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心のたねを言の葉として

ⅭⅩⅩⅩⅣ「人妻の悶え ザ・不倫」1981を見る聴く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/3/18

2024-03-18 05:41:51 | 映画

ⅭⅩⅩⅩⅣ「人妻の悶え ザ・不倫」1981を見る聴く、     『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2024/3/18

 

  駅前のベンチ、座り、泣き続ける女、冬の夜の雑踏の中、娘の顔の前に差し出されるハンカチ、大丈夫ですと娘、不審に思って誘うが、断りの娘、が、サラリーマンの後ろを追って、ともに歩きだす、そして、ホテルの中、抱き合う二人、当てもなく、ホテルに来てしまった、娘は起きだして着替えて、帰りの時間,泊まれはしない、男は今一度会ってほしいと、今度の日曜、昼の二時、主人公は部屋に、若い妻、日常に戻った、いや、どこまでも娘のことが気になって、妻と抱き合って居ても、かくて、日曜、また当てなく、歩き、ホテルに、落ち葉の中歩いて、抱き合って、また先に起きだして、帰り支度、やはり、泊まれはしない、これが最後、しかし、男は、何とか今一度、拒めず、約束する娘、男は独り者と、女は夫が有ると、だが、本当のところは、互いに、判りはしない、かくて、また、日曜、だが、娘は現れないままに、溜らない男、帰りがけに何時もあの始まりの座っていた駅前のベンチが気になって、噴水の横のベンチ、二度と現れない娘、部屋に戻って、耐えられずに、妻を強引に、抱く男、どこまでも、満たされない、男、怒り、悲しみ、そして、酔って、何時も飲むバーの娘とともに、ホテルに、バーの娘は男に惹かれて、まんざらでもないが、男は飲んで飲んで、酔い潰れるままに、ホテルの中、こうした、満たされない毎日の繰り返し、が、しばらくして、またあのベンチに娘が座っている、立ち止まる男、見上げる娘、泣いていないわと、なんで約束の日にこなかったのか、娘には悩みが、夫との関係か、果たして、男は、遠出に誘う、泊りがけで出かけたい、今日のところは泊まれすに、かくて、車を走らせる、待ち合わせの場所で乗りこむ娘、山間の水辺の橋の手前で止めて、車から降り立って歩きだす二人、橋から水面を覗き見る、二人、死、心中、見つめ合う二人、橋を渡り歩き行く二人、二人の新たなる始まり、いや、終わり、男は妻の有ることを語り、娘は今だ学生と、娘は男と妻の二人の買い物姿を見たのだと、街中に、仲の良い二人の夫婦姿、それでも、男は強引に、求めることは出来なかったか、そのままに、家に戻らずに、二人で、どこまでも、何故、駄目男の遊びに終わらせてしまった、、飛べない男、いや、娘も、飛べないままに、別れ、名前も知らないままに、何時もの日曜、妻との語らい、新聞を読む男、久しぶりに出かけようかと男、新聞記事に心中の記事、大学教師と女性の心中、まさか、そこに電話が、警察から、ニュースを賑わしている、心中の娘の荷物の中から、貴方の名刺が見つかったと、戯れに語った男の言葉が書かれた名刺、茫然として、受話器を降ろし、受話器の先では、警察の者が、執拗に問い掛けるままに、なんで、俺ではいけなかったのだ、何で、私たち二人ではいけなかったのだ、残されて、何を思いこむ、初めから、そこまでの覚悟など無かったのだろうに、所詮戯れもの、お調子者でしかないのだよ、死ねなかったのに、終わってしまっていないか、妻だって、察していないか、さあ妻と二人、どこに、いや、一人、駅前のベンチで泣きますか、

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