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旅の友・ポップス編 (169) 『リーザの恋人』

2017-07-26 16:33:38 | 旅の友・ポップス編

『リーザの恋人』 モーリス・ルクレール楽団
”Un Amore e un Addio” Maurice Leclerc Orchestra 【YOUTUBEより】


1964年制作のジェルマン・ロンテ監督による同名のイタリア映画の主題歌です。
映画は、風光明媚なマラガを背景に人生に敗れた男と失恋の痛手に苦しむ女のラヴロマンス作品で、
日本ではモーリス・ルクレール楽団で大ヒットしました。

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旅の友・ポップス編 (168) 『黒い傷あとのブルース』

2017-07-25 16:05:54 | 旅の友・ポップス編

『黒い傷あとのブルース』の聞き比べです。

『黒い傷あとのブルース』 アンリ・ド・パリ楽団
”Broken Promises” Henri De Paris Orchestra 【YOUTUBEより】


『黒い傷あとのブルース』 ファウスト・パペッティ楽団
”Broken Promises” Fausto Papetti 【YOUTUBEより】


『黒い傷あとのブルース』 シル・オースチンのテナー・サックス
”Broken Promises” Sil Austin 【YOUTUBEより】


アメリカでも無名の作曲家ジョン・シャハテルが作曲した日本人好みの哀愁をおびたブルースです。
アメリカでは全く見向きもされなかったこの曲が1961年に謎の楽団といわれたアンリ・ド・パリ楽団で発売されました。
すぐにS盤アワーで火がつき日本で大ヒットしたことにより逆にアメリカやヨーロッパにも知られるようになりました。

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旅の友・ポップス編 (167) 『そよ風と私(アンダルシア)』

2017-07-24 16:11:39 | 旅の友・ポップス編

『そよ風と私』 ペペ・ハラミジョとラテン・アメリカン・リズム
”The Breeze and I” Pepe Jaramillo & His Latin American Rhythm 【YOUTUBEより】


『そよ風と私』 カテリーナ・ヴァレンテ
”The Breeze and I” Caterina Valente 【YOUTUBEより】


メキシコのエルネスト・レクォーナがスペイン南部のアンダルシア地方の情景を意識して1928年に作曲した
『アンダルシア組曲』の第二曲目です。
この曲は当初『アンダルシア』というタイトルで通っていましたが、その後、アル・スティルマンが英詩を付け
”The Breeze and I ” となったために日本でも『そよ風と私』というタイトルになりました。

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旅の友・ポップス編 (166) 『男と女』

2017-07-23 15:22:36 | 旅の友・ポップス編

『男と女』 サウンド・トラック(フランシス・レイ楽団)
”Un Homme Et Une Femme” Sound-track ( Francis Lai ) 【YOUTUBEより】


1966年制作のクロード・ルルーシュ監督による同名のフランス映画の主題歌で、ボサノヴァ調の主題歌は
フランシス・レイの作曲によるものです。
サントラ盤における、「ダバダバダ…」という一度聴いたら忘れられないスキャットはピエール・バルウと
ニコール・クロワジールが唄っています。

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この映画がつくられた時代背景として、ルイ・マル、トリュフォ、ゴダールたちが築き上げたいわゆるカイエ派の
ヌーヴェル・ヴァーグが頂点を迎え、左岸派もジャック・ドミ、アニュエス・ヴァルダ、アラン・レネなどが意欲作を
発表していたものの、ヌーヴェル・ヴァーグ自体が少し陰りを見せ始めたころでした。
そこに現れたのがヌーヴェル・ヴァーグと一線を画す新進のクロード・ルルーシュでした。
共に子連れで配偶者を失い、過去から逃れられない男女が過去と惜別して新しい一歩を踏み出すという物語を
詩情豊かな映像美と音楽を巧みに融合させた華麗な語り口によって映画の新分野を切り開いています。
当初は資金不足のためモノクロ撮影で企画されていたのですが、色彩を捨てきれずにモノクロとカラーの併用で
撮影されることになったようです。
昼と夜、室内と屋外、過去と現在など場面によって基調が切替えられ、鮮やかな色彩で華麗にそしてセピアでは
しっとりと情感を訴えるという独特の手法が逆に映像美を際立たせることになって見事な作品に仕上がっています。


旅の友・ポップス編 (165) 『二十歳の恋』

2017-07-22 13:48:49 | 旅の友・ポップス編

『二十歳の恋』 フィルム・シンフォニック楽団
”L'amour à 20 ans” Film Symphonic Orchestra 【YOUTUBEより】

フィルム・シンフォニック楽団で貼り付けたかったのですが残念ながら動画がありません。
動画が見つかれば貼り直すこととして、サントラ盤のイヴォン・サミュエル(フランス編)を貼ることにします。

『二十歳の恋』 サウンド・トラック
”L'amour à 20 ans” Yvon Samuel 【YOUTUBEより】


フランソワ・トリュフォの起案による世界の五都市における二十歳の恋をオムニバス形式で綴った同名の映画の
主題歌で、それぞれの国の言葉で唄うイヴォン・サミュエルの歌が各映画の間々に挿入されていました。
映画としてはパリ編(トリュフォ監督)とワルシャワ編(アンジェイ・ワイダ監督)が見どころでした。

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追記
↓はフィルム・シンフォニック・オーケストラの『二十歳の恋』 YOUTUBEより
(動画開始から1分20秒後に演奏がスタートします)