リラックスモードだけど
真剣勝負のパドリングレース。

こどもたちにとっては、
至近距離に艇がいっぱいいる中で
思い通りに艇を運転する
舵さばきの練習。

エンジン役になる
大人たちにとっては、
健康促進になるか、
あるいは、
夕方のビール快飲準備になるか、
微妙な肉体労働。

《レース前の、
スキッパーズミーティング》


《第1レース、スタート!》


《大混戦》



《第2レース、スタート》







《こどもたちの要望で、
ステアとパドリングを交代》





全部で何レースやったか
分からなくなった楽しいゲームのあと、

この1年足らずの間に、
セーリングを、ほんの、ホンワカとだけど
理解し始めたこどもたちと、
一緒に頑張ってくれたお父さん2人に
セーリングをやめようと思っても
やめられないようなプレゼントを手渡す。




未来のトップセーラーさんたち、
お疲れさまでした。

本当によく、頑張ったね。






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