港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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落穂ひろい 『ラ・ボエーム』 シャルル・アズナヴール

2016-02-09 08:41:19 | 続・60年代ポップス変遷史

”La bohème” Charles Aznavour



ラ・ボエームを直訳すれば Boheme はジブシー民族として有名なボヘミアン(ボヘミア人)ですが、19世紀のパリに
住む芸術家たちが、ジプシーみたいに自由に暮らす我が身を「ボヘミアン」と称していたことに由来しています。
この曲は、19世紀のパリを舞台に、貧しいながらも自由を謳歌する自称ボヘミアンの若き貧乏画家が、昔の恋の
思い出にふけるというアズナヴールの代表作です。
ジャック・プラントが作詞、作曲はシャルル・アズナヴール自身によるもので、1965年に上演された二幕構成の
オペレッタ『ムッシュ・カルヴァナル』のために書き上げられた一曲です。
なお、パリのシャトレ座で公演された舞台ではジョルジュ・ゲッタリーか唄っていました。

Je vous parle d'un temps
Que les moins de vingt ans
Ne peuvent pas connaître
Montmartre en ce temps-là
Accrochait ses lilas
Jusque sous nos fenêtres
Et si l'humble garni
Qui nous servait de nid
Ne payait pas de mine
C'est là qu'on s'est connu
Moi qui criait famine
Et toi qui posais nue
La bohème, la bohème
Ça voulait dire on est heureux
La bohème, la bohème
Nous ne mangions qu'un jour sur deux

↓はシャルル・アズナヴールの『ラ・ボエーム』 YOUTUBEより


1960年代の日本のチャートには掠りもしませんでしたが、心に沁み渡る名曲です。



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