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映画音楽史(252) 『リーザの恋人』 1965年公開

2014-10-07 00:11:39 | 映画音楽



『リーザの恋人』 Un Amore e un Addio (伊) 1964年制作
監督 ジェルマン・ロンテ
音楽 ルイス・エンリケ・バカロワ
主演 ポール … モーリス・ロネ
    リーザ … クラウディア・モーリ
    コレット … マルーハ・アスケリーノ
    マックス … アメディオ・ナザーリ
主題歌 『リーザの恋人』 ( Un Amore e un Addio ) 演奏・サウンド・トラック

風光明媚な観光地マラガを背景に、人生に敗れた男と失恋の痛手に苦しむ女のラヴロマンス作品。
アメリカの新鋭作家であったポールは小説が書けなくなり酒に溺れしまって今では年上の女コレットの世話になっている。
そんなポールはある日失恋の痛手を被ったリーザに出会い、いつしか愛し合うようになる。しかし、リーザの父親が開いた
パーティーの席で、リーザはポールがコレットに囲われているのを知って絶望して自殺を図る。一命をとりとめたリーザに
ポールは生まれ変わったつもりで小説を書いて人生をやり直すと誓うが、リーザは迷いながらもそれを拒む。コレットにも
捨てられたポールは再び酒に溺れ始めるがそこにポールへの愛に目覚めたリーザが現れる。

ロマンチックなメロディーの主題歌『リーザの恋人』はスペインの音楽家ルイス・エンリケ・バカロワの作曲によるものです。
この主題歌のサウンド・トラックが日本でリリースされたのかどうかは記憶にありませんが、日本のヒットパレードでは
モーリス・ルクレール楽団の演奏でベストテン上位に名を連ねていました。他にもスクリーンランド・シンフォニー・オーケストラ
やカルロ・パスカレーラ楽団などのレコードもリリースされているようです。

↓はモーリス・ルクレール楽団の『リーザの恋人』 YOUTUBEより




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